写真がいっぱい

こんばんは。

先週は非常に忙しかった・・・その分ネタもいっぱい溜まりました。

 

まずこちらはアルファロメオ・スパイダー。

幌が縮んでしまっているのか何なのか、どう頑張っても閉めることが出来ない状態です。

 

それを解消しようとしたのか、後端部に布を継ぎ足した形跡があります。

それでもやっぱり閉まりませんが。

 

フロントウェザーストリップはリテーナーが錆びまくりで再利用は不可能。

たいてい錆びているので、部品はストックしてあります。

新品交換にて対応させていただきました。

 

幌を全部剥がして骨組だけにしたら何とか閉まりましたが、

骨組が大きくねじれていて左右で全然寸法が違います。

このように補修した形跡が何箇所かありました。

きっと過去に何かがあったのでしょう。

 

ここのボルトもオリジナルとは違います。

 

こちらは右側の写真。

窓ガラスと骨組の隙間にご注目。

上に行くほど隙間が狭くなっていて、一番狭い部分では数ミリ程度のクリアランスです。

 

こちらは左側。

右側とは逆で、上に行くほど隙間が広がっております。

広いところで3cmくらいはあるかもしれません。

出来る限り骨組の調整を試みましたが、もはや調整出来る限度を超えていたので、

そのまま現物合わせで張っていきます。

 

で、出来上がり。

見た目上はきちんと仕上がりました。

 

ガラスの隙間も・・・

右側。

 

左側。

概ね、左右で違和感がないように張れました。

が、しかし、中から見ると左右で骨組の位置が全然違います。

このような古い車種の場合、骨組の位置をある程度無視して調整することが出来るのです。

元から車体も幌もガラスもあまり精度が出ていませんから、

いい意味で「誤魔化しの効く」構造になっているのかもしれません。

それでもまぁ、いい感じに誤魔化すにはある程度経験が必要になってくると思います。

 

こちらはS2000のレインレール装着部分。

雨漏りをコーキングで無理矢理直そうとした感じ?

除去を試みましたがかなり強力にくっついており、

無理に取ろうとすると塗装を痛めてしまいますので、最低限の除去で済ませました。

 

レインレール側もガッツリでちっとも取れません。

もちろん、このあときちんと止水処理をやり直しまして、

雨漏りは無い状態になっております。

 

こちらはMR-Sの骨組。

錆でガッツリ折れてます。

これは始めて見るケースですね。

 

内部は中空になっています。

 

この棒がちょうど中に入りそう。

正体は、S2000前期の幌にくっついている、グラスファイバーの棒です。

グラスファイバーなので適度な弾力と強度があり、補修にはもってこいです。

 

中に突っ込んで接着剤で固めて・・・・

 

テープでぐるぐる巻きにして応急処置完了。

時間がないので錆の処置まではしておりませんが、

雨漏りが錆発生の原因だと思いますので、幌交換後はもうあまり悪化することはないと思います。

もしダメでしたら、部品交換をしてくださいませ。

私に出来るのはここまでです。

というかこの折れたバー、あってもなくてもあまり変わらないような、

実に微妙なポジションなんですよね。

 

こちらはボルボC70のヘッドライナー交換。

幌も張り替えましたので、ついでに交換する分には比較的楽に出来ます。

それでもまぁ、調整に結構時間がかかりますが。

 

C70のリアシートは、左右に照明が付いていたり・・・

 

パワーウィンドウのスイッチが付いていたり、

後ろに座る人のこともきちんと考えた設計になっております。

他の4人乗りオープンでは、スペースこそそこそこ確保されていても、

こういった装備は省略されていることがほとんどです。

北欧らしい、快適な空間デザインといったところでしょうか。

 

こちらはサイドに貼ってあるラベル。

何が書いてあるのかなと思ったら・・・

 

エアバッグは消耗品なので、2013年までに交換してね、的なことが書いてありました。

実際わざわざ交換する人もなかなかいないかもしれませんが、

見過ごされがちなエアバッグの使用期限をきちんと明示している辺り、

さすが安全性を重視するボルボらしいなという感じです。

 

 

BMW・3シリーズカブリオレ(E36)は、

赤のボディにグリーンの幌の組み合わせ。

ちょっと派手じゃないかと思いましたが、張って見ると意外とそうでもないですね。

これから色々レストアするようですので、もしかしたらボディカラーも変更されるのかもしれません。

 

 

こっちはNCのレインレール。

初期のタイプはこのような継ぎ接ぎがあるレインレールが使われています。

 

経年劣化で変形してしまい、一部は大きく剥がれてしまっています。

以前は色々補修してとりあえず再利用していたのですが、

さらにこの先数年後のことを考えるとあまり好ましくないように思いますので、

今後は全て新品交換対応とさせていただきます。

15,000円くらい部品代が別途かかりますが、何卒ご了承くださいませ。

 

こちらは改良型レインレールとの比較。

ご覧の通り、改良型は樹脂の一体成型となっており、信頼性が大きく向上しております。

というか、初期型はなぜこんな手作りチックな作りになっているのでしょう。

発売直前に欠陥に気付いて、間に合わせで補修した感じ?

 

こちらは店長のA4カブリオレ。

嫁さんが出先でオープンにしようとしたところ途中で動かなくなってしまったとのことで、

急遽救出に向かい、とりあえず手動で閉めて戻ってまいりました。

普通の人は手動で閉める方法すら分からないでしょうから、かなり焦るでしょう。

こういうトラブルがあると、余程の物好き以外はオープンカーを敬遠してしまいますよね。

電動幌の場合、車両の説明書に緊急時の開閉方法が書いてありますので、

オープンカー乗りの心得として、一度目を通しておくとよろしいかと思います。

 

で、原因を探ると、どうもフロントロックが正しく動いていない。

ただし、ウィーンという音はするので、モーターはきちんと回っている模様。

空回りしている感じ?

 

理由は結構単純でした。

モーターを固定しているボルトが緩んで、モーターのギアが噛み合っていませんでした。

 

この真ん中のくぼみにあるのがギアです。

ちなみに手動開閉時には、

この真ん中の軸を押し込んでギアの噛み合いを外してから回す、という動作になりますので、

専用のレバーハンドル以外では回すことが出来ません。

 

緩まないようにロックタイトで固定して完了。

無事動くようになりました。

部品交換の必要がなくてよかったです。

 

ちなみに、途中で止まってしまった原因としては、

フロントロックを解除し、幌が動き出したまではよかったのですが、

途中で「ロックの爪を再度ロック状態にする=爪を引っ込める」という動作がありまして、

この段階でギアが抜けてしまったため、爪が出たままになってしまい、

爪が出たままでは幌が格納できないので動作を停止した、とうことなのであります。

いやぁ、調べれば調べるほど複雑な動きをしますねぇ実に。

 

さて、こちらは長らく放置していたモール磨き。

お客さんから「あ、店長、まだ磨いてない!」と鋭いご指摘を頂きましたので、

岩のように重たい腰を上げて、えっちらほっちら磨きます。

ああ、自分の車は本当にめんどくさい。

ちっともやる気がしません。

医者の不養生 車屋バージョン。

 

磨く前。

鮫肌みたいに、実に汚い感じになっております。

 

で、磨き完了。

確かにモールはちゃんと綺麗になりましたが、

車両の印象が大きく変わるかというと、なんだか思ったほどではない・・・・・

なんだろう、頑張ったのにあまり達成感がない。

というか、まだサイドとリアは磨いていないので、達成感もへったくれもないのですが。

全部磨き終わるのはいつになるのか。

いや、いつになっても終わらないかも。

相変わらず磨いてないことに気付いた方は、厳しくご指摘ください。

ケツをひっぱたけばいくらか動くかもしれません。

 

それでは、また。