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2015年09月05日

こんにちは。

 

今回はメルセデスベンツ・CLKカブリオレ(A208)の御紹介。

丸目4灯のEクラスと同じ、この顔の型です。

 

幌の開発は店長の大好きなカルマン社。

世代的にはアウディA4カブの一つ前になり、全体的には似たような構造ですが、

アウディA4ほどの洗練度には達しておらず、20%OFFくらいな印象。

それでもさすがカルマン社、非常によく出来ておりますが。

 

前回の日記でちらっとお伝えしましたとおり、こちらの幌はガラス移植が必要で、結構手間がかかります。

また、ガラス移植以外にも色々不具合がありましたので、そちらも修正。

まず、リアガラス周りのトリムが外れてバッキバキに割れて、

しかもブチルやら何やらでベタベタにくっつけてあったので修正しておきました。

割れてしまっている以上完璧に元通りとはいませんが、見苦しくない程度には直せたと思います。

写真は、撮り忘れました。

 

ロックレバーも全体が外れて宙ぶらりんになっていたので直しておきました。

 

これがまたへんちくりんな構造でして、ボルトやネジで止めるのではなく、

金属のリングを嵌めこんで止めてあるだけ、そりゃ引っ張りゃ取れるだろうという構造。

写真の頭についているリングがそうです。

このままではまた嵌めこんだところでちょっと引っ張れば取れてしまいます。

 

で、色々試した結果・・・

何をしているかというと、ペーパータオルを噛ませた状態でリングを打ち込んでみました。

紙なんぞで?と思うかもしれませんが、元々わずかしかない隙間にタオルの繊維が挟まることで、

非常にガッチリ固定されることが確認できました。

まさに紙一重(ドヤァ)

いや、ホントすごいですよ、思いっきり引っ張ってもびくともしない。

ハンマーでガンガンぶっ叩いてようやく外れるレベルです。

木の樽を作る職人さんがこういうことをしているのを以前見たので、ちょっと真似してみました。

 

ガラスはアルミのフレームで幌に固定されているので外して移植します。

やり方は・・・内緒。

ちょっと特殊ですが、なかなか合理的な方法です。

 

で、出来上がり。

少々微調整に手間がかかりましたが、綺麗に張れたと思います。

 

リアガラス周りもバッチリ。

窓の位置はマーキングがしてあるので、それに合わせるだけでだいたい上手くいきます。

 

ゴム枠が奥まったところにあり、ガラスが浮いて見えるスタイリッシュな構造。

この後の世代では「さらにスッキリさせよう!」と張り切ってガラスを幌布に接着した結果・・・・

アウディA4、ニュービートルなどのように、みんなガラスが剥がれてしまう羽目に。

堅実な方法を発見したところでやめとけばいいのに、

果敢に新技術にチャレンジし、そして散っていくカルマン社。

そんな社風が祟ったのかどうか知りませんが、2009年に破産してしまいました。

その後、色々あってコンバーチブル部門はヴァルメト・オートモーティブという会社に吸収されたようです。

ヴァルメト社はサーブのカブリオレやボクスターの製造もしていたそうで、

カルマン社の超合理的なオープンカー製造技術が継承されていくのかどうか、注目されるところです。

まぁ、こんなにカルマン社を気にかけているのは私くらいなものでしょうけども。

 

それでは、また。

2015年08月31日

こんばんは。

千葉はお盆以降めっきり涼しくなってしまい、夏が恋しい今日この頃。

かといってまた夏日がやってきたら、それはそれで鬱陶しい。

 

はい、それではまずバルケッタの御紹介。

黒い車体にTwillfastII・ユーログリーンの幌です。

 

 

車種によっては少々着こなし?が難しいかもしれないコーディネートですが、

そこはデザインが売りのバルケッタ、大変お洒落にきまっていると思います。

 

唯一無二のリアデザイン。

マイナーチェンジ後のニューバルケッタからは、

これまた突飛な形状のハイマウントストップランプが追加されてますます我が道を突き進みます。

並みの感性ならば横長に赤色LEDを並べて終わりでしょう。

そのほうが一般的には「カッコイイ」と認識されやすいでしょうが、そんなことはどうでもいい。

だってイタリア車だしバルケッタだし。

日本車やドイツ車とは期待されている方向性が違うのです。

 

 

 

こちらはやっと仕上がったジャガー・XK8。

大変長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

電動開閉機構が死んでいまして、閉めるのにずいぶん苦労しました。

人一人分の体重を掛けてなんとか手動でロック。

一人じゃにっちもさっちもいかないですね。

改めて油圧ポンプの強力なパワーを実感した次第です。

 

この長ーいリアエンドが非常に特徴的です。

車止めがあっても後ろの壁に突っ込みそうな長さ。

道路上で後ろから見るとこれがまたカッコいいんですよ。

這うような低いシルエットにお尻がキュッと持ち上がって、太いタイヤのトレッド面が丸見え。

店長は昔からこの車に憧れてまして、今でも欲しくてたまらない。

幌屋的には当然コンバーチブルにすべきところですが、

シルエット的にはリアの流れが自然なクーペのほうが好きです。

迷うところです、買えませんが。

 

でもやっぱり特に初期型は電気系統が相当弱いみたいですね。

もし中古で安く買ってきてもまともに走らすには整備費100万じゃ足りないんじゃないでしょうか。

独身時代ならまだ勢いで買えたかも知れませんが、今はちょっと及び腰。。。

どうせ金かけるならいっそフェラーリに...。

 

リアクォーターウィンドゥも開いたまま不動なので店長お手製簡易窓を嵌めこんでおきました。

汎用型中空ボール紙製で軽量化とリサイクル性にも考慮した作りになっています。

全面に張り巡らされた養生テープにより防水性もバッチリ。

これで陸送中くらいはなんとか持ってくれるでしょう。

こちゃこちゃ記入してあるのは陸送屋さん用の注意書きです。

 

 

XKの幌交換で苦労した原因がもう一つ・・・・

リアウィンドウがフロントガラスなどと同じ、接着式なのです。

再利用しないのならばフレームごと引っぺがしてポイ!ですが、

新しい幌に移植しないとならないので割らないよう丁寧に丁寧に剥がしていきます。

ガラス屋さん的には当たり前の構造でしょうが、幌の窓でこの構造は実はかなり珍しい部類です。

 

最初、どうやっても外れないので「ウィンドシールド用カッター」なるものを買ってきたのですが、

これがびっくりするくらい使い物にならない。

どんだけ怪力ならこれで切断できるんだよ、と。

途方にくれつつも次の一手、ワイヤーを使ったカットにチャレンジ。

(というかこれが一般的らしいですが)

 

そしたらまぁ、これが面白いように切れるわ切れるわ。

専用カッターで散々苦労した分、喜びもひとしお。

ウハッ!なんだこれスゲーッ!!!と一人ハイテンションでギコギコギコ。

頭の中で流れるマリオのスターのBGM。

 

が・・・・

へっぽこワイヤー破断。

途切れるスターのBGM。

 

気を取り直してステンレス製ワイヤロープに変更。

安心のニッサチェイン製。

これはさすが、ちっとも破断しません。

細いワイヤーを撚り合わせるとなぜか同じ素材・太さの針金より強くなる。

実に不思議ですねぇ。

適度に伸びて力を吸収する感じでしょうか。

なんだかわからんがすごいぞワイヤロープ。

 

というわけで、こんな感じで外して、また専用接着剤でくっつけて・・・

慣れない作業で実に大変でしたがなんとか終わりました。

 

今はCLKカブリオレの作業中ですが、

こちらもガラス移植が必要なタイプで、これまた今までにない固定形式。

色々あって勉強になります。

それでは、また。

2015年08月16日

こんにちは。

今回はロードスターの御紹介。

日記では目新しい輸入車の紹介が多いですが、国産車の取り付けもたくさんやっております。

「輸入車メインなのかと思った」と言われることも多いですが、

そんなことはありませんのでお気軽にご相談ください。

 

あと「ボロボロなので恥ずかしい・・・」という方もいらっしゃいますが、

ボロボロになったから交換するわけですのでそれも当たり前!

肛門科や泌尿器科の先生がいちいちなんとも思っていないのと同じように、

どんなにボロボロだろうが店長はなんとも思いませんのでお気軽にご相談くださいませ。

(ただし、日記でネタ扱いされる場合がありますのでご注意ください)

 

というわけで、今回の幌は・・・・

ロードスターでは珍しい、純正のクロス幌です。

Stayfastで言うところの「ライトニュートラル」が該当いたします。

 

ビニルと違い端部の割れ、切れはないのですが、

やはりクロス特有の汚れや擦れ痕が目立ちます。

 

オーナーさん、この汚れなんとかならんものか、と高圧洗浄機にかけてみたところ・・・・

合掌、とどめを刺してしまいました。

通常は高圧洗浄機程度は平気なはずなのですが、

かなり劣化が進行していたのか、このように繊維を崩壊させてしまったようです。

あるいは業務用の余程強力な高圧洗浄機だったのか。

いずれにしても、あまり幌にはよろしくないようなので高圧洗浄機の使用は極力控えましょう。

 

で、出来上がり。

同じクラシック調を維持しつつ、少しテイストを変えてブリックにしました。

 

大変カッコイイと思いますがいかがでしょうか?

 

ちなみにこちらのオーナーさん、どこかで見たような・・・・

と思っていたら何年か前に仕事で付き合いのあった方でした。

通常店長は人の顔をあまり(ほとんど)覚えられないのですが、

こちらのオーナーさんはとても真面目で話し方も穏やか、

それでいてやや固そうな雰囲気という店長の好きなタイプだったのでとても印象に残っていたのです。

知らぬ間に退職してしまいどうしたのかなー?と気になっていたのですが、

今回こういう形で再開出来てよかったです。

 

もう一台、ロードスターの御紹介。

こちらはNR-A?かな?

Stayfastのバーガンディを組み合わせました。

 

内装の赤とマッチしてちょうどいい感じだと思います。

 

 

なお、クロス生地には布製品という性質上、

たまにこういう繊維がダマになったような箇所がある場合があります。

大判の布で作成する都合上、どうしてもどこかしらにこういうダマが出てきます。

これが一切無いようにしようとすると歩留まりが極端に低下してしまい、幌メーカーの経営が成り立ちません。

液晶の「ドット欠け」と同じようなものであるとご理解いただければと思います。

 

が、そうは言ってもさすがに許容できる限度というものがありまして・・・

こちらの幌では・・・・

 

かなりの長さに渡ってダマが発生してしまっておりました。

幌交換の途中で気付いたのですが、これはさすがにダメだろうということで、

別の幌に交換させていただきました。

 

ただし、見た目はアレですが、繊維が切断されているわけではないので実用上は全く問題ありません。

というわけで、こちらをアウトレット品として処分したいと思います。

Z33フェアレディZロードスター用で、生地はStayfastのダークブラウン。

通常価格84,800円ですが、20,000円オフの64,800円にて提供させていただきます。

ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

なお、アウトレット品ということで保証は適用されませんので予めご了承ください。

 完売御礼。

ありがとうございました。

 

それでは、また。

2015年08月08日

こんにちは。

千葉はここのところ雨がちっとも降りません。

週間天気予報を見ても晴れ晴れ晴れ、ずーっと晴れ、もしくは曇り。

それでも今のところ水不足という情報は入ってきませんので、

水源地ではちゃんと降っているのでしょうかね。

 

さて、今回はZ33の御紹介。

こちらは交換前の幌。

何色に見えますか?

だいぶ色あせてしまった黒かなー?くらいの印象ですが・・・・

 

内側に隠れていた部分を見ると元々グレーであったことが伺えます。

純正で設定のあったこのグレーとあともう一つ、ブルーの生地。

中古で買ったオーナーさんだと「てっきり黒なのかと思ってた!」という方もちょくちょくいらっしゃいます。

 

黒は白ちゃけてグレーへ、

ブルーは色あせてグレーへ、

そしてグレーは汚れて更なる高み(濃グレー)へ、

全ての幌はグレーに通ず。

 

こちらの幌、穴あきに対して補強テープが張ってあったのですが・・・

 

なぜかニプロ。

医療用?

貼っとけば幌が自然治癒するテープとかあったらいいのですが。

 

ゴムバンドの伸びが原因で骨組のプレートが曲がってしまっていますね。

もう復元不可能なので撤去し、幌のフラップは両面テープ止めとします。

 

で、突然ですが出来上がり。

帰り際、「あ、いけね、珍しいカラーリングなのに撮ってなかった」と思い出し、

去り行くお車をギリギリのタイミングで激写。

というわけで、紺のボディにバーガンディの幌です。

 

さて、話は変わりますが・・・

作業中、うっかり接着剤を幌布の関係ないところに付けてしまったっ!ということはないでしょうか?

上の写真は実験として端切れにわざと塗りたくったのでかなり酷い状態ですが・・・・

 

慌てて拭いたらさらに悪化!!

こんなになってしまったら、どうすんのこれ!??って絶望しちゃいますよね。

しかし、こういった事態にちゃんと対応する製品が出てますのでご安心ください。

 

 

その名も「Gうすめ液Z」

GだのZだの何やら少年の心をくすぐりそうな文字が並んでおりますが、

「ボンド」で有名なコニシが、自社製品の希釈・洗浄用として出している純正品です。

その割には、ラベルは普通紙+ビジネスインクジェットっぽいし、若干曲がってるし。

 

という具合に見た目こそ少々チープではありますが、そこはやはり純正品。

 

このように・・・・

歯ブラシなどにたっぷり付けて接着剤の痕をコシコシしますと・・・・

 

ほら!

 

って肝心の写真撮り忘れた。

 

 

まぁとにかく、これだけ塗り広げてしまってもちゃんと落ちるのです。

ホントです、是非やってみてください。

恐らく元々接着剤に入っている溶剤と同じ成分なので、固まった接着剤がまた元に戻る感じ?

溶け出した接着剤成分を丁寧に拭き取っていけば何事もなかったかのように除去できます。

 

もちろん、実際にここまでベッタリ付いてしまうようなヘマをこくことはありません。

ってか、ここまで付いてしまったら落ちたとしてもお客さんに何だか悪いので交換しちゃいますね。

 

という訳でちょっと接着剤がはみ出した!というときなどに試してみてください。

コツは・・・付いてしまってもとにかく塗り広げないこと!

つまめるくらいに表面が乾くのを待ってから引っ張ってみると、それだけでかなり取れます。

それでも取れない分はGうすめ液Zで、よろしく。

2015年07月29日

こんにちは。

今回はアルファロメオ・スパイダーの御紹介。

 

元の幌は・・・破れ、剥がれ、穴あき、割れと、まるで劣化原因の見本市状態。

 

元はクロス生地のはずなのですが、私が見てもなんだかよく分からない状態。

なぜかトップとサイドでも劣化状況が違います。

使っている生地が違うのかなぁ。

 

内部は、昼間なのに満天の星空!

生地が劣化しまくった結果、光が透けて見えているのですね。

本来は1mm程度の厚さがあるはずの生地ですが、ハンカチのようにペラペラになっていました。

 

幌はこんな状態ですが、オーナーさんは基本的にいつもオープン走行なので問題なし!

念願だったガレージ付きのマイホームを建てて、保管中もオープン状態だそうです。

 

 

Bピラー後ろは裏地が加水分解?

なんだかよく分かりませんが粉になって堆積していました。

このように、人工物の塊である自動車であっても、

いずれ鉄は錆び、布も風化して土に還っていくわけですね。

 

で、突然出来上がり!

なんとか一日仕事で間に合いました。

 

非常に特徴的なシルエット。

 

ものすごく巨大なリアスクリーン、視界は良好。

透明度さえきちんと保たれていれば、ビニルスクリーンもなかなかいいものです。

さっとひと拭きで透明度が復活するような画期的なケミカルがあればいいのですが。

 

こちらのオーナーさん、

ガレージ付きの自宅が完成したら幌も交換しよう!と計画されていたのですが、

自宅の完成と時を同じくして、依頼予定だった幌屋さんが亡くなってしまったのだそうです。

きっと昔ながらの腕のいい職人さんだったのでしょう、どなたか存じませんが残念です。

 

縫製から出来るような腕のいい幌職人さんは全体的に高齢化が進んでいるように思います。

今は私どもが扱っておりますような完成品の輸入幌も多く出回っておりますし、

若い職人さんが縫製から携わるような機会は今後ますます減っていくのではないでしょうか。

全ての車両が既製品の幌で対応できるわけではありませんので、

全国に何名かでも腕のいい若い職人さんが残ってくれればいいなと思います。

 

私なんぞは既製品の取り付けに特化しておりますので、

そういう技術では足元にも及ばない、というかそもそも別次元の存在です。

 

もっとも、自動車修理にしても通常は既製品の部品を交換しておしまいです。

自分で金属ブロックから部品を削りだして・・・・なんて修理屋さんはそうそういません。

ただ、お客さんの負担を考えずアッセンブリーで部品交換しておしまい、という人もいれば、

部品を分解して故障の原因を追究し、必要最小限の部品交換でなんとかしようという人もいます。

 

私としては、自分で部品は作れないにしても、

後者のように極力無駄のない修理が出来るような存在になりたいと思っております。

宮大工のようにはなれないけど、融通の効く街の大工さん、みたいな感じですかね。

住宅なんて今時はみんなプレカットですし、建具も設備もほとんど既製品。

それでも当然ながら仕事の良し悪しはあるわけです。

 

 

というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

2015年07月25日

こんばんは。

関東は最近暑い日が続いております。

しかし、千葉の夏はだいたいいつも風が吹いているので、

耐えられないほどの暑さ、というわけではありません。

 

はい、というわけでまずこちらはフィアットバルケッタ。

ダークルビーの幌に交換しました。

ダークルビーは生地の生産が終了し、メーカー在庫も切れたのでこれでもうおしまい。

需要があるんだから作ってくれればいいのになぁ・・・残念。

 

 

こちらはバルケッタのフロア。

雨漏りする前提?かどうか知りませんが、床面が一体成型の樹脂で覆われております。

シートのスライドレールは金属なので、

水没しないようにわざわざ一段高い位置に付いているという念の入れ様。

雨漏り上等!ドンとこいやっ!と言わんばかりの親切設計、潔くていいですね。

ね、漏れたでしょ?でもほら、床は防水なんですよ、みたいなノリ。

新車から雨漏りする車両も普通にあったそうで、

ディーラーさんも「まぁ、オープンカーですから」で片付けていたそうな。

 

さらに困ったことに、バルケッタちゃん、ウェザーストリップの調整が一切効きません。

骨組と完全に一体型となったレールにそのまま嵌めてあるだけ。

基本的に「雨漏りを調整して直す」という発想はないようです。

「漏れたら受け止めればいい」という新しいアプローチを選んだ革新的な構造なのです。

まぁなんせ、バルケッタ=小船なわけですから、水との親和性を重視した設計なのかもしれません。

 

 

こちらはNCロードスター。

赤なのでやっぱり黒!

 

NCは誰が張ってもだいたいこれくらい綺麗に張れると思います。

元々精度がいい上に、このようにしか付きようがない構造なので、

DIYで交換してみたい!という方にもぴったりな車種です。

詳細なマニュアルも付属しておりますので、皆さんぜひチャレンジしてみてください。

 

こちらはBMW・Z3。

幌は全然痛んでいなくて非常に綺麗なのですが・・・

 

リアスクリーン周辺のモールの割れが気になるとのことで全張替え。

 

こちらの車両は全体的にすごく綺麗で、

ボロボロになりがちなドアアウターハンドル周りのゴムも綺麗に残っています。

もしかしたら一回交換したのかも?

 

サイドのエンブレムは交換待ちなのか、外されていました。

でも、外した下にもちゃんとBMWのロゴが入っているのです。

こういう洒落の効いた演出、いいですね。

 

すごく綺麗な車両でしたが、さすがにボディに隠れている幌端部は泥が溜まっています。

 

 

幌を外したボディ後部側。

こちらの車両、いつもよりブチルがたっぷりな気がします。

 

 

全部除去して・・・

 

エプトシーラーに置き換え。

幌側にも貼ります。

当店ではしばらくこの方法でやっていますが、雨漏りは大丈夫みたいです。

エプトシーラーはブチルのような粘着性はありませんが、

3cm幅の防水帯をボルト締めでギュッと圧縮する形になりますので、

恐らくかなり信頼性は高いのではないかと考えております。

 

で、完成写真・・・と言いたいところですが、暗くなってしまったため撮れずじまい。

Z3は結構やっているのですが、いつも写真撮れないんですよねぇ。

 

 

さて、我が家のTHE・下駄グルマ、プントくん。

あれ、意外と壊れないかも?と油断していたら、

ここ最近いよいよイタ車としての本領を発揮してまいりまして(まぁ14年落ちですし)、

フロント左ワイパーが動かなくなり、続いて右も動かなくなり、

リアワイパーが根元から折れて脱落し、

センターパイプは腐って排気が漏れ、

エアコンもなんだか効かないし、謎オイルもそこかしこから漏れてるし、

今何キロで走っているのかもよくわからないし、

エアバッグがちゃんと出るのかどうかも怪しい、

バックで坂道駐車するとエンストするし(CVT)、

少々雲行きが怪しくなってまいりました。

 

まぁ、思い返してみれば元々色々なトラブルはありましたけれども、

単発だったのでその都度適当に直して乗っておりました。

が、ここ最近は同時多発的になってきたので、はてさてどうしたものか。

致命的なトラブルはないので当面大丈夫そうですが、

ぼちぼち次期車両を考えていかないといけなくなって参りました。

いや、考えたい、ぜひ考えさせてください。

次何にしようかなーって考えている時が一番楽しいのです。

 

それでは、また。

2015年07月21日

こんにちは。

 

いかにも夏らしい、露出オーバー気味の写真!

アウディA4カブリオレが2台、

店長、ついに念願かなってA4カブゲット!

と言いたいところですが、残念、どちらもお預かり車両です。

同じ青系ですが、左は紺、右は明るめの青です。

このほか水色もあるんですよね。

そんなに数が出る車でないわりに、結構色が充実しているのです。

内装の組み合わせもたくさんあるし。

 

交換動機はどちらも同じ、リアガラスの剥離。

 

幌交換中の基本姿勢はこんな感じ。

A4の幌はキーがOFFの位置なら手で自由に動かせるので作業がしやすいです。

 

リアの裏側はこんな感じでやたら複雑に見えますが、

幌交換ではほとんど弄らないので見た目ほど難しくはありません。

 

これがA4カブのインシュレーター。

かなりの厚みで、敷布団みたいです。

 

奥のガレージには現在ジャガー・XK8が鎮座しておりますので最近の作業はずっと外。

暑くて大変ですが、たまには夏らしく健康的に汗を流しながら作業するのもいい感じ。

なにせ水がうまい、お茶がうまい、そして仕事上がりのビールがうまい。

 

XKさんは油圧が抜けて幌が動かないのでちょっと作業が大変。

預かりが長くなってしまいすいませんがもう少々お待ちください。

油圧の補助がないと新品のパンパンに張った幌を閉めるのは大変なのです。。

 

こんなのが入っている上にトップは布製ですから、

雨音などはセダンモデルなどよりも静かなのではないでしょうか。

鉄板屋根は激しい雨が降ると結構バタバタうるさいですもんね。

乗り比べたことがないのでわかりませんが。

 

で、1台目完成。

 

最初はちょっとシワが入っていたのですが、

真夏の炎天下に置いておいたら伸びるわ伸びるわ。

太陽のエネルギーってホントすさまじいですね。

1500Wのヒートガンを使ってもほんのピンポイントでしか温められないのに、

太陽のアニキときたら、ほんの数十分程度で幌全体をアッツアツにしてしまいます。

 

2台目も完成。

珍しくピザ釜横の駐車場にて。

 

う~ん、いつ見てもスタイリッシュな幌。

生地はどちらもTwillfast IIのブルーです。

A4カブはその清楚な見た目もあってか、落ち着いた黒やブルーの依頼が多いですね。

 

 

さて、そういえばアイツはどうなったのか。

 

この手乗りネコです。

 

前回紹介時はこんな感じでしたが、、、、

 

 

 

いまや、

 

 

 

 

THE・ネコ

 

この余裕の表情・態度。

まさにネコ、いや、ネコ様です。

 

 

そして圧倒的リラックス・・・・・・!

生まれてこのかた、怖いことなど全く経験したことがない。

完全に人生(猫生)を舐め腐ったネコに育ち上がりました。

 

3人の子供たちにもみくちゃにされても全然平気。

むしろ自分から突っ込んでいきます。

 

お風呂だってヘッチャラ、

シャンプーしても嫌がらないし、湯船に入れると泳いで見せるほど。

どこで習ったのか、その華麗な猫掻き。

人間は水泳教室行かないと覚えないのに。

本能は人間よりもよほど強いようです。

人間って、いちいち教えないとなーんにも出来ませんもんね。

全生物の基本、繁殖行動ですら予備知識が無ければ怪しいものです。

まぁ、本能が弱い代わりに、色々覚えられる頭脳を手に入れたのでしょう。

プリインストールソフトのない高性能パソコンみたいな感じ。

 

はい、というわけで、ほとんど我が家に溶け込んでしまい、

子供も「あげちゃダメ」というので、とりあえず今のところうちの猫みたいになっております。

懸念された猫アレルギーも、なぜか全く起きない。私も嫁さんも長男も。

一緒に布団で寝てても余裕です。

しょっちゅうお風呂で洗っているのがいいのか、

まだ子猫だからアレルギー物質の放出が少ないのか、

はたまた、猫アレルギーのない新種の猫なのか!?

なんだかよくわかりませんが、今のところ上手くやっている・・・つもりです。

まぁ、何より子供の情操教育にペットはもってこいですね。

確実にいい方向に作用していると思います。

 

それでは、また。

2015年07月15日

こんにちは。

なんだか一気に夏らしくなってきましたね。

週末はまた荒れるようですが・・・

 

さて、MG-TDが仕上がったので御紹介いたします。

 

じゃん

うん、かっこいい!

クラシックカーでありながら、伝統的なスタイルにとわれない素敵なアレンジ。

 

ドアパーツも同色で張替えました。

 

手前味噌ではありますが、

このようなクラシックカーの幌としてはかなり綺麗に張れたのではないかと思います。

現代の幌と違い、あまり強く引っ張れないので誤魔化しがききにくいのです。

何せ、無理に引っ張ると後ろの木枠は引っこ抜けちゃうし、フロントガラスも傾いてしまいます。

しかも、よく見ると左右で骨の位置、高さが全然違うという・・・

こうなるともう、現車合わせでそれっぽく張っていくしかありません。

だから、左右それぞれを見比べると、幌・窓・車体の位置関係が全然違うのがわかります。

しかし、左右同時に見れる人なんていませんから、

それぞれの面がそれっぽく仕上がっていればいいのです。(ということにしないと納まらない。笑)

 

現代の車と比較。

よくぞここまで進化しました。

まぁ、タイヤの数は一緒ですね。

クラシックカーは面白いですよ。それぞれの形状に意味があるので。

例えばラジエーターグリルのところ、実はこの部分がラジエーターそのものなのです。

一番冷えるところに付けよう、ということでここに付けた。そう、まさに必然。

現代の車なんて、見た目優先で小さいグリルにしておいて、

わざわざ電動ファンで冷やすという、、、本質からはだいぶ外れてしまっております。

 

また、ラジエーターの上にはラジエーターキャップがあります。

そうだ、目立つからここにエンブレムを付けよう、ということで、

天使を乗っけてみたのがロールスロイス、スリーポインテッドスターを乗せたのがメルセデス。

これらは今でもただの装飾として同じような位置にくっついていますが、

もともとはラジエーターキャップという意味があったのですね。

 

その他、

ヘッドライトを付けよう→ラジエーターの横が空いてるからそこだね。

バンパーを付けよう→前にバーを付けとけばいいね。

泥ハネがイヤだ→タイヤを覆えばいいね。

たぶん全部こんな感じのノリ。

確かに何も無いところから進化していったらまずはこうなると思います。

 

オーナーさんもご満悦。

見てください、なんとも手を乗せやすそうなドア形状。

わざわざ手が自然に乗っかるような形状に欠き込んでいますね。

現代のバスタブのように囲まれた車でドアに腕を乗せるのはちょっと無理があります。

おいおい、腕が顔の横まで上がっているぞ、と。

この点においては、ユーノスロードスターはここまで低くはありませんが、

一応「腕を乗せやすいように」ということでデザインしているそうです。

 

いざ、ご帰還。

高速道路で帰るそうです。

バッチリ整備されているので、高速でも安心。

前は70km/hしか出なかったらしいですが、

トランスミッションを5速に変えて100km/hまで出せるようになったそうです。

 

参考までに、こちら、窓を施工中の写真。

部品が届いたとき、「何じゃ!?窓が空いてないがな」とびっくりしたのですが、

実際に付けてみて納得、

前述のように、左右で全然骨組の位置が違ったりするので、

現車に合わせてみないと「窓はここ!」とハッキリ決めることが出来ないのです。

というわけで、現車に合わせてみて、納まりをよく確認してから窓を開ける、という流れになります。

布の部分を切り抜くと、中にスクリーンが入っています。

ですので、切ったところがどこでも窓になる、というある意味とても便利な構造。

 

それでは、また。

2015年07月10日

こんばんは。

 

現在MG-TDの幌交換の真っ最中。

非常に古い車でネタも大変豊富なので2回に分けてお送りしたいと思います。

 

こちら張り替え前。

ビニルの黒でございます。

ふるいオープンカーはみんなビニルが標準ですね。

昔はアクリルクロスなんて無かったのでしょうかね?

 

年式なりにヤレていて、これはこれで雰囲気があって良かったのですが、

イメージチェンジも兼ねて張り替えることになりました。

 

オリジナルなのか、途中で交換しているのか分かりませんが、結構やっつけな感じの納まり。

現代の基準からさかのぼって見て行くと大変簡素かつ適当な作りに見えますが、

逆に何も無かった時代、そう、ドアはおろか幌もフロントガラスも無かった時代から追って考えていくと、

よくぞここまで進化しなたぁ、頑張ったんだなぁ、と感心します。

こういう原点回帰はいいですね。

現代(ヒュンダイじゃない)の車がいかに優れているか実感させられます。

 

 

こちらは幌後端部。

ここを剥がすと・・・・

 

 

・・・・!! 腐ってやがる

なんと、と言うか、やっぱり、と言うか、そう、下地は木なのです。

写真は既に腐ってボロボロの部分を取り除いた状態です。

 

そのままでは幌が付かないので、まず木部用エポキシパテを充填しまして・・・・

 

固まったら削って整形。

 

こっちも欠損部を補修。

なんだか文化財の修復みたいになってきました。

もはや幌屋の領域を超えて、木工職人の領域へ。

こう見えて(どう見えて?)店長、実は大工の息子でして、大工仕事の勉強も少々やっていましたので、

こういうのもまんざら嫌いではありません。

エポキシ樹脂って、カッターでスルスル削れて面白いし。

 

 

いつものリアスクリーン養生。

ん?右下・・・・あぁ、ユニオンジャックだ!

 

というわけで前半はここまで。

完成はまた後日御紹介いたします。

2015年07月09日

こんばんは。

 

最近はなぜかお預かりが集中する傾向にあり、駐車場がオープンカーだらけ。

手前2台はフィアットバルケッタとプント。

ほわんとした顔のバルケッタちゃんと、小さいくせに目つきの悪いプントくんが好対照。

同じ時期に販売していた車両ですが、ずいぶんデザイン傾向が違います。

ちなみに、うちのプントくんは違いますが、

バルケッタのエンジンをプントに積んだHGTアバルトというグレードもあります。

ちょっとプントの車体だと1.8Lのエンジンはフロントヘビー気味らしいですが。

 

奥はちょっと前に御紹介したMG-TD、隣はBMW・Z3、

ガレージ内にちらっと見えているのがメルセデスベンツのSLクラス(R129)です。

 

R129はたまたま2台ほぼ同時に入庫しました。

こちらは直6 3.2リッターのSL320。

軽めのエンジンで、一番軽やかな走りが楽しめるのではないかと思います。

 

 

幌は元と同じ黒色で、生地は最高級のGermanA5。

 

一方こちらは泣く子も黙る、もしくは余計に泣き喚く、V12エンジン搭載のSL600 6.0 AMG。

その性格に合わせて幌も派手目なGermanA5のボルドーをチョイス。

 

エンブレムチューンじゃありません、ちゃんとV12入ってますよ。

 

このあたりの処理が難しいのですが、綺麗に出来ました。

オーナーさんも「純正より綺麗」と満足してくださいました。

良かった良かった、だってめちゃくちゃ苦労しましたから。

2台あわせて40時間くらい作業したかもしれません。

 

この車、リアスクリーンだけ交換できるように、という配慮だと思うのですが、

屋根部とリアスクリーン部、前後セパレートの2ピース構造になっておりまして、

張り具合の調整をこの前後の継ぎ目部分でやっていかないといけないという、

かなりややこしい構造なのです。

途中、このままほっぽり出して逃げ出したいと何度思ったことか。

 

残念なことに、そこらを走っているR129のほとんどはハードトップをかぶっておりますね。

せっかくのオープンカーなのに、あんなクソ重たい屋根を被せてしまったら、

滅多なことではオープン走行なんて楽しめません。

ぜひ、自分好みの綺麗な幌に張り替えて、オープンカーとして楽しんでいただければと思います。

 

 

フロント部がAピラーに合わせて凹んでいるのが特徴的ですね。

 

 

骨組は一昔前のメルセデスでおなじみの超過剰気味・高品質仕様。

主だった部分はほとんどピカピカのメッキで覆われています。

こんなところ、開閉時しか見えないのに・・・

 

ここだってほら、ビッカビカです。

その他、どこもかしこも笑っちゃうくらい高品質で金がかかっています。

カーペットだって、国会議事堂か!と思うくらいフッカフカで厚みがありますし。

いやぁ、本当に素晴らしい。

今のメルセデスは全然こんなことありません。

だって、こんな変態的こだわりを持ったまま作り続けていたとしたら、たぶんとっくに倒産してます。

今は電子部品やら快適装備やらにリソースを割かないといけない時代ですから、

こういうところにお金を掛けられる時代はもう来ないでしょう。

 

それにしても、V12エンジン、こりゃたまらんですね。

エンジンスタートの時からしてもう、最高にしびれます。

12個ものピストンを持ったクランクを回さないといけないわけですから、

セルモーターも非常に力強く、甲高い音とともにスタート。

ヒューヒュヒュヒュヒュッっとやや長めに回ったあと12個ものシリンダーが順次点火され、

ボンッ!という爆発音とともに目覚めます。

この瞬間はやや近所迷惑な感じですが、一度始動してしまえばそこは12気筒、

極めてスムーズな回転で、安定したアイドリング状態を保ちます。

 

そしてひとたび走り出したら・・・・走っていないので分かりませんが、

それはそれは余裕のある走りを見せてくれるはず。

超巨大なV12エンジンをフロントに積んでいるわけですから、

峠道などでは軽快感とかそういったものとは一切無縁でしょう、きっと。

でもいいんです!

なんたって天下のV12ですから。

燃費が悪かろうが、重たかろうが、整備性が悪かろうがなんだろうが、

12個ものシリンダーを持っている時点で何よりも偉いのです!

 

店長は目覚めました、時代は今、V12エンジンです。

 

以前はフェラーリにも目覚めました。

しかし、一旦飽きました。

が、しかし、今回V12エンジンという存在を知ってしまいました。

つまりどうすればいいかというと、それ即ち、「V12+フェラーリ」

そう、V12エンジンのフェラーリを買えば全て解決するではないか!という結論に至ったのです。

 

いつかV12のフェラーリを手に入れる!

既に嫁さんにも決意の程を伝え、了承を得ました。

はぁ、まぁ、好きにしたら?と。

さすが、よくわかっていらっしゃる。

 

10年後か20年後か知りませんが、とにかくV12フェラーリを手に入れよう。

幸いV12フェラーリは、そのGTカー的な性質やスタイリング、

そして何より維持費の高さなどから中古車市場では敬遠されがちであり、

V8と比べると比較的リーズナブル?(どこが)に思えなくもない値付けがなされているのです。

例えば456GTなんか400万くらいからあります。

比較的新しい612スカリエッティだって1000万ちょっとから。

599GTBもかなり下がってきておりますし、

その突飛なスタイルから賛否両論のFFもそのうちガクンと下がるでしょう。

 

まぁ、とにかく、人生で一度乗ってみたい、V12フェラーリ。

乗ってみて、あぁ、やっぱりスポーツカーはライトウェイトだわ、と思えばまた帰ってくればいいのです。

負け惜しみのライトウェイトではなく、V12を知った上でのライトウェイト。

これはもう、説得力が全然違いますね。

やっぱりロードスターは偉大だよ、と。

ドヤ顔で言ってやりますよ。

 

というわけで店長、行って参ります、あちら側の世界へ。

2015年06月25日

こんばんは。

色々仕事が立て込んでおりまして日記を書いている暇が無かったので、まとめて御紹介。

 

 

最近は輸入車が多い気がする。

いや、記憶に残りやすいだけかな?

奥から986ボクスター、ニュービートル、一番手前はアルファロメオ・スパイダーです。

 

まずはニュービートル。

生地はTwillfastIRPCの黒だったかな?

 

やっぱり黄色には黒がよく似合いますね。

ただ、パステル調な黄色なので、原色バリバリの黄色よりも色々合わせやすいと思います。

 

助手席側のBピラー根元カバーが壊れていたので部品持込で交換。

 

が、しかし、モーターとカバーを繋ぐロッドが紛失していて見当たらない・・・(写真は運転席側)

 

後部座席の座面を引っぺがしてみたら無事見つかりました。

ステンレスなのでマグネットツールでも拾えないしどうしようかと思いましたが、

たまたま下にそのまま繋がっている構造だったので助かりました。

ここのカバーは動きがすごく複雑なので壊れやすいですね。

エンジニアさん、頑張り過ぎました。

 

ボクスターは珍しいGerman生地のオリオングレーに。

明るい色なので手入れは大変かと思いますが、オリジナリティ溢れる一台に仕上がりました。

 

アルファロメオ・スパイダーは新車時から約20年経過した幌を交換。

すっかり色が抜けてしまい、また中間のラバー層もあるんだかないんだか、

そこら中から水が染み込んでくる状態。

写真は露出オーバーなわけじゃないですよ、黒が褪せてグレーになってしまっているのです。

 

フロントヘッダーウェザーストリップのリテーナーは錆びてボロボロ。

この車種は特に錆びに弱いですね。

 

全体がこんな感じなので再度ウェザーストリップをはめ込むのは不可能。

接着剤で止める方法に切り替えておきました。

ちなみに、完成写真は撮り忘れましたが、元と同じ黒に張替えです。

 

こちらはアウディA4にTwillfastRPCのホットチョコレート。

 

端正なマスクがたまらない!

 

A4の幌はインシュレーター(中綿)もたっぷり入っているのでパンパンな感じに仕上がります。

 

こちらはボルボ・C70.

元の幌は黒でしたが、TwillfastRPCのボルドーにて張替え。

 

綺麗に張れました。

C70は比較的作業しやすい部類です。

ちなみにアウディA4と違って、C70にはインシュレーターがありません。

北欧の車だけど寒くないのかな?

現地仕様だと入ってたりして。

 

このどうもこうもない端正なテールランプ、大好きです。

 

こちらの車両は垂れたヘッドライナーが機械部に挟まって破れてしまっておりました。

 

そのままだとアレなので・・・

まず見えないところから同じ生地を切り取って持ってきます。

(もちろん切ったところは別の布で補強しております。)

 

んで、なるべく布目が合うようにして貼り付け。

両面テープのほうがいいでしょう。

接着剤を塗ると表に染み出てきてしまいます。(はい、一回失敗しました。)

 

車両に付けると、ちょうどBピラーカバーの裏に来るのであまり目立ちません。

無料サービスの範囲としては、まぁまぁ上手くいったのではないかと。

ってかわたしゃカケツギ屋さんじゃありませんので、跡形も無く・・・ってのは不可能です。

あれってすごいですよね、繊維を一本一本織り込んでいって生地同士を繋いでしまうという。。

ああいう唯一無二の技術を持った職人さんはカッコイイです。

 

こちらは珍しい、ソリッドじゃない赤のS2000。

幌は定番のブラック!

 

こちらのZ33はStayfastのバーガンディ。

サイドスカートに赤のラインが入っているのでまとまりがいいですね。

ちなみにこのラインは自分でテープを貼っただけなんだそうな。

へぇ、こんなにお手軽にイメチェンが出来てしまうとは。

なかなかいいですね。

 

こちらは珍しいStyafast生地のLATTE。

そう、カフェラテとかのラテ。

うん、いかにもそんな感じの色です。

 

以上、全部は紹介しきれないのですが、ざっと掲載させていただきました。

2015年06月01日

こんばんは。

今回はZ33のご紹介。

 

オレンジのボディにバーガンディの幌です。

スポーティ過ぎず、カジュアル過ぎず、ちょうどいい感じでしょうか。

 

綺麗に張れました。

 

 

こちらの車両、

延びたゴムバンドの代わりに金属バネが追加してありました。

うん、まぁ確かに金属バネならば伸びないし、今まで全く考えなかったわけではありません。

しかし、やはり金属バネだとどうしても畳んだときに納まりが悪く、

なにかしら悪影響を及ぼす可能性が無いとは言い切れない。

というわけで、バネは外して、普通にゴムバンドを交換しておきました。

 

また、見た目に反してあまり引っ張り力が強くなく、必要な分を引っ張れていませんでした。

この部分は伸びた状態と畳まれた状態における距離の差が大きいので、

それだけ伸び量があり、なおかつ強い、というバネはそうそう無いのかもしれません。

 

 

話は変わって、Z33といえば・・・

こことか・・・

 

 

こことか・・・

 

 

こことか、そこかしこに「3つの正方形」のモチーフが散りばめられています。

これがZ33のデザインコンセプトというか、まぁデザイン上の重要なアイコンなわけですね。

 

 

で、ドアを開けてなんとなーく見てみると・・・・

 

おや?

 

 

なんとこんなところにも隠されていました。

実に地味ですねぇ~、何の装飾性もないパーツなのに。笑

 

デザイナーはこんなところまでいちいち指示しないでしょうから、部品担当者のお遊びでしょうか?

それともディズニーランドの隠れミッキーみたいに、

「いろんなところに隠れてるから、みんな探してみてね!」的なイベント要素なのか。

他にもないかなと色々探してみましたが、隠れ要素としてはここだけしか見当たりませんでした。

 

皆さんもよかったら隠れアイコン、探してみてください。

見つけたら写真を撮って日産に送るとオリジナルステッカーがもらえるよ!(ウソ)

 

それでは、また。

2015年05月30日

こんにちは。

施工例が色々とたまっているので少しまとめてご紹介させていただきます。

 

まずこちらはパープル?のS2000にブリックの幌。

「大丈夫!絶対似合うから!!」と半ば強引に決めていただきましが、

仕上がった車をみてオーナーさんも満足してくださったので良かったです。

洗った直後なのでちょっとムラがあります。

 

こちらは最終型の鮮やかなブルーにダークブルーの幌。

 

純正っぽい、実にさわやかな組み合わせでいいですね。

 

こちらはDIYにて取り付けされました。

リア周りの水漏れで少々苦戦されたようですが、無事仕上がりました。

レインレール周辺は難しいんですよねぇ。

私も未だに苦労させられる時があります。

 

フロントまわりも綺麗に仕上がっております。

 

こちらは986ボクスター。

幌はオーナーさんの持ち込み品で、普段ならお断りするところなのですが、

うちで扱っている幌と同じメーカー製でしたので、それならばとお受けいたしました。

 

勝手知ったる・・・・ってなもんで、取り付けはもちろんバッチリです。

ちなみに、幌を購入後、取付店を探している時に当店を見つけられたそうです。

初めからご依頼いただければもう少し安く、メーカー保証も有りでお受けできたのですが、

まぁ金額もそこまで大きくは変わりませんし、

なにより大変かっこよくなったのでオーナーさんにも満足していただけました。

 

こちらの幌は某オークションで購入されたそうです。

店長は出品しないの?とたまに聞かれますが、

単純に価格差だけで競争させられるのもなんだかイヤなので、当サイト上での販売に絞っております。

とか言いながら実は開店当初、一瞬だけ出してました。

駆け出しのとき、宣伝がてら利用するにはちょうどいいですね。

 

こちらのボクスター、大変状態がよく、全体的に凛とした雰囲気がありカッコよかったです。

 

さて、ネコのフジモトみぃちゃん♂ですが・・・

 

だいぶネコらしくなってまいりました。

これは数日前の写真ですので、今はもっと大きくなっております。

未熟児でしたけど、特に持病などもなくスクスクと育っております。

 

さて、こんなにかわいいみぃちゃん、今なら幌交換をご依頼のお客様に無料プレゼント!!

人に慣れまくっている、というか人間しか知らないで育っているので誰にでも懐きます。

最近アレルギー反応がいよいよやばくなってきたので、どうかお願いします。

ダメなら実家に押し付けるしかない。(3匹目)

2015年05月09日

こんにちは。

 

今回はまずNCロードスターのご紹介。

白のボディにTwillfast IIのユーログリーンです。

これがどうしてなかなかカッコよかったのですが、日差しが強すぎて色がよくわからない...。

 

わからない...。

 

この写真じゃ明るすぎるか・・・

 

こちらのオーナーさん、遠路はるばる山口県からお越しくださいました。

最長記録更新?以前四国から来られた方といい勝負でしょうか。

やはり、これだけの距離を自走してこようという方は若いオーナーさんが多いですね。

私なんてもう無理無理。

かつてはロードスターで埼玉と広島を何往復もしたものですが。

眠くなったらオープンで髪をかき乱しながら。

NAロードスターのオープンで100km/h+α出したら、もうとても寝ている場合ではありません。

 

 

ちなみにこちらの幌、骨組の先端部がなぜか曲がっていました。

 

 

ほら。

閉じるとき、何か挟んでしまった感じ?

でもここに何か挟むなんていうシチュエーション、普通ありませんよねぇ、何だろう。

 

 

というわけで、ソフトハンマーでトンテンカンと直す・・・

だいたい直りました。

 

 

ちょっと曲がってるやん、と思ったそこのあなた!

 

他のところと見比べてみると分かりますが、元々結構曲がっているのです。

幌を張ったら全然わかりません。

 

 

 

こちらはZ33に黒い幌。

こちらもコントラストが強すぎてよく分からん...。

 

まぁ、とにかくとても黒いぞ、ということです。

内装も含め全体的に白黒のコーディネートになっておりましして、

幌の黒が締まったことでよりかっこよく仕上がりました。

 

これならわかりますね。

ボディは完全に白飛びしてますが。

とにかく、クロスの黒は晴れの日にこそ真価を発揮するのです。

ビニルの黒だと、なんとなくテカって見えてしまいますけどね。

 

 

 

さて、5月1日に拾った捨て猫のみぃちゃん。

(娘曰く「フジモトみぃちゃん」 フジモトって誰?)

わずか58gの手のひらサイズでしたが・・・・

 

でっかくなっちゃった!

 

もはや手のひらには納まらなくなったそのサイズ。

本日現在、ほぼ倍増の108gとなっております。

 

お医者さんにはたぶんダメと言われましたが順調順調。

まぁ、万が一ダメでも気を落とさないよう敢えてそう言ったのかもしれませんね。

幸い、元が小さかっただけで体そのものは至って健康なようで、ガンガン飲んでガンガン出してます。

 

人間様用の数倍高い高級ミルクの効果か、毛ヅヤもどんどんよくなりモコモコしてまいりました。

いい猫に育つといいのですが・・・・

 

引き続き飼い主募集中。

私の経験上、ロードスター乗りは猫好きが圧倒的に多いですぞ。

2015年05月04日

こんばんは。

今回はBMWのご紹介です。

 

まずはZ3。

 

赤のボディにブラウンの幌を組み合わせました。

どうでしょう?黒もかっこいいですが、ブラウンもなかなか良く似合っていると思います。

 

リアスクリーンは薄いスモークのタイプを選択しました。

ぱっと見だとほとんど分からない程度のスモークなので、下品にならずちょうどいいと思います。

 

 

ちなみにZ3の場合、ボディを傷つけやすい作業を伴うので養生を念入りにするのですが・・・・

 

オゥノォォォォォ!!

作業後養生フィルムを剥がしたところ、劣化したクリアが一緒に剥離してしまいました。

何のための養生だか、非常にブルーです。。

オーナーさんは、元々劣化していたので仕方ないですね、ということで納得して下さいましたが、

そうはいってもやはり気になってしまうところではあります。

事前に打ち合わせの上「劣化してるから貼らないで作業しましょう」となったとしても、

じゃあそれで作業中傷ついたらどうするの?って感じですし、非常に難しい問題です。

赤は特に弱いですからねぇ・・・気をつけたいと思います。

皆様も、塗幕の劣化が気になっている場合は事前にご相談ください。

やはりお互い納得の上で作業させていただくのがベストですので。

 

 

さて、お次もBMW。

こちらは大変珍しいE36カブリオレのM3。

エンブレムチューンではなく本物ですよ。

M Powerとカブリオレという非常に贅沢な組み合わせですね。

 

 

見よ、このシンプルながら色気のあるエンジン。

最近のは何でもかんでもカバーカバーカバーで色気も何もあったもんじゃありません。

洗練された美しい配管の取り回し、これこそが機能美ってもんです。

 

でも・・・・私、直列エンジンのシリンダーブロックを片側に寝かすのがどうしても気になります。

S2000のF20CやGT-RのRB26DETTなど、

高性能エンジンでも普通に寝かせているので全く悪影響はないのでしょうが、

やはりせっかくの直列エンジンですからトヨタのJZ系などのように、

車体のど真ん中にスパーッとシリンダーを並べて欲しいと思ってしまいます。

 

 

 

話がそれましたが、こちらは幌の張替えではなく、上手く開閉できないので見てくれないか、というご相談。

小一時間ほどあっちこち見回して、原因が分かったのでそのままお預かりし、ちゃちゃっと補修。

 

まずは伸びきってしまったゴムバンドの交換。

幌を外さない状態で作業したのであまり細かい仕事は出来ません。

今回は「いかに簡単お手軽に、元の機能を回復させるか」がコンセプトなので、見た目は二の次。

リベットと、食品の袋をとじるクリップを使ってちゃちゃっと補修。

どうせ隠れてしまいますので全く問題はありません。

もちろん、機能はバッチリ回復し、開閉もスムーズにいくようになりました。

 

ご予算次第では、幌を全部外してバンドを丸ごと新品交換、

ということも出来なくはありませんが、そうなると工賃含めて数万円コース。

何万円もかけてバンドを交換するだけなんてお客さんもアンハッピー。

何時間もかけてわざわざ幌を外し、新品に張り替えるでもなくまた戻すだなんて私もアンハッピー。

 

今回の方法では、大幅に安く機能を回復できてお客さんもハッピー。

適当な補修で喜んで貰えて私もハッピー。笑

 

こちらも必殺適当補修。

幌格納部リッドのロック爪を引っ張るアウターワイヤー端部が折れて外れていたので、

ケーブルタイでちゃちゃっと補修。

これがどうしてなかなか、強く引っ張ってもびくともしないほどしっかり固定出来ました。

なんだ、こんなんでいいんだ、と自分でもびっくり。

え?こんなので直っちゃうの?とお客さんもびっくり。

もちろん機能もバッチリ回復。

ディーラーさん見積もりの20分の1の費用で対処できました。

 

というわけで、なんでも金をかけて新品に交換すればいいってもんじゃありません。

ディーラーさんと同じ金額を取ってこんなことしてたらとんでもない悪徳業者ですが、

お互い納得の上であれば、こういう融通の効いた作業もいかがでしょうか?というお話しでした。

 

 

さて、去る5月1日の出来事。

ガレージの片づけをしていると、何やら外からミャーと猫の声がしたような。

駐車場の塀の下から声がするので見てみると・・・・

 

なんと、思いがけず猫を拾ってしまいました。

これがまた超小さい手乗りサイズ(従来比)。

通常の生まれたての子猫は100g前後が標準ですが、この子は約半分の58gしかありません。

獣医さんもびっくりのミニマムサイズ。

恐らく母猫が諦めて育児放棄した個体で、世話をしても育たないでしょう・・・・とのことでしたが、

そのままほっとくのもかわいそうなのでとりあえず出来る範囲で世話をしてみることに。

 

まずはなにより保温が大事、ということでダンボールに小動物用ヒーターを設置し、快適空間を構築。

恒温動物である哺乳類は、外部から熱を供給してもらえればその分エネルギーを温存出来る、はず。

 

燃料のミルクは2時間に1回というハイペース。

ネットで評判の良かった最高級粉ミルク、人間用よりはるかに高い。。。

一回でも忘れるとたぶん死にます、と獣医さんに言われた以上欠かすわけにもいかず、

夜も夫婦交代でミルクを与え続けます。

その甲斐あってか、拾ったときに58gだった体重は三日目にして67gまで上昇。

これはもしかしたらいけるかな?とほのかな期待を持ちつつ、

今日も眠い目をこすりながら授乳授乳・・・・・

 

ちなみに我が家は、私と嫁さん、長男がアレルギーなので猫は飼えません。

きちんと育ったら引き取り手を探したいと思いますので、

興味のある方がいらっしゃいましたらぜひお声掛けください。

 

それでは、また。

2015年04月24日

こんばんは。

今回はNCロードスターのご紹介。

店長はNCの幌交換が大好きなので、大歓迎。

在庫も一通り揃えておりますので、どしどしご来店くださいませ。

 

お車はこちら。

純正のビニル黒を高級生地TwillfastIIの黒に張り替えました。

 

クロス生地になるだけでもかなり質感がアップしますが、Twillfast生地はさらに上を行く上質感。

特に黒色の場合質感の高さが際立ちますので、ご予算に余裕のある方にはお勧めです。

 

なお、こちらのオーナーさん、以前にZ33の幌交換をご依頼いただきまして、

今回お車の乗り換えにより、2回目のご来店となります。

リピーターさん、ヒジョーーーに嬉しいです。

気に入ってくれたかと思うと嬉しくて1回目以上に頑張っちゃいますので、

今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

 

さて、こちらは作業中の写真ですが、レインレールの元々貼ってあるシールをよく見ると・・・・

見慣れない形状。

こんなの今まであったっけ?

 

なぜか2枚のエプトシーラーを組み合わせ、T字型になっています。

何か意味があるのだろうか?

これより古い車両でも、新しい車両でも、こんなの見たことが無い(気がする)。

ただの気まぐれ?

 

このような(?)気まぐれで工夫してみる、というのは、私自身よくやります。

本当にその場の思い付きです。

次の時には「まぁやっぱり今まで通りでいいか」と元に戻り、

一回限りの創意工夫ってのもしょっちゅう。

 

それをさらに気まぐれで日記に書いてたりするので、

「あれ、店長、あの方法、もうやってないの?」って言われることがあります。

すいません、ただの気まぐれでしたので・・・

というわけで、過去の店長日記にはご注意ください。

自分でも忘れているような気まぐれネタが残っている場合があります。

 

といってももちろん、より良い方向に向かうための+αな気まぐれなので、

良くないから止めた、というわけではありません。

「やらなくても別にいいか」と考え直しただけですので、やってもやらなくても特に悪影響はありません。

ご安心ください。

 

 

さて、今回の幌交換動機。

定番のサイド部分の破れ。

 

前も言いましたが、原因はこのストラップです。

こんなもの、さっさとちょん切ってしまいましょう。

本当は黙っていればこのストラップちゃんのおかげでまだまだ使える幌が次々に痛み、

交換依頼がたくさん入ってウハウハ状態、にならないこともないのですが、

やはり技術職として有意義な情報を黙っているわけにはいきません。(得意気に語りたい)

 

これはまた別の車両ですが、前端部がこのように割れることもあるのですね。

S2000なんかではたまに見かける症状ですが、NCで見たのは初めて。

 

はい、というわけで今日はこのへんで。

それではまた。

2015年04月22日

ご無沙汰しております。

今回はZ33をまとめてご紹介。

 

まずこちらはダークブラウンの幌。

曇り空のせいかかなり濃く見えますが、実際はもうちょっと明るい印象です。

 

これだとちょっと明るすぎ・・・・

車体が白なので露出が難しいですね。

 

こちらは珍しいStayfastのペッパー。

 

白と黒の繊維が混じった感じの個性的なカラーです。

ちょうどグレーのスーツみたいな質感。

 

こちらは、THE・黒。

純正のホイールを黒く塗るってのがまたセンスいいじゃないですか。

ブラックエディションとかっていう限定車でありそうな感じ。

 

とにかく真っ黒。

そしてツヤツヤ。

 

なんか忍者みたいですね。

元の幌は純正の黒でしたが、やはりクロス生地のほうが黒さが際立ちます。

 

こちらはZ33のメーターパネル。

分解して何やらごちょごちょ。

そのほか、トヨタ・MR-S、86(ZN6)のメーターも分解中。

 

それでは、また。

 

2015年04月01日

こんにちは。

お久しぶりです。

しばらく日記更新が滞っておりましたが、幌交換はずっとやっておりましたよ。

 

というわけで今回はNCのご紹介。

運転席のフロアがびしょ濡れ。

吸水タオルで10回以上吸い取っても足りないくらい水が溜まっていました。

前側半分のフロアとの間に出っ張りがあるので足元には水が流れ込んでおらず、

オーナーさんは私が指摘するまで全く気付かなかったとのこと。

みなさんもたまにはイスの下を点検してみてくださいね。

 

この場合の雨漏りの原因はほぼレインレール排水口と見て間違いないでしょう。

乾いてはおりますが、排水口の縁まで泥水が達した形跡があります。

 

水を流し込んでみると、やはり全く流れません。

 

細い棒を突っ込んでホジホジすれば無事詰まりも解消。

詰まり自体はだいたい些細なもので、ちょっと突っ突けばすぐにドバーっと流れ出てきます。

NCはそんなに古くないのに詰まり率が非常に高いですね。

って、いつも排水口ネタばかりですみません。

 

で、出来上がり。

グレーのボディにダークルビーの幌です。

 

思いっきり西日だったので色がわかりにくいですが、

なかなかいい組み合わせだと思います。

 

NCの幌は黒、ダークブルー、ダークルビー、バーガンディ、ブリックの在庫を置いているのですが、

日本語版マニュアルがまだ完成していないのでサイト上では販売しておりません。

英語版マニュアルでもよろしければ販売可能ですし、

取り付けももちろん可能なのでお気軽にご相談ください。

幌の金額は80,800円です。

 

 

 

さて、最近日記更新が滞っていた理由・・・・(言い訳)

 

こんなものが届きました。

すごくでかくて重たいので、ピアノの輸送屋さんが運んできました。

その重量、実に110kg。

 

ただでさえ狭い店長の仕事場(という名の物置)に設置。

思った以上にでかい。

 

パソコンと並べて比較するとますますでかい。

台の下に入っているのはA3プリンタですので結構大きめなのですが、

それをはるかに上回る巨大な筐体。

これは一体何なのか・・・・

 

正解はUVプリンタというものです。

紙以外の、プラスチック、金属、布、革などあらゆる物体に直接印刷できる優れものなのです。

そんなもの何に使うのさ?と思われるかもしれませんが、

何に使うか?それ自体が勝負。

そう、優れた道具を手に入れたら、あとはアイディア勝負なのです。

というわけで、何を作ろうかあれこれ考え中。

試作品が出来たらまたそのうちご紹介しますが、基本的には車関係に使います。

お楽しみに(?)

 

これを何に使おうか、そればかり考えていたら日記更新に興味がいかなくなってしまい・・・

という言い訳なのでありました。

2015年03月05日

こんばんは。

今回はNCロードスターのご紹介。

 

NCのクロス幌でおなじみのシミですが、タン系だけかと思ったら黒でも発生するのですね。

 

なんか、カビが生えたような感じにも見えます。

接着剤の溶剤が原因だとしても、なぜこんな風にまだらになるのか。

 

NCでも初期の型の場合、幌の後部にこんな部品が付いているので移植します。

水路を確保するための部品のようですが、なぜ初期型だけ付いているのかは不明。

ちなみに、初期型はレインレールの形状も違います。

写真は撮っていませんが、開発が間に合わず継ぎはぎで作ったような感じです。

 

今回はStayfastのバーガンディに張り替えました。

 

写真には写っていませんが内装のシートが赤ですのでとても似合っています。

 

ちなみにこちら、NCのデビューと同時に発売された3rdジェネレーションリミテッド。

赤、白、グレーと3色のボディーカラーが設定されまして、

赤だとフロントグリルとピラーのメッキモールがやたらと目立つ印象でしたが、

白だとそれもあまり目立たず、スッキリとまとまっていると思います。

 

夜。

皆さんあまり気付きませんが、後ろの塀に一応「OOZORA-KENKEN」の看板?があります。

あまりお店っぽくしたくないのであえて控えめになっております。

 

それでは、また。

2015年03月03日

こんにちは。

今回はありそうでなぜか今まで無かった一台。

 

ニュービートルカブリオレです。

幌単体での販売は何度かあったのですが、取り付けの依頼は実は今回が初めて。

やはり日記に実績が掲載されていないと、なかなか依頼がありませんね。

 

作業経験がなくて大丈夫?と思われるかもしれませんが、

過去の経験により余程特殊でない限りはほぼ問題なく対応可能です。

そもそも、幌の基本構造なんて大まかに分けると数パターンしかなく、

大抵どこかしらのパターンにあてはまります。

 

今回だって、ほら。

店長の大好きなカルマン社製。

アウディA4と同じ会社なので、基本的な取り付け方法もほぼ一緒。

ウェザーストリップなんて、全く同じ断面ではないかというくらい似ていました。

 

生地はTwillfastRPCのホットチョコレート。

どこかで見たような・・・・そう、シャトレーゼのチョコミントバーです。

 

こちらの生地、残念ながら在庫限りで終了となります。

ダークルビー、ブリック、ホットチョコレート、いい色がみんな消えてしまう・・・・

 

ボディがもう少し鮮やかな水色だと組み合わせがとても難しいのですが、

パステル調のやわらかい水色なのでとてもよく似合っていると思います。

それにしても面白いシルエットですねぇ。

ボディラインに合わせた屋根形状も幌だから出来る芸当。

メタルトップだと外観よりも「どう格納するか」のほうが重要なので、

どうしてもやや無理のあるデザインになってしまう傾向にあると思います。

想像してみてください、ビートルカブリオレの屋根がメタルトップだったら・・・

この形状ではどうやっても絶対畳めないでしょう。

それこそ、シトロエン・C3プルリエルみたいに外して家に置いておくしかありません。

 

交換動機はリアガラスの剥がれ。

同じカルマン社なので、ここらの原因もアウディA4と同じですね。

 

ニュービートルの幌交換はボディを傷つけやすい作業を伴うので養生も念入りに。

上のほうはフィルム3重貼り+養生テープです。

これだけやっとけば安心して作業に集中できます。

 

ちなみに・・・

 

取り付けマニュアルによると、純正でこんな部品があるのだそうです。 

車体後部から取り出した骨を車体に固定し、作業しやすくするための治具です。

なるほど、これなら車体に傷をつける恐れもなく作業しやすそうですね。

しかし・・・これを取り付けようとごちょごちょやっているときに傷を付けそう。

というわけで、いずれにしても養生はしたほうがいいでしょうね。

 

幌交換費用は生地にもよりますが工賃込みで16万円~となります。

ぜひご検討くださいませ。

 

 

続きまして・・・・

こちらはオレンジのZ33にブラックの幌。

無難な色ですが、黒が引き締まってとてもカッコイイです。

 

リアガラス脇が破れる理由がよくわかる写真。

畳むときガラスが後方に押されるためこのように引きちぎられてしまいます。

 

ガラスがずれる原因は写真のタブの切断。

これにもっと強度があればいいんですけどねぇ。

 

 

 

こちらはお客さんがDIYで作業されたS2000。

モザイク処理を施したうえ、店長日記サイズの600×400に調整して送ってくださいました。

この気配り、出来る男です!

以前同じように配慮してくださった出来る男第1弾氏もS2000でした。

S2000って、どちらかというと几帳面なオーナーさんが多い気がします。

その機械的精密さが、几帳面な性格に合致するのかもしれません。

 

拡大してみても非常に綺麗に張れていますね。

オーナーさん曰く「決して器用ではない自分でもちゃんと出来た!」とのことですので、

DIYを検討している皆さん、ぜひ頑張ってやってみてはいかがでしょうか?

S2000の幌交換は非常に手数が多く面倒ではありますが、

フィッティングは比較的良好なので綺麗に張りやすい部類だと思います。

 

それでは、また。

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