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店長日記 ☆ミテネ☆:280
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2016年04月24日

こんばんは。

先週は非常に忙しかった・・・その分ネタもいっぱい溜まりました。

 

まずこちらはアルファロメオ・スパイダー。

幌が縮んでしまっているのか何なのか、どう頑張っても閉めることが出来ない状態です。

 

それを解消しようとしたのか、後端部に布を継ぎ足した形跡があります。

それでもやっぱり閉まりませんが。

 

フロントウェザーストリップはリテーナーが錆びまくりで再利用は不可能。

たいてい錆びているので、部品はストックしてあります。

新品交換にて対応させていただきました。

 

幌を全部剥がして骨組だけにしたら何とか閉まりましたが、

骨組が大きくねじれていて左右で全然寸法が違います。

このように補修した形跡が何箇所かありました。

きっと過去に何かがあったのでしょう。

 

ここのボルトもオリジナルとは違います。

 

こちらは右側の写真。

窓ガラスと骨組の隙間にご注目。

上に行くほど隙間が狭くなっていて、一番狭い部分では数ミリ程度のクリアランスです。

 

こちらは左側。

右側とは逆で、上に行くほど隙間が広がっております。

広いところで3cmくらいはあるかもしれません。

出来る限り骨組の調整を試みましたが、もはや調整出来る限度を超えていたので、

そのまま現物合わせで張っていきます。

 

で、出来上がり。

見た目上はきちんと仕上がりました。

 

ガラスの隙間も・・・

右側。

 

左側。

概ね、左右で違和感がないように張れました。

が、しかし、中から見ると左右で骨組の位置が全然違います。

このような古い車種の場合、骨組の位置をある程度無視して調整することが出来るのです。

元から車体も幌もガラスもあまり精度が出ていませんから、

いい意味で「誤魔化しの効く」構造になっているのかもしれません。

それでもまぁ、いい感じに誤魔化すにはある程度経験が必要になってくると思います。

 

こちらはS2000のレインレール装着部分。

雨漏りをコーキングで無理矢理直そうとした感じ?

除去を試みましたがかなり強力にくっついており、

無理に取ろうとすると塗装を痛めてしまいますので、最低限の除去で済ませました。

 

レインレール側もガッツリでちっとも取れません。

もちろん、このあときちんと止水処理をやり直しまして、

雨漏りは無い状態になっております。

 

こちらはMR-Sの骨組。

錆でガッツリ折れてます。

これは始めて見るケースですね。

 

内部は中空になっています。

 

この棒がちょうど中に入りそう。

正体は、S2000前期の幌にくっついている、グラスファイバーの棒です。

グラスファイバーなので適度な弾力と強度があり、補修にはもってこいです。

 

中に突っ込んで接着剤で固めて・・・・

 

テープでぐるぐる巻きにして応急処置完了。

時間がないので錆の処置まではしておりませんが、

雨漏りが錆発生の原因だと思いますので、幌交換後はもうあまり悪化することはないと思います。

もしダメでしたら、部品交換をしてくださいませ。

私に出来るのはここまでです。

というかこの折れたバー、あってもなくてもあまり変わらないような、

実に微妙なポジションなんですよね。

 

こちらはボルボC70のヘッドライナー交換。

幌も張り替えましたので、ついでに交換する分には比較的楽に出来ます。

それでもまぁ、調整に結構時間がかかりますが。

 

C70のリアシートは、左右に照明が付いていたり・・・

 

パワーウィンドウのスイッチが付いていたり、

後ろに座る人のこともきちんと考えた設計になっております。

他の4人乗りオープンでは、スペースこそそこそこ確保されていても、

こういった装備は省略されていることがほとんどです。

北欧らしい、快適な空間デザインといったところでしょうか。

 

こちらはサイドに貼ってあるラベル。

何が書いてあるのかなと思ったら・・・

 

エアバッグは消耗品なので、2013年までに交換してね、的なことが書いてありました。

実際わざわざ交換する人もなかなかいないかもしれませんが、

見過ごされがちなエアバッグの使用期限をきちんと明示している辺り、

さすが安全性を重視するボルボらしいなという感じです。

 

 

BMW・3シリーズカブリオレ(E36)は、

赤のボディにグリーンの幌の組み合わせ。

ちょっと派手じゃないかと思いましたが、張って見ると意外とそうでもないですね。

これから色々レストアするようですので、もしかしたらボディカラーも変更されるのかもしれません。

 

 

こっちはNCのレインレール。

初期のタイプはこのような継ぎ接ぎがあるレインレールが使われています。

 

経年劣化で変形してしまい、一部は大きく剥がれてしまっています。

以前は色々補修してとりあえず再利用していたのですが、

さらにこの先数年後のことを考えるとあまり好ましくないように思いますので、

今後は全て新品交換対応とさせていただきます。

15,000円くらい部品代が別途かかりますが、何卒ご了承くださいませ。

 

こちらは改良型レインレールとの比較。

ご覧の通り、改良型は樹脂の一体成型となっており、信頼性が大きく向上しております。

というか、初期型はなぜこんな手作りチックな作りになっているのでしょう。

発売直前に欠陥に気付いて、間に合わせで補修した感じ?

 

こちらは店長のA4カブリオレ。

嫁さんが出先でオープンにしようとしたところ途中で動かなくなってしまったとのことで、

急遽救出に向かい、とりあえず手動で閉めて戻ってまいりました。

普通の人は手動で閉める方法すら分からないでしょうから、かなり焦るでしょう。

こういうトラブルがあると、余程の物好き以外はオープンカーを敬遠してしまいますよね。

電動幌の場合、車両の説明書に緊急時の開閉方法が書いてありますので、

オープンカー乗りの心得として、一度目を通しておくとよろしいかと思います。

 

で、原因を探ると、どうもフロントロックが正しく動いていない。

ただし、ウィーンという音はするので、モーターはきちんと回っている模様。

空回りしている感じ?

 

理由は結構単純でした。

モーターを固定しているボルトが緩んで、モーターのギアが噛み合っていませんでした。

 

この真ん中のくぼみにあるのがギアです。

ちなみに手動開閉時には、

この真ん中の軸を押し込んでギアの噛み合いを外してから回す、という動作になりますので、

専用のレバーハンドル以外では回すことが出来ません。

 

緩まないようにロックタイトで固定して完了。

無事動くようになりました。

部品交換の必要がなくてよかったです。

 

ちなみに、途中で止まってしまった原因としては、

フロントロックを解除し、幌が動き出したまではよかったのですが、

途中で「ロックの爪を再度ロック状態にする=爪を引っ込める」という動作がありまして、

この段階でギアが抜けてしまったため、爪が出たままになってしまい、

爪が出たままでは幌が格納できないので動作を停止した、とうことなのであります。

いやぁ、調べれば調べるほど複雑な動きをしますねぇ実に。

 

さて、こちらは長らく放置していたモール磨き。

お客さんから「あ、店長、まだ磨いてない!」と鋭いご指摘を頂きましたので、

岩のように重たい腰を上げて、えっちらほっちら磨きます。

ああ、自分の車は本当にめんどくさい。

ちっともやる気がしません。

医者の不養生 車屋バージョン。

 

磨く前。

鮫肌みたいに、実に汚い感じになっております。

 

で、磨き完了。

確かにモールはちゃんと綺麗になりましたが、

車両の印象が大きく変わるかというと、なんだか思ったほどではない・・・・・

なんだろう、頑張ったのにあまり達成感がない。

というか、まだサイドとリアは磨いていないので、達成感もへったくれもないのですが。

全部磨き終わるのはいつになるのか。

いや、いつになっても終わらないかも。

相変わらず磨いてないことに気付いた方は、厳しくご指摘ください。

ケツをひっぱたけばいくらか動くかもしれません。

 

それでは、また。

2016年04月17日

こんばんは。

 

今日はカラフルな面々が揃いました。

ちなみに、黄色ばっかりやたらと虫が寄ってきます。

赤は全然そんなことないですね。

 

 

で、この日の作業は黄色のS2000。

ある日突然破れていたそうで原因は不明ですが、

縫い合わせてもなお広く隙間が空いていることから、元々劣化でかなり縮んでいたことが伺えます。

破れようが破れまいがもう寿命を迎えていますから、張り替えてスッキリしましょう。

 

釣り糸だそうです。

粘着テープで済ませないあたりに、オーナーさんの愛情が伺えます。

ところで、外科医さんはなぜ一針ずつ縫うのでしょうかね?

素人考えだと、このように一気に連続して縫ってしまえば楽そうに思えますが。

本革巻ステアリングの職人さんが外科医になったらすごく上手そう。

あえて手術跡を残していくスタイル。

ステッチカラーも選択可能。

 

スクリーンも真っ黒け。

どうしたのかと思ったら、割れを直すために市販の粘着フィルムを貼ったんだそうです。

普通の幌用スクリーンは曇ったり割れたりはするものの、ここまで変色することはありませんので、

やはりそれなりに屋外用として強い対候性を持っているんだなぁと実感しました。

 

で、作業完了。

ちゃんとした写真は撮っていないのですが、ダークブルーの幌で張り替えました。

ちなみに奥の赤いBMW(E36)の幌はグリーンです。

やたらカラフルな車両が集結した1日でした。

 

それでは、また。

2016年04月15日

こんばんは。

 

まずはジャガー・XJSの御紹介。

這うように低く、そして長ーいスタイリングが特徴的。

いかにも英国紳士然としたデザインで、古きよきジャガーの趣が感じられます。

最近のジャガーは非常にスタイリッシュかつスポーティーに生まれ変わり、

商業的にはなかなか上手くいっているようですが、

ジャガーと言ったらやはりこういう伝統的なスタイルを想像される方も多いのではないでしょうか。

 

ロングノーズ・ショートデッキならぬ、ロングノーズ・ロングデッキ。

おかげでトランク容量はバッチリで、実用性も十分です。

なお、こちらのリアガラスはXKと同じく、ガラス用コーキングによる接着タイプ。

ちょっと・・・・面倒です。

 

それにしても、インド資本の入ったジャガー・ランドローバー、

それから中国資本の入ったボルボ、

買収当時は賛否両論ありましたけども、

さすが投資目的で買収するだけあって、彼らは非常に商売が上手いですね。

伝統なんか知ったこっちゃない、

売れる車は一にも二にも、まず近代的でカッコよくなければならない、

ということをよく分かってらっしゃる。

優れたデザインに伝統のブランドがくっつけば、そりゃもう売れるに決まってます。

そもそも、ボルボは角張ってないと・・・とか、ジャガーは丸目じゃないと・・・とか言ってる人は、

新車出したって買ってくれませんから。

かくいう私も、ちょっと前のアウディは・・・とか言いながら、古いのばっかり乗ってます。

ええ、そりゃ余裕で新車が買えるご身分ならば、また意見も変わってくるでしょうけども。

 

一方こちらは、伝統のデザインなんてなんのその、

わが道を突き進みまくることこそが伝統、とでも言わんばかりのアルファ・スパイダー。

XJSと並ぶとその独自性がより際立ちます。

 

 

幌はStayfastのブリック。

中古車業者さんの在庫車両ですが、

アルファ・スパイダーを頻繁に扱うこともあり幌交換手順を学びたいと言うことで、

今回研修?のような感じで一緒に作業させていただきました。

さすが現役の整備士さんだけあって、作業がはかどるはかどる。

翌日までずれ込む覚悟で望んだのですが、夕方前には終わってしまいました。

(普段は基本的に作業の見学はお断りさせていただいておりますので、何卒ご了承ください)

 

ちなみに、作業が終わってさぁ帰ろうかというとき、

アクセルオフ時にそのままストンとエンストしてしまうというトラブルが発生したのですが、

そこはさすが手馴れたもので、ちゃちゃっと原因を特定し応急処置をほどこし、

颯爽と帰っていかれました。

やはり手馴れている人の仕事は見ていて気持ちがいいですね~。

 

 

さぁ、ここからは幌屋からモール磨き屋に転身。

車両は、当店初のオープンカーでない車、BMW・3シリーズ(E90)。

というか、よく考えたらそれもすごい。

オープンカーだけ相手にしてて商売が成り立つなんて。

みなさんのおかげです。

 

 

ほ~ら、ばっちり錆びてますよ。

市販の金属研磨剤でちょっとやそっと磨いたところで、ちっとも落ちません。

 

でも、秘密の研磨剤の手にかかれば、あっという間に!簡単に!綺麗に、、、、ならない。

 

なんだか、ニュービートルの時とはだいぶ様子が違います。

車両の違いによるものか、あるいは劣化の度合いによるものか・・・。

 

ごめんなさいしてそのまま返そうかとも思いましたが、

諦めず試行錯誤しているうちに段々力加減が分かってきて、無事なんとか綺麗になりました。

 

 

ほれ、ピカピカじゃー。

 

アルミらしい、いぶし銀な感じが維持されているのがまたいいでしょう。

それにしても、ここの窓枠のデザイン、地味ながらもBMWの伝統ですよね。

キドニーグリルはもちろんのこと、内装デザインもたいてい一目でBMWと分かるものが採用されます。

ベンツなんかは、割と節操なくデザインテイストをコロコロ変えてきますけどね。

まぁ、どんなデザインでも、でっかいグリルにドーンと例のマークを付けとけば、大抵ベンツになります。

それこそがベンツのアイデンティティ。

 

 

手磨きなので、こういう立体的な部分もお手の物。

 

 

が、しかし、ミラーの付け根など、物理的に指が入らないような部分はやや磨きが甘くなります。

まぁミラーを外せば磨けるかもしれませんが、

そこまでやるとさすがに手間がかかりすぎるので、どうかご理解いただければと思います。

 

で、何台かやってみて、手間と材料費を考えて出してみた基本料金がこちら。

 

窓下のみ(ニュービートルなど)・・・18,000円

窓上下(セダン系)・・・27,000円

窓上下(ワゴン系)・・・32,000円

窓上下+ルーフレール付  42,000円

 

その他、SUVなど大きな車や、

A4カブリオレのようなAピラーにもモールがあるような車、

サビがひどい車など、詳細はその都度見積もりさせていただきます。

簡単なものなら半日仕事、手間がかかると1日仕事といった感じでしょうか。

 

現状幌の仕事で精一杯であまり余裕も無いので、

とりあえず当面は空いた時間にじっくり作業させていただければと思います。

興味がありましたら、ぜひご相談くださいませ。

 

それでは、また。

2016年04月10日

こんばんは。

今回は以前張り替えさせていただいた幌の調整です。

 

こちらは張った直後に撮った写真です。

時は西暦2014年12月。

 

いつもの通り、張った直後は超パンパンです。

「閉められなくなっちゃうといけないので、しばらく開けないでくださいね」と伝えるほど。

 

それから1年と4ヶ月・・・

なぜか、超ダルンダルンに弛んでしまいました。

特に前半部分が顕著で、走行時に風でばたつくほどの弛み具合です。

ちなみに生地はStayfastよりも分厚いTwillfastRPCです。

2009年に張った私のロードスター(Stayfast)では気になるほどの弛みは出ておりません。

今回一緒に来られた同じくStayfastのオーナーさんもたるみは大丈夫。

TwillfastRPCは吸音性能が売りでややフンワリ気味なので伸びやすいのか?

しかし、他の方からは特にこういった報告は入っておりません。

まぁ、原因は分からないけど、ちゃちゃっと調整しちゃいましょう。

 

後部は弛んでいませんしそもそも調整が難しいので、前端部を詰めることで調整していきます。

 

端部のプラスチックプレートがあると調整しにくいので取り去ってしまいます。

 

前端部を引っ張って巻き込み、Wクリップで仮止めしながら調整していきます。

ちなみに巻き込んだ部分は両面テープで貼りつけてあります。

2014年に作業したときも両面テープを使用しましたが、

今回剥がそうとしたところ、ものすっごく強力に貼りついていて、

両面テープの高い接着強度を体感することができました。

最初貼り付けたときはそうでもないのですが、あとからガンガン強度が出てくるんですよね。

なかなか侮れませんよ、両面テープ。

 

はい、だいたい1cm弱くらいですかね、詰めることにしました。

 

はみ出た部分はカット。

 

ロックも緩めに設定してあったので、調整します。

ロック爪の真ん中にある六角ボルト?部分をくるくる回すことで調整が出来ます。

これはなかなか、よく出来た調整機構ですよ。

NA/NBロードスターとMR-Sに採用されています。

 

はい、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、シワがなくなり綺麗になりました。

あんまり張りすぎてまた伸びてもいけないので、ほどほどのところで抑えています。

 

それと、骨の位置も後ろ過ぎるので調整。

幌前後の継ぎ目よりも後ろに来てしまっているのがわかりますでしょうか?

もちろん、2014年の作業時にはベストな位置に設定してあったのですが・・・。

 

リヤのストラップは調整式になっているので簡単に調整できます。

この機構は当店オリジナル、と思っていたのですが、

仲間の幌屋さんの情報によると、最近は結構他もやっているとか。

まぁ、いいものはみんなで広めていきましょう。

 

デメリットは・・・ロードスターの場合、外側にバックルのシルエットがほんのり浮き出ます。

しかし、今回ほどではないにしてもやはり幌布は非常によく伸びますので、

調整が可能だということのメリットは大きいと思います。

 

はい、わかりにくいですが、少し前に動かしました。

幌の縫い目にちょうど重なるように調整したのですが、

布に調整前のクセがついてしまっているので、ガラス上部が少々膨らんでしまっています。

まぁ、そのうち戻るでしょう、たぶん。

 

というわけで、無事調整完了。

この程度のことはちゃちゃっと対応出来ますので、たるみが気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

なお、今回はお仲間と3台で来られましたので、

まだ張替えがお済でないオーナーさんに、

謝恩セール(という名の在庫処分)特別限定カラーの幌をご案内させていただきました。

 

それがこれだ!

鮮やかな蛍光オレンジが人目を引きまくるスペシャルカラー。

道行く人々の誰もが振り向き、後ろ指を差されること間違いなし。

ビビッド&エキセントリックなカラーで強烈な個性を演出してみませんか?

 

オープンで走るのはなんとなく気恥ずかしくて・・・というシャイボーイ(ガール)にもオススメ。

なぜなら、閉じているほうがよっぽど目立つので、これはもう、開けずにはいられない。

もちろん、閉じて走れば、人目を気にしない鋼のメンタルを身につける鍛錬にもなります。

 

というわけで、基本的には受け狙い的なカラーになるかと思いますが、

もしかしたら我々色彩庶民が考え及びもしないような素晴らしいコーディネートで

華麗に着こなしてくれる猛者が全国に一人や二人いるかもしれません。

今ならまだ軽井沢ミーティングにも間に合います。

我こそは、と思う方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ネタにしたいので、当店での取り付け限定です。

通常価格工賃込み111,400円のところ、スペシャルプライス77,777円でのご案内。

(ちなみに、ほんのちょこっと輸送時の擦れがありますのでアウトレット扱いとなります)

たくさんのオファー、お待ちしております。

 

勇者が現れ、募集は終了いたしました。

結果をお楽しみに。

 

それでは、また。

2016年04月07日

こんばんは。

 

まずはアウディTTロードスターの御紹介。

 

レインレール部分が脱落してしまっています。

本来は矢印の内側に貼り付けてあるのですが、

接着力が弱いので経年劣化で落ちてしまっていることが多いです。

 

接着剤や両面テープで付けてもどうせまた落ちてしまうので、

リベットを打ってガッチリ固定しておきました。

 

それと、幌を閉めた状態でもソフトトップ警告灯が点灯しっぱなしなので、原因を探ります。

 

ここのプレートが幌のロックを感知するセンサーになっています。

 

ロックの爪の先っぽが先ほどのスイッチを押すことで、幌が完全に閉まったと判断されます。

 

どうも押し具合が少し足りないようなので、プレートにプラ板を貼り付けて感度を調整。

 

無事消えました。

 

で、完成。

生地はTwillfast IIのブラウン。

 

こちらの車両は一度全塗装してあるそうで、大変きれいな状態でした。

こんなに綺麗になるなら、うちのロードスターもいつか塗ってもらおうか。

ちなみに奥に写っているのは通りすがりの我が家のA4。

 

こちらは毎度おなじみMR-Sの排水口詰まり。

私が水を注いだわけではなく、最初から溜まっていました。

つまり、時間が経ってもほとんど流れない状態。

 

今回詰まっていたのは、幌から剥がれ落ちたマジックテープ。

その他、葉っぱやレシートなどが詰まっていることが多いですね。

手を突っ込めば排水口に届きますので、たまには掃除してあげましょう。

 

今回はホワイトのボディにブリックの幌の組み合わせ。

さわやかでいい感じです。

 

こちらはとあるロードスターの内装を外したところ。

走行中に喫煙をすると、このように大量の灰が内装の奥まで入り込みます。

まぁ、それはなんとなくわかるのですが・・・

 

今回はなぜか吸殻まで。

いったいどうやって入り込んだのか、皆目検討もつきません。

ちなみに、彼が乗っているのは燃料ポンプのフタの上です。

火の用心。

 

それでは、また。

2016年04月02日

こんばんは。

 

昨晩、幌メーカーから最新の価格リストが送られてきました。

といっても価格自体は今までと変わりなく、表記ミスの訂正がメインです。

 

ほう、だいぶ見やすくなったな~と上から下まで一通り目を通してみると、

今まで発売されていなかった(と思ってた)商品が新たにいくつか加わっていました。

なんだよ、出てるなら早く言ってくれたらいいのに・・・・

 

というわけで、いくつか御紹介してまいりましょう。

 

まずはBMW・1シリーズ カブリオレ(E88)

こちらは比較的最近の幌にも関わらずガラス脱落の持病を抱えているという困ったちゃん。

今年頭にメーカーに問い合わせたときは、製品化準備段階の「コア・プログラム」という状態でしたが、

このたび満を持して製品化され、販売が可能になりました。

ただ、出初めということもあってかとっても高く、GermanA5生地でお値段約14万円。

まぁ、それでも純正と比べたらはるかに安いのですが。

工賃含めて20万円くらいといったところでしょうか。

 

なお、製品化準備段階の「コア・プログラム」は他に、

・アウディ・TT ロードスター (2代目)

・BMW・ミニ コンバーチブル (2代目)

・日産・フェアレディZ ロードスター(Z34)

などがございます。

 

これらの車種は現在使用中の幌を外してメーカーに送ると、

ガラスなどの部品を流用して新しい生地で製作してもらうことが可能です。

しかし、メーカーの工場が米国であることを考えるとあまり現実的ではありません。

この段階までくれば完全な製品化まであと一歩ですので、もう少々お待ちいただければと思います。

 

 

続いてこちらはロータス・エリーゼ(フェイズ1)の幌。

幌と言うかビキニトップみたいな感じですね。

こちらはリアウィンドウがなく幌だけの単純な構造ですので、

お値段もなかなかリーズナブルになっております。

他の車両と違って取り外し式なのであまり傷むこともないかと思いますが、

別のカラーでイメージチェンジを図りたい方は是非ご検討ください。

 

 

お次はなぜかいまさら初代フィアット・プントのカブリオレ。

今更出てこられましても国内にこの車種はほとんど残っていないでしょう(というか元々かなり少ない)。

今後数年の間に1件くらい取り付けが入るかもしれない、くらいの感じでしょうかね。

実はカタログに載っていないだけで前からあったのかもしれません。

 

 

お次も今更感全開のシルビア(S13)コンバーチブル。

前に一回だけ問い合わせがあったような?

180SXの米国版、240SXのコンバーチブルは前からあったのですが、

シルビア用は今回始めて存在を確認。

まぁ・・・・需要ないでしょうね。

一回も見たことないし。

でもS15のオープンモデル、ヴァリエッタよりも自然にまとまっていてかっこいいですね。

 

以上、新商品?の御紹介でした。

 

それでは、また。

2016年03月27日

こんばんは。

今回は珍しく、写真がありません。

 

本日は下の子二人を連れて、埼玉の実家に行ってきました。

 

目的は、

①A4カブリオレを見せびらかす

②真ん中の子がじいちゃんばあちゃんちに泊まりたいと言うので置いてくる

③ロードスターのナンバーを外してくる

の3点です。

 

ここで肝心なのは、

そう、③のロードスターのナンバーを外す、です。

 

ロードスターは現在車検切れ。

今までは車検切れでもまたそのうち乗るだろうとナンバーはそのまま付けてたのですが、

どうも最近残念なことに、ロードスターに乗りたいという気持ちがあまり沸かず・・・。

 

せっかく乗っても、今ひとつボロさが気になる。

パワーもかつてほど出ていない気がする。

何十万円もかけて一度ビシっと整備したいかというと、別にそうでもない・・・

 

どうしてしまったのか、私は。

かつてはあんなに大好きだったのに。

 

加齢による嗜好の変化なのか。

だとしたら、嗜好はまたいつか戻る日がくるのだろうか。

 

嗜好の変化といえば、最近はクラウン(ロイヤル)がカッコイイ、というか、

存在として悪くないような気がしてきました。

まるで嫌味を感じない、誰からも妬まれも、注目されもしない。

「とりあえずクラウン」的な、特にこだわってない感じもいい。

まだ30代の私には早いように思いますが、

40代になったら、もしかしたらクラウンに乗ってたりするかもしれません。

レクサスじゃなくてあえてクラウンに乗ってる社長さん、今ならその人たちの気持ちが分かる気がする。

すごくちょうどいい、存在感。

 

やばいぞ。

そのうちオープンカー嫌いとか言い出したらどうしよう。

商売上がったりだ。

 

 

話が飛びますが、街中では非常に鈍くさいスーパーフロントヘビーのA4カブリオレ。

高速でもどうせ鈍くさいだろうといつものんびり走っていたのですが、

追い越し車線の流れに乗って走ってみたら、これがまた意外なほど軽快に走る走る。

しかも、やや飛ばし気味のほうが燃費が伸びる(気がする)。

本日は千葉~埼玉間の往復でリッター13km走りました。

速度が上がるほど安定感が増すようなあの感じ。

やっぱり欧州車って、完全に高速走行重視で作っているなぁと実感。

 

ただ、高速を走っている途中で油量レベル低下の警告が。

1月に車検整備でオイル交換をしてから4000kmほど走行しておりますが、

実は油量レベルの警告は今回で2回目。

前回はちょうど道沿いにあったイエローハットでオイルを購入してその場で補充。

今回もその残りがトランクに積んであったので、PAに寄って補充。

2回合わせて2Lくらい補充しました。

 

短期間での再警告にセンサーの故障も疑いましたが、

オイルレベルゲージで見ると確かにきちんと減っています。

もしかしてオイル漏れ?

このペースでのオイル漏れだと、結構重症です。

ああ、また諭吉が飛んでいく・・・・

が、多量のオイルが漏れているような形跡は特に見当たりません。

かと言って白煙が上がるわけでもなく、オイルを食っているような様子もありません。

 

どうなっとるんじゃ~と思いつつ説明書を読んでみると・・・・

「1000km走行につきおよそ0.5Lのオイルを消費します」との記述が。

えっ?メーカー公式でそんなにオイル食うの、アウディって。

ということは、4000km走行して2L補充したというのはまさにドンぴしゃり。

 

今までトヨタ、マツダ、三菱、プジョー、フィアット、ベンツと色々乗っておりますが、

今時の車はオイルなんて定期交換さえしとけばいいのであって、

頻繁に補充が必要な車があるとは、恥ずかしながらこれっぽっちも思っておりませんでした。

 

調べたら、VW、アウディ乗りの間では、割と当たり前のことらしいですね。

トランクに常備しておくための「専用オイルボトルケース」なんてのもあったりして、

オイル補充がいかに日常的であるかを物語っております。

欧州車全般オイルを食う、と言っている人もいますが、

少なくとも私が乗ったプジョー、フィアット、ベンツではそのようなことはありませんでした。

他のメーカーが普通にやっていることが、VWグループにだけ出来ないのか?

うちのA4が古いからかと思いきや、最近の直噴系はもっと減るらしい。

 

例のディーゼルの不正の件も含め、実はVWって技術力が低いのだったりして。

って、まさかそんなことはないとは思うけど、なんだかちょっと変わってるなぁ、設計思想が。

アウディの純正オイルはLLS(ロングライフサービス)という長寿命タイプになっておりまして、

うちのA4カブの場合は15,000kmごとの交換でいいんだそうな。

「オイルの長寿命化により、環境負荷に配慮した」んだそうです。

一回のオイル交換でだいたい4.5L程度交換します。

が、実際は1,000kmごとに0.5L消費していきますので、15,000km走るまでには7.5L補充しないとなりません。

というわけで、15,000km走るのに必要なオイル量は合計12L。

国産車のようにほとんどオイルが減らない前提で5,000kmごとに交換した場合だと合計13.5L。

う~ん、途中の頻繁なオイル補充の手間を考えると実に微妙。

 

まぁ、おもむろにボンネットを開けて、

やれやれと言いながら慣れた手つきでオイルを補充、というのも、

車好き的にはなかなか悪くないシチュエーションなのではありますが。

 

しかし、世間一般の、ボンネットの開け方もろくに知らないような奥さま方相手に、

このような手間のかかる車を普通に売っていて大丈夫なのだろうか。

そんなに減るならば、オイルパンとは別にタンクでも付けて予め5Lくらい入れとけばいいのに。

そうだ、いっそガソリンに混ぜてしまえば。

名づけて混合燃料。

2016年03月24日

こんばんは。

今回はアルファロメオ・スパイダーの御紹介。

 

今回の車両は、今まで見てきた中で一番状態が良かった気がします。

それでもしばらく車検切れで屋外に放置されてた期間があったそうで、

タイヤの空気が抜けてぺしゃんこになるほど放置されていたのを、

現オーナーさんが頼み込んで譲って貰ったんだそうです。

イタ車といえども、意外と痛まないものなのですね。

もちろん、その後のオーナーさんの愛情メンテのおかげもありますが。

 

毎度おなじみ、巨大なリアスクリーン。

 

こんなクラシックな見た目ですが、ちゃっかりエアバッグ付き。(92年式)

エアバッグの歴史もずいぶん長くなったもんだなぁと実感しました。

ただ、エアバッグ警告灯が点いていたので、恐らく作動はしないでしょう。

まぁ24年も前のエアバッグが作動したところで、何やら色々飛んできそうで怖いですが。

 

ステアリングの向こうに横向きに飛び出しているのはシフトレバー。

FR車なので真下にトランスミッションがあるはずですが、なぜわざわざ横向きなのか。

現代の車と比較するとかなり異質な印象を受けますが、

慣れたらステアリングからの距離も近くて、案外悪くないのかもしれません。

 

ちなみに、以前作業した車両に書いてあったビアンコ・フレッドさんのサイン。

 

今回はイニシャルで記入されていました。

どんだけ出たがりなんだよビアンコは、というのは冗談で、

以前書いたとおり、この白い車体のカラー名です。

 

わざわざペンで車体にカラー名を記入するのもよく分かりませんが、

もっと分からないのは、ビアンコフレッド色に塗装した後で、

その上からわざわざ「ビアンコフレッド」と書いている事実。

日本で言えば、白い車体に「白」って書いてあるんですよ?

見りゃ分かるわ!と突っ込まずにはいられない。

もちろん、この部分、赤いボディならばちゃんと赤に塗られています。

ホワイトボディ(塗装前の状態)に書くならばともかく、なぜ塗ってから書くのか。

ビアンコさんに問いただしたい。

 

それでは、また。

2016年03月17日

こんばんは。

 

まずはバルケッタの御紹介。

 

シルバーのボディにStayfastのブリック。

ブリックは廃番予定といいつつ、いつまでも生地が出てきます。

これからもしばらく出てくれますように。

 

今回のバルケッタは一度幌を交換した形跡があり、

右側のウェザーストリップの下部が引きちぎれておりました。

抜けないからといって持ちやすい下のほうを集中して引っ張ると、

このように無残にも千切れてしまいますので注意しましょう。

 

 

お次は店長のA4ネタ。

幌とは全く関係ありません。

長雨の後、トランクリッドの内張りが湿っていたので補修。

それにしても、たかだかトランクリッドなのにずいぶん色々付いていますね。

 

原因はハイマウントストップランプのシール不良。

一度補修した形跡がありましたが、

全く的外れな位置にシーリングが打ってあり、ちっとも直っていません。

わざわざここまで分解しておきながら、なぜ一番肝心なところが適当なのか。

 

ポスト。

 

ランプの周りのブチル?だかなんだか知りませんが、劣化してボロボロになっています。

これを補修しないと雨漏りは直りません。

 

 

ここで登場、店長お気に入りのスワンボンド。

ボンドといいつつ、実際はブチルゴムを細長いひも状にして、さらにロール状にしたものです。

これがまた適度な粘り気で大変扱いやすく、

さらに、引っ張って細長く伸ばすことで太さの調整も容易に出来ます。

まだ使ったことが無い方は是非一度使ってみてください。

あの扱いにくさ100%の憎っきブチルゴムを見る目が変わること間違いなし。

 

元に戻して散水テスト。

無事合格。

ブチルが厚すぎたのか少々ランプが奥に引っ込んでいるような気もしますが、

まぁ、機能優先ということで、良しとしましょう。

比べなけりゃあ、分からない。

 

ところで、トランクリッド裏の左右についているこの装置はなんなのだろう?

 

 

調べてみたら、ラジオ&テレビのアンテナでした。

「A」みたいになっているところにアンテナ線が入っていて、それで受信しているのですね。

 

カブリオレということで屋根もないしアンテナはどうしているのだろうと思っていたのですが、

まさかこんなところに隠されていたとは・・・・

ちなみに、トランクリッドはよく見たら全体が樹脂製でした。

だから裏側にアンテナを仕込んでも大丈夫なのですね。

 

あともう一つ、以前から感心していた点。

A4カブのリア周りは日本のナンバープレートがぴったり入るようにデザインされています。

 

こちらのドイツ仕様でももちろんピッタンコ。

この地域ごとにデザインを変えるという対応も、樹脂製だからなせる業だったのですね。

鉄板のプレスだと、ここまでの対応はちょっと難しかったでしょう。

ましてや日本市場なんてほとんど売れないでしょうに。

 

漏水のせいで曇っていたナンバー灯もついでに掃除しましょう。

 

今ひとつ綺麗になりきりませんが・・・・まぁ覗き込まないと見えないし、良しとしましょう。

雨漏りも直ったし。

 

と思ったら、作業中のミスで電球が片方切れてしまった。(電極がちぎれた)

今度は電球買ってこないと・・・

ああめんどくさい。

 

それでは、また。

2016年03月14日

こんばんは。

 

今回御紹介するS2000は、とにかくやたらと綺麗。

ボディも当然綺麗だし、室内も「触れていいのだろうか」と悩むくらい超綺麗。

普通、見えるところだけ綺麗にしてあっても、

内装パーツを外すと内部は砂ぼこりだらけ、というパターンも結構多いですが、

こちらの車両の場合、どこを外しても漏れなくみんな綺麗。

じゃあ超低走行車なのかというと、そういうわけでもない。

既に4万キロ以上を走行しており、普通に乗っていればそれなりに使用感が出てきているはず。

なのに、超綺麗。

 

が、しかし、

幌を外すと、隠れていた部分には年式相応の汚れが見られました。

 

 

レインレール内部もほら。

この泥の付着具合を見るに、完全ガレージ保管とか、雨天未走行とか、

非常に恵まれた環境で過ごしてきた車両ではないことが伺えます。

なのに・・・新車のように超綺麗。

これはいったい何なんだ?

 

 

こんなに綺麗なのに、オーナーさんは幌周りの部品を片っ端から新品交換したいとおっしゃいます。

まぁ、ご本人が望むらなら、ということで、

ウェザーストリップ類やモールを次から次へと交換していきますが・・・

やっぱりおかしい、こことか、どこからどう見ても新品同様です。

まるで数日前に交換したのではなかろうかというレベル。

 

ここもほら、超綺麗。

恐らくサイドケーブルも交換してあります。

こんなに綺麗だったら替える必要は全くないじゃないか。

ってか、「部品替えときました~」って言って実はそのままで、

ちゃっかり部品代だけ貰う、なんてこともやろうと思えば出来ちゃうレベル。

 

はっ!

 

ここで店長気付いた、これは罠です。

私を陥れるための罠。

 

わざとこのような超絶綺麗な車両の部品交換を依頼することで私を試しているのです。

そして万が一上記のような不正をしたら、ここぞとばかりにネットに晒し上げ当店の信頼失墜を狙う、

巧妙に仕組まれた罠なのです。

なんと恐ろしい・・・・

 

というわけで、オーナーさんに「部品、超キレイなんですけど・・・」と素直に電話確認。

 

「ムハハハハ!よく見破ったな!!!」

 

とは言われませんでした。

 

お話を聞くとこちらの車両、とてもこだわりのある中古車屋さんで購入されたそうで、

内装は全て外して徹底クリーニング、部品もちょっとでも劣化が見られるものは片っ端から新品交換、

エンジンでさえも全部分解して再調整(まだ4万キロなのに)、という、

超変態的こだわり仕上げが施された車両なのでありました。

 

部品交換しまくりで、もはやオーナーさんもどこまで交換したのかよく分からない。

そんな状態なのに、さらに私のところへ「部品は片っ端から交換してください」とやってくるという・・・・

もう、何がなんだか・・・お店も、オーナーさんも、変態だー!(褒め言葉)

 

というわけで、すでに交換しているであろう部品はもったいないのでとりあえずそのままに、

取り寄せた部品は「そのうち絶版になるかもしれないので」とのことで持って帰られました。

 

その超絶仕上げのせいでお値段も新車並みだそうですが、

既に絶版となってしまった今、この新品同様の名車が手に入るのならば、

それはそれでよろしいのではないかと。

いやあ、いろんな商売の仕方があり、また、それにフィットするお客さんがちゃんといるものなのですね。

 

こんなに素晴らしい車両ですから、幌のほうも徹底的にこだわって仕上げさせていただきました。

自分で言うのもなんですが、どこに出しても恥ずかしくないレベルです。

クリップ類も全て純正部品で新品交換。

ビスも一つ残らず、完璧に元に戻しました。(元々いくつか欠品がありました)

この場ですぐに他の幌屋さんに再分解してもらっても、恥ずべき点は一つもない、はず。

 

 

ちなみにこちらはウェザーストリップの新旧比較。

左が新品、右が使用済みです。

見て分かるとおり、新品はガラスが当たる部分の凹みがありません。

車両に取り付けてしばらくすると右側のようにガラスに沿って凹みが出来てきて、

よりガラスにフィットするようになってくるのです。

 

というわけでウェザーストリップを新品に換えると、

最初のうちはかえって雨漏りが発生しやすくなる場合があります。

ですから通常当店では「漏れていない限りはむやみに交換しないほうがいいですよ」とお伝えしております。

ウェザーストリップは幌交換時でなくてもいつでも交換できますから、

漏れるようになってきてから交換すればいいと個人的には考えております。

 

逆に、レインレールとリヤのモールは幌張替え時にしか交換出来ません。

ですので、これからも長く乗るつもりだという方はモールだけは交換しておくことをお勧めいたします。

レインレールについては、当方に幌交換をご依頼いただければ、

徹底した止水処理を施した上で再利用させていただきますのでご安心ください。

S2000のレインレールは非常に頑丈ですので新品交換する必要は全くありません。

象に踏まれようがダンプに轢かれようがへっちゃらなくらい丈夫です。

誰か試してみてください。

 

それでは、また。

 

2016年03月06日

こんばんは。

 

まずはアウディTTの御紹介。

TT用の幌は少々クセがあり、今回もめちゃくちゃ苦労しました。

それでもTTの場合リア周りである程度張り具合の調整が可能なので、

根気強くやっていけば必ずきちんと張れます。

 

たまたま背景に写り込んだプジョー・307CC。

最近は少し暖かくなってきたせいか、

オープン状態のオープンカーをボチボチ見かけるようになってきました。

 

2座のオープンは冬でも開けている人が比較的多いですが、

4座のオープンは好適期を含め、あまり開けない人が多い感じがします。

特にメタルトップは余計に。

というわけで、屋根の開いている307CCは非常に珍しい。

それにしても、いかにもメタルトップを入れるために無理矢理膨らませました的な尻がなんとも・・・

ソフトトップの306カブリオレは素晴らしいサイドラインだったのに。

 

そういえば、BMW・Z4の後継、Z5はソフトトップに戻るらしいですね。

メルセデスもC・E・Sと3クラスのソフトトップ車をラインナップするとかしないとか。

新技術に飛びついて各社一斉にメタルトップを採用してみたものの、

やはりソフトトップの魅力を再認識し回帰しつつあるようです。

プジョーも頑張れ。

デザインもピニンファリーナに戻して。

 

ちなみにこちらのアウディ、元の幌はリアスクリーンがビニルになっていました。

えっ!?こんな仕様あったの??とびっくりしましたが、

よく見るとガラスが脱落したところに、後からスクリーンを縫い付けたようです。

脱着の手間を考えると、ものすごく大変かつ面倒な作業だったと思います。

すごいなぁ、私には到底出来ない。

縫製技術があったとしても、面倒くさすぎて絶対やりなくない。

こういう「こうすればまだ使えるから」みたいなことがさらっと出来る職人さんは尊敬します。

 

 

こちらは現在「お試しキャンペーン」という名の実験台にされているニュービートルのアルミモール。

この白い水垢みたいなやつ、欧州車にお乗りの方はよくご存知だと思いますが、

いくら洗おうが磨こうが、ちっとも落ちません。

金属研磨剤でも全然歯が立たないのです。

 

で、新たに導入したケミカル&ノウハウで磨き上げた結果が、これだ!

いえい、ピッカピカになりました。

以前紹介したA4カブリオレと比べるとかなりテカテカ系ですが、

ニュービートルの場合は元からこういう質感なのです。

アウディのほうはいぶし銀な感じ。

 

①専用の研磨シート(粗)で磨く

②専用の研磨シート(細)で磨く

③金属コンパウンドで磨く

④最終仕上げコンパウンドで磨く&脱脂

⑤コーティングその1

⑥コーティングその2

 

という、6段階もの工程を経て完成します。

かなり手順が多く面倒ではありますが、

磨いたら磨いたなりに落ちてくれるので作業は結構楽しいです。

一度磨いた後はコーティングの効果により劣化は進みにくくなる、らしいです。

 

現在人柱モニターお試しキャンペーン価格で提供中ですので、

オープンカーに限らず、欧州車にお乗りの方はお気軽にご相談ください。

大丈夫、人柱だからって悪いようにはしませんのでご安心ください。

 

それでは、また。

 

2016年03月03日

こんばんは。

 

今回はフェラーリ様ご来店。

格好の日記ネタがやってきました。

 

幌が最後の最後でつっかえて、完全に格納出来ないとのこと。

せっかくスパイダーを買ったのに、これではオープン走行が出来ない!

ということで、ちょっと店長見てくれませんか?とご来店。

 

一通りざっと見てみると、どうもここの骨組がつっかえているようです。

本来はゴムで後ろ方向に引っ張られるのですが、ゴムが伸びてしまっているため完全に宙ぶらりん。

あっちにいったりこっちにいったり、たまたま後ろに行けば開くし、前に来ていると開かない。

 

正しくは、このように後ろに来ていないといけません。

開けるときに、手でちょいと押してやればいいのです。

Z33やS2000なんかと全く同じ原因ですね。

このように、国産スポーツカーだろうが、超高級スーパーカーだろうが、

幌の基本構造なんてたいして変わらんのです。

 

はい、無事最後まで開きました。

 

お客さん歓喜!

店長したり顔。

 

お客さん「ありがとうございます!!お代はおいくらでしょう!?」

 

店長「なぁに、いいんですよ、別に何もしてないし(日記のネタできたし)」

 

というわけで、数分で解決したし、そもそも何も処置してないのでこの程度でお代は頂きません。

手土産も頂きましたし、お代は?と聞いてくださった時点で店長満足。

ブラックジャックの「それを聞きたかった」の状態。

 

 

さて、話は変わって、こちらはA4カブリオレのメータパネル。

シンプルで視認性がよく、ちょっとスポーティーな雰囲気も感じられ、なかなか気に入っています。

 

こちらはスピードメーター。

欧州車らしく、出もしないのに一応260km/hまで刻まれています。

 

A4カブリオレは1740kgの車体に170馬力のエンジンなので、

はっきり言って走りは鈍重で、ちっとも飛ばす気になんてなりません。

というわけで高速道路でも法定速度以下でのんびり走ったりするのですが、

100km/h以下で走っていると、どうも違和感を感じる。

高速走行中なのであまりメーターを凝視することはできませんが、何か違和感が・・・

 

まずは10km/h

 

次は20km/h

 

うん、30km/h

 

当然40km/h

 

そして50km/h

 

一般道の上限60km/h

 

ほれ来た70km/h

 

ぼちぼち高速域に突入80km/h

 

そして、まったり高速クルージング、90km/h・・・・って、あれ?

90km/hを飛ばして、なぜか一気に100km/h!

 

そう、違和感の原因はこれだったのです。

目盛のピッチはほとんど変わらないのに、

80km/h以降はいきなり表示が20km/h区切りに変わっているのです。

なので、100km弱で走ろうかな~と思うと、何キロで走っているのか今ひとつわからず、

妙な違和感を感じたのであります。

 

表示も気になりますが、内部構造がどうなっているのかも気になります。

だって、ここから指針の進み方が急に変化するわけですから。

電気的な感じで制御しているのでしょうかね?

ギア駆動だったら可変ピッチはちょっと難しいですもんね。

 

ここから先はますますどうでもいい、

全国のA4乗りの方のための情報提供コーナーです。

興味の無い方は読み飛ばしてください。

以前ちょっとお話したドライブシャフトの交換は効果てき面!

気になっていた部分が一気に解消され、非常に満足度の高い整備となりました。

 

まずはアクセルON時の結構大きな振動。

これは単純にインナージョイントにガタがきていたのが原因で、ほぼ解消されました。

残りの微振動は、マウントやブッシュ系の劣化、オープンカー故の剛性の低さなどによるものでしょう。

 

また、ガタがなくなって伝達効率が上がったせいか、燃費が明らかに良くなりました。

7~8km/Lだったのが、9km/Lに迫るあたりまで改善されました。

これは毎日子供の送り迎えで同じルートを走る条件で導き出された燃費なので確かな事実です。

っていうか、今までどんだけロスしてたんだよって感じですが。

 

そして意外だったのが、Dレンジで停車しているときの振動がほとんどなくなったこと。

この振動は信号待ちなどで常に感じられるためかなり不快に思っていたのですが、

ちょっと古いCVTだしこんなものなのかなぁ、でもいつか壊れたらイヤだなぁ、と思っておりましたところ、

これがPレンジでの停車中とほとんど変わらないくらい、解消されたのです。

 

なんで?停止してたらドライブシャフトは関係ないはずなのに、と思い整備士さんに聞いてみたら・・・

 

まず、Dレンジでの停車中はクリープ現象により、常にドライブシャフトに回転力がかかっております。

それを、動き出さないようドライブシャフトの先にあるブレーキで押さえつけているわけです。

前に進みたがるトランスミッション、それを止めようとするブレーキ、

その両者の間にある一番曖昧な感じの部分、そう、それがインナージョイントなのです。

ドライブシャフト単体で触ってみると分かりますが、インナージョイントはかなりグニャグニャで、

360度ぐるぐる自由に動かせますし、

サスペンションの伸縮に対応するため、軸方向にも自在に動くのです。

このもともと自由度の高いジョイントが痛んで精度が落ちてくると・・・

トランスミッションからの回転力によりガタガタと振動が発生する、という理屈なのでありました。

 

というわけで、同じ症状に悩まされているA4カブ乗りのみなさん、ぜひドライブシャフトを疑ってみてください。

A4カブはエンジン下部が巨大なパネルで覆われておりインナージョイントが視認しにくいため、

気付かぬうちにブーツが破れてグリースが飛散し、ジョイントが劣化してしまう、ということがよくあるようです。

 

うちの2003年式A4カブの場合、ドライブシャフトは左右とも8E0 407 271Tです。

純正部品だと左右で20万円以上しますが、海外の社外品ならば送料込み3万ちょいで足ります。

アメリカ本国だったら送料無料で200ドルもしないという驚異的ロープライス。

そりゃ古い車を直し直し乗りますわってなかんじです。

日本の輸入自動車部品は何でもかんでも高すぎます。

古い車を維持するための体制がまるで整っていません。

とはいえ今はインターネットのおかげでこうして世界中から部品を引っ張ってこれますので、

是非積極的に探し回って、お得で楽しいカーライフを送ってくださいませ。

 

ちなみに、モノは思いのほかしっかりしていますよ。

長期的にはどうか知りませんが、値段的にそこまで期待していません。

というかこの13年落ちの車のドライブシャフトに、誰が工賃込み30万近くも払うかという。。。

幌も同じです。

 

以上、終わり。

それでは、また。

2016年03月01日

こんばんは。

ここ最近幌以外の仕事もかなり忙しく、少々バタバタしております。

というわけで、いくつかまとめて御紹介。

 

 

こちらは赤のS2000にTwillfastRPCの黒。

ホイールまで黒くしたからには、もう黒しかないですね。

 

初期の車両の場合ストライカーの材質が柔らかく、今回もかなり磨り減っていたので交換しました。

もうちょっと片側に寄って磨り減っていれば左右入れ替えで当面凌げたのですが、

今回は中心付近も磨り減ってしまっているため、入れ替えても恐らくNGでしょう。

 

というわけで、磨り減りにくい材質で出来ているハードトップ用のストライカーに変更。

部品番号は86270-S2A-902です。

ハードトップ用ということになってはおりますが、ソフトトップでも全く問題なく使用可能です。

そうでないと、ハードトップを外すたび、

いちいちストライカーまで換えないといけなくなってしまいますので。

 

ストライカーは全部で3種類ありまして、

86270-S2A-013 ストライカーASSY ソフトトップ用(AP1-100・110)

86270-S2A-J01 ストライカーASSY ソフトトップ用(AP1-120~)

86270-SA-902 ストライカーASSY ハードトップ用(全年式適合)

というように、前期のソフトトップ用、後期のソフトトップ用、

そして今回付けた全年式適合のハードトップ用があります。

 

後期ソフトトップ用も固い材質に変更されているので使えそうなところではありますが、

後期用の場合、ロックハンドルのほうも型番が変更されておりまして、

もしかしたら前期ハンドルと後期ストライカーの組み合わせはNGかもしれない、

ということで、今回は全年式適合のハードトップ用をチョイスしました。

もしかしたら後期用でも大丈夫な気もしますが、一応念のため。

 

 

こちらは珍しいロータス・エラン(M100系)

幌はStayfastのバーガンディです。

正確に言うとこちらの車両、ロータスがエランの製造を終了した後、

生産設備一式を韓国・キア社が買い取って再生産したキア・ビガートになっております。

ビガートはほぼ完全に元のエランそのまんまですが、

エンジンはキアの自社製エンジンに変更され、

また、サスペンションは韓国の道路事情に合わせてロータスによって再チューニングされていたそうです。

 

ただしこちらの車両はエンジンをトヨタの3S系に乗せ換えてありますし、

サスペンションも全くの別物に変更されておりますので、

「エランの見た目をした国籍不明カー」になっているのであります。

もっとも、エランのオリジナルエンジンはいすゞ製、

ビガートのオリジナルエンジンはマツダ製をキアが改良したものということで、

元々かなりの混血児ではありました。

 

横から見ると、画像の縦横比間違ってるんじゃない?というくらい、全長が詰まっています。

ユーノス・ロードスターよりも167mm短く、59mm幅広で、5mm低い、ということで、

他にあまり類を見ない、非常に特徴的なスタイリングとなっております。

いかにもクルクルよく曲がりそうな感じ。

ちなみに、ミッドシップレイアウトを思わせる低い鼻先ですが、FFレイアウトです。

 

こちらはゴルフIVのカブリオ。

生地はTwillfastIIのライトオークです。

元は黒でしたが(でしたっけ?)、一気にイメチェンです。

 

ゴルフIVはなぜかびっくりするくらいサイドミラーが小さいです。

世界の実用自動車の代表格たるゴルフにしては、ちょっと意外な感じ。

なにか特別な事情があるのでしょうか。

 

こちらは初代BMW・MINIのコンバーチブル。

どうにもこうにもシワが入ってしまい綺麗に張れません。

メーカーに画像を送り確認したところ、おそらく製造ミスとのことで再交換させて頂くことに。

せっかくご依頼いただいたのにもかかわらず、ご迷惑おかけしてしまい申し訳ありません。

残念ながら100~200件に1件くらい、こういうどうにも調整出来ない製品が混じる場合があります。

きちんと張れるまで責任を持って対応させていただきますので、

どうか今しばらくお付き合いいただければと思います。

 

 

それでは、また。

2016年02月19日

こんばんは。

毎度おなじみ、MR-Sの排水口ネタです。

 

今回は詰まっているとかそういうレベルを超越して、畑か!と突っ込みたくなるような状態。

葉っぱや小枝などがたっぷりで、なかなか豊かな土壌のようにも見えます。

なぜゆえにこんなに見事に詰まったのか。

 

掃除してみると・・・

オートバックスのポイントーカードが出土。

なるほど、こんな板状のもので塞がれていたのでは、ひとたまりもありません。

印字された最終使用日が2001年でしたので、

そのころからひたすら排水口をガードし続けてきたのかもしれませんね。

 

で、カードと土を取り除き、無事流れるようになりました、が、

なぜかどこからともなく水が漏れてくる。

排水口をよくよく見てみると・・・

わかりますか?

排水口の縁に半周くらい亀裂が入っており、そこから水が漏れておりました。

しかも左右両方とも。

どうも劣化して縮んだ防水シートが排水口の縁を引っ張り上げ、

それで割れてしまったようです。

う~ん、MR-Sクン、相変わらず雨漏り原因の見本市状態。

あの手この手で漏らしてきます。

 

で、必殺バスコークで補修。

とりあえず直ったみたいですが、今後さらに亀裂が広がる可能性もありますので、

オーナーさんにはこまめにチェックしていただくようお伝えしました。

 

 

幌はTwillfastRPCのブラック。

普段はStayfastがほとんどですが、今回は受注生産で対応させていただきました。

ちなみにこちらの車両、VM180 TRDという限定車なんだそうです。

一見するとノーマルとさほど変わらない大人しめの外観となっていますが、

前後フェンダーからバンパーまで全てオリジナル仕様という、

非常に手の込んだ作りになっております。

ノーマルのままのドアとの段差を見ると、

フェンダーがかなり広げられていることがお分かりいただけるかと思います。

 

久しぶりの猫くん。

相変わらず飼い主募集中ですので、ぜひよろしくお願いいたします。

モコモコですよ。

 

A4カブリオレはドライブシャフトのジョイントがダメなので左右とも交換予定。

 

純正部品は目が飛び出るほど高いのでアメリカから社外品を取り寄せました。

よくまぁこんな値段でこんなもの作るなぁというくらい安かったです。

あんまり安いので、ただの鉄の棒が届くのじゃないかと心配したくらい。

 

まぁ、純正部品の価格は90%が在庫管理費だなんて聞きますので、

それを考えると社外品が異様に安いのも納得できます。

単純な部品代としては本来こんなものなのでしょう。

 

さぁ、この部品は当たりなのか、外れなのか。

週明けに修理に出したいと思います。

 

それでは、また。

2016年02月07日

こんにちは。

しばらく更新していない間に色々してたので一部を御紹介。

 

まずは三菱・エクリプス。

 

オーバール形状のリアウィンドウが特徴的。

リア周りの固定方法が他の車種とは少々異なるため最初は迷いましたが、

どうしてなかなか、シンプルで信頼性の高い構造となっております。

 

ナビはもちろん・・・

 

ECLIPSE!

 

 

 こちらはロードスターのVスペシャルにワンピースのブリック。

全塗装を終え、幌とゴム部品を片っ端から交換し、外装のリフレッシュ完了です。

オーナーさんはこちらの車両に新車からずっと乗っておられます。

最初、今年で25年目と聞いて「ほぅー」と思ったのですが、

「四半世紀です」と言われて「おぉぉーーーっ!」とびっくり。

モノは言い様、「世紀」が付いてくると俄然凄みが増してきます。

私も何かしら25年を達成したら使ってみたいと思います。

 

ゴム類は要所要所でNB用を織り交ぜて交換しました。

定番のフロントヘッダーウェザーストリップもその一つ。

ご覧のように、スカッフプレートにちょっとだけ届いておりませんが、

今回はオーナーさんと相談の上、機能性優先でNB用をチョイスいたしました。

 

こちらはボルボC70の幌交換。

リアの格納庫に、なにやら部品がたくさん落ちていました。

ちょっとなら動作に問題が無い限りは気にしませんが、あまりに多いのでさすがに気になる。

特に左側の大き目の二つはなにやら重要そうな雰囲気です。

 

折れてしまっているものはどうにもなりませんが、それ以外のものは極力元に戻したい、

ということで、元々着いていた場所を一生懸命探しますが、それらしき場所が全然見当たらない・・・

 

あっ!!

もしや!!!

 

こっちかっ!!!

ありました、同じのが。

 

右側だけ取れてしまっていたので元に戻します。

よし、これで気分的にいくらかスッキリしました。

完了写真は、残念ながら夜になってしまったので撮っていません。

 

こちらはBMW・Z3のリヤフレーム。

いつも苦戦するブチル地獄ですが、

純正のブチルだけであればこのようにヘラで比較的簡単に剥がすことが出来ます。

 

以上、いくつか小ネタを紹介させていただきました。

それでは、また。

2016年02月01日

こんにちは。

また懲りずにアウディネタです。

 

全体的にシンプルで端正なスタイルが魅力のA4カブリオレですが・・・

Aピラー周辺には、割とガッツリアルミのモールが使われているのです。

 

後ろもドドーンと大胆に。

 

が、しかし、

欧州車に広く使われるアルミモール全般の欠点として、

白っぽい腐食が全体に広がってしまい、非常にみすぼらしくなってしまうのです。

アウディはもちろん、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、どれもみんなそうです。

しかも、これが金属研磨剤などでちょっと擦ったくらいではちっとも取れない。

 

で、どうしたもんかなぁ、なんとかならんかなぁと色々調べたのですが、

業者さんに頼むとどうやらメチャクチャ高いようだし(7~8万とか)、市販のケミカルも評価が今ひとつ。

そんな中で、きちんとした科学的考察に基づいて開発されているらしいケミカルを一つ発見。

早速問い合わせしてみると、当店のような小さなお店にわざわざ説明に来てくださるとのこと。

おお、これはありがたい、ということで、営業担当の方に来ていただき、

商品の説明と、実車でのデモンストレーションを行っていただきました。

 

というわけで、、まずはフロントガラス周りから。

しっかりマスキングをして、秘密のケミカルを使って磨いていきます。

すると・・・

 

おお!綺麗になった!

元からある傷などは消えませんが、腐食部分はほとんど気にならないレベルまで落とせました。

インターネットで色々調べたところ、

「磨いて磨いて磨きまくる」ことでアルミ自体を削ってツヤを出すという方法もあるようですが、

こちらのケミカルのスタンスはあくまでも

「磨きすぎないよう、慎重に」

「ちょっと試してだめならもう諦めて深追いしない」

という、個人的にはとても好印象な考え方。

 

なぜ磨きすぎてはいけないかというと、

このアルミモールの表面は腐食防止のためアルマイト処理が施されており、

この層を無理矢理な研磨で除去してしまうと、耐食性が著しく劣る「アルミ素地」が露出してしまい、

磨いた瞬間は輝いていても、その後の耐久性が非常に怪しくなってしまう、ということらしいのです。

 

また、見た目の質感も大きく変化してしまいます。

特にA4カブリオレに関して言えば、その端正で控えめなスタンスが魅力なのに、

一番目立つこのフロントガラス周りをメッキモールみたいにビッカビカに磨き上げてしまったら、

途端に下品な感じになってしまい、魅力が半減してしまいます。

 

 

そんな今回のケミカルの特性を確かめるのに一番適した箇所はこちら。

幌収納部のフタにあるアルミモール部分。

ここは普段半分は幌で隠れているので、その部分はほぼ腐食が発生していない状態です。

逆に露出している部分にはバッチリ腐食が。

ここを試しに磨いてもらいました。

 

マスキングをして、磨く・・・

 

おお、綺麗になりました。

まぁ綺麗になるのはフロントガラス部分でもう実証されていますので当たり前。

 

ここで注目していただきたいのは・・・

腐食している部分と腐食していない部分を同時に磨いたのですが、

変にピッカピカになってしまうというようなことがなく、

全体が「元々綺麗な部分」と同じような状態に戻った、ということ。

そう、オリジナル通りに戻ったのです。

これは私のような「純正派(社外品の幌屋のくせに)」の人間には、とても大切なことです。

 

今回はデモンストレーションなので一部だけ綺麗になった中途半端な状態で止まっておりますが、

早速製品を導入して、我が家の車両2台で色々実験してまいりたいと思います。

 

要領が分かってきたら幌交換ついでのオプションメニューに加えたいと考えておりますので、

ニュービートルやアウディ、BMWなど、欧州車のモール腐食でお困りの方はお気軽にご相談ください。

幌と同じく、他店よりもお安くご提供できると思います。

 

ちょっと商売臭くなりましたが、まぁ一応商売なので・・・

それでは、また。

2016年01月28日

こんばんは。

 

ここ最近動きのなかった店長のA4カブですが、

車検も無事完了し、そして何より幌が新品になりました。

 

さぁ、幌屋の店長、何色の幌をチョイスしたのか・・・

こちらです。

賛否両論はあるかと思いますが、TwillfastRPCのホットチョコレートです。

ブルーとブラウンはファッション業界的には悪くない組み合わせなのですが、車の場合どうなのか・・・・

こちらのボディカラー『カリビアンブルーパールエフェクト』の場合、

青が鮮やか過ぎるのでちょっとどうかなと思ったのですが、

まぁ、見慣れればそんなに悪くないかな、という感じ?

ということにしておいてください。

 

ほら、あなたも段々見慣れてきた、でしょう?

きませんか?

きてください。

一応、「内装のウッドと合わせた」という言い訳も用意しております。

 

なんとなく上から。

ほら、レンガの色と合っているでしょう?

移動したらどうするかって?

それは言わないで下さい。

 

ちなみに今回の幌交換、この車両では初、のつもりでいたのですが・・・・

2003年式の車両に、2008年8月18日製造のラベルが付いていました。

なんらかの理由で、一度張り替えているようです。

新車から5年でガラス脱落?ちょっと早い気がします。

いたずらで切られたりしたのかもしれませんね。

 

それにしても、布だから切る、という犯罪者の心理がよく分かりません。

そこに山があるから、的な感じか。

物取り目的ならまだしも(?)、イタズラで幌なんか切って何が楽しいのでしょう。

自分の手の届かないモノへの憧れからくる嫉妬心でしょうか...。

それなら大丈夫、安いオープンカー、たくさんありますよ。

さぁ、恥ずかしがらず、どうぞこちらの世界へ!

 

ちなみに、長らく「プントプント!!!」と言っていた子供たちですが、

最近はオープンカーの魅力に目覚めてきたようで、

長男などは寒空の下、信号待ちで勝手に開閉スイッチに手を伸ばすまでに洗脳されてまいりました。

それもそのはず、長男は0歳の頃よりロードスターに乗せて英才教育を施していたのです。

(このときはまだかなり小さいので、さすがにNA開けにとどめております)

当時のことは覚えていないと思いますが、

深層心理に刻み込まれた頭上に広がる青い空の記憶が「幌を開けよ」と訴えかけるのでしょう。

 

※ちなみにこの純正幌、

この少しあとに嫁さんがスクリーンのジッパーを開けないまま寒空の下オープンにしまして、

パキっと一発、あえなくご臨終となりました。

当時は絶望しましたが、今思えばそれが幌屋を始めるきっかけでした。

 

それにしても、子供は全く恥ずかしがらないからいいですね。

大人だって何の抵抗もなく当たり前のようにオープンに出来たらベストですが、

どうしても目立つので、余程の自信家でも無い限り、いくらかの気恥ずかしさが入り混じると思います。

(特に冬場の場合、羨望の眼差しなど皆無、あいつ頭おかしいんじゃないの?という視線がほとんどでしょう)

しかしオープンカーは恥ずかしがったら負け。

周りになんと思われようが「オープンカーに乗る素敵な自分」を演じなければなりません。

そこでお勧めなのがサングラス。

店長、オープンカーに乗って十数年、今更気付きました。

あれ、いいですね。

何より目線が読まれないのがいい。

感情を読まれたら負けなのです。(何が)

というわけで、ぜひ自分に合ったお気に入りのサングラスを一つ見つけて、

車内に一つ常備しておきましょう。

「オレ、似合わないんだよな・・・」っていう人でも、

色々試してみると意外と似合うのが一つや二つあるものです。

 

それでは、また。

2016年01月23日

こんばんは。

今回はBMW・Z3の御紹介。

 

こちらはリアシーリングフレーム周辺。

多数の水漏れ痕が見られます。

シーリング不良及びボルトの締め付け不足が原因の模様。

 

 

シーリングフレームを外すと・・・

うわあぁ・・・・史上最高レベルのブチル地獄。。

純正使用のブチルだけであれば粘度が低く、剥離も比較的容易なのですが、

こちらは後施工で追加したと思われるネバネバしたブチルも混ざっておりまして、

非常~にやっかいでございました。

 

溶剤スプレーをほぼ丸々1本使い、やっとこさ除去。

2~時間はかかった気がします。

こういう、コツもへったくれもない、ただひたすらこするみたいな作業は大嫌い。

でも中途半端に除去すると隙間の原因になりそうだし、

何より、綺麗にして写真に撮らないと日記のネタにならない!

というわけで、心を無にしてひたすら拭き拭きしております。

 

 

どや!きれいやろう?

 

で、ブチルはもう使わず、エプトシーラーに置き換え。

今流行りの、いわゆる「乾式工法」ってやつです。

ブチルみたいな塗りたくる系は「湿式」。

自動車でも建築でも、時代の最先端は「乾式」なのであります。

こうしておけば、次回の張替えや、再調整の依頼があった時、だいぶ楽に作業できます。

 

 

で、出来上がり。

オーナーさんは3年前から幌交換を検討しており、

数社比較した上で、当店にご依頼下さいました。

私が日記で色々あーでもないこーでもないと書いているのが決め手だったとか。

他のお店も色々工夫してやっていると思いますが、いちいち書かないですからね。

私のやり方が優れているとかいないとかそういうことではなく、

とりあえず、何かしら信念を持ってやっているということが伝わったのであれば本望です。

というわけで、これからもブチルと格闘してまいりたいと思います。

そして、これ見よがしに日記にアップ!

 

 

お次はNBロードスター。

ちょっと見にくいですが、ワンピースの黒です。

ま、それはさておき、前々からちょくちょくお問い合わせを頂くのが、

「ガラスは車検対応なのか?」という件。

 

・・・・どうなのでしょう?

 

とりあえず、今までダメだったというお話は1件も入っておりません。

一応、根拠はあります、以下のような感じ。

こちらはNA/NBロードスター用熱線付きガラスの刻印。

ご覧のとおり、米国および欧州での認証を取得した正式な自動車用ガラスとなっております。

が、しかし、日本のJISマークが入っていない!

が、が、しかし、JISマークが入っていないのは欧州車やアメ車の純正ガラスでも同様。

JISマークがなくても米国・欧州認証があれば普通に車検に通りますので、

こちらの幌も問題なく通るでしょう、というのが当店の公式見解です。

ただし、必ず通ることを保証するものではありませんのであしからず。

「日本車なのになにが欧州認証じゃぁー」とかいうひねくれた検査官もいるかもしれません。

 

それでは、また。

2016年01月20日

こんばんは。

今回は純正品持ち込みでNCロードスターの幌交換を行いました。

 

箱がでかすぎて車に入らないということで、事前に宅急便で送っていただきました。

当店の幌の箱よりも少しだけ大きい感じです。

たしかにこのままだとロードスターには積めませんが、

箱から出して畳めば助手席やトランクに積めると思います。

 

それともうひとつ、もっと大きな箱が送られてきたのですが・・・

でかい割りに超軽い。

中身なんにも入ってないんじゃないの?ってくらいに軽い。

 

開けてみると・・・

本当に空っぽ!!

美味しい空気をお届け?

 

と思わせておいて、

いました、ヤツが。

遠慮がちに隅っこにへばりついておりました。

というわけで、正体は純正レインレールでございました。

 

箱の大きさは形状的に仕方ないにしても、厚みが明らかに過剰。

ちなみにこれ、詰め替えたわけではなくオリジナルのままの箱です。

 

NB用の純正レインレールは無理矢理真っ直ぐ伸ばした状態で細長い箱に入って届きますが、

NCの場合は無理に伸ばさず、そのままの形状で梱包するようにしたようです。

うむ、部品に対する気遣いが伺えますな。

と思いきや、実は別の理由がありまして、NCのレインレールはNBのものと違い、

柔軟性が乏しい素材に変更されてしまっているのです。

 

NB純正は「一生使える!」と胸を張って言えるくらい丈夫な素材でしたが、

NC純正は何回か折り曲げるとヒビが入ってしまうような軟弱な素材に変更されてしまいました。

だいぶ軽くなっているので恐らく軽量化のためだと思われますが、素材的には明らかに劣化しております。

まぁグラム単位で軽量化を頑張っているようですから、仕方ないところではありますが・・・

幌屋的には、う~んって感じです。

 

 

それと接着剤による変色問題が起きていた部分。

こことか・・・

 

こことか・・・

 

こことか。

ここは全て裏側にもう一枚布が張ってあったのですが・・・

 

新品幌では、すっかり跡形もなく消え去っておりました。

 

ご覧のとおり、どこにもありません。

結局何のために張ったのかは分からずじまいですが(恐らくバタつき防止)、

このシミのせいで、マツダもずいぶん対応に苦慮したことでしょう。

 

 

それと、長年気になっていた部分、

ロードスターの幌は「東洋シート」で作っていると噂では聞いていたのですが、

このたび、初めて確固たる証拠を掴むことが出来ました。

リアの熱線コネクタカバーをめくると、

中に「TOYO SEAT」の文字の入ったラベルが張ってありました。

欧州車ではカルマン社やエドシャ社など、

製造メーカーのロゴが結構目立つところにあったりするのですが、

日本はやはりこういうところもちょっと控えめですね。

 

 

さて、ということで初めての純正幌交換、仕上がりはどうなのか?

きっと素晴らしいフィッティングでバッチリ決まってくれることでしょう!

あれ?めちゃくちゃシワが入っています。

調整の余地もほとんどなく、付くように付けていっただけなのですが・・・

 

というわけでヒートガンで伸ばして調整。

平面のものを立体物に張り付けていくわけですから、

やはり純正と言えども、多少の調整は必要になってくるようです。

ただ、社外品と比べると、初期の突っ張り具合がかなり弱いような印象です。

社外品は強く引っ張ってシワを伸ばす作戦、

純正は高い精度でシワを極力発生させないようにする作戦、

と言ったところでしょうか。(今回はシワが入りましたけども)

 

ちなみにこちらは裏側、幌前後の継ぎ目部分です。

縫製の精度などは非常に高いのですが、

接着剤がはみ出していて見た目はあまりキレイではありません。

社外品でこういうのがあると「やっぱり社外品は・・・」と言われてしまうのですが、

純正では「まぁこんなものだろう」で済まされるケースが多いように思います。

どうしても社外品だと色眼鏡で見られがちですので、

長所・短所とも極力客観的にご説明させていただくよう心がけております。

 

 

というわけで、初めてのNC純正幌交換。

多少の調整はありましたけども、やはりさすが純正、

全体的に緊張感があるというか、部品の精度、縫製端部の仕上げなど、

さすが国産純正部品、という雰囲気を醸し出しておりました。

ただその一方で、非常にスマートではあるものの、

縫製、接着とも最低限で、やや華奢な印象を覚えました。

 

社外品は「とにかく太い糸でガッツリ縫いまくっときゃいいんだろ!オラッ!!」という勢いを感じます。

その代わり、縫製端部の糸が飛び出ていたり、シールテープの端部処理が適当だったり、

実用上支障が無い部分においては割と適当です。

 

どちらを選ぶかはお客様さん次第ですが、

今回のNCロードスターの幌については、

社外品を選ぶ価値が十分にある、というように感じました。

 

それでは、また。

2016年01月19日

こんばんは。

A4カブリオレネタは、ただいま車検に出しておりますので一休み。

まぁ、別に聞きたくも無いと思いますけども。

 

 

というわけで、今回はジャガーXK8のヘッドライナー(天井内張り)交換を御紹介。

 

う~ん、やっぱり相変わらずかっこいいです。

だいぶクラシックな印象(元々ですが)になってきた初代XKですが、

こちらは現行型XKの19インチホイールを履かせており、

かなり今風なスタイリングに仕上がっております。

やはり同じXK同士、世代は違えどなかなか似合いますね。

が、しかし、残念ながらそのままポン付けは出来ませんのでご注意ください。

特注の極厚PCDチェンジャーをかませてあるそうです。

 

ニュービートルと並ぶと・・・

ワイド&ローのXKに対し、ずんぐりむっくりのニュービートル。

方向性は全く違えど、どちらも強烈な個性があっていいですね。

 

ちなみに、XKのヘッドライトは何年経ってもちっとも黄ばみや曇りが発生しません。

なぜならガラス製だから。

いつまでも透き通ってキラキラしていて、素敵です。

ただ、やはりガラス特有の丸っこさというか、エッジの曖昧さはありますね。

XKのグラマラスなデザインには大変合っていると思いますが、

最近の鋭い形状のヘッドライトを実現するには、やはりポリカーボネートしかないのでしょうね。

コストや重量の兼ね合いもあるでしょうし。

 

で、内張り完成。

XKのヘッドライナーはメインの天井部分とリアガラス周りの2パートに分かれています。

こちらはオーナーさんが個人輸入した社外品のヘッドライナーでして、

天井部分はなかなか精度が高かったのですが、

リアガラスの切り抜き部分のマーキングがずれていまして、調整が大変でした。

 

交換動機はヘッドライナー生地の劣化・汚れです。

XKのヘッドライナーは裏地にウレタンフォームの裏打ちがしてありまして、

それが経年劣化で加水分解しベトベトになってしまいます。

しかもそのベトベト、茶色い汚い色をしておりまして、

それが粉になって落ちてきたり、生地の表面に浮き出てきたりするからタチが悪い。

カステラの下に敷いてある紙にくっついた茶色いのを想像してみてください。

まさにあれです。

あちらは美味しいですが、こちらは美味しくない。

ただひたすら厄介な存在です。

 

こちらは幌先端部のハンドル部分。

本来は穴をぐるっと囲うようにモールが付いているのですが、

経年劣化で大きく変形してしまい、きちんと付いていないケースがほとんど。

こちらの車両も例に漏れず、変形して脱落したのか最初から付いていませんでした。

こちらのヘッドライナーは最初からそれを見越した作りになっておりまして、

穴の周囲が綺麗にかがってあり、モールがなくてもそれなりに見栄えがするようになっております。

うむ、なかなか気の利いたメーカーの製品のようです。

 

明日はNCロードスターの幌交換なのですが、

オーナーさんの持ち込みにより、初めてマツダ純正の取付を行います。

きっととても精度がいいんだろうな。

今から楽しみです。

 

それでは、また。

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