SAAB'S

どうもこんばんは。

昨日はとても暖かくて、

もうこのまま春が来ちゃうのかな??と思いましたが、

週末に向けてまたずいぶんと冷え込むみたいですね。

やはり春はもう少し先のようです。

 

はい、今回は、そう多くないSAAB 9-3がちょうど2台重なりましたのでご紹介させていただきます。

まずはこちら、後期型になるのでしょうか。シルバーの9-3カブリオレ。

元はブラックの幌でしたが、ダークブルーに変更。

9-3の幌は畳み方が奇麗で生地はそれほど傷まないのですが、

経年で生地そのものの劣化が進んでしまい、雨水が染み込んでくるようになってしまいます。

 

ちなみに私も以前これのイエローを短期間ですが所有しておりました。

私が乗っているときはノートラブルだったのですが、

嫁ぎ先では本領を発揮しだしたのか、色々主を困らせている模様です。

 

こちらはコーティングもご依頼いただきましたので、

元から綺麗ではありましたが、ご覧のようにさらにピッカピカに生まれ変わりました。

 

ホイールも新品同様。

 

汚れたヒンジ部も…

 

余分なグリスを落としてピカピカに。

ちなみに、写真はビフォーアフターで左右が逆ですね。

もちろん両方とも綺麗にしましたよ。

 

ここも、やけに綺麗になりました。

隠れてて日差しが当たらない分、こういうところって塗装が傷まないんですよね。

だから汚れを落としたら新品みたいになりました。

 

汚れがちなロゴまわりも…

 

美しく。

SAABのロゴって、シンプルですけどエレガントですね。

 

黒樹脂部もより黒く。

こういうところが黒くなると見栄えがします。

 

この車の正式名称は「サーブ・9-3」で、数字の間にハイフンが入るのですが、

車体のロゴはデザインの都合からか、ハイフンの入らない「93」となっております。

ところがどっこい、サーブにはハイフンの入らない93という車種が別にありまして、

そちらは1956年から1960年にかけて製造されておりました。

というわけで間違える機会もそうそう無いかと思いますが、お間違いのなきようご注意ください。

 

はい、一方コチラは前期型の白の9-3。

こちらも幌交換とコーティングを合わせてご用命いただきました。

9-3の場合、ヘッドライナーのスポンジが加水分解でベタベタになってしまうため、

幌と合わせてヘッドライナーの交換も必須となります。

 

サーブと言えば3本スポークホイール。

しかしこれは9-3純正ではないはず。

たぶん9-5のを流用しているのではないかと思います。

違うかな?違ったら教えてください。

 

参考までに、9-3純正の3本スポークはこれです。

先ほどの物と比べると、まぁ個性が強くサーブらしくはありますが、

個人的にはちょっと古臭く見えるように感じたわけであります。

 

というわけで、私は近代的なコチラのホイールに変更しておりました。

これ、何だと思いますか?

実はオペル・ベクトラのホイールなのです。

サイズもPCD(110)もオフセットもピッタンコ。

さらにセンター穴の径まで同じでサーブのセンターキャップがそのまま入ってしまうという、

意外なメーカー同士の奇跡のコラボレーションなのでございました。

 

はい、話が逸れましたが、こちらの車両は先ほどの物よりも比較的汚れ、傷、変色が進んでおりました。

 

わかりますかね、塗装の艶がなくなり、色自体も汚れというより変色して黄ばんでしまっております。

 

というわけで、これを磨いていって・・・

 

ピカピカに。

塗膜がかなり劣化しているので磨きは注意が必要です。

 

先ほどのロゴもスッキリ爽快。

 

一番劣化の激しかったボンネットもツヤツヤです。

 

グリルはメッキの質がいいので、綺麗にすると見栄えがします。

 

ヘッドライト自体はガラス製なのか?ほとんど変色しないのですが、

このライト下のワイパー部分は汚れがとても溜まりやすいですので念入りに清掃します。

 

なんだか、後期型と若干書体が違うような・・・?

斜めから撮っているからそう見えるだけでしょうか。

 

はい、とても綺麗になりました。

 

続いてこちらはアウディの2代目TTロードスター。

いわゆる8J型というやつですね。

 

こちらの幌はフィッティングは良好で一発でバッチリ着いたのですが・・・

 

とにかく交換作業が大変でした!

とくにリア周りが、これどうやって外すの???というような構造でずいぶん苦労いたしました。

色々バラしていったら、あーこうなのかーと納得しましたが、これはたいへんな初見殺しですね。

製造工場ではどうやって付けているのだろうか・・・。

まぁ内装のないドンガラボディに乗っけていくぶんにはだいぶ楽なのでしょうかねぇ。

 

はい、というわけで今回はここまで。

それでは、また。