エリーゼのために

こんばんは。

今回はエリーゼ乗りの方のための情報発信が主体です。

興味のない方は適当に読み飛ばしてくださいませ。

 

まずですね、このたび、タイヤ交換をいたしました。

交換前のタイヤは、前オーナーさんが車検用に付けていた間に合わせのアジアンタイヤ。

前オーナーさんは普段は別のホイール&タイヤを使用しておりましたので、

この純正ホイールには車検用の最低限のタイヤが付いていたわけです。

 

さて、まずは前輪。

エリーゼの前輪は、175/55R16という、

一般的にはまず流通していない、実質エリーゼ専用サイズのタイヤとなっております。

このサイズは、謎のアジアンタイヤはさておき、

まともなスポーツタイヤとしては、ヨコハマのADVAN NEOVA AD07以外選択肢がありません。

 

ここを見てください。

LTS2の表記。

このLTSはLOTUSの意味。

つまり、ロータス専用にヨコハマタイヤが開発した、正真正銘の専用タイヤなのです。

ちなみに以前は単純にLTSだけでしたので、LTS2へと進化している模様です。

 

175/55というサイズはピュアスポーツカーとしてはかなり細いほうですが、

ロータスがわざわざこの中途半端なサイズを特注してまで純正指定したわけですから、

まずはこのタイヤでロータスが目指したハンドリングとやらを見せてもらおうかと思います。

 

 

続きまして後輪。

 

後輪は225/45R17という、ごく一般的に流通しているサイズです。

後輪についてもロータス純正指定のNEOVA AD07 LTSがあるにはあるのですが、

前輪と同じく専用タイヤのため非常に割高です。

どのくらいかというと1本で1万円以上高いです。

 

というわけで、後輪はNEOVA AD07の後継、AD08Rをチョイスしました。

こちらはロータス純正指定ではなく汎用品となりますが、

より新しい世代のタイヤとなっておりますので、グリップはより強化されている、はず。

ま、いずれにしても私はエリーゼの後輪を滑らすほど飛ばすことはまずありませんので、

ハンドリングにあまり影響しない後輪については安いほうで済ませました。

 

で、インプレッションですが、

公道最強レベルのスポーツタイヤなのに、メチャクチャ乗り心地がいいです!

エンジンが少々やかましいせいもあるかと思いますが、ノイズも全く気になりません。

元が安価なアジアンタイヤでしたので、より輝いて見えるのかもしれませんが。

 

グリップは・・・滑らすほど飛ばさないのでよく分かりません。

が、175というサイズのせいかハンドリングは非常に軽快で、

ほう、これがロータスの目指したハンドリングか!と納得できます。

サーキットに行かれるような方は前輪を205などに変更する場合が多いようですが、

街乗りだけでしたら175のほうが楽しめるのではないかと思います。

 

続いてマフラー。

最初は純正マフラーでいいかなと思っていたのですが、

純正はスポーティのスの字もない、あまりに静かなマフラーだったので、

以前お客さんのS2000に付いていて印象の良かったSACLAMに変更しました。

音質はガラガラと乾いた音と低音が混じった、ややバイクに近いような感じです。

 

面白いのは、マフラーを換えてから、

何故かアクセルオフでアフターファイアのような音が出るようになりました。

高回転まで回してからシフトチェンジすると、ポンッ!っと破裂音がします。

 

また、ギアを入れたままアクセルオフで転がっているときも、ポコッ…ポコポコッ…と音がします。

これが本当に火が出ているアフターファイアなのか、

それとも似たような音がしているだけなのかよくわかりませんが、

いかにもスポーツカーらしい音が出るようになりました。

 

ただ、住宅街では少々うるさいような気がしますので、

そろーりそろーり、静かに走るようにしています。

回さなければそこまで煩くはない、はず。

一応車検も通るレベルですので。

 

 

続きまして、箱の話。

ある日、軽バンの荷台いっぱいに乗っかった、この3個の箱が届きました。

これだけで荷台を完全占拠。

実質チャーター便状態です。

 

中身は・・・

毎度おなじみ、NCロードスター用レインレール。

 

平面的なサイズもデカすぎるし・・・

 

厚みに至っては3倍はあろうかというレベル。

商品保護のため?かと思いきや、特に緩衝材もなく、そのままポイッと突っ込んであるだけです。

おかげで箱の中でガッタガタです。

 

ネット注文でまとめ買いしたんですけどね、送料は無料なのですよ。

なのに、配達のおじさんがこれだけを荷台に積んで持ってきてくれたのが申し訳なくて・・・

おじさんはちゃんと適切な運賃をもらっているのだろうか?

個数・サイズにかかわらず、一山の荷物をあてがわれて、

はい、これ全部今日中に届けといてね!って感じの契約なのでしょうか?

もしそうであるならば、この空き箱のように軽い荷物を、

まとめて1か所に届けるってのは楽でいいかもしれませんが。

 

一方こちらはS2000の純正幌。

サイズ的な無駄もなく、また商品保護の観点から見ても完璧な梱包で、実に素晴らしい。

 

箱の中でずれないように、端部はご丁寧に紐で縛って固定してあります。

マツダも見習わないと!と言いたいところですが、

こちらのS2000純正幌を作っているのはマツダと関係の深い東洋シートです。

というわけで、梱包をどうするかは各部品サプライヤーの判断次第なのでしょう。

なにかと厳しい状況に置かれている昨今の運送業界ですから、

なるべく無駄のない梱包サイズにしてくれるといいなと思います。

 

Amazonなんかは、一時期の無駄にデカい梱包がだいぶ減ってきた気がします。

センサーが勝手にサイズを測って、最適な箱サイズを人間に指示するらしいですね。

端末に全部指示がでて、A列の棚のB段にある商品を持ってきてCサイズの箱に入れろ、という感じで。

この仕事は広ーーーーーい倉庫を1日中歩き回るなかなかタフな仕事らしいですが、

お給料はかなりいいそうですよ。

しかし、効率重視のAmazonのことですから、じきにロボットに置き換わるでしょう。

判断自体はもうすでにAIに置き換わっておりますので。

 

果たして近い将来、どれだけの仕事がロボット・AI に置き換わるのか。

幌交換は・・・・さすがにまさかロボットが幌を張るとは思えませんが。

技術的に可能だったとしても、幌張りロボットなんて複雑なもの作っても割に合わないでしょうし。

というわけで、私が引退するまでなんとか仕事があればいいんですけどね。

他のことも色々考えないといけない時が来るでしょう。

 

それでは、また。