黒光り

こんにちは。

今年は長い日記を一気にドン!ではなく、

短い日記をちょこちょこ更新していくスタイルにしていきたいと思います。

 

はい、というわけで、今回はこちら。

W211型のEクラスです。

黒いボディへの磨き・コーティングの実績写真が欲しかったので、

知り合いの車屋さんから、半ば無理やり借りてきました!

 

個人的にはEクラスはこの型が一番好きですね。

(ベンツの割には)威圧感を感じさせない端正でクリーンなスタイル。

この型か、あとは、歴史的名車とも言えるW124型か、その二つが好きです。

 

なぜこの車両を借りてきたかと言うと、

まぁ知り合いなので借りやすいこともあったのですが、

水垢や洗車キズがですね、なかなか多めなのです。

実績写真としてはやはり、「これがこんなに綺麗になります!」みたいのが欲しいですからね。

担当Y君には、「わざわざ大変な車を持ってきて・・・・」と思われているかもしれませんが、

今こそ君の底力を見せてくれ!!ということで頑張ってもらいます。

 

ご覧のように、水垢と洗車キズのダブルパンチです。

業務用の比較的強力な洗剤で洗った後でこれですからね。

水垢がいかに頑固かがお分かりいただけるかと思います。

一度ついてしまったら普通に洗ってもまず取れません。

 

トランクも、リアガラスも、水垢たっぷりです。

 

こういうところも気になりますね。

ドアノブ回りは開閉時に爪が当たるので、特に傷が付きやすいポイントです。

 

欧州車なのでホイールも真っ黒です。

こういうデザイン、とてもカッコいいですけどね、

スポークが多いので普段のお手入れはなかなか面倒なところではあります。

 

ホイールは基本的にポリッシャーが入らないので、専用の洗剤で根気よく洗って綺麗にしていきます。

Y君の作業を見ていると、寒空の下、だいたい1本1時間くらいはかけて丁寧に洗っております。

この男は本当に手抜きをせずよく動きます。

近道せず、コツコツと確実にこなしていきます。

 

はい、というわけで、下準備が出来たらまずはボンネットから磨いていきます。

今回は差が分かりやすいように左右に分けて磨いてもらいました。

 

はい、水垢と洗車キズが取れて、スッキリ綺麗になりました。

 

背景も非常にくっきり映り込むようになりました。

 

細かい部分まで鏡のようにしっかり映り込んでおります。

ここからさらにコーティングを施していくことで、より強い輝きが出るようになります。

 

鏡といえばコチラのセンチュリー、Cピラーがやたら太くなっておりますよね。

これは後ろに座った要人の顔が外から見えにくいようにする目的もあるらしいのですが、

他にもう一つ、車から降りた要人がこのCピラー部に映った自分の姿を見て、

服装や髪に乱れがないかチェックする、という役割もあるんだそうです。

なるほど、そうなるとピッカピカの黒ボディが俄然威力を発揮するわけですね。

 

はい、というわけで1車種に絞って紹介してみたものの、結局いつもと同じような長さになってしまいました。

もうそういう性格なのですね、諦めましょう。

次回は今回の続きをご紹介して参りたいと思います。

 

それでは、また。