ミリタリー

どうもこんにちは。

今回は初登場 ジープ・ラングラー(TJ型)の張替えです。

 

張替え前。

 

全体的にはまだ使えそうですが、

リアウィンドウのジッパーが外れてしまっているので張り替えます。

 

まず、ドアを外します。

ラングラーはドアが簡単に外せるのです!

本当に簡単です、ヒンジに刺さっているだけ。

 

外したところ。

少しだけ作業がしやすくなりました。

 

普通だったらドアがあってもそこまで邪魔じゃないのですが、

ラングラーの場合、一定の角度で止まる機能が付いていないので、

勝手に閉まってきてしまって少々邪魔なのです。

というわけで、あまりにも簡単に外れるので外すほうを選びました。

 

ちなみに、フロントガラスも前に倒すことが可能です。

倒して何になるのかはよく分かりませんが、

何もかもがガチ仕様で男心をくすぐられます。

 

出来上がり!

こちらはカーキという微妙に緑がかったようなカラーでして、

ボディカラーと合わせて非常に自衛隊っぽく仕上がりました!

 

ラングラーの幌は基本的にボディに引っかかっているだけなので、

殆ど調整の余地がなく、シワも解消のしようがないのですが、

むしろ少々ダボダボで風でバタバタしているくらいのほうが、

ミリタリーな雰囲気が溢れる気もします。

 

はい、こちらは以前お買い上げいただいたニュービートル。

左後ろのパワーウィンドウが壊れたので修理中。

ご購入時に「4か所とも絶対壊れますから!」とお伝えしておりましたので、

特にクレームになることもなく、スムーズに進みありがたい限りです。

 

もちろん、「ASSY交換10万円ください!」なんて野暮なことは申しません。

販売させていただいた責任として、可能な限り安く仕上げさせて頂きます。

 

ニュービートルの場合、レギュレーターごとゴッソリ取り出します。

なんかスルメイカみたいですね。

イカ獲ったどー!

 

このワイヤーがこんがらがって動かなくなってしまっております。

 

こんがらがりまくりですね。

動かなくなったあと、あれ?あれ?と無理に動かそうとすると、

どんどんこんがらがって被害が広がってしまう可能性がありますので、

極力動かさないようにしましょう。

 

はい、まずここで前期型ニュービートルだった場合、

なんと純正部品としてはガラス&モーター付きのASSYでしか部品が出ないのだそうです。

ネット情報なので真偽のほどは不明ですが、

なんやかんやで10万とかするらしいですよ、なんと恐ろしい。

 

後期型からはちょっと反省したのか、

ワイヤーやプーリーだけ取り替えるリペアキットが出ているのですが、

それでも純正部品で15,000円くらいします。

 

が、当店ではさらなる安さを追求していきまして・・・

社外品リペアキット、お値段なんと1,500円!

えー?社外品で大丈夫?すぐ壊れるんじゃないの?

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

そもそも純正品がダメなんですから、

どっちがいいかなんて使ってみなきゃわかりません。

社外品で安く済ませるのも有力な選択肢と言えるでしょう。

 

はい、無事直りました。

あとは車体に戻して出来上がりです。

大抵の場合、グリスが切れて動きが悪くなった結果として壊れますので、

あらゆる可動箇所をしっかりとグリスアップしておきます。

どうせ隠れて見えませんから、

少々はみ出しても気にせず、

たっぷりとお見舞いしてやりましょう。

 

ちなみに当方としては、

純正部品を使おうが社外品を使おうが利益は変わりません。

だったらより安く直ったほうがお客さんのためですからね。

 

器用な方でしたらDIYでも交換できると思いますが、

ここまでアクセスするためにリヤシートの背もたれを外す必要がありまして、

それを外すためにはトリプルスクエアという特殊な形状のレンチが必要なのです。

その工具がそこそこの値段しますので、

今後もDIYをやりまくる!という方以外は、

修理屋さんに任せたほうが無難かもしれません。

 

それでは、また。