★店長日記★

336

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

昨年中は大変多くのご依頼を頂き本当にありがとうございました。

今年も頑張って取付けしてまいりたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、という訳で今年の仕事始めはロードスターから。

 

NBロードスターにワンピースのダークブルー。

美人の奥さんと一緒に行きます!とのことで楽しみにしていたのですが、

残念ながら都合がつかず今回はお会いできませんでした。

またの機会をお待ちしております!

 

こちらはNCロードスター。

純正のビニル黒からStayfastの黒に張り替えました。

あとで伺ったのですが、今回の幌交換は奥様からのクリスマスプレゼントだったんですって!

なんと素敵な夫婦愛、心がほっこり暖まるエピソード。

今時、オープンカーを持たせてくれて、

幌交換までプレゼントしてくれる奥様なんてそうそういませんよ。

たぶん100人に一人もいないはず。

そのくらい希少種なのですよ、車趣味に理解を示す奥様は。

そんな素敵な奥様を是非末永くを大切になさってくださいませ。

 

こちらはZ33にStayfastの黒。

ちょっと、ぼちぼちリアのモーターが怪しいかなぁ・・・という感じでした。

動かなくなったときはまたご相談ください。

 

一方、こちらはリアが全く動かなくなってしまったZ33。

動かないのを無理矢理格納したとのことで結構ダメージをくらっておりますので、

そちらを修復しながら原因を探っていきます。

ちなみに写真はリアを駆動しているモーターです。

 

まず、幌の位置を検出するマイクロスイッチが変形していたので・・・

 

ペンチで曲げて修正しました。

ただ、これは動かないメインの原因ではありません。

 

モーター単体で動くかどうか試しましたが、うんともすんとも言いません。

 

通電をチェック。

コネクタまではちゃんと電気が来ているようです。

ということは原因はモーター以降。

 

外部電源で12Vの電流を直接与えてみても、やっぱり動きません。

 

モーターを分解。

中には黒い粉がびっしり付着していました。

 

大量の粉の原因はこのカーボンブラシ。

元の長さの半分くらいまで磨り減ってしまい、整流子にまったく届いておりませんでした。

というわけで、部品を替えない限りどうにもならないので、

今回はとりあえず手動で動くように改造して納車させていただきました。

そうしないと開けることも閉めることも出来ないので。

 

日帰り交換だと部品交換が必要だったときに対応できませんから、

ダメージが大きそうな場合は事前にご相談いただいたほうがいいかもしれません。

 

骨も変形が激しいです。

 

とりあえず動作に支障が無い程度には戻しましたが、それでもかなり曲がっています。

このくらい問題が多いと経験がない人では何がなんだかさっぱり分からず、

手の施しようが無いのではないかと思います。

 

 

さて、一方こちらは・・・・

店長大好き、アウディ・A4カブリオレ。

色合わせでご来店・・・

 

いや、待て、持ち主がどこにもいない!

 

誰だ、ここに置いたのは!

いったいこのA4は誰のなんだ!!?

 

 

 

正解は・・・・

店長のでした!!!!!!!!!!!!

ついに念願かなってA4カブリオレゲットォォォォォーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!

めちゃくちゃ嬉しい!

たぶんフェラーリ買うより嬉しい!

こんなにウキウキ気分なのは久しぶりです。

 

大人になったら、もう少年時代のようなワクワク感は二度と味わえないんだ、

大人になるってきっとそういうことなんだ、

そう思っていたのに・・・・なのに・・・

 

めちゃくちゃ嬉しい!

 

朝が来るのがとっても楽しみ!

洗車したい、磨きたい、隙間のカスをほじくりまくりたい!

 

病は気から、車は目から、ということで、

早速やや黄ばみ気味のヘッドライトを研磨研磨研磨~♪

 

死んだ魚みたいな目になりました。

続きはまた明日、明るくなってから。

なおここまではサンドペーパーの1000番、1500番、2000番ときております。

明日はコンパウンドの荒・中・細と切り替え、最後はヘッドライト用の研磨剤で仕上げ、

そして専用ケミカルでコーティング、と持って行きたいと思います。

2000番からコンパウンドはちょっと飛ばし過ぎかな?

まぁやりながら考えましょう。

 

それまですまんが曇りだらけの眼で待っていてくれたまへ。

 

で、翌朝・・・・

家族が寝てるうちからせっせとヘッドライト磨きの続きを・・・・

そして午前9時過ぎには完成!

どやっ!

めっちゃくちゃ綺麗になりました。

 

 

ちなみに一番最初はこんなでした。

これを販売者の方が一度大まかに磨いてくれて、

その後私がさらに仕上げ磨きをした、という状況です。

白っちゃけていた樹脂部分もオートグリム・バンパーケアで磨いて黒々とさせました。

 

 

ご覧のとおり、遠目に見れば新品か!?と思えるレベル。

近付いてはなりません!決して近付いて見てはなりませぬぞ!

 

近付くと、コーティングにムラがあったり、ホコリを噛んだりしているのがバレてしまいます。

今回使ったのはソフト99の「LIGHT ONE」です。

素人向けのセットなのでコーティング剤がスポンジで塗りこむタイプとなっており、

プロの方がやるようなスプレータイプのコーティングと違って、

ハケ目?やホコリの巻き込みが発生してしまいがちです。

でも、磨きの素人が数時間やってこれだけ出来れば万々歳ではないでしょうか。

う~ん、満足。

さぁ、一箇所が綺麗になると、他の箇所の粗が目立ってまいりました。

いけいけ店長、まだやることはたくさんあるぞ!

 

 

なお、A4カブリオレをお探し中の方はこの車両を知っているかもしれませんが、

幌ガラス剥離&幌開閉不良とのことで大変お得なプライスで売りに出されておりました。

幌ガラス剥離は幌屋としては非常に美味しい!

だって原価で修理出来ちゃいますから。

 

がっ・・・・動作不良のほうはどうなのか。。。

マイクロスイッチ不良程度なら簡単だけど、もし油圧系統の故障だったら・・・

修理費何十万コースなんてことになったらそれこそ目も当てられない。

どうしたらいいんだ・・・・

しかし、売主さんの好意的な後押しもあり・・・

 

一か八か買ってみた!

 

そして、持てる知識と技術をフル動員して、

直しましたっ!

わたし、無事直しましたよー!

 

売主さん、仲介のMさん、そして許可してくれた嫁さん、みんなありがとう!

なにか買ってこんなに嬉しい気持ちになったのは、

社会人なりたてでロードスターを買ったとき以来かもしれません。

おかげさまで当分満ち足りた日々が送れそうです。

仕事も益々頑張ります。

 

どこかで読みましたが、年収が700万だか800万だか以上になっても、

幸福レベルはもうそれ以上上がらないのだとか。

なるほど、このことか、と思いました。

年収1億でフェラーリ買うのより、たぶん今回のほうが嬉しい。

手の届く範囲での無理の無い(?)ささやかな幸せ。

 

というわけで、皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

ちなみに、A4カブリオレ、なぜか子供達にはすこぶる評判が悪い。

「プント!プント!プント!プントー!」コールの連続で少々めげそうです。

なんでや!みんなで乗れる4人乗りオープンやぞ!

お前らのために買ったんや!(すっとぼけ)

まぁ、そのうち分かってくれるでしょう。。。

こんばんは。

本日で今年最後の仕事も無事終わりました。

というわけで、ここ最近の仕事をいくつかまとめて御紹介いたします。

 

まずはアウディ・TT ロードスター。

赤いボディにTwillfast RPCの黒です。

独特の丸っこいシルエットが非常に特徴的ですね。

ただ、デザインを優先しすぎたあまり初期型は空力的に安定性が悪かったそうで、

途中でリアのスポイラーが追加されたと言うのは有名な話。

といっても180km/h以上の速度域での話だそうで、日本ではほとんど関係ないですね。

 

それよりびっくりしたのは、この丸っこく凹凸の少ないデザイン、洗車が非常に簡単なのです。

ボディ全体をひょいひょい~っとなぞっていけばすぐに終わってしまいます。

これは車両を綺麗に維持するために非常に重要なポイントだなと思いました。

複雑な面構成の車やフルエアロで凸凹だらけの車なんて本当に洗いにくいですからね。

 

幌交換動機は毎度おなじみガラス剥離。

アウディはA4もTTも、どちらもガラス剥離が持病ですね。

 

製造はどちらもカルマン社ですから・・・と思いきや・・・・

TTだけはフォルクスワーゲングループで毎度おなじみのカルマン社ではなく、

ボルボやBMW系と同じ、Edscha社製なのです。

よって構造もA4カブとはだいぶ違います。

なのに、ガラス剥離の弱点だけはきちんと共通しているという、

少々残念な幌となってしまっているのであります。

 

こちらは黒のZ33にバーガンディの幌です。

ここのところ定番になりつつある、非常にかっこいい組み合わせです。

 

最近はリアまわりの施工方法を大幅に変更しまして、

よりスムーズに安定して綺麗に仕上げることが出来るようになりました。

前はリア周りで結構苦労していたのですが、

一か八かやってみた方法がなかなか上手くいったのでよかったです。

これからも引き続き、日々改良を重ねてまいりたいと思います。

 

こちらは白のNAロードスターに白い幌。

引き渡すまでは絶対に汚してはならないので、いつも以上に気を使いながらの作業となります。

完成写真は時間がなく撮れませんでしたが、白の幌もなかなか良かったですよ。

 

 

さて、話は変わりますが・・・

店長の大好きなA4カブリオレ。

シンプルでスタイリッシュな幌の形状も大きな魅力の一つでありますが、

実はコンセプトモデルでハードトップのバージョンも存在していたのです。

 

それがこちら。

うっ、一気に所帯じみてしまい、個人的にはあまり魅力を感じない車になってしまっております。

ちなみに作ったのはValmet Automotive社。

サーブのカブリオレやポルシェ・ボクスターなどを製造していた会社ですので実力は十分ですが、

やはりソフトトップ特有の優雅さは失われてしまっております。

開けちゃえば見た目はほとんど一緒ですけどね。

それでもトランクがほぼ無くなってしまうのはいただけません。

 

ちなみにその後、少し改良されまして・・・

ルーフラインがいくらか自然な感じになったような気がします。

いや、変わってないかな?後期テールになっただけ?

まぁいずれにしてもエレガントとは言いがたい存在です。

 

 

 

続きましてこちら。

ボルボ・C70もメタルトップにしちゃいました。

これはハッキリ言って猛烈にダサイ!

ヘルメットか、と言いたくなるような不自然なリアガラス周り。

格納スペースがー、、、とか言ってるからこんなことになってしまうのです。

 

 

しかし、さすがに開発スタッフもこれはまずいと思ったのでしょう。

翌年にはなかなか意欲的なモデルを出してきました。

クーペに近い、流れるようなルーフライン。

一瞬やや厚みを増したジャガー・XK8かと思ったほどスタイリッシュにまとまっています。

なんだ、やれば出来るじゃないか!

そう、やれば出来る子だったのです、Valmet Automotive社は。

 

注目していただきたいのは、

最初のモデルでは2分割だったトップが、こちらでは3分割になっている点。

分割数を増やすことによってトップの全長を伸ばすことが出来ますので、

ルーフエンドをより自然な感じで処理することが可能になっているのです。

 

残念ながら市販化はされていませんが、

2代目のC70コンバーチブルはメタルトップとしては割と自然なルーフラインにまとまっていますので、

もしかしたらそちらにいくらかノウハウが引き継がれたのかもしれません。

 

というわけで、やはりメタルトップは見た目がやや重たい、収納スペースも減ってしまう、

そして何よりエレガントさにかける、ということで、

その辺りを良く分かってらっしゃるアウディ様は、

これからもソフトトップを採用し続ける、と宣言しておられます。

アストンマーチンやベントレー、ロールスロイスなど、超高級オープンカーもソフトトップオンリー。

当然、エレガントだから採用するのでしょう。

 

逆にBMWやプジョーはメタルトップ流行の波に乗って、

Z4や3、4シリーズカブリオレ、307、308など、みんなメタルトップにしてしまいました。

まぁ、いずれ彼らも戻ってきてくれるのではないかと思っておりますが。

 

フェラーリも458スパイダーからメタルトップになってしまいましたが、

「メタル化によりソフトトップよりも軽量化できるようになった」とのことですので、

スポーツカーであることを考慮するとそれはそれでよろしいのではないかと思います。

何よりスタイリングが全く損なわれていないのが大きい。

カッコイイは正義なのであります。

 

それでは、また。

 

※上記メタルトップの写真はフリーの壁紙サイトからの転載です。

こんばんは。

今回はBMW・Z3ロードスターの御紹介。

 

オーナーさんよりトランクへの漏水がある、と伺っていたので見てみると・・・

なるほど、確かに幌後部に水が浸入した痕跡があります。

 

反対側も。

結構ジャンジャカ漏れていた模様。

どういう経路かは不明ですが、おそらくこのあとどこかを通ってトランクに流れ込むのでしょう。

 

リアシーリングフレームという部品を外すと・・・

雨漏りがあった箇所はバッキバキに割れていました。

これではいくらブチルを塗りたくったところで割れ目から水が入ってしまいます。

こりゃ誰か以前に幌交換した人が割ったんだな、と思いきや、

オーナーさん曰く新車から一度も幌交換はしていないとのこと。

もちろん私も割っていません。(取り外すとき、多少は悪化したかもしれませんが)

経年劣化で割れたのか・・・あまり考えにくいですが。

じゃあ新車時から?それも通常ありえない。

よく分かりませんが、この部品が割れて雨漏りしていたのは確かな事実です。

 

全部外すと4分割に完全に分離してしまっており、さらに細かい割れがそこかしこにありました。

これはかなりひどい状況です、どうしたものか・・・・

今から新品を取り寄せても間に合わないし。

 

というわけで、防水ブチルテープで補修。

 

 

このように、ぐるっと包み込むように防水テープを貼りました。

要は、割れてようが何だろうか、防水壁として全体が隙間無く連続していればそれでいいのです。

強度も必要ない部分ですので、とにかく繋がってさえいればいい、と。

 

ボディ側のブチルをえっちらおっちら全部除去し・・・・

 

エプトシーラーを張ります。

これで次回交換時はブチルとの格闘が不要となります。

 

補修したリアシーリングフレームをセットします。

ここにさらにエプトシーラーを貼り、幌をセットします。

ちなみに、マツダ・ロードスターやS2000と違い、ボルト部への止水措置は不要です。

ボルトより上部に止水層を形成しますので、ボルト部まで水が入ってくることはありません。

ボルトまで水が来たら、それ即ち施工不良。

 

で、無事完成。

数分間シャワーを掛け続け雨漏りをチェックしましたが、漏水は確認できませんでした。

これでトランクへの雨漏りが直ればいいのですが・・・・

オーナーさんには、とりあえずこれでしばらく様子を見ていただくようお伝えしました。

これでもまだ漏れるようなら、今度はシーリングフレームの交換ですね。

まぁ、たぶん大丈夫だと思いますが。

 

Z3の幌は貼った直後はかなりパンパンです。

しばらくは閉めっ放しで、オープン走行は控えたほうがよろしいでしょう。

ちなみに、Z3ロードスターの黒(Twillfast II)は常に在庫をおいてあります。

工賃込み約13万円です。

幌交換をご希望の方はお気軽にご相談ください。

 

続いてこちらはBMW・M3カブリオレ(E36)の修理。

幌格納庫の蓋をロックするツメを引っ張るワイヤーの交換・調整です。

以前とりあえず応急処置で対応させていただいたお車ですが、

いよいよケーブルの寿命が怪しくなってきたので新品に交換しました。

 

こちらはオーナーさんのほうで手配してもらった純正部品。

1万円はしなかったそうです。

BMWにしては良心的?

こんなマニアックな部品ですが、ちゃんと国内在庫があったらしいですよ。

もしかしたら売れたのは数年ぶりくらいではないでしょうか。

 

ツメ側はこんな感じ。

そんなに難しい構造ではありません。

 

こちらはモーター側。

トランクの左側にモーターがあり、

ここから2本のワイヤーが延びて左右のツメを同時に動かしています。

今回は左側のワイヤーだったので経路が比較的単純でそれほど難しくありませんでしたが、

右側の場合はボディ内をぐるーっと通していかないといけないので、作業はなかなか面倒です。

 

こちらが外した古いケーブル。

アウター固定用のツメが折れ、インナーケーブルも破断が進み、残り40%といったところ。

もうしばらくは大丈夫だったかもしれませんが、一度切れると面倒なので予防交換させていただきました。

 

以上、BMW特集?でした。

今年はあとZ33を一台交換させていただいて終了。

あとちょっと頑張ります。

こんばんは。

今回はまずボルボ・C70の御紹介。

 

夜の撮影になってしまいましたが(といっても5時過ぎくらい)、

パールホワイトのボディにTwillfastRPCの黒を取り付けました。

 

元の幌は純正のベージュで、

ガラス剥離、生地の痛み、開閉中の引っ掛かりなど、いくつかトラブルが発生しておりました。

 

そのうち、開閉中の引っかかりに関しては右側で発生。

それと関係あるのかどうかは今ひとつ不明なのですが、

右側のBピラー下のケーブルが滑車から外れてしまっているのが確認できました。

 

本来はこのようになっております。

 

原因を探ってみると、滑車の軸のカシメが緩んでおり、グラグラになっていました。

ですので、カシメ部分を金床の上でトンテンカンと叩いて締め直します。

 

調整完了。

余程無理な力がかかっていたらしく大きく変形していたため完全に元通りとはいきませんが、

機能上は問題のない状態に復元できたと思います。

 

ただ、この部分、開閉動作の全工程に渡ってじっくり観察してみても、重要性が今ひとつわかりません。

なんだかすごく重要そうな感じの雰囲気を醸し出してはいるものの、あまり役に立っていない気がする・・・・

まぁ一応、念のために付けておいた、みたいな感じ。

引き続き、その重要性を見出すべく、観察を続けてまいりたいと思います。

 

 

続いてこちらはS2000。

綺麗なオレンジ色のボディにTwillfastIIのブルーをチョイス。

 

非常にお洒落に仕上がったと思います。

ボディもピカピカで羨ましい。

なんでも10万円くらいで、ドア裏のヒンジ部分までぜーんぶ磨き上げてくれるんだそうな。

でも、元の状態がよくないとここまでは光らないでしょうね。

うちのクルマは磨いても光らないような原石ばかりなので、

磨き屋さんも磨き甲斐がないでしょう、きっと。

 

さて、我が家の磨いても光らない逸材、プントくん。

機関的にはともかく、クリアが劣化して見た目的に少々みすぼらしくなってきましたので、

ぼちぼち買い換えたいなぁ、と考えております。(既に何回か言った気がする)

毎日50km走るザ・下駄車なので、基本的には乗りつぶす前提。

というわけで、狙うはマイナーかつ不人気な中古車。

シトロエン、ルノーあたりは悲しくなるくらい安くていいですねぇ。

先代C4とか、お尻のデザインはかなり好きです。

 

でもやっぱり本当はオープン4シーターに乗りたいなぁ。

大好きなアウディA4カブリオレも、いつの間にやら軽く10年越え。

十数年落ちの車に今から乗って・・・どうなのよ?と思う一方、

今乗らずしていつ乗るのか?という思いもあります。

さぁ、どうしたものか。

腹を据えて、ここらで一発決めるか。

まぁでもやっぱり、悩んでいるときが一番楽しいですね。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回は少々珍しい、ヘッドライナー(幌内張り)だけの交換です。

 

お車はBMW・3シリーズカブリオレ(E46)

ACシュニッツァー仕様でバッチリ決まっています。

オーナーさんは新車からお乗りで、それはそれはもう、わが子のように大切にされておられます。

 

なのに、

ヘッドライナーのBピラー部が破れてしまった!

これは大変一大事、ということで、修理のご相談を頂きました。

 

といっても、こちらのヘッドライナー、破れこそあるものの、

それ以外は恐ろしいほど美しく張られております。

さすが純正クオリティ。

こんな美しい内張り、今まで見たこともない。

社外品でこんな仕上がり、果たして再現出来るのだろうか??

 

まぁ、なんでもやってみないことには進歩しないし、

「絶対純正ほど綺麗にはできないですよー」と重々お伝えしたうえで、

一か八か、レッツチャレンジ。

 

 

で、早速作業開始。

E46のBピラー周辺は複数のケーブルで複雑に引っ張られております。

幌を閉めたときにはピタッと定位置に納まり、開けるときには邪魔にならない位置に逃げる。

それを実現するため、このようにたくさんのケーブルを張り巡らされているわけですね。

逆に、この複雑な構造がトラブルの原因でもあるのですが。

 

幌開閉システムの開発はエドシャ社です。

ボルボ・C70と一緒のメーカーですね。

ここは今時の欧州車にしては珍しく、プラスネジを多用するのが特徴です。

 

 

新しいヘッドライナーにはBピラー部のプラスチッププレートが付いておりませんので、

古い幌から移植する必要がありますが・・・

古い幌のプレートは折れてしまっているので移植不可。

 

ここで、幌とは別に手配しておいた新品プレートの登場。

イギリスから取り寄せましたが、文字の位置から何から完全に一緒なので純正品?

でも、純正パーツは単体では出ないことになっています。

出所は不明ですが、クオリティはバッチリなので良しとしましょう。

 

上が純正、下が社外品。

純正は黒いフェルト状のインシュレーター(中綿)が入っています。

一方社外品はポリエステル綿っぽい感じのインシュレーター。

ちょっと、社外品はうすっぺらいですね。

 

そのせいか・・・

左が純正、右が社外品。

パンパンに張っている純正品に対し、

社外品は今ひとつ張りがなく、このままくっつけても綺麗に張れない気がします。

 

そこで店長考えた。

純正のインシュレーターを移植しちゃえばいいじゃん。

ということで、純正品のものを切り取って、社外品のインシュレーターの下に潜り込ませます。

インシュレーターも2重になって、遮音性アップ?

 

うむ、この状態ではまだシワがあるものの、だいぶ張りが出てまいりました。

ダメなら抜いてしまえばいいだけだし、これで張ってみましょう。

 

 

で、突然出来上がり!

自分で言うのもなんですが、かなり綺麗に張れました。

純正が100点満点ならば、92点くらいはいけたのではないかと思います。

2重インシュレーターのおかげもいあってか、パンパン具合は純正以上。

天井なのに、触るとソファみたいにモコモコです。

うむ、インシュレーター移植は成功だった。

もちろん、厚みがあっても問題なく畳むことが可能です。

 

生地がストレッチ素材になっているので、多少のシワは引っ張ることで解消されます。

なるほど、だから綺麗に張れるのですね。

しかしながら、やはりポン付けであら簡単とはいかず、色々と調整しています。

 

問題のBピラー部も、綺麗になりました。(張り替えたので当たり前ですが)

 

が、しかし、そういえばそもそもなぜ破れてしまったのか、謎のままです。

何回か開閉テストを繰り返していると・・・

毎回開けるときに、Bピラーのプレートが骨組に少し引っかかっていることに気付きました。

ここはプレートが引っかからずよく滑るように低摩擦係数のテープが張ってあるのですが、

それが破れてベタベタの接着面が露出しまい、

結果として逆に引っかかりやすくなってしまっておりました。

引っかかったまま無理に開けると・・・・骨組に挟まって破れてしまう、というわけです。

 

そこで、テープを全て剥がしてフェルトのテープを貼りなおし、

潤滑用のシリコンをたっぷりと染みこませました。

その結果、スルン!とよく滑り、スムーズに動くようになりました。

 

というわけで、思いのほか綺麗に張れたし、

原因も解消できたし、インシュレーターも増量したし、

オーナーさんも大変喜んで下さいました。

なぜか拍手までして下さいまして、思わずニンマリ。

素直に喜んでくださる方はこちらも嬉しくなります。

 

年明けにはジャガー・XK8の内張り交換も控えておりますので、

そちらも綺麗に出来るといいなぁ・・・

ちなみに部品はオーナーさんの持込です。

物がいいといいのですがどうでしょう。

新しい仕事はいつも戦々恐々です。

 

それでは、また。

こんばんは。

本日は今週のお引渡し分をいつくかまとめて御紹介。

 

まずはアルファロメオ・916スパイダー。

ブルーのボディにバーガンディの幌がお洒落です。

他の車種ですとちょっと派手めになりがちな組み合わせですが、

そこはさすがのアルファロメオ、余裕の着こなしですね。

 

直線基調でありながらも、ふくよかなお尻のデザイン。

自由すぎてもう、好きにして下さい状態。

 

916のお引取りを待っていると・・・・

やってまいりました、初代スパイダー。

こちらは日帰り交換ですので急げ急げー!

 

作業中に、リアのカーペットを剥がしたところ・・・・・

謎のサイン。

BIANCO FREDDOと読めます。

製作担当者のサインかな?

さすがイタリア人、こんなところに名前書いちゃうなんて自由気ままですねー。

もしかして有名な人?と思い検索してみたら・・・・ただのボディカラー名でした。笑

BIANCO(白) FREDDO(冷たい)だそうです。

いや、でもまぁ、こんなところにラフに書いちゃうあたり、さすがです。

 

完成は夜になってしまいました。

夜といっても夏だったらまだ明るい時間なのですが・・・

日が短いのでずいぶん遅くまで作業した気分になり、疲れが2割り増しくらいな印象。

 

こちらは黄色のバルケッタに、Stayfastのタン。

ムラっぽく見えるのは濡れている部分です。

オーナーさんはデザイナーさんなので、サンプル帳を見ながらずいぶん悩まれたそうです。

もう少し暗いほうが良かったかなとのことで、汚れるのを楽しみに待ちましょう。笑

 

むむ、というか、さっきからイタリア車ばかり続いておりますね。

それも全てフィアットグループ。

 

では、最後はドイツ車で。

アウディ・カブリオレです。

A4カブリオレとかと違って、「カブリオレ」自体が車名なのですね。

もっとも、マツダ・ロードスターやアルファロメオ・スパイダーも同じ系統の命名ですが。

 

リアウィンドウはガラスっぽくも見えますが、ビニルスクリーンです。

よく見たら、今回御紹介した車種は全てリアウィンドウがビニルのタイプでしたね。

 

 

はい、というわけで、今年もいよいよ残り少なくなってまいりました。

年内はギリギリまで取付作業の予定ですので頑張りたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

こんばんは。

 

今回は珍しく幌の調整のみのご依頼。

状況によってはお断りするのですが、

写真を送っていただいたところ、だいたい原因が分かったのでお受けいたしました。

 

ガッツリしわが入っております。

泣きっ面に蜂とばかりに鳥の糞まで。

 

左側のほうがややマシですが、それでもやっぱりシワシワ。

 

本来骨組の内側に隠れるはずのサイドケーブル部分がはみ出ています。

これでだいたい原因が分かりました。

996前期の場合、時期によってケーブルの長さが長・短2種類あるのです。

きっと、短いほうに該当する車体なのに、長いケーブルで取り付けてしまったのではないかと。

 

で、幌を一度外してケーブルの端部を見てみると・・・・

案の定、ケーブルが延長されています。

ただ、延長の仕方がちょっと予想外。

メーカー指定の方法なのでしょうか?

E-Z ON社製の場合は、ケーブルのもう一方の端に穴が2個あり、長さを選べるようになっています。

 

延長の金具を外してケーブルを短くしたら、だいぶシワがなくなりました。

ただ、やはりケーブル以外の部分も調整していかないと完全にはシワはなくなりません。

仮固定しては閉じてみてシワの状態を確認しながら、

チャコペンで引っ張りたい範囲、方向、量などを幌に直接書き込んでいきます。

そしてまた幌を外して書き込みに沿って調整。

この繰り返しで、ジワジワと煮詰めていくのが店長流。

ちなみに先端をダブルクリップで仮止めする方法、以前日記で紹介しましたところ、

他の幌屋さんも気に入って採用してくれているようです。

これ、実にいいんですよね。

 

はい、とりあえず幌の張り具合はバッチリ直りました。

 

シワのひどかった右側もバッチリ。

ただ、時間が無くて鳥の糞は洗えませんでした。。。。

 

その他、ネジの紛失、ネジ山のつぶれ、折損などありましたので一通り補修。

完全に元に戻すことは不可能ですので適当なネジなどで代用しております。

次回外した人は・・・・なんじゃこりゃ!!ってびっくりするかも。

でも、色々事情があっての、この状態なのです。

どうぞお察しください。

 

時間があれば、全部ねじ山を切りなおして、ボルトの種類も揃えて入れなおしたいんですけどね。

今回はとりあえず日帰りでシワを解消するのが主目的でしたので応急処置で済ませましたが、

またお時間がある時にでもご依頼いただければ幸いです。

 

ちなみにこちらの幌、前期用のガラス幌となっておりまして、ロビンス社製です。

いいなぁ、当店で扱っているE-Z ON社では前期用のガラス幌は作っていないのですよ。

うちでも扱いたいのですが、代理店のテリトリー?みたいなのがあるらしく、

誰にでもホイホイ卸してくれるわけではありません。

卸してくれれば、それなりに売り上げに貢献できると思うんだけどなぁ。

 

それでは、また。

こんばんは。

 

本日はまずセリカ(ST162C)の御紹介。

ST162ってどのセリカ?

 

これです。

直線基調のシンプルなマスク。

リトラクタブルライトが絶滅した現在ではとても新鮮に見えます。

明確に目玉がないと表情が出ないので、いかにもメカっぽくてかっこいいんですよね。

 

サイドには「Convertible」の文字が。

コンバーチブルなのは見れば分かりますが、それでもあえて書くのがこの時代のトレンド。

「DOHC」だの、「TWINCAM 24VALVE」だの、「EFI」だの、各社様々な文字が躍っておりました。

バブル期における日本車特有のアピールかと思われがちですが、

イタリア車だって「クワトロバルボーレ(4バルブ)」だの、「ビトゥルボ(ツインターボ)」だの、

結構お好きなようですよ。

マセラティ・クアトロポルテなんて、「トヨタ・4枚戸」みたいな感じですから、

なかなか思い切ったネーミングです。

日本人からするとお洒落に聞こえますが、イタリア人的にはどうなのでしょう、4枚戸。

 

ものすっごく大変でしたが、何とか張れました。

ちなみに、幌の開発は毎度私を悩ませてくれるアメリカ・ASC社でございます。

ちょっと昔の、マスタング、サーブ、ポルシェ、セリカなどなど、張りにくい幌はみんなASC社製!

他の幌屋さんに聞いても「やりたくない」と口を揃えて言われるくらい極悪な作業性なのであります。

店長大好きカルマン社!

店長大嫌いASC社・・・

しかし、迷えるオープンカー乗りを救うため、やるしかない!

ワシがやらねば誰がやる!まぁ誰かしらやるでしょうけど・・・

なるべく頑張ります。

 

 

さて、セリカの後ろにいる黄色いのは・・・・

トヨタの後輩オープンカー、MR-Sです。

セリカちゃんは古いなりの味わいを残しつつ愛情を注ぎ大切にされおりますが、

こちらはまた別の方向性で愛情を注がれておりまして、

ボディ以外、あらゆる箇所を片っ端から部品交換されております。

劣化しやすいライト類はもちろんのこと、

エンジン、トランスミッション、

ホイールに内装パーツ、ガラスまでみーんな新品交換!

その額なんと300万円也!!!

新車で186万円のクルマを新車同様に戻すために300万円を掛ける。

私には絶対出来ませんが、こういうの大好き。

 

300万かけたって、もし売るとしたら査定+10万円くらいではないでしょうか。

「綺麗に乗られてますねー」の一言で終了。

でもいいんです!

真の男気、溢れかえっているではありませんか!

周りにどう思われようと、やりたいからやる、ただそれだけ。

見返りは何も求めない。

これこそ道楽の真髄ってやつです。

 

ホイールだって純正の新品同様品が付いています。

 

 店長「ああ、ホイールも替えたんですね、ピカピカですもんね」

 オーナーさん「いや、これから替えるんです」

 「えっ、だってこれ新品同様じゃないですか」

 「いや、ほら、こことか見て下さい、キズがあるでしょ?」

 「はぁ・・・」

 

といった感じの会話が、何度も繰り返されました。

車体のそこかしこで。

 

 まだまだ色々気になるところがあるようですので、

是非このまま順調に突き進んでいただければと思います。

 

続きましてこちら。

メルセデスベンツ・CLKカブリオレ(A208)です。

純正の黒を、TwillfastRPCのボルドーで張り替えました。

金額は全部込みでだいたい17万くらいです。

ボルドーは特別色ですのでちとお高いですが、黒とかならもっと安く出来ますよ。

 

最初、「どこからか雨漏りするんで調整してもらえますか?」とのことでご来店いただきましたが、

水を掛けながら検証してみたところ、生地のラバー層が劣化して、そこから染みこんでいることが判明。

じゃあもう寿命ですね、ってことでそのまま幌交換のご依頼を頂きました。

生地表面に気泡が入ったようなポコポコがある場合、

その部分はラバーが劣化して生地が分離してしまっている状態です。

ぱっと見綺麗でももう寿命ですので、張替えをご検討ください。

 

今回で2回目ですので前よりスムーズに進みました。

ちなみにこちらの幌、残念ながらそのままポン付けあら簡単、とはいきません。

色々と工夫、調整が必要です。

気の利く幌屋さんならどうにかすると思いますが、

普通の自動車屋さん、ましてやDIYでは少々難しいかもしれません。

というわけで、ぜひ交換作業もセットでご依頼ください。

 

 

それと・・・

交換した古い幌がだいぶ溜まってきたので回収に来てもらいました。

何十台分かあると思いますが、意外とコンパクトにまとまってしまうものですね。

ロープでくくって、クレーンで一気に積み込みます。

幌のほか、これどうやって捨てたらいいの?というようなものもついでに持って行って貰います。

土砂以外ほとんど処分してもらえるのでラクチン。

 

もちろん、怪しいもぐりの業者ではなく、行政の許可を得た正規の産廃処理業者さんです。

このあとどうやって処分するのだろう。

一個一個手作業でガラスと幌布を分けていくのですかねぇ。

なかなか骨の折れる作業だと思いますので、処理費用が高いのも仕方の無いところです。

 

それでは、また。

こんにちは。

今回はフィアット・バルケッタの御紹介。

 

バルケッタの幌交換は最も簡単な部類でして、交換作業も朝飯前、

いや、昼飯後、おやつの時間くらいに終わる感じなのですが・・・・

たまにこのウェザーストリップが固着して抜けない場合があります。

矢印の方向にスライドさせて抜くのですが、今回もかなりしぶとい。

 

とりあえず隙間にシューっとシリコンスプレー。

 

左側はなんとか抜けました。

外した後のレール部分を見ると、明らかに接着剤らしきものが塗りたくってありました。

これじゃ抜けないわけです。

この接着剤は車両によって塗ってあったりなかったり。

イタリア人の気まぐれ?

ちなみに、レールがぐにゃぐにゃ曲がっているのは最初からです。

どの車両もみんなそう。

少量生産車ゆえか、随所にハンドメイドチックな痕跡が見られます。

 

さて、左は何とか抜けましたが、右はちっとも抜けません。

 

少しでも動いたかどうか分かるようにマーキング。

 

シューっとひと吹き。

動かない・・・

 

 

隙間をこじって固着の解消を試みる。

 

うんとこしょ、どっこいしょ、それでもゴムはぬけません。

30分くらい粘って数ミリ動いたかどうか・・・

 

このままじゃ先に進めないので、とりあえずウェザーストリップ部分だけ残して幌を取り去ってしまいます。

といっても問題を先送りしただけで何も解決していない。

さて、どうやって外したものか・・・

 

ここでハッと思い出す、困ったときの合言葉。

 

 

 

「汝、窮すれば熱せよ」

 

 

 

熱します。

レールの隙間からブォーッと熱風を吹き込むこと数分間・・・。

 

ずるずるずるーっと取れたーーーー!!

いやぁ、気持ちいいこと気持ちいいこと。

難題を自力で解決していくのは痛快ですね。

 

これさえ取れてしまえば後は簡単。

 

出来上がり。

赤のボディにStayfastの黒。

定番ですがやはりかっこいいですね。

 

バルケッタにプント、奥にはアルファ・スパイダー。

この日はフィアットグループそろい踏み。

ラテン系らしくどいつもこいつもなかなかの困ったチャンのようです。

 

こちらのバルケッタもエンジンを一度載せ替えているそうで、

車屋さんが言うには、

「バッテリーターミナルを外してしばらく放置してたら、バルブタイミングが狂ってエンジンが壊れた」

んだそうです。

そんなバッテリー交換もままならないような恐ろしい車、市販していいのか!!?

伝聞ですので真偽のほどは不明ですが、まぁ手がかかる車であるのは間違いないですね。

部品も非常に高い、というかそもそも欠品が非常に多いですし・・・

 

それでは、また。

こんにちは。

本日は何台かまとめて御紹介。

 

まずはこちら。

ニュービートル・カブリオレ。

TwillfastIIの黒で張り替えました。

 

洗車も完了、もうすぐお客さんが取りに来ます。

う~ん、我ながら綺麗に張れたやで~と悦に浸っていると・・・

 

はん?

 

ぬぅおぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!!!

キズが入ってるーーーーー!!!!!

いったいいつの間に・・・・・

最初からあったのであればメーカーにクレームを入れることも出来ましたが、

既に取り付けてしまった今となってはそれも適わず。

作業中に付いたのか、、、そんな記憶ないんだけどなぁ。

まぁ、最初からだろうが作業中だろうがお客さんには関係ないので、

当方負担でもう一度新品交換させていただくこととなりました。

 

わざわざ神奈川から来てくださったのに、もう一度ご来店いただく羽目になってしまい申し訳ありません。

というか、生地確認、お預け、お引取りと、すでに3回もご来店いただいております。

にも関わらず、「いやぁ、自分では気付かなかったので言ってもらえてよかった」と聖人のようなお返事。

どうしてこんなにいい人なのか。

その優しい気持ちに応えられるよう、もう一度頑張りますのでよろしくお願いいたします。

 

さて、こちらの幌、新しい幌が届いて交換が終わったら、、、

捨てちゃうのはもったいないので、アウトレット品として販売させていただきます。

通常価格工賃込み176,400円のところ、工賃込み10万円(税別)!

ちょっと傷があるだけでその他は新品同様ですので、

ガラスが剥がれてしまい困った、取り急ぎなんとか安く済ませたいという方にはお勧めです!

ニュービートルの幌はその大きさと複雑なガラス回りの構造もあってあらゆる幌の中でも最高値。

幌単体でも10万円以上しますので、是非ご検討いただき、お気軽にご相談ください。

 

 

続きましてこちら。

日没が早いせいでいい写真が撮れませんでしたが、アウディA4にTwillfastRPCのボルドーです。

が・・・よく見ると何かが違う・・・・

なんとこちら、日本には正規輸入されていないアウディS4のカブリオレなのです。

V6 2.4LにCVTというジェントルな組み合わせのA4に対し、

こちらはV8 4.2Lに6速AT・クワトロのマッスル仕様。

その排気量ゆえ燃費は少々(たいへん)残念な感じだそうですが、

端正なスタイルにパワフルなエンジンという組み合わせはたまりませんね。

また、こちらは英国仕様なので日本と同じ右ハンドル。

エンジン自体も正規輸入車のS4に搭載されている型と同じなので、国内でのメンテナンスも問題なし。

大変珍しい車を見せていただきありがとうございました!

 

 

こちらは最終型のS2000・タイプS。

まだ製造から6年しかたっていないのでピッカピカです。

黄色のボディにはやはり黒の幌がよく似合いますね。

巨大なリアウィングがタイプSの目印。

 

社外品の後付けと違い・・・・

トランクの裏側になにやら部品が付いています。(右端の黒いバーの部分)

 

これがトランクの縁にあるこの黒い部分に当たり、

リアウィングで発生したダウンフォースを確実にボディに伝える構造となっているのです。

トンランクなんてベッコベコですし、フードとボディとの接点も全てゴムを介しており剛性は皆無です。

というわけで、確実な効果を求めると当然このような工夫が必要になってくるのですね。

さすがは純正部品。

 

その他、今週はS2000をもう2台、バルケッタを1台交換させていただきました。

バルケッタはひと悶着(日記のネタ)あったのでまたあとで御紹介させていただく予定。

それでは、また。

こんばんは。

本日はNBロードスターの御紹介。

 

こちらは幌先端のロック金物。

部品としての正式名称はトップロック。

 

助手席側は勝手に開かないようにロックするボタンがしっかり噛み合っているが・・・・

 

運転席側は1mm以上隙間が開いてしまい全く噛み合っておらず、勝手に開いてしまう状態。

この症状はNBロードスターのロック金物では定番の症状で、

ネット上では「磨耗した」という表現をよく見かけるのですが、

磨耗したのであればお互いが接触しなくなった時点で磨耗は止まるはずであって、

このようの1mm以上の隙間が開いてしまうのはどう考えてもおかしい。

もちろん、ロックレバーをどの位置へ持ってきても完全に隙間が開いており、

お互いが接触する箇所は一切ありません。

削れたのではなく、折れたのだろうか?

といっても折れた形跡もないし・・・

全くもって謎です。

 

今まではサンバイザーでなんとか押さえておりましたが、

幌を張り替えると張力が非常に強くなりますので、サンバイザーではとても押さえ切れません。

 

というわけで今回は気が向いたのでこれを改善してみました。

ネット上でよく見るのはロックレバーの側にビスを打って隙間を調整する、というものです。

シンプルで簡単・確実なナイスアイディアですが、

それだと座っているときに常にビスが見えてしまっている状態で、あまり体裁がよくありません。

DIYならともかく、一応幌屋としてはもう少し見えないように補修したい、ということで・・・・

ロックボタン側に3.2mmの穴をあけ・・・・

 

φ3.0mmのリベットを入れてみる。

が、全然届かない。

ということで・・・

ワッシャーをかませて調整する。

1枚1mmもないので細かい調整が可能です。

 

4枚かませたらちょうどいい感じに接触するようになりました。

この位置だと運転席からは覗き込まない限りリベットが見えてきません。

細かい調整も可能ですし、いい感じなのではないかと。

ただし、リベッターを持っていないと出来ませんし、一度分解しないとこの位置にはリベットが打てません。

というわけで、一応幌屋なりのプロ仕様、ということにさせてください。

 

なお、これは今回店長の気まぐれで実験してみただけですので、普段はやっておりません。

もう少し改良したあと、片側1,500円くらいいただければやってもいいかな?

新品部品が片側6,000円くらいするらしいので、コスパ的に悪くはないと思いますがいかがでしょう。

 

 

話は変わって、こちらは排水口。

上から棒を突っ込むと・・・・

 

下からそのまま出てきます。

シンプルな、実にいい排水口です。

 

 

フロントウェザーストリップも交換しました。

サビなーし!

 

で、出来上がり。

茶色の革シートをまとったMVリミテッドで、ブリックの幌との組み合わせが実にいい感じだったのですが、

雨天&夕暮れでちゃんとした写真が撮れず・・・・残念。

 

 

さて、新コーナー、今日のにゃんこ。

 

店長がデスクワークをしているときは、机の引き出しで寝ています。

シートヒーター完備の快適設計。

子供めらの追跡から逃れたいときは内部へ収納することも可能です。

その後別の引き出しから現れるというイリュージョンを見せることも。

 

店長が外で仕事をしているときはこのように窓から常時監視しています。

 

こちらの座布団もヒーター完備。

長毛種が混じったような感じの毛並みでして、首、胸、そしてシッポがモフモフです。

どうです?モフりたいでしょう?

 

後ろから見ると耳がミミズクの触覚(羽角というらしい)みたいに見えて可愛いです。

モッフモフー!

 

さぁ、こんなにゃんこと一緒に暮らしてみたくなったあなた、是非お気軽にお声掛けくださいませ。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回はNCロードスターの御紹介。

 

色名はよく分かりませんが、ガンメタ?にバーガンディの組み合わせ。

この配色はなかなか相性がいいと思いますがいかがでしょう?

 

いつもより撮影位置を下げてみる。

 

さらに広角にしてみる。

なるほど、ローアングルで広角ってのもなかなかいいのかもしれない。

幌の状態は分かりにくいけど。

 

 

ところで、こちらの車両とは関係ないのですが・・・

内装を外すと、中に白っぽい粉がびっしり。

指で触ると容易に細かく崩れます。

 

 

結構よく目にする光景なのですが何だと思います?

ホコリではありませんよ。

 

正解は、タバコの灰なのです。

走行中にタバコを吸っていると、こんな内装の奥深くまで灰が入り込むのですね。

ですので、内装を外すと喫煙歴の有無はすぐに分かります。

 

逆に喫煙歴を隠すためにこんなところまでばらしてちゃんと掃除していたとしたら、

細部までクリーニングが行き届いているということですので、

それはそれで優良な中古車と言えるかもしれません。

知らぬが仏。

 

 

さて、お次は久しぶりの登場。

ミィちゃん(♂ 6ヶ月)です。(猫のほう)

すっかり大きくなってしまいました。

なんやかんやで引き続き飼い主募集中ですので、

もし興味がある方がいらっしゃったらお気軽にご相談ください。

 

 

いつも子供たちにもみくちゃにされ、いい加減にしろと言わんばかりのこの表情。

生後すぐの状態で超未熟児として保護し、それからひたすら子供のおもちゃ状態なので、

どんな手荒な扱いにも耐える、非常に頑丈かつ肝っ玉のすわった猫に育っております。

 

手足が長めの比較的スマートな体型で、

性格は狩猟本能が強く、身体能力の優れた「猫らしい猫」です。

初めての人でも全く問題なく接することが出来ますが、

必要以上にベタベタしてくるタイプではありません。

呼んでいないのに寄ってきて、呼ぶとどこかへ消えてしまう、

そんな極めて典型的な猫らしさが存分に味わえます。

 

毛質は非常に柔らかく特に胸毛周辺はモッフモフの状態でして、

これからの季節、お腹に顔を突っ込んでモフモフを味わうには最適な毛並みとなっております。

獣医さんからも「この子は毛が柔らかいねぇ~」との評を得ております。

シャンプーも大丈夫です。

逃げようとはしますが、暴れるというほどではありません。

湯船に入れても大丈夫。

 

オスですが去勢済みです。

元未熟児ですが現在は健康優良児で体重も標準を上回る勢いで成長中。

我が家はアレルギーだらけなので、猫好きの方がいらっしゃったら、何卒よろしくお願いいたします。

こんばんは。

今回は色々とてんこ盛りで紹介させていただきます。

 

まずはオーナーさんがDIYで交換された車両の御紹介。

ベルトラインモールも交換されたようです。

養生もバッチリで安心ですね。

使用している養生テープはパイオランテープでしょうか。

この緑のタイプは養生テープとしては粘着力が強めですので、

塗膜が劣化している車両の場合はご注意ください。

古い車両の場合は青色の粘着力が弱いタイプのほうがいいかもしれません。

 

こちらが完成写真。

ワンピースのガラス幌、Stayfastのタンです。

一切のたるみ、シワもなく非常に綺麗に張れていますね。

 

骨組の位置調整もバッチリです。

 

作業は試行錯誤の繰り返しで、結局丸二日かかってしまいかなり苦労されたようですが、

「振り返ってみれば楽しかったなぁ」とのことで、良い思い出になったようで良かったです。

 

が、しかし!最後に一言。

「やっぱり(当店に)お願いすればよかった」

だそうです。

 

楽しかった思い出はそのままに、次回の幌交換依頼をお待ちしております!

 

 

さて、次からは当店での作業。

こちらはいかにも秋らしい、オレンジのボディにバーガンディの幌。

たぶんプレミアムパッショネイトオレンジかな?

ボディだけだと名前の通りパッションな感じですが、

差し色で赤が入った途端、秋らしくなってくるから不思議です。

さながら美味しく実った柿のよう。

 

こちらはブルーのボディにダークブルーの幌。

この2台、どちらも後期型の車両です。

この後期用純正ホイール、立体感があってかっこいいですねぇ。

 

 

こちらはMR-S。

史上最高レベルに排水口が詰まっていたので記念撮影。

針金でホジホジしてもちっとも流れないくらい、排水管にビッシリ泥が詰まっていました。

ただ、矢印のサブ排水口が生きていたので車内への浸水はなく一安心。

完成写真はありません。

 

 

お次はS2000。

ボディの全塗装が完了し、最後の仕上げとして幌交換のご依頼です。

ボディが綺麗になっても幌がこれじゃぱっとしませんからね。

今回はベルトラインモールとフロントルーフウェザーストリップ、

幌側のウェザーストリップ6点も合わせて交換いたしました。

 

 

今回は全塗装時にフロントピラーモールも交換していたのですが・・・・

あれ、ツメが一本も無い。

 

元々のパーツだと・・・・

このように邪魔くさい3本のツメが生えていたのです。

これのせいでウェザーストリップが付けにくく、非常に邪魔だなぁと思っていのですが、

やはりメーカー側としても非常に邪魔だったらしく、一本も残らず見事に廃止されておりました。

わざわざ作り直すくらいですから、よっぽど邪魔且つ不要な部分だったのでしょうね。

こういう地味なところをきちんと改良する姿勢は評価できます。

 

 

こちらは頭上のゴムバンドを止めているプレートです。

雨漏りしていなくても湿気や寒暖差が多い環境だと結露してこのように錆びてしまいます。

せっかくボディも綺麗になったので、サービスで新品に交換しておきました。

 

で、出来上がり。

グレーメタリックのボディにバーガンディの幌です。

ホイールはまだ暫定措置でして、とりあえずGT-Rのものを履いています。

 

写真だとソリッドのグレーのように見えますが、ちゃんとメタルが入っています。

あとはどんなホイールを履かせるのか、楽しみですね。

 

 

そしてこちらは店長が新たに手に入れたアイテム。

マキタの充電式ライトです。

幌交換は狭いところに潜り込んでコチョコチョと作業することが多いので照明の確保が重要なのですが、

今までなかなかしっくりくるライトが無かったのです。

懐中電灯タイプだと手に持っていないとなかなか狙ったところを照らせないし、

頭につけるタイプは便利だけど、だんだんずれてきてしまい邪魔臭い。

思い起こせはずいぶん色々なライトを試してきました。

 

そして今回やっと出合ったこちらのライト(前から知ってたけど)、これが実に素晴らしい!

なにが素晴らしいって、まず電動工具用の強力なバッテリーを使うので非常に明るい。

また、他の工具と共用のバッテリーなので使い回しが可能。

(当店の場合、掃除機2台とステープラーのバッテリーが共用。)

 

さらにバッテリー部分の底が平らで重たいので、安定して自立してくれます。

 

そして、安定した自立からの・・・

 

このナイスなひねり具合!

「ご主人、ここ?ここ照らせばいいですか??」的な、

たかだか工具のくせに愛嬌すら感じさせる絶妙な角度。

(※自動追尾機能はありません。)

ピクサーアニメの冒頭に出てくる電気スタンド(「ルクソーJr.」というらしい)を彷彿とさせます。

 

もちろん、首は上にも横にも下にも、どっちにも向けることが可能ですので、

全体を照らすにも、ピンポイントで照らすにも、あらゆる用途にもってこいの素晴らしいアイテムです。

非常時には部屋全体をそこそこ明るく照らすくらいの照度がありますので、

18Vボルトの掃除機とあわせて、一般家庭にも是非常備しておきたいですね。

 

それでは、また。

 

こんばんは。

本日はボルボ・C70の御紹介。

 

交換動機は・・・

毎度おなじみガラス脱落。

全周に渡って完全に剥がれてしまっております。

室内側に色々荷物が突っ込んでありますが、これがガラスの支えになっております。

一見適当に突っ込んであるように見えて、実はどれも適切なサイズとなっており、妙に感心しました。

 

また、後部のロック爪が入る穴の横がなぜか破れていたのですが・・・・

 

本来真っ直ぐに立っているはずの爪が、固着して寝たままになってしまっていたのが原因でした。

こちらは幌庫格納時に邪魔にならないよう、根元から倒れる仕組みになっているのです。

 

固着を解消し、グリスアップをしたらきちんと真っ直ぐ立つようになりました。

その他、ヘッドライナーを引っ張るベルトも切れていたので補修。

これでたぶん当分は大丈夫。

 

ちなみにC70の後部はこんなにガッツリ持ち上がります。

垂直を超えて、さらに前方向までこんなに開くのは珍しいです。

 

 

で、出来上がり。

鮮やかな赤のボディに渋い光沢を放つ黒の幌。

非常にかっこよく仕上がりました。

 

天気がいいのでグレーっぽく見えていますが黒ですよ。

Stayfast生地だとここまで反射しないのですが、

Twillfast IIだと割と光沢感があるので、太陽の下だとこんな感じに見えます。

まぁ、写真がやや露出オーバーなのもありますが。

GermanA5もこんな感じです。

 

ところで、生地の違いが良く分からん、という問い合わせを頻繁に頂くので、

各生地の特徴をまとめたページを作成してみました。

ご検討中の方は予備知識としてぜひ見てみてください。

http://www.auto-tops.com/page/25

 

ついでに、幌の劣化についてまとめたページも作りましたよ。

http://www.auto-tops.com/page/24

 

 

余談ですが、C70の骨組は、他のどの車種よりも骨の数が多くなっております。

横方向の骨のことを「ボウ」というふうに呼ぶのですが、C70の場合、合計7本ものボウを持っております。

特に一番後ろはかなり近い距離に2本のボウが入っており、骨組設計へのこだわりが感じられます。

こんなに入っているのはボルボだけ!

 

って、よく見たら④が抜けてますね。

画像を直すのは面倒なのでそのままにしときます・・・・合計6本!

あれ、なんかそんなに多くも無いような気がしてきた。

 

それでは、また。

こんばんは。

 

結構頻繁に交換させていただいているのですが、

なぜかタイミングが悪く写真が撮れないことの多いBMW・Z3。

今回やっと久しぶりに撮影できましたので御紹介。

 

無難な黒の幌なのですが、

こちらのお車、ボディが非常に輝いておりまして、

メリハリの利いたいい感じの仕上がりになりました。

 

このシルバーボディ、メタル成分が多めなのかなんだか知りませんが、

とにかくやたらと輝いているのです。

よく見ればあちらこちらに年式相応の傷はありますが、

ボディの輝きはまだまだ一級品ですので、是非大切に乗っていただければと思います。

 

Z3の幌はシルエットに無理がなくクリーンな印象で、大変バランスがいいと思います。

閉じていても全体的に美しいプロポーション。

一応幌屋なので、形のいい幌、作りのいい幌など、車種ごとに色々思うところがあります。

 

カメラ任せの露出だとボディのあまりの煌きっぷりにドアンダーになってしまい、

車体の下の陰など完全に真っ黒けです。

もっとダイナミックレンジの広い一眼が欲しいなぁ。(HDR撮影はイヤ)

現在ひねくれてペンタックスにしていますが、Nikonの上位機種とか正直羨ましい。

なんなんですか、あの高画質は。

同じひねくれチョイスとしてSONYのαなどはどうなのだろうか。

最近はボディデザインもわが道を突き進んでいていい感じです。

イメージセンサの開発元だし、きっと自社向けに最高にいいやつを用意してるはず?

 

Z3の幌は綺麗にパンパンに張ることができるので、手順は少々面倒でもやりがいがあります。

一番良く出る黒は常に在庫を置いておりますので、比較的早急に対応可能です。

今回のようにボディが輝いてさえいれば幌交換で見違えますよ。

是非お気軽にご相談ください。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回はメルセデスベンツ・SLクラス(R129)の御紹介。

 

もう3台目だし余裕だぜ!と思いきや・・・・やっぱり超難しいR129。

なんでこんなに難しいのでしょう。

純正品ならばもっと簡単なのでしょうか?

出来れば一度張ってみたいものです。

 

 

 

R129の幌はご覧の通り幌の後部が持ち上がり、

次に格納庫のフタが開き、その中に畳み込まれる構造となっております。

この構造自体は多くのオープンカーで採用されている方式なのですが・・・

 

例えばこちら、アウディA4カブリオレ。

格納庫のフタの上に幌後部が乗っています。

つまり幌よりも格納部のふたのほうが大きい。

そりゃまあ、当たり前ですよね。

そうでないと入らない。

 

 

同じメルセデスのCLKカブリオレも・・・・

やはり格納部のフタのほうが大きい。

他の車種も全てこうです。

 

ところがどっこい、R129の幌は・・・・

あれ、フタが見えない。

どこに行ったのか?

正解は、幌の下に完全に隠れてしまっております。

格納庫のふたよりも幌のほうが大きいのです。

 

これはSLクラスのより古いモデルであるW113やR107でも同様。

 

 

ではどうやって幌を収納しているのかと言うと・・・

 

上から見ると、普段幌が閉まっている時は、ご覧の通り幌がフタよりもはみ出しています。

 

 

 

 

ところが、幌を格納するときには・・・・

幌が格納庫の入り口に入るよう、幌後部が全体的に前へ移動するのです。

実際にその機構をみると、よくまぁここまでやるもんだなぁと感心します。

これだとサイドが入らなくないかって?

ご安心ください。

サイドも内側に引っ込んで幅が縮まる構造になっています。

 

なぜここまでして、フタが外から見えないようにしたのか。

カッコイイから?それとも雨仕舞いがいいから?

真相は良く分かりませんが、そのオーバークオリティな素材といい機構といい、

さすがはメルセデス、と思わせてくれる納得の作りです。

 

巷でよく言われる古いメルセデスの作りのよさ、

まだ体感したことがないという人は是非一度細部までじっくり観察してみてください。

熱狂的なファンがいるのもうなずける、素晴らしく手の込んだ作りになっております。

 

 

さて、話は変わって、幌交換でよく使うステープル。

2、3年かかってやっと一箱を使い終えました。

この一箱で2500発も入っていますからね。

 

というわけで追加で買わなくちゃ、とAMAZONやら何やらで見てみるも・・・・

高っ、こんなもんが2500円とかするのです!

 

ところがどっこい、たまに購入しているマキタ専門ショップさんのサイトを見てみると、

なんと500円で売ってるではありませんか!

最初は目を疑いましたが、なんでも在庫処分特価とのこと。

いくら在庫処分ったって、こりゃさすがに下げすぎじゃありませんか??

まぁ、余程邪魔で邪魔で仕方が無く、さっさと処分したいのでしょう。

それならばお言葉に甘えて、ということで4箱購入。

これで当分持ちますね。

 

が、しかし、届いてみると・・・・

おかしい、なにやら少々箱が大きい気がする。

いや、気がするレベルではない。

 

 

開けてみると・・・

ガビーン!!

私の求めていたものが中に6個も入っています。

どうも定価が高いなぁと思ったら、小箱が6個入って一箱だったのです。

 

ということは、調子に乗って4箱買ってしまった私は・・・

ワオ、合計小箱24箱、6万発ものステープルをゲットしてしまいました。

これいつ使い終わるんだ?

これからの人生で6万発もステープルを打つかと思うと少々うんざりします。

まぁ、安かったからいいんですけどね。

弾数は多いほど安心ですし。

マキタショップさん、いつもありがとう。

 

もっとも、最初は調子に乗って10箱買おうかと思っていたのです。

10箱っていったら脅威の15万発!

社員数名雇って幌を張りまくっても使い終わるかどうか不明なレベル。

衝動買いには気をつけましょう。

 

というわけで、これからはいつもより多めに打ってまいりたいと思います。

皆様どうぞよろしく。

こんばんは。

今日はS2000のご紹介。

 

作業開始前のお客さんとの打ち合わせで、

レインレール周りから雨漏りしているようだ、と聞いていたのですが、

オウ、幌を外してみたら、モールディングの水切りが見事に脱落しています。

以前から「これ、実はなくてもいいんじゃないかなー?」とほんのり思いつつ、

脱落していれば一応付け直していたのですか、

今回これだけガッツリ外れて雨漏りの原因となっていることが確認できましたので、

これからも引き続き外れていれば補修していきたいと思います。

 

「実は無くても問題ない」っていうほうを期待していたのですがやはりないとダメでした。

なぜって、以前も書きましたがこれの補修、結構手間がかかるのです。

全部で3本あるのですが、今回はフルコンプリート脱落。

短いやつはほぼ100%脱落していますが、短いぶん補修も簡単。

長いやつは脱落率20%くらいな印象ですが、落ちてしまっていると非常に面倒。

妙にしっかり着いている車両もあれば、ちょっとつついただけでポロッと落ちてしまう車両もあります。

いつも 「取れませんように」 とビクビクしながらチョンチョンつついてます。

 

付け直したあとはこんな感じ。

矢印のところにちょっと見えている部分がそうです。

これっぽっちのベロが有るか無いかで雨漏りの発生が左右されるなんて設計がシビアすぎます。

ロードスターみたいにガッツリ長いベロをモール全体に回しておけばいいのに。

 

で、出来上がり。

赤いボディにバーガンディの幌です。

ボディが超ツヤッツヤですが、実はもう17万キロも走っています。

たくさん走っても磨けばまだまだ光るものですねぇ。

ましてや色褪せやすいレッドなのに。

よく見ると小傷やハゲはちょこちょこあるのですが、

これだけテカテカに輝いていれば少々のことはちっとも気になりません。

 

こちらのオーナーさん、お友達と二人で来られました。

とても仲良しで和気藹々としていて、すごく楽しそう。

いいなぁ、こういうの学生以来久しく味わってないよなぁ、と、

妙に羨ましく、そして少し寂しい気持ちになりました。

たまには気の合う友達と適当にフラフラして、

食べたいもの食べて、

バカ話に花を咲かせたいなと思う、

秋の夜長でありました。

 

こんばんは。

今日は、是非知っておきたい・もらいたい、クロス生地の耐久性についてのお話し。

 

先日、当店で幌交換をさせていただき2年になるオーナーさんが、

経過報告、ということで現在の写真を送ってきてくださいました。

 

それがこちら。

ふむ、のっけからなかなかさわやかな写真です。

 

ちなみに使用状況としては、この2年間、駐車場は完全露天で雨ざらし。

オーナーさんはこちらのお車を通勤で日常的に使用しており、

快適シーズンの好天時はほぼオープン、という状況だそうです。

 

さて、そんな感じで使用してきた幌は2年たってどうなったのか?

 

じゃん、こんな感じ。

白っぽくなっているのが、幌を開けたときにスレが発生した部分ですね。

 

拡大すると・・・・

こんな感じ。

磨り減った、という印象はそれほどなく、色が抜けたように白くなっている感じ。

オーナーさんの感想としては、頂いたメッセージをそのまま転載いたしますと、

『 「色落ちしてみすぼらしくなった、ボロくなった」などということは一切ありません。  』

とのことです。

ご満足いただけているようで良かったです。

 

ただし、こちらの生地、実は最高級生地のGermanA5なのです。

当店で在庫を置いているStayfastと同じアクリルクロス生地ではありますが、

GermanA5はより繊維が緻密で、厚みもあります。

よって、全く同じ環境で使用した場合、その損耗の仕方にも差が出てくるかもしれません。

厚みがある分、GermanA5のほうがちょっと長持ちする、かも?

 

一方こちらのステッチ、お洒落に白い糸で特注したのかと思いきや・・・

なんと、元々は生地と同色だったのに、色褪せて糸だけ白くなってしまったのです。

2年でここまで退色するとは、私もちょっとビックリ。

私のロードスターに付けているダークルビーの幌は全然こんなことはありませんでしたので、

やはり保管環境、とりわけ「紫外線を浴びせない」ということが大事なのかもしれません。

(私のロードスターは幌を取り付けた2009年より現在まで、ほぼ一貫して屋根の下に置いております。)

 

とまぁこんな感じに糸だけ退色してしまったわけではありますが、

オーナーさんは『これはこれで味が出て、というかむしろオシャレになって満足しています。 』

といった具合に極めて前向きに捉えられておりますので、

それならまぁ私もお言葉に甘えて、

「一粒で2度美味しい感じで良かったですね」と、お答えしたいと思います。笑

 

さて、それにしてもなぜ糸だけこんなにも早く退色してしまうのか。

答えは、布部分と糸の部分で素材が違うからです。

布部分はアクリル繊維なのに対し、糸はポリエステルです。

ポリエステルも一般的には「色褪せしにくい」ということになっているらしいのですが、

それでもやはり2年間ひたすら野ざらしとなると、ここまで退色してしまうのですね。

 

一方アクリル繊維はというと、繊維の中でも最も染めにくいとも言われており、

「カチオン染料」という特殊な染料でのみ染めることが出来ます。

これがまた、染まりにくいアクリル繊維を染めてしまうだけあってか耐久性が大変高く、

色褪せのしにくさの度合いを示す「耐光堅牢度」という値において、

アクリルクロスは他の繊維よりも頭一つも二つも飛びぬけているようです。

というわけで、ポリエステル糸が悪いというより、競争相手が悪かった、というところでしょうか。

 

じゃあ糸もアクリルにしたらいいじゃん?とも思いますが、

きっと強度か何かの関係で糸はポリエステルじゃないとダメなのでしょう、きっと。

 

ちなみに、メーカーの保証規定でも、

「ポリエステル糸の退色は保証対象外」と明記されております。

逆にアクリルクロスの過度の変色は保証対象となっており、

やはりメーカーも双方の特性を踏まえたうえで製造していることが伺えます。

 

 

さて、だいぶ長くなってきておりますが、まだ続きがあります。

アクリルクロスの幌をさらにヘビーに使い込んでいったらどうなるのか・・・・

こうなりました。

磨り減りまくって、ついに中間のラバー層まで露出してしまっています。(黒く見える部分)

 

 

 

こちらは接触していた反対側。

ラバー層までは達していませんが、繊維は相当磨り減って白くなっております。

 

どうやって擦れているかというと、幌を開けたとき・・・・

こんな感じで接近してきて・・・・・

 

このように、布同士が常に接触した状態になり、

車体がバウンドするたびに幌も上下に動き、ズリズリ擦り減っていく、という状況なのです。

 

ただ全体的に見てみると、どうも擦れは一番当たりやすい1箇所に集中しており、

幌を開けるときにここに柔らかいタオルでも挟んでおけば、擦れはかなり避けられそうです。

面倒でも毎回タオルを挟んで長持ちさせるか、

それとも細かいことは気にせず開けたいときにパーン!と開けて、

磨り減ってきたらまた替えたらいいじゃん、とお気楽にいくか。

考え方は人それぞれ、ご自身の性格とご相談の上、お決めいただければと思います。

 

ちなみにこちらのオーナーさんは数年間・数万キロ、

一切遠慮無しに開けて開けて開けまくっていたところ、こんな感じになったそうです。

 

今回の写真はお仲間のRS乗りの方の幌交換で一緒にご来店された時に撮らせて頂いたのですが、

そのときも当然オープン。

幌がやれてきても、開けてしまえば関係ない。

そんか感じの、非常にオープンカー乗り気質あふれるオーナーさんでありました。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回もMR-Sの水漏れシリーズ。

 

ほら、またです。

こちらの車両もトランスミッションコントロールユニット(以下TCU)が浸水した形跡があります。

これはもう完全に持病です。

まだ幌交換したことがない、

幌交換したけど漏水チェックなんて多分してない、

という方は今すぐ内装を外してチェックしてみましょう。

 

ちなみに、作業後オーナーさんにこの件を報告したところ、

ちょうど最近故障でTCUを交換したばかりなんだそうです。

ああ、もう対処済みなのですね、なるほど、それなら安心。

いや、でも・・・

 

雨漏りの原因が解消されていませんでした。

左側のメイン排水口が完全に詰まり、水が全く流れません。

これではせっかく交換したコントロールユニットもじきにまた水没してしまいます。

 

ただ、サブの排水口は詰まっておらず、ちゃんと水は流れます。

じゃあどうして浸水したのか。

 

原因は、排水口周辺のシート端部を留めるボタンがあるのですが・・・・

 

これが留まっていなかったためシートの端部が垂れ下がり、

矢印の方向に水が流れてしまっていたと思われます。

泥水が通った痕跡もありますのでほぼ間違いないですね。

皆さんも幌交換作業時はこういった単純ミスが無いよう気をつけましょう。

特にシーケンシャルMTの方は要注意です。

 

はい、というわけで出来上がり。

幌はイエローのボディにバーガンディをチョイス。

 

一度排水口を掃除したら今後数年は大丈夫だと思いますが、

念のため年に1~2回くらいは漏水チェックをしたほうがいいかもしれませんね。

こちらのオーナーさんも「自分でチェック出来るようになりたい」ということで、

排水口の位置や掃除の仕方をレクチャーさせていただき、

店長特製オリジナル詰まり解消特殊工具(ハリガネ)を進呈させていただきました。

 

参考までに、排水パイプは排水口からすぐのところでほぼ直角に曲がっており、

詰まりはさらにその先で発生しております。

よって、詰まり解消のための工具はこの直角部分を通過する柔軟さを備えつつ、

その先の詰まりをほじくることの出来る腰の強さもあわせ持っていないとなりません。

ですので、一見ただのハリガネに見える店長特製ハリガネSSTは実はただのハリガネではなく、

数あるハリガネの中から厳選された一級品のハリガネを用いた価値あるハリガネSSTなのです。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回はNBロードスターの御紹介。

 

1台目。

屋根が一部濡れてますね~と思いきや・・・

 

拡大してみると、無数の細かいヒビが入っています。

これは珍しい、初めてみるパターンです。

どういう環境下でこうなったのか気になります。

 

ベルトラインモールも交換しました。

左が旧、右が新です。

よく見るとちょっと進化していまして・・・・

新型のほうには矢印部分のフラップが追加されているのです。

NB4には最初から付いていたので、どうも途中どこかで改良されたようですね。

ロードスターのモールは元々シンプルで信頼性の高い設計ですが、

このように更なる改良を重ねており、マツダの真剣さが伺えます。

え?S2000はどうかって?

はい、S2000のモールがいかに変ちくりんであるかは、また後日紹介いたしましょう。

 

ちなみにこちらのベルトラインモール、

ゴムと金属フレームが一体となった複雑かつ大形な部品となりますが、

お値段は意外とリーズナブルなのです。

それに引きかえ、ただの樹脂一体成型パーツであるレインレールの高いこと高いこと・・・・

先日買ったらついに18,000円弱まで値上がりしておりました。

毎年10%ずつ値上がりしているような感じですので、20年後には10万円を超える予定。

ってさすがにそれはないか。

まぁ、部品が出るだけありがたいのですが。

 

フロントヘッダーウェザーストリップも交換。

外してみたところ、錆びもなく状態良好。

泥汚れもほとんどなく、かなり保管状況がよかったと思われます。

その割には幌がひび割れていましたが。

 

ブチルと汚れを落としてスッキリ。

こういうところを外してみて綺麗だと安心しますね。

錆びてたらガビーンです。

 

 

幌はワンピースのStayfast黒。

このカラーには黒が一番似合うと思います。

NBロードスターがデビューした当初のイメージカラーですね。

 

 

2台目。

サンルーフモード発動。

なぜか最近ちょくちょく見かけます。

流行り病?

 

リアガラス剥離・・・・ではなくて、リアガラス上部の生地が切れてしまっています。

畳むとき鋭角に畳まれる部分なので、どうしても劣化しやすいのですね。

しかし、NBロードスターはリアガラス剥離など絶対にしない、立派です!

ごついゴム枠は伊達じゃない。

やっぱりガラスはガッツリ固定しないといけません。

 

ジッパーつきのバーガンディに交換。

赤シートのNR-Aなので、よりスポーティになって雰囲気もバッチリ。

 

バーガンディだとやっぱり「交換した!」感がひときわ大きいですね。

マンネリ気味で変化を求める方にはぴったり。

是非ご検討ください。

 

それでは、また。