仕入れ

どうもこんばんは。

おかげさまで在庫車両がだいぶはけましたので、

新たに色々仕入れてきております。

 

はい、左側はアウディ・TTロードスター。

右側はユーノス・ロードスターです。

 

ロードスターのほうは、個人の方から直接買い取ったものです。

最近は業者オークションは相場が高騰してしまって、

いい車両は高すぎるし、安い車両はボロボロだし・・・。

というわけで、個人の方から直接買ったほうがいいものが安く買えたりしますね。

ちなみに、サイドマーカーがないのは、外して洗っている最中だからです。

 

ボディのほうはまぁ、それなりにキズや板金跡などもあるのですが、

年式から見るとなかなか上々なコンディションと言えるのではないかと思います。

ちなみに走行は7万キロ代です。

平成5年式なので、27年落ち、

その割にはかなり少なめな走行距離ですね。

 

これ、幌がですねぇ、どう見てもオリジナル。

幌屋から見ても張り替えた形跡が見当たりません。

 

硬化しがちなサイド部分も柔軟性を保っておりまして、割れも皆無です。

かなり保管状況が良かったことが伺えますね。

27年前の幌でこれって、かなり驚異的ですよ。

これならまだまだ使えそうです!

 

だけど、取っちゃいます!

ドノーマルの超低走行極上車、博物館クラス!

とかだったらもちろんそのままオリジナル状態にしておくのですが、

この車両はそうではりません。

ロールケージが組んであり、車高調も入っており、

それなりに手が加えられている車両ですので、

純正状態を維持すべき理由は特にありません。

 

それより見てくださいよ。

全く雨漏りの形跡が認められない極上コンディション。

特に燃料ポンプのところのカバーは錆びているのが標準、

錆びてないのはロードスターじゃねぇ!くらいに錆びているべきものなのですが、

全く、一切錆が発生しておらず、また交換したような形跡も見られません。

これはなかなかすごいですよ。

私も色々見ていますが、なかなかないことです。

 

また、排水口にも全く詰まりがなく、レインレールの中もとても綺麗でした。

特にNAロードスターの場合レインレールが割れやすいので、

そこから雨漏りが発生してボディが錆びているケースが多いのですが、

こちらの車両は本当に綺麗です。

前オーナーさんがおっしゃっていたガレージ保管は嘘ではないようです。

 

フロアも一切雨漏りの形跡が見られません。

素晴らしい。

 

反対側もバッチリ。

 

そして排水口が詰まって雨漏りが始まると、

ジワジワと錆にやられてしまうサイドシル。

こちらも外見上全く問題がなく、叩いてもしっかり厚みを感じる音がしますし、

ファイバースコープカメラで内部も確認しましたが、

問題となるような錆は見当たりませんでした。

 

反対側もバッチリ。

いくら綺麗な車両でも、ここがダメだとガッカリじゃないですか。

直したところで、どうしても継ぎ接ぎになってしまうし。

というわけで、サイドシルに錆のないロードスター、

今後長きにわたり大切にしていく価値があるように思います。

 

内装は、外せるものは外してクリーニング。

気になる部分はどんどん替えてしまいましょう!

 

NA6CEのカーペットは、パイル地で比較的高級感があるのです。

ですので綺麗にクリーニングするととても見栄えがしますよ。

NA8シリーズ2からだったか、カーペットが安っぽい生地に変わってしまいまして、

その場合なんだか毛羽立った感じでクリーニングしてもイマイチなのですが。

 

このように、隅々までクリーニングしております。

なんだか合成写真みたいになってしまいました。

影がないからか?違和感がありますね。

 

こちらの車両、比較的ガチめな、

サイトウロールケージ製の4点式ロールケージ+ラダーバーが組んであります。

このラダーバーがなかなかすごくてですね、

フロントガラス側の幌の受金物のところに共締めしてあるのですが、

これが非常に効果てきめんでして、

これもうNAロードスターじゃねぇだろというくらい、

素晴らしい剛性を発揮しております。

 

まぁゆるゆるのボディがNAロードスターの味でもあるのですが、

やはり剛性が高いというのは素晴らしいことですよ。

私はありだと思いますね。

 

また、ドア開口部にはバーがないので、乗り降りには全く影響を与えません。

オープン走行時の閉塞感も比較的少なめ。

非常によく考えられたアイテムだと思いますね、素晴らしい。

 

はい、続いて、こういうなんだかよく分からない配線の残骸は、

どんどん外して整理していきます。

極力クリーンな状態に戻しつつ、必要なところは手を加えていきます。

 

なんだかDIYっぽい雰囲気の配線。

剥いてみると・・・

ほとんどつながってない。

 

2本しかつながってない!

こういうのは危険ですからね。

全部撤去して、整理しなおします。

 

そして整理したうえで、快適装備は最新のものを織り込んでまいりましょう。

こちら、一見2DINサイズのナビに見えますが・・・

 

裏から見るとペッタンコ!

タブレット的なものだと解釈していただけるとよろしいかと思います。

というかタブレットです、アンドロイドが入っています。

でもちゃんとラジオも聞けるし、スピーカーにもつながります。

 

社外品のフェイスパネルとはホットメルトで直接固定しておりますが、

ダッシュパネル自体には通常通りにねじ止めしてあり、

跡形もなく純正状態に戻せるようにしてあります。

不可逆的なことはしなくないのです。

よって穴をあけたり、カットしたりは極力避けております。

 

バッチリ、スッキリ納まりました。

テザリングおよびBluetoothでスマホと接続可能でして、

ナビも使えるし、音楽も聴ける、Youtubeも見れる、

もうほんとになんでも出来ちゃう素晴らしいアイテムです。

中身は最新のアンドロイドですから、アプリも自由に取り込み可能です。

 

なのにちゃんとGPSアンテナも別で付いていて、ナビの精度もバッチリ。

今回はすっきり収めるためにメーターフードの裏に隠しましたが、

受信感度も全く問題ないようです。

 

お決まりですが、シフトノブのラバーが裂けてしまっております。

 

こっちも。

 

というわけで交換!

 

コーカン!コーカン!

 

吸音材も全部交換!

 

色がくすんでしまったエアコンパネルも交換!

写真だと分かりにくいですが、白い部分がかなり黄ばんでいるのです。

 

バッチリ、スッキリ。

つまみ部分も替えたかったのですが、残念ながら部品が廃番でした。

 

テールランプは社外品が付いていたのですが、純正の新品に戻します。

新品がいまだに出るのも非常に素晴らしいですし、しかも安い!

もう、ホント素晴らしいです、国産車は。

内部も綺麗なものです。

隅々までチェックしましたが、修復跡らしきものは見当たりません。

 

反対側もきれいです。

 

エンジンは基本的にノーマルのようです。

オイルクーラーが追加されて、

サーモスタットとプラグコードが社外品になっているくらいですかね。

 

 この後、タイミングベルトを含むベルト類全交換、

合わせてウォーターポンプやプーリー類も交換します。

 

ラジエーターは・・・どうしようかなぁ、まだ大丈夫そうな気もするけど。

悩むところです。

あと、タイヤも新品交換。

 

クラッチレリーズも替えておいたほうが安心ですが、

まだキコキコいっていないから大丈夫だろうか。

というか年式的に考えたら、すでに1回は替えているだろうなぁ。

 

というわけで、しっかり手を入れて直していきますので安くは出せませんが、

愛情をかけて育てていく素質のある個体だと思いますので、

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

なお、電話のほうが早いです。

メール返信は時間がなくて・・・・すみません。。

営業が欲しい・・・

でも、自分で売りたい。

 

それでは、また。