アウディ・A4カブリオレ

今日はアウディA4カブリオレの話しだけ。

 

先日塗ったヘッドライトのコーティングがようやく固りました。

うむ、バッチリ固まったので、洗っても全く問題なさそうです。

巻き込んだホコリもそのまま固まっている。

コーティングが層がちゃんと存在している証拠です。

 

というわけで、納車後初の洗車。

が、しかし、普通にカーシャンプーで洗っても今一つぱっとしません。

ボディ表面がザラザラで、コーティングのノリもいまいち。

 

こりゃきっと鉄粉だな、ということで鉄粉取り粘土でゴシゴシ。

特に平面になっているボンネットとトランクは鉄粉の付着がひどく、

粘土を20回くらい折り返してやっと綺麗になりました。

側面は2回くらいやればだいたい綺麗になります。

やはり空から降ってくるものですので、上面にたくさん付着するのですね。

 

粘土で鉄粉を取ったあとは細かい擦り傷がたくさん入るので、

コンパウンド入りのカーシャンプーでゴシゴシ。

 

そして最後に「スマートミスト」をシュッ吹いて拭き上げれば洗車完了。

スマートミストは濡れたボディに吹いて拭き取るだけでガラスコーティングが出来るという、

店長の大好きな「サッとひと拭き簡単キレイ」の代表格たるアイテムです。

初めて使ったときはなんかいまいちだなぁと思っていたのですが、

鉄粉取り粘土できちんと下処理をしてから使うようにしたら、劇的に良くなりました。

やはり下ごしらえは大事ですね。

 

しかし、液体を吹き付けてガラス質の皮膜が出来るという理屈がどうも納得できません。

ドロドロに溶けたガラスをボディにぶちまけて・・・というなら分かりますが・・・

きっとりんご飴みたいに美しく光り輝くことでしょう。

現場は大惨事になりそうですが。

 

というわけで、出来上がり!

これですよ、これこれ。

アウディが一番質実剛健なデザインだった頃の硬派な雰囲気。

各所を磨いたことで、当時の魅力がよみがえりました。

個人的に、以前乗っていたプジョー・406クーペ以来の振り返ってニンマリ出来る車です。

あれも本当に素晴らしいデザインでした。

 

見てください、この鏡のようなボディを。

駐車禁止の標識が色鮮やかに写り込んでいます。

まぁ、近くで見るといろいろ粗がありますが。

全体の雰囲気で勝負です。

 

いつの間にらタイヤも新品になっています。

あまり予算はかけられないが一応国産にこだわりたい!

ということで、TOYOタイヤのコンフォートタイヤ、プロクセス C1Sをチョイス。

国産ブランドの海外生産品ではなく、れっきとした「MADE IN JAPAN」です。

ちょうど新モデルが出たところだったので安く買えました。

静かで柔らかい乗り味のいいタイヤですが、

なんせオープンと言うことで車体剛性が低い上にやや固めのサスペンション、

さらに235/45R17というやや扁平気味のサイズなので、どうしても走りはややバタつきますね。

 

店長のわがままで買ったものの、乗るのは主に嫁さん。

子供たちの送り迎えで一日50km走ります。

燃費はまぁだいたい予想通りの7~8km/L程度。

1740kgという重量級ボディを考えればボチボチといったところでしょうか。

 

この重いボディのフロントオーバーハングにV6エンジンを縦に積み、

それをCVTで駆動するわけですから、はっきり言って走りはちっとも楽しくありません。

前軸重量は驚きの1トン超え。

プント一台分を前輪で支えているのです。

前後重量配分なんてクソくらえ。

BMWに知られたら小一時間説教されそうです。

 

しかし、一見アンバランスなこの前後重量配分、

クワトロ(4WD)のモデルを選択することで俄然真価を発揮してまいります。

そう、クワトロあってのアウディ、上級グレードはみんなクワトロなのです。

FFモデルはいわばオマケ、安くするためにプロペラシャフト以降をちょん切った感じ。

このあたりはスバルも同じような設計思想ですね。

 

ただ、日本仕様のA4カブリオレはモノグレードで、V6 2.4 CVTのFF仕様のみ。

本国では鼻先の軽い直4やV6 3.0のクワトロ、MT仕様などもありますが、

日本市場では走行性能は二の次とし、

豪華オプションフル装備のラグジュアリーカーとして販売されたわけです。

 

というわけで、あまりカリカリせず、まったりと優雅に流して参りたいと思います。

 

それでは、また。