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店長日記 ☆ミテネ☆:295
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2016年11月20日

こんばんは。

ここ数日はなぜかMR-Sがたくさん入庫してまいります。

一時期はちっとも来ないなぁと思っていたのですが。

まぁなんせ分母がそんなに大きくありませんので、なかなかいつも均一に、とはいきませんね。

 

こちらは雨漏り修理依頼のMR-S。

水が綺麗なので分かりにくいですが、ラゲッジスペースの下に2~3cmほど溜まっています。

雨が続くとさらに増水して室内に溢れ出てくるそうです。

ちなみに黒っぽい海苔みたいなのは、ビチャビチャになって朽ちた吸音材です。

 

排水口をホジホジして水を排出。

ガレージの床がビシャビシャになるほど出てきました。

 

漏水ルートその①

防水カバーが破れてしまっていますのでこちらを防水テープで補修。

 

漏水ルートその②

排水口の縁に亀裂が入っています。

こちらはまだそんなに大きくありませんが・・・・

反対側は、かなりひどい状態。

縮んだ防水シートに引っ張られて、このように割れてしまうのです。

プラスチックが割れるほど引っ張るって、どんだけ引っ張り力が強いんだ?

 

で、シリコンコーキングで補修。

ですがこれもまた更に引っ張られて、結局割れてしまうのでしょうね。

もう、どのMR-Sもほとんどこんな感じ。

どうしようもないですね、困ったもんです。

 

排水&清掃後。

黒い丸いのが排水口なのですが、これがまたなぜかやたらと流路が狭いため、

掃除してもあっという間に詰まってしまいます。

このゴムキャップを取ってしまえばまだいくらかマシになるかな?

 

こちらは別の車両。

完全に詰まっています。

 

詰まりを解消してよく見てみると、やはり同様に初期の割れが発生しています。

まだ水がボタボタ漏れるというほどではないようですが。

 

で、一応コーキング補修。

まぁ、上で述べたように、一時しのぎです。

 

赤いボディにTwillfastRPCのペブルベージュ。

MR-Sではなかなか珍しい組み合わせですね。

 

かなり白っぽく見えますが、実際はもう少し落ち着いた感じです。

 

こちらはブルーのボディにボルドーの幌なのですが・・・・

LED投光器の光が強すぎてなんだかよくわかりませんね。

 

こちらはNAロードスター。

交換前の幌はガラスのリアスクリーンが付いています。

 

そのまま開けようとすると・・・

つっかえて開かない。

NA幌と同じように、ジッパーを開けてから幌を開けるタイプなのです。

 

いわゆる社外品の幌になるわけですが、それにしてもガラス以外の部分が純正そっくり。

社外でこれほど純正に似せて作れるメーカーがあったとは!!!

と思ってよく調べてみたら、なんと純正幌のリアスクリーン部分だけガラスに付け替えてありました。

 

オーナーさん曰く、NBロードスターが出る前の製品だそうですので、

なんの情報もないまま独自にガラス化したわけです。

器用なことをする人がいるものですねぇ。

ガラスの部分は何だかよくわかりませんが何らかの汎用品ガラスのようで、

曲面のない、完全にまっ平らなガラスになっておりました。

 

レインレールはNA用でしたが、劣化で破損し、激しく雨漏りしていました。

 

うわぁお。

といっても豪快に落ちている土はレインレールを外すときに落ちたもので、

さすがに元からここまで汚れていたわけではありません。

 

一応、ざっとおそうじ。

錆が無くて良かったですね。

 

フロントヘッダーもなかなか。

 

こちらも錆はナシ。

ロードスターのここの部分は、あまり錆びているのは見ませんね。

完成写真は撮っておりませんが、ゴム部品を一通り付け替えて、黒のワンピース幌を装着しました。

 

こちらは白のボディに黒い幌。

ブラックレーシングだったかな、黒のホイールに黒の幌、かっこいいですね。

 

こちらのS2000は黄色のボディに黒ホイール・黒幌。

やっぱり、ホイールを黒にしてたら幌も黒にするとまとまりがいいですね。

 

いいなぁ、私も黄色い車ほしいなぁ。

 

それでは、また。

2016年11月14日

こんばんは。

今回はまずこちらの車両。

 

ボルボのC70。

前にちょっと書きましたが、ケーブルがどこかに引っかかったらしく、

端部のバネがビヨーーーーーンと伸びてしまっています。

バネは伸びてしまいましたが、そのおかげケーブルは切れずに助かりましたので、

バネ、グッジョブ!といったところでしょうか。

 

ただ、このままでは幌が張れませんのでどうにかしないといけません。

おまけに、バネを骨組みに止める金具も紛失してしまっています。

 本来こういうので止まってるんですけどね、

調べてもどこにも売ってないし、 そもそも正式名称すらよくわかりません。

 

というわけで、まずは手元にあったちょうどよさげな別のバネを移植。

これ、なんのバネだと思います?

なんと、フェラーリ・360スパイダーの幌にくっついてたバネなのです。

たかがバネと侮るなかれ、噂では装着後にエンジン出力が7馬力くらいアップしたとかしないとか。

さすがフェラーリ様、幌のバネ一つとっても勢いが違います。

信じる者は救われる、それがフェラーリ教。

南無・・・

 

で、金具が無いと止められないので、追加で穴を空けて、リベットで止めるようにしました。

 

はい、これでとりあえず、機能的には問題ない状態に戻せました。

バネの具合もちょうどいい感じです。

 

こちらは熱線のケーブル。

脱落して垂れ下がっていた状態のものを、誰かがビニルテープでまとめたようです。

 

これが正しいケーブルのルートです。

要所要所タイラップで骨組みに固定してあるのですが、

品質が悪いのか、タイラップがみんな割れて外れてしまうんですよね。

C70の場合、どの幌もほとんど外れています。

こういうのは元の構造を知っていないと対処が難しいですね。

私も初めてだったらまず分からないと思います。

 

というわけで出来上がり。

人気の組み合わせ、パールホワイトにボルドーです。

「遠路はるばる名古屋から来た甲斐がありました!」とのお言葉を頂き、大変光栄です。

名古屋は土地柄、車好き人口が多いのか何なのか、

遠距離ながらもわざわざ来てくださる方が結構いらっしゃいます。

 

こちらはフィアット・バルケッタ。

青緑色のボディにGermanA5ボルドーの幌です。

とっても安いバルケッタの幌交換ですが、GermanA5となるとさすがにちょっと高いです。

 

西日全開なので色が分かりにくいですが、

この難しい組み合わせを着こなせるのはさすがバルケッタ。

日本車やドイツ車ではちょっと難しいでしょう。

 

こちらは以前交換させて頂いた911カブリオレ。

メンテでちょいとご来店いただいたので、以前撮り忘れた素晴らしい内装を撮影させていただきました。

 

まずこちら、エアコンの吹き出し口です。

右側のダイヤルも、ルーバーも、左右に動かすつまみも、

全部革張りになっているのです!

 

あまりに綺麗に張れているので、まさか!?と思うかもしれませんが・・・

ほら、よく見ると確かに革張りなのです。

ルーバーが刺さっている部分ももちろん革張りで、

ご丁寧にジャストサイズの穴が空けてあります。

 

スピーカーグリルももちろん革張り。

さすがにメッシュの部分は違いますが。

 

ここも革張り。

その周りもぜーんぶ革張り。

 

パワーシートのスイッチも、スカッフプレート?も革張り。

 

椅子を倒すレバーのつまみも、その下のカバーも革張り。

 

メーターフードも、ステアリングコラムも、何もかも革張り。

とにかく「どこか革張れるとこはねーがー??」って探しまくって張った感じ。

もう職人の意地ですね。

新車オプションのお値段300万円!

さぁ、これを高いとみるか、値段相応とみるか!?

それはオーナーさんの器量と懐具合次第。

 

ちなみにオーナーさん、普段乗り?でポルシェ・カイエンもお持ちで、

そちらもこの変態革張りオプション装着車なんだとか。

う~ん、素晴らしい器量と懐具合。

 

次回はまた別の車で遊びに来まーすと言っていたので、次は何で来るか、どうぞお楽しみに。

まぁ、こういうぶっ飛んだ感じの方とお知り合いになれるといいですね。

なんだか気分が前向きになれます。

私もちょっとはあやかれるように頑張ろう。

みんなが前向きな気分になれれば、またバブルがやって来ますよ。

景気なんて気分次第ですから。

 

それでは、また。

2016年11月07日

一時間以上かけて書いていた日記が消えた。

同じ文章を2度書くことほど馬鹿馬鹿しいことはない。

Wiodows10にしてから色々調子が悪い。

マイクロソフト嘘つき。

 

まずはニュービートル、定番のガラス剥がれ。

全周にわたって完全に剥がれてしまっております。

最初はわずかな剥がれでも、じきにこのように全体が剥がれてしまいます。

 

コケがひどいですね。

日当たりが悪く、なおかつ風通しも悪いところに置いておくと、長期的にはこうなってしまいます。

日当たりが良けりゃ良かったで紫外線で痛むし、日当たりが悪けりゃコケが生えるし。

まぁ、消耗品ですからしょうがないですね。

 

で、イエロー?クリーム?のボディにブルーの幌を取り付け。

今回の幌はフィッティングがよく、バッチリ一発で決まりました。

まぁ、いずれにしてもちゃんと調整して綺麗に張りますのでご安心を。

 

こちらはBMW・Z3。

初期のZ3はロールバーがありません。

その他、幌の構造も細かい部分が色々と異なります。

Z3は比較的長く販売していたので、途中で色々と改良されておりますね。

それでも幌自体は全年式共通でくっつきますので大丈夫です。

 

落雪(でしたっけ?)で、ボウが曲がってしまっています。

本来はもっと弓なりになっているので、

正確に言うと曲がったというか、逆に真っすぐになってしまった状態。

人間パイプベンダーでえっちらおっちら補正していきます。

厳密に「こうだ!」という基準がありませんので、いかにそれっぽく戻すかが重要。

逆に、それっぽく戻ってさえいれば多少のことはOKです。

 

 で、完成。

引き取りに来られたオーナーさん、

ボウが戻っていることに真っ先に気付いてくださったので、どうやら成功した模様。

 

 

こちらの車両は本当に初期の初期、通常モデルの販売前に、

BMWジャパン創立15周年を記念して先行販売された限定モデル「アニバーサリー」です。

新車で買われたオーナーさん、

当時は黒幌しかなくずっと組み合わせが気になっていたそうですが、

今回20年目にして、念願かなってタンカラーの幌に交換。

これでまた心機一転、新たな気持ちで楽しめるのではないかと思います。

 

 

こちらはNCにダークブルー。

いつもとやや雰囲気が違う気が・・・・

 

そう、オーナーさんたっての希望により、実験的にスモークフィルムを貼ってみたのです。

取り付け後に貼ろうとするとスペースが狭く非常に大変ですが、

取り付ける前に張ってしまえば比較的簡単。

初めてにしてはまぁまぁ上手く貼れたと思いますが、

自信を持っておすすめできるレベルにするためにはもう少し修行が必要です。

我こそは人柱に、という方はお申し出ください。

実費+α程度で貼らせていただきます。

 

こちらはNAロードスター。

マリナーブルーじゃないほうのブルーに黒い幌。

 

別のロードスターではワイパーアームとフロントカウルを交換。

出来ることは、何でもやってみます。

 

こちらのアーム、たいていサビで固着しており外すのが非常に固いので、今回は専用工具を用意。

が、軸が太すぎて入らない。

無駄な買い物に終わる。

 

5-56を吹きつつソフトハンマーでトントン叩いて、なんとか外しました。

 

 

こちらは我が家のA4カブリオレ。

久しぶりのゆとりある日曜日だったので、念入りに洗って写真を撮ってみました。

なぜ写真を撮ったかというと、だいたい満喫したし、そろそろ手放そうかと思うので。

 

 

 

 

 

基本ドノーマル。

店長は純正派。

藤田まことは純情派。

 

大人もばっちり座れる、完全4シーター。

ただし、どの4シーターもみんなそうですが、後部座席は風の巻き込みがすごい。

ウエエエェェェェーーーーーーーーーーイwwwwwwっていうノリじゃないと、大人4人は厳しいです。

清水草一氏曰く、ジェットコースターの最前列。

子供は背もたれの下に隠れてしまうので、比較的大丈夫です。

 

写真だと粗が目立たず綺麗に見えますね。

なるほど、ヤフオクとかの写真もこういうことだったのか。

でもまぁ、実際13年落ちの車としては、そんなに悪くないと思います。

誰か受け継いでくれる人がいれば、ぜひ。

 

車検 平成30年1月まで

走行8万数千キロ

特別目立つ不具合は無し(細かいところはあります)

定番のCVTエラーもなし

電動幌完動 張替え済み

なんとなく60万円くらいで

試乗可

変な車との交換も歓迎

 

どうぞよろしくお願いします。

2016年10月26日

こんばんは。

 

本日はまずこちらの車両。

特徴的なとんがり部分、わかりますか?

はい、フェラーリ・360スパイダーです。

360モデナ スパイダーではありませんよ。

モデナはあくまでクーペのほうの呼称です。

はい、細かいことはどうでもいいですね。

 

こちらの幌の開閉機構はおっそろしいほど複雑な構造をしておりまして、

よくもまぁこんなもの考えたなぁと感心してしまいます。

 

 

畳み方も極めてアクロバティック。

このあとさらに前半分が後ろにクルリと反転して格納庫の中に入っていきます。

これだけ複雑なものを追加してクーペ+135万円はある意味バーゲンプライスと言えるかもしれません。

 

ちなみに発売当時(1999年)の360モデナ(6MT)の価格は1,645万円です。

今考えるとめっちゃくちゃ安かったんです、当時のフェラーリは。

最新の488GTBは3,070万円ですからね、ほぼ倍増です。

フェラーリ自身「高くても売れるから問題ない」と言い切っていますが、

日本の経済が世界水準からだいぶ取り残されてしまっているのを感じます。

フェラーリをはじめ高級車がガンガン値上げする中、

日本の給与水準はちょうど1999年ころをピークにほぼひたすら右肩下がりです。

まぁ、平均給与近辺の人が買う車ではないので関係ないでしょうけど。

 

話は戻って、こんな複雑なシステムを開発したのはどこのどいつだ!

と思ったら格納庫にありました、製造元のラベルが。

CTS Fahrzeug-Dachsysteme GmbHというドイツの会社だそうです。

なんて読むのかはさっぱりわかりません。

ここは他にもポルシェ系のオープンカーなどを手掛けているようです。

どうりでボクスターや911の幌と納まりが似ているわけだ。

 

ちなみに同業のカルマン社と同じく、ここも他社に買収されておりまして、

現在は自動車部品大手マグナ社の傘下に入っております。

こんな複雑なシステムを開発しても売れるのはせいぜい数千台で、

CTS社には135万円アップのうち半分も入らないでしょうから、そりゃ経営は厳しいですよねぇ。

 

こちらは鬼門のゴムバンド。

他にもたくさんのゴムバンドがあり今回全て交換しておりますが、

中でもここが一番重要なバンドでして、伸びてしまうと幌が格納できなくなってしまいます。

ですので以前のマセラティと同じく、簡単に交換出来るように細工しておきました。

だって、そうしておかないと次回また調整依頼があった時、大変ですから。

 

はい、というわけで出来上がり。

当方では360の幌は扱っていないので社外品の持ち込みでしたが、

まぁ概ねいい感じのクオリティを保っているのではないかと思います。

もうちょっと安ければいいんですけどねぇ、幌だけで30万円オーバーだそうですので。

他車と比べて幌布自体はたいして複雑なわけでもないのですが、

やはり台数が少ないので割高になっているのでしょうか。

どこから仕入れればいいのだろう。

工賃込30万くらいでいけたらいいんですけどねぇ。

 

ガラス越しに見えるエンジンルーム、カッコいいですね。

完全にエンジンありきの車体レイアウト。

 

ちなみに360のデザイナーは、私が以前乗っていたプジョー406クーペと同じく、

当時ピニンファリーナに在籍していたイタリア人デザイナー、ダビデ・アルカンジェリ氏(故人)です。

細部をよく見るとデザイン的に似ている部分もあったりして、なかなか興味深いです。

 

こちらもアルカンジェリ氏の作品、BMW・5シリーズ(E60)。

残念ながら完成を見る前に亡くなってしまったそうですが、

そのせいか、なんだか、他の作品とはだいぶ毛色が違う気が・・・・

 

はい、次行きましょう。

こちらのS2000はオレンジのボディにダークブルーの幌。

いつも言っていますが、やはりよく似合いますねぇ。

何度でも言いたい、オレンジにはダークブルーが良く似合う。

 

こちらのMR-Sはブラックの車体にダークブルーの幌。

粗が目立ちやすい黒のボディですが、屋外保管にもかかわらずピッカピカです。

たいして特別な手入れはしていないそうですが、

大切に愛情を注いでいるとやはり違いが出てきますね。

 

それでは、また。

2016年10月17日

こんばんは。

朝晩はだいぶ涼しくなってまいりましたね。

暑けりゃ寒さが恋しいし、寒けりゃ暑さが恋しいし。

 

まずこちらはニュービートルの幌交換。

ヘッドライナーのケーブルガイドが折れてしまっております。

 

本来こうやってくっついてるわけですね。

 

というわけで、必殺プラ溶着剤を盛りまくって補修!!!

部品と部品をくっつける今までの接着剤とは異なる新たなアプローチ、

プラスチックを盛って溶着する、という新感覚の接着剤なのです。

 

が、すぐ折れた....。

引っ張りには弱い模様。

 

結局、金属製のケーブルガイドをくっつけて無事解決。

やっぱり金属の安定性にはかないませんですねぇ。

 

幌のほうも無事完成。

黒いボディにボルドーの幌、良く似合っておりますね。

 

ニュービートルの幌はたいして調整するところもなく簡単そうに見えますが、

実はただ付くように付けていっただけでは上手く張れません。

こちらの幌もかなり調整してあります。

かと思いきや、一発でばっちり決まる時もある。

まぁ要するに多少バラつきがあるのです。

幌のほうもそうだし、車両側も年式によって細かい部分が色々違います。

というわけで、やはりちゃんと張るにはある程度の経験が必要です。

 

こちらは同じくフォルクスワーゲンのゴルフ4カブリオレの前期。

定番の前後の継ぎ目剥離。

接着剤でくっつけてあるだけですので経年で剥がれてしまいます。

縫い目のような部分はどなたかが補修したもので、実際には縫い目はありません。

 

ガラスのほうは黒いテープで一面覆われております。

 

なんでかというと・・・・

ガラスが粉砕してしまっております。

原因はよくわかりませんが、幌を開けたところ割れてしまったんだそうです。

ゴルフ4前期はガラスを再利用しますのでこのままでは幌交換ができません。

 

というわけで、事前にオーナーさんのほうで中古ガラスを手配していただいております。

たまたまヤフオクに出ていたので助かりました。

 

で、無事交換完了。

リア周りのカーブも美しく出ており、上手く張れました。

 

幌はTwillfast IIのダークブルーです。

 

この日はとってもカラフルは面々が集まっておりますが、幌はどれもみな同じダークブルー。

S2000もこれからダークブルーに、奥のガレージに隠れているシルバーのZ3もダークブルーです。

最近はボルドーがやたらと多かったので、ダークブルーだらけは珍しいです。

 

ワインレッドにダークブルーの組み合わせは珍しいのでご紹介しておきます。

 

こちらのS2000は全塗装上がりで黒の幌を装着。

粗が目立ちやすい濃色塗装ですが、非常にきれいに仕上がっております。

ちなみに写真だと真っ黒に見えますが、実際は青みがかった黒になっております。

 

こっちはフィアット・バルケッタ。

黒のボディに黒の幌。

今まで見た中で一番状態がいい個体ですね。

 

ちなみにバルケッタ、こう見えてドアの閉まる音がなかなかの絶品なのです。

ボディ剛性などさして無いはずなのに、ゴムパッキンがあたる「ボンッ」という音と、

ドアロックが当たる「ガチャン」という音のバランスが絶妙で、実にいい音がします。

ドアの開閉音を左右するのは気密性だ、なんていう人もいますが、

バルケッタなんてオープンなのに、実にいい音がするんですよ。

簡素な構造で雑音が出にくいのがプラスに作用しているのかもしれません。

途中に非常にくっきりとしたプレスラインが入っているのも鉄板の剛性確保に役立っていそうです。

 

そんな素晴らしい開閉音に関与しているかどうかは不明ですが、

バルケッタのアウタードアハンドルは、ボタンを押すとレバーが出てくる、

実にオシャレなものが採用されております。

GT-Rのものも同じようなタイプですが、あちらは空力のため、こちらはデザインのためです。

ハッキリ言って少々使いにくいですが、それもまた美学なり。

 

こちらはZ33にボルドーの幌。

 

バーガンディと比べると、ちょっとだけ明るい印象になりますね。

バーガンディは廃番で、今後はすべてボルドーに置き換わりますのでご了承ください。

 

 

オーナーさんから「交換前の写真も撮っておいてください」と言われましたので、パシャリ。

 

うむ、なかなか激しく破れております。

この状態だと恥ずかしいのでなるべくオープンで走っていたそうですが、

これからはオープンもクローズも、それぞれお楽しみいただけるかと思います。

 

それでは、また。

2016年10月04日

こんばんは。

今回はネタになりそうな写真が比較的早くたまったので早めの更新です。

 

まずは預かりが長くなっていたMGF。

一度間違えた幌が送られてきてしばらく宙ぶらりんだったのですが、

その後無事正しい幌が届き取付完了。

 

全長・全幅ともすごく小さいのですが、非常にバランスよくまとまっていると思います。

エンジンも低回転からきちんとトルクが出ており扱いやすいです。

 

こちらはMGFのトップロック。

NA/NBロードスターのものとソックリです。

 

内部の調整機構までそっくりそのまんま。

マツダから部品供給、あるいは技術供与を受けたのでしょうか?

無許可でのパクリだったらちょっとヤバいのではなかろうかというくらい、ほぼ同じ仕様です。

 

こちらはポルシェ911(996前期型)。

ブラックの幌をGermanA5のボルドーに張り替えです。

 

シャンパンゴールドのボディとよく合っていますね。

よく見るとホイールもボディ同色に塗られておりまして、なかなか凝っています。

 

こちらはセンターロックの爪。

爪の背中側でセンサーを押して幌が閉まったことを検知するのですが、

センサーまでわずかに届かず警告灯が点きっぱなしだったので、

ゴムシートで厚み調整をし、フェルトシールとシリコン潤滑剤で摩擦軽減を図りました。

幌交換直後で張りが強いときだけかもしれませんが、ここのセンサーのエラーは比較的よくあります。

ここのセンサーがきちんと検知していないと、

ロックしては解除して、ロックしては解除して、を繰り返してしまいます。

きちんとロックを検知するまではリアウィンドウを閉めることが出来ませんので割と重要です。

 

こちらはフィアット・バルケッタ。

ブルーのボディにStayfastダークブラウンの幌です。

 

バルケッタの幌は全体的に丸っこく大福餅みたいな仕上がりで、個人的に好きな幌の一つです。

茶色だとアイスのピノみたいにも見えます。

 

こちらはシルバーのZ3にTwillfastIIのブルー。

BMWのシルバーは輝き感・透明感が強い、非常にいいシルバーだと思います。

 

こちらの車両、事前にオーナーさんから右サイドから雨漏りがあると聞いておりまして、

幌を張り替えたら直るかと思いきや、やっぱり漏れてくるのでとりあえずケミカルで対応。

ウェザーストリップとガラスがちゃんと密着しているのに、ちょっとずつジワーッと伝って漏れてくる、

そんなときにはオートグリム・バンパーケアがおすすめ。

こちらのアイテムの主用途は黒い樹脂バンパーの艶出し保護なのですが、

タイヤやウェザーストリップなどのゴム類にも使用可能です。

ゴム類に塗ると強い撥水力を発揮し、ジワッと染み込もうとする水をシャットアウト!

もちろんゴムの保護にもなるし、劣化して白けたゴムが黒くなってカッコいいし、

一石二鳥三鳥のなかなか便利なアイテムなのです。

某有名シリコン系保護材と違って、雨で流れてボディを汚す、ということもほとんどありませんので、

安心してご利用いただけるのではないかと思われます。

 

こちらはオレンジのZ33にブラックの幌。

定番ですね。

 

Z33は後ろのサイドにシワが入りやすいので、ここを綺麗に張れるかが腕の見せ所。

まぁ、やり方を知っていて、あとは根気強く調整していけば誰でも出来ると思います。

マニュアルにも一応コツを記載しておりますので、皆さんもぜひ頑張ってみてください。

頑張れば必ず調整できます。

やるかやらないかは貴方次第!

 

それでは、また。

2016年09月29日

今日は珍しく朝から日記更新。

ここ数日は死ぬほど忙しいわけでもなく、かといって暇なわけでもなく、

困難な仕事で行き詰っているわけでもなく。

ほどほどな感じで実にちょうどいいペースで作業を進めさせていただいております。

こういうときはいいですね、いろいろな作業が順調に進みます。

 

 

さて、まずはポルシェ・911カブリオレ(996後期)のご紹介。

GermanA5のボルドーで張り替え。

元は赤内装にグレーの幌だったのですが、今回念願かなって内装も幌も赤で統一。

新車で買ったときには赤の幌が無かったんだそうです。

 

なお、奥にいるMGFはメーカーが幌を間違えて送ってきてしまったので幌がない状態で待ちぼうけ。

今はすでに作業が完了しております。

 

ちゃんと写真を撮っておけばよかったんですが、

こちらの車両、内装のありとあらゆる部分が全て革で覆われています。

シートやダッシュボードはもちろんのこと、

スピーカーグリルやエアコン吹き出し口のルーバーまで全て本革張り。

しかもその精度の高いこと高いこと。

あまりに綺麗に張れているので、

エアコンルーバーなんてオーナーさんに言われるまで全然気づきませんでした。

 

基本的に質実剛健で、あまり豪華絢爛とは言えないポルシェの内装ですが、

さすがにここまでやると、全体から醸し出す雰囲気がノーマルとはまるで違います。

なんでも新車当時300万くらいのオプションだったそうな。

で、最近エンジンを新品に乗せ換えまして、350万くらいかかったんだそうな。

幌交換は17.5万円くらいですが、オーナーさん曰く、「こんなに安くて儲けあるんですか??」とのこと。

エンジンを交換してからもう金銭感覚がおかしくなってしまったそうです。

大丈夫、ばっちり利益は頂いておりますのでご安心ください。

350万円に比べたらもうなんでも安い!

オーナーさん、無敵モード突入中。

ちなみに、他にも超高級オープンカーを2台お持ちだそうで、

もう何が何だか、清々しいくらい桁の違うカーマニアさんなのでありました。

 

こちらは986ボクスター前期にボルドーのガラス幌を装着。

ポルシェは赤幌率が非常に高いですねぇ。

奥にいる996もこれから赤い幌に張り替えです。

 

こちらの車両は大変珍しい緑色の内装になっております。

黒だとあまり目立ちませんが、ボクスターの内装は意外とウネウネした有機的な形状なのですね。

 

こちらはボルボ・C70。

元は黒の幌でしたが、ガラス脱落に伴いTwillfast IIのライトオークに張り替え。

このボディカラーだったら断然こちらのほうがいいでしょう!

 

幌格納部が妙に汚れているので排水口に手を突っ込んでみると・・・

ヘッドライナーから剥がれ落ちた裏地のフィルム?が大量に詰まっておりました。

C70やBMWなど、Edscha社製の幌ではこのヘッドライナーの裏地剥離が定番です。

 

ちなみに、反対側はなぜか全く詰まっておりません。

いつも右下がりの状態で駐車しているのでしょうかね?

一応一通り洗って、綺麗にしておきました。

 

こちらはサイドケーブルの端部。

 

こういう金属のクリップで固定してあるのですが、これの正式名称が分かる方いませんか?

 

 

というのも別の車両で・・・

サイドケーブルがどこかに引っかかったまま開閉したためかケーブルが外れ、

クリップが紛失してしまっているお客さんがいらっしゃいまして、

名称がよくわからないので、部品も入手のしようがありません。

スプリングもすっかり伸びきっちゃってるし、どうしたもんだか。。

 

 

こちらは以前お知らせしたガラス接着剥離のロードスター。

保証交換品の幌が入荷しましたので再交換作業に入ります。

 

剥離確認時はそうでもなかったのですが、交換時にはここまで剥がれてしまっておりました。

はい、文句の付けどころのない保証対象案件です。

 

というわけで無事綺麗に仕上がりました。

ホイールがブロンズなので、ブラウンの幌が良く似合っておりますね。

 

当然、もうガラス剥離はありません。

ご迷惑をおかけいたしました。

ガラス剥離の割合はたいへん低く、当方が把握している限りでは1000件に1件もない感じです

もし万が一剥離が発生しても、今回のように交換対応させていただきますのでご安心ください。

 

不良品の幌はメーカーから発行されたクレーム受理番号を記入したうえで

シリアルナンバーの入ったタグ部分をカットして、再利用できない状態にする必要があります。

この写真を撮ってメーカーに送ると、確かに交換が済んだね、ということが確認され、

メーカー既定の補償工賃が支給される、という段取りになっております。

ちなみに今回の場合は作業しているのは私ですので、私が補償工賃を受け取ります。

ショップさんで取付をした場合は、ショップさんが受け取ります。

DIYの場合は・・・・要相談です。

いずれにしても、日本国内の相場と比較すると低めの工賃となります。

予めご了承ください。

 

 

はい、こんな状態でも再利用しようという猛者はおりませんね。

 

この日は青系統が多かった日。

Z33とZ3とZ3。

 

Z33と左のZ3はブルーの幌で張り替え。

右側のZ3は・・・たしか黒だったかな。

ところで、Z33は「ぜっとさんさん」が一般的かと思いますが、Z3はなんて読みますか?

ウィキペディアでは「ズィー・スリー、ツェット・ドライ」なんて書いてあるのですが、

そんな読み方をしている人、オーナーさんも含め聞いたことがありません。

日本ではZはもう「ゼット」で定着してしまっておりますので、

今さらズィーとか言うのはなんだか気恥ずかしい感じもあるようなないような。

 

ちなみにイギリス英語だとzed [zɛd] ゼッド、

オランダ語だと日本と同じzet [zɛt] ゼットになるそうですので、

ゼット派の皆さまは「オレはイギリス訛りだから」とか「日本はオランダ文化の影響が色濃いからさぁ」とか、

最もらしいことを言っておけばよろしいかと思います。

 

よく話題に上るAMGも「アーマーゲー」だとか、

いや、「アーエムゲー」が正式だとか色々言われておりますが、

メルセデスベンツジャパンが正式に「エーエムジー」だと言っておりますので、

ドイツ語読み派の皆さまはもう諦めるか、現地へGO!

 

それと一つ、お知らせです。

このたびStayfastのバーガンディが廃番となりまして、

代わりにStayfastのボルドーという色に切り替わりました。

それに伴い、色味も微妙に変わっております。

下に敷いてある生地がStayfastのボルドー、

その上に載せてあるサンプル生地の左側がTwillfasrRPCのボルドー、

右側が旧カラーのStayfastバーガンディとなっております。

バーガンディと比べると、ボルドーは微妙に色が鮮やかになっている感じですね。

 

こうやって並べると違いが分かりますが、

単体で見ても正直どっちがどっちらが、私でも良く分かりません。

ですので、あまり気にする必要はないかと思います。

バーガンディの在庫が尽きた製品は順次ボルドーに切り替わりますので、予めご了承ください。

 

それでは、また。

2016年09月10日

どうもこんばんは。

今月は非常に忙しい・・・・月間施工台数の更新は確実な感じです。

なぜ忙しいかというと、サーブ君に大変手間取ってしまい、その後がつっかえていたからです。

 

前回の日記でお伝えした通り、骨組みが錆びまくりだったサーブ君。

 

裏側も盛大に錆びまくり!

 

幌の前端部をステープルで固定するための台座も朽ち果ててしまっています。

これでも一応、元プラスチックです。

たぶん黒だったはず。

 

錆を落としたらこんな感じ。

思わず月面着陸したくなるテクスチャ。

 

一部錆びていない部分もありました。

比べると、錆びている部分でも厚み的にはそこまで損耗していないようです。

 

凸凹が幌表面に浮き出ないよう板金用パテで補修。

とりあえず適当にざっと盛って、そのあと紙やすりでそれらしく整形します。

まぁ、なんとなくスムーズになっていればOKとしましょう。

 

 

こちらは幌のピラー下端部を引っ張るスプリング。

左側はこのようにスプリングが付いているのですが・・・

 

右側はスプリングがない。

ケーブルだけが寂しげに取り残されています。

 

うん、きっとスプリングだけ外れて下に落っこちたんだなと思いマグネットで捜索してみると・・・・

ボロッボロに朽ち果てたスプリングの残骸が・・・・・

なぜ右側だけここまで完全に朽ちてしまったのでしょう。

 

右側だけ錆びた原因はよくわかりませんが、

もう錆びさせないぞ、ということでステンレスの汎用スプリングを買ってきて取付。

手が入らないめちゃくちゃ狭いところに付いているので、スプリングを付けるだけで数時間かかりました。

内張りとパワーウィンドウをすべて外せば簡単だったかも知れませんが、

外し方もよくわかりませんし下手に外して調子が悪くなってもいけないので、

狭い隙間に無理やり手を突っ込んで、なんとかくっつけました。

 

幌の張り具合の調整もめちゃくちゃ苦労しましたが、何とか完成!

う~ん、相変わらずの個性溢れるスタイリング。

溢れちゃって溢れちゃって、もう大変。

 

単純にデザインがカッコいいとか美しいとか、そういうのとはちょっと違う。

個性あふれるまくるから、カッコいい。

わが道を貫き通すその姿勢が、カッコいい。

だいたいそんな感じ(個人的見解)

 

 

いやぁ、頑張りましたよ。

本当に大変でした。

もうだめか・・・・と何度も思いましたけどもね。

終わってみれば、なんと晴れやかな気持ち。

 

「この日が来るのは分かっていた。だから頑張れた。」

 

2016年9月4日 by店長

 

 

この型のサーブは国内にあと何台残っているのやら・・・・もう依頼もないかな。

と思っていたら「お店に置いてあるのを見ました!」と別のサーブ900オーナーさんからの問い合わせ。

いやぁ、千葉の片隅の小さなお店でも見ている人がいるもんですね。

ごめんなさい、滅茶苦茶苦労したので次から工賃爆上げです!

 

続いて、同じく北欧組。

ボルボC70が2台。

そんなに依頼が多いわけでもないのに、なぜか施工時期が被るC70。

 

白いほうにはTwillfastRPCのボルドーを。

 

紺のほうにはTwillfastRPCのブルーを取り付けました。

実はどちらも在庫用としてあらかじめ注文してあったものです。

入荷したら幌交換の案内ページを作ろうと考えていたのですが、

入荷する前に意外とポコポコと売れてしまいます。

ニュービートルの幌も同じようにいくつか注文しているのですが、やはり入荷前に売れてしまいます。

意外と需要があるものなのですねぇ。

 

こちらはメルセデスのSLクラス(R107)。

幌は純正品の持ち込みです。

純正品は目が飛び出るほど高いのかなと思いきや、意外とそうでもないようです。

それでもまぁ社外品の倍以上はしますが。

製造に大掛かりな設備や型が必要な機械部品と違って、

幌は布とスクリーンを縫い合わせるだけですから、

古い車種でも意外と簡単に製造出来るのかもしれませんね。

 

ちなみにメルセデスは古い車でもネジ1本から全て部品が出るそうです。

フェラーリもそうらしいですね。(いわゆるフェラーリ・クラシケというやつ)

フェラーリなんて、作るだけ作ってあとは放ったらかし、

「自分で勝手に維持してね!今レースで忙しいから!」

みたいなラテンのノリを想像していましたが、

意外としっかりしているのですね。

(ただし、部品の欠陥はあまり改善しないそうです。

いつ何時頼んでも、同じ欠陥を抱えた部品が出続けるとか・・・byイタ車屋さん)

 

日本では、ついにマツダもNAロードスター向けに同じようなサービスを開始するようですね。

ただ新しいものを作るだけでなく、過去の遺産も大切にするという新たなステージに一歩踏み出しわけです。

楽しみですね。うちのNAロードスターも新車同様に戻してもらおうか。

やっぱり200万くらいはかかるのかなぁ。

まぁそれで歴史的名車(?)がメーカーの手によって新車同様に蘇ったら安いものかもしれませんが。

 

話は戻って、リアスクリーンには純正品の証、スリーポインテッドスターが。

30年近く前のオリジナル品と全く同じ刻印です。

代替品ではなく、全く同じものを作っているのが地味にすごいです。

 

リアスクリーンのど真ん中を突っ切るワイヤーも錆びていたので新品に換えておきました。

ってかこれ・・・・・いるのか?

まぁ「らしさ」を表現するには必須の部品です。

 

元々スチールワイヤーをビニルでコートしたケーブルを使用していますが、

内部が錆びてしまっていたので似たようなケーブルに交換しました。

 

これはリアスクリーンの保護布を外す前の写真。

さすがメルセデス純正、養生も徹底していますねぇ。

惚れ惚れする精度の高さと気遣い。

 

窓部分から切り抜いた布を、保護紙を挟んだうえで再度縫い付けて、保護用にしているのです。

これなら安心して作業できますね。

う~ん、さすがだなぁ。

 

ちなみに、純正だからたいして苦労もなく簡単に張れるのかなと思いきや、

やはり社外品と同じように、これでもかというくらい引っ張らないと張れない仕様になっていました。

純正でも社外品でも、やはり幌というのはそういうものなのですね。

メルセデスがそうするならそうなのでしょう。

 

それでは、また。

2016年08月18日

こんばんは。

子供たちの夏休みもいよいよ終盤に差し掛かってまいりました。

小さいころは40日でもまだ足りないくらいでしたが、

大人になった今では「40日間連続で休め」と言われてももう何をしたらいいのか分かりませんし、

そもそも別にそんなに長く休みたくもありません。

お金が腐るほどあったら、いつまででも平気で休んでいられるんですかねぇ。

どうなんでしょう?

 

はい、というわけでまずはBMW・3シリーズカブリオレ(E36)のご紹介。

純正の黒幌を、TwillfastRPCのボルドーに張り替えました。

 

オーナーさんは20代の若い方ですが、

小学生の頃にE36カブリオレを見てからずっと憧れていて、

大人になった今、念願かなってついに本物をゲット!

いいですねぇ、一途な愛。

というか、小学生でE36カブリオレに目をつけるとはなかなか渋いです。

私は当時何が好きだったっけ・・・とりあえず、家にあった70系マークIIが大好きでした。

状態のいいのがあれば、いつか一度所有してみたいものです。

 

 

こちらはマセラティ・グランスポーツ スパイダー。

古い幌を米国工場に送りしばーらく完成を待っておりましたが、

このたびやっとこさ入荷したので交換作業に入りました。

ちなみに、古い幌からはガラスやプラスチックのパーツなどが移植されておりました。

 

元の幌は黒でしたが、今回内装と同じボルドーの幌に張り替え。

イタリア車らしく、非常におしゃれに仕上がりました。

 

こちらはマセラティの伸びきってしまったゴムバンドを交換しているところ。

ただゴムだけ付け替えてもまたすぐに伸びてしまいますので、

次回から簡単に交換できるよう改造しておきました。

まず矢印の部分にバックル(?)を取り付けまして・・・・

 

そのバックルにゴムを通し、メタルプレートで固定します。

これで次回からは幌を付けたまま比較的簡単にゴム交換をすることが出来ます。

 

ゴムはあまり強くないゴムを4重にして使用しております。

強いゴム1本を思いっきり引っ張って使うとわりとすぐに伸びてしまうのですが、

弱いゴムをあまり強く引っ張らず、

その代わり数を増やして4倍パワーにして使用すると1本当たりの負荷が分散するので、

結果的に比較的長い期間弾力を保つことが出来るのです!たぶん。

 

こちらは現在お預かり中のサーブ900。

幌の先端部(ヘッダー)が妙にボコボコしているので生地をカットしてみたところ、中から白い粉が!!

 

白い粉を掃除機で吸い取ると、今度は御影石(バーナー仕上げ)のような骨組みが・・・・

これはマグネシウム合金(もしかしたらアルミ合金)特有の腐食ですね。

ということは白い粉の正体は酸化マグネシウム?

飲めば便秘に効くかも。

しかし、こんなに酷いのは初めてです。どうしたもんだか・・・・

幸い鋳物のため厚みは十分にあるので、とりあえずパテで平滑に慣らして作業を進めることにしました。

 

ただ、これを乗り切っても、サーブ900の幌交換は難所が山ほど待ち受けております。

どうにか頑張って乗り越えねば・・・・

正直、これを1台やるより、国産車4~5台やるほうが気楽だし、簡単だし、何より儲かる。笑

でも、工賃5倍ください、とは言えません。

いや、言ってもいいのだろうか?

でも、高いって言われるのが嫌なんですよねぇ。

わぁ、安いですね!って言われたい。

はい、安いですよ!って自信をもって言いたい。

まぁ、そんなにしょっちゅうあるわけじゃないし、話のネタに頑張りましょう。

 

それでは、また。

 

2016年08月05日

どうも、ご無沙汰しております。

最近は日記の更新頻度が低く、必然的に1回あたりのボリュームが増しており、

大変読みにくくご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ適当に読み流してください。

 

というわけで一気に行ってまいりましょう。

 

まずはこちら、コルベットC6

やっぱりでかい!

低いノーズの下に大柄なV8を積むには、やはり全体がこれくらい大きくないと納まりません。

それにしてもC6コルベット、失礼ながらあっちもこっちもアメ車とは思えないくらい洗練されておりまして、

最近はだいぶ気が利くようになってきているんだなぁと感心いたしました。

 

幌だって、VW系・カルマン社製のものと比べても極めて洗練された構造になっておりまして、

まぁとにかくスパスパスパっと気持ちよく作業が進みます。

サイドウィンドウの後端がほぼ直角になっているのはC4以降のコルベット・コンバーチブルの特徴です。

 

こちらはボクスター2台、じゃなくてボクスターとMR-S。

交差点でヌッと顔だけ出てくると一瞬どっちだかよくわかりません。

やっぱり後ろにエンジンがあると顔つきが似てくるのでしょうか。

 

ボクスターには黒の幌を装着。

 

986ボクスターについては、最近はほぼ全ての個所の特性や調整方法を極めてきまして、

自称「マスター」のレベルに到達できたのではないかと勝手に思っております。

いつ何時、何回張っても同じクオリティで張れますのでご安心ください。

BMW・Z3、S2000、ボルボC70あたりも自称マスターです。

まぁ、これらの車種は幌の精度が高いというのもありますが。

ロードスターやMR-S、Z33なども十分慣れてはいるのですが、

幌のほうに少々癖がありまして、まだ苦労することも多いですね。

 

こちらは以前紹介した傷あり幌をアウトレットで取付。

 

幌を外したところ最初から内部のプレートが割れており、接着剤で固定してありました。

こういう予期せぬトラブルにもその場で臨機応変に対応可能ですのでご安心ください。

今回は粘着テープで補修し、外観上・機能上問題がないように仕上げておきました。

 

こだわるようであれば部品交換での対応も可能ですが、

その場合は純正部品が入るまでかなりの時間がかかると思われます。

しかも、幌を張った後は全く見えない。

それだったら、補修で済ませたほうがよろしいかと思います。

 

こちらはMR-S。

本来縫ってはいけないところを縫ってしまっており、縫い目が外から丸見え。

メーカーの製造ミスということで、再交換対応とさせていただきました。

オーナーさん、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

 

残念ですが、たまにこういった不具合が発生する場合があります。

必ず責任をもって最後まで対応させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

こちらはNAロードスター。

VRリミテッドのAにバーガンディの幌。

 

ロールバーが干渉して幌を固定するボルトを付けるのに苦労しましたが、

何とかロールバーを付けたままで作業することができました。

 

外したハードトップは宅配便でオーナーさんの元へ。

 

 

こちらは劣化して曇りまくったNAのスクリーン。

ただ、見た目の割には比較的柔軟性を保っております。

 

柔軟性が残っていれば・・・・

このように、スクリーンのジッパーを開けずとも、そのまま幌を開けることが可能です。

 

このようにきれいに折れ曲がっていれば実は全然大丈夫なのです。

というかわざわざジッパーを開けるのはNAロードスターくらいなもので、

ほとんどのビニルスクリーン採用車では、このようにスクリーンごと折り畳む構造になっております。

丁寧に扱っていれば全然問題ないですよ。

だって、新車から十数年間、ずっとこの開け方のみで乗ってきた方を知っていますから。

 

ただし、たたむときにこのようにスクリーンが折れてしまってはNGです。

 

 

そのまま無理やり畳むと鋭角な折れが発生してしまい・・・・

 

 

このように折れ癖が残ってしまったり、硬化している場合はパキっと割れたりします。

ご注意ください。

 

 

こちらは珍しいカラーリング、水色のボディにバーガンディの幌。

水色ボディはコーディネートが極めて難しいので、参考にしてみてください。

 

こちらのNAはもうスクリーンが全然ダメですね。

ジッパーが脱落してしまっております。

 

Stayfastのブラウンに張り替え。

 

視界も良好、車のイメージも大幅アップです。

 

こちらは別の車両。

同じくStayfastのダークブラウンなのですが、

張った直後から、ガラスの枠に剥離が発生してしまいました。

今まで数多くの幌を提供させていただきましたが、

私がこの目で確認した限りでは初めてのガラス剥離です。

幌にはガラス脱落永久保証がついておりますので、新品交換させていただくことになりました。

現在代替品の入荷待ちです。

オーナーさん、申し訳ありませんが今しばらくお待ちください。

 

 

 

こちらはパールホワイトのボディにバーガンディ。(通称イチゴショート)

 

 

少々見えにくいですが排水口が完全に詰まっていたので清掃しておきました。

 

こちらはS2000の一番後ろの横骨(ボウ)。

この部分は生地がよく破れるので粘着テープで補修してあるケースが多いのですが、

このように骨組みに粘着成分が付着してしまうと骨組みの滑りが悪くなり、ますます悪化してしまいます。

 

 

ですので幌交換時には溶剤で粘着剤をよく落とし・・・・

 

潤滑用にシリコンスプレーを吹いておきましょう。

シリコンスプレーは吹いた直後こそウェッティな感じですが、

すぐに乾いて見た目にはほぼ分からなくなります。(ツルテカにはなります)

だから幌の裏地に付いてしまっても大丈夫。白っぽくもなりません。

遠慮せずガンガンスプレーしちゃいましょう。

 

こちらは昨年11月に交換させていただいたS2000。

当然、この時点ではビシッと仕上がっていたのですが・・・・

 

その後、生地が伸びてきた影響で、リアガラス部が弛んでしまいました。

残念ながらアクリルクロス生地の特性上、こういった弛みは程度の差こそあれ必ず発生してしまいます。

車種によってはあまり問題にならないのですが、

S2000の場合は元々リアウィンドウとロールバーがかなり接近しているため、

少しでも弛んでくると両者が接触するようになってしまいます。

 

この症状については前からどうにか改善できないかと思っていたのですが、

今回オーナーさんのご協力・ご了承のもと、前端部を詰める方法で調整を試みました。

 

というわけで前端部を一度外し、クリップで仮止めしながら詰め具合を調整していきます。

 

このようにクリップを付けたままロックして引っ張り具合を確認します。

 

結果、無事完了。

ばっちり弛みをなくすことができ、ロールバーとの接触も回避されました。

S2000の場合、後端部を詰めようとすると内装の関係もあり非常に厄介なのですが、

今回前端部の調整で改善が可能なことが確認されたので良かったです。

当店で取付させていただいた方で気になっている方がいらっしゃいましたらご相談くださいませ。

 

こちらはゴルフカブリオレ・クラシックライン。

角張った箱みたいなシルエットが逆に新鮮でいいですね。

リアウィンドウのフレームが錆びまくりでかなり苦労しましたが、

なんとか取付できたので良かったです。

 

 

以上、施工事例の一部ですが、紹介させていただきました。

 

それでは、また。

2016年06月26日

こんばんは。

梅雨でございますね。

ジメジメしてイヤなので、最近はもっぱらガレージ内でエアコンつけて作業中。

 

さて、まずはNCロードスターから。

例の変色がかなり酷いところまで進行しております。

 

黒を通り越して、今度は白へ。

こちらは別の要因かもしれませんが、美観はかなり損なわれております。

 

こちらは室内のフラップ。

純正状態でもこのようにリベットから外れているケースが多いので、

最近は頭の大きい「ラージフランジタイプ」のリベットを使用しております。

 

毎度おなじみ、排水溝の詰まり。

NAから続く伝統ですが、NDでは改善されているのでしょうか?

数年後が楽しみです。

 

で、完成写真は・・・・取り忘れました。

が、純正と同じブリックです。

 

こちらはオレンジのZ33にダークブルーの幌。

オーナーさん、最初ブラウンと迷われましたが、やはりダークブルーはよく似合いますね。

マフラーの出口もブルーなので、なかなかバランスがいいです。

 

 奥にいるのはBMW・Z3。

いつもお世話になっているZ3専門店様からのご依頼です。

専門店ということは目も肥えているでしょうから、期待に応えられるよう頑張ります。

 

こちらはボルボのC70。

雨漏りか結露か潮風か、原因は不明ですがフレームに錆が発生していました。

特になぜか右側のほうが酷い感じです。

右側から潮風が当たる場所に置いていたとか?

錆の処置までは出来ませんが、とりあえず防錆スプレーを吹いておきました。

 

ネジも錆でガッチガチに固着しておりちっとも回らないので、ネジザウルス君に助けてもらいます。

こちらのネジザウルスくん、先っぽのギザギザでネジ頭をガッチリ掴んで、

どんなに強く固着したネジでも大抵回してしまうタフガイ。

しかし、残念ながらこのギザギザの強度があまり高くなく、何回か使うと山が削れてきてしまい、

普通のペンチに毛が生えた程度のパワーになってしまいます。

決して安くないですし、もうちょっと耐久性があるといいんだけどなぁ。

まぁそれでも、回せないよりはよっぽどいいのですが。

 

こちらはヘッドライナーの穴あき。

同等生地の当て布で補修します。(無料サービス)

 

まぁ、本当にただ張るだけです。

 

このままだとちょっと目立ちますが・・・

 

フラッシュを焚けば目立たない。笑

芸能人の広告やグラビア撮影なんてこういったテクニックを駆使した挙句、

さらにフォトショップで補正ですから全くあてになりません。

まぁ、どうせ紙面で見るだけなら夢を見させてもらったほうがいいでしょうけど。

 

ヘッドライナーの固定部が割れていたのでこちらも補修。

 

バンドも外れていたので・・・

 

こちらは強度が期待できるリベットで補修。

 

C70の幌格納部はあまり水密性が高くないので、結構汚れがちです。

 

というわけで簡単にお掃除。

ちゃんと排水口もついていますので、水でじゃんじゃか洗っても大丈夫です。

ただし、可動部やコネクタ付近に水をかけないようご注意ください。

 

で、2台完成!

たまたま同じボディカラーのC70が揃いまして、

片方はボルドー、片方はブルーとなっております。

 

さわやかブルー。

 

情熱レッド。

どちらも良く似合っておりますね。

 

一方こちらは久々のA4ネタ。

 ライトを外して何をしているかというと・・・・

 

ただポジション球を交換しているだけです。

わざわざライトユニットを外さないといけないなんて、なかなか困ったチャンです。

 

しかしまぁ、外す前提だけあって、ライトユニットの着脱は比較的簡単。

上から見えるトルクスネジを3本外せば、ずるっと前に引き出すことが出来ます。

車種によってはバンパーを外さないといけない場合もありますので、

そこは一応ちゃんと考えられているようです。

同じB6系でもセダンやワゴンは給気系を取り外さないといけないというような情報がありますが、

少なくともカブリオレの場合はそのままでもいけました。

 

ただし奥の1本はかなり奥まったところにあり、長い工具がないと届かないと思います。

 

なぜこんなにライト周りがキツキツなのかといいますと・・・

ご覧の通り、A4カブリオレのエンジンはめちゃくちゃ前方に寄っているのです。

エンジン上部のインマニは飾りではなく本物ですので、あそこがずばりエンジンそのもの。

前輪の車軸よりも完全に前に飛び出していることがお分かりいただけるかと思います。

こんな位置に重たいV6エンジンを乗っけてしかも前輪駆動なわけですから、

そりゃ軽快な走りなど望めるわけもありません。

 

しかし、この妙な配置のおかげで前軸に1トンもの荷重がかかっておりますので、

雪道などでは安定したトラクションを発揮することが出来ます。

この配置でさらにアウディ自慢の4WDシステム、クワトロが加わりますと、

かの有名なCMのように、スキーのジャンプ台を上ったりも出来るようになる模様です。

人間も坂道を登るときは前のめりになりますよね。

あれと同じ理屈です、たぶん。いや違うか。

 

ちなみに、このバンパーに向かって突き出しているダンパーみたいな棒、

何なのかなと思って調べたら、そのままズバリ、バンパー用のショックアブソーバーでした。

要は前から衝突したら、このダンパーでボヨンと衝撃を吸収するという、単純明快な装置。

ちょっと前の車では比較的多く採用されていたそうですが、今回初めて見ました。

今はフレーム全体で衝撃を吸収する思想なので採用されないようですが、

このほうが本来のバンパーの役割が発揮されて面白いなと思いました。

 

それでは、また。

2016年06月13日

こんにちは。

最近忙しく日記もまとめて更新するのでかなりボリュームがありますが・・・

どうぞ集中力が続くところまで適当に読んでくださいまし。

 

まずはこちら、986ボクスター。

プッシュロッド端部ボールジョイント部分の破損は定番ですね。

こちらはまだ壊れていませんが、オーナーさんの希望により予防交換。

 

ネジで長さ調整が可能になっておりますので、

外す前にテープで元の位置の目印を付けておきます。

 

新旧比較。

古いほうもまだ割れる気配はありません。

この部品、白と赤がありまして、赤は対策品だったかな?

どっちがどっちか忘れましたが、途中で改良されているようです。

黒いほうはこちらで用意したOEM品。

純正だとこのジョイント部分単体では部品が出ないのですが、

北米などではOEM品として数多く出回っています。

ロゴの位置から何から全く同じなので、純正品のメーカーが作っているのでしょうか。

欧州車だと、このように完全に純正同等と思える部品がよく市場に出回っています。

要するに、自動車メーカーを通さず、部品メーカーが勝手に販売しているような状態。

こういうのってアリなんですかね?非合法の裏ルート?

まぁ、必要なところだけ安く手に入るので大いに助かるのですが。

 

交換完了。

ロッドもちょっと錆びてますが、まぁ実用上問題はないでしょう。

 

986ボクスター前期の熱線コネクタは左側シートの後ろにあります。

元々ハードトップ用に付いているコネクタですね。

 

配線は、格納部に通っているケーブル類と一緒に這わせておきます。

 

爪が折れやすいサイドのプレートも新品交換。

折れててもちゃんとくっつきますので替えなくても大丈夫なのですが、

今回はオーナーさんの希望により交換。

固定用のピンも含め、今のところ全て純正部品が出ます。

 

こちらは幌前端部&サイドのウェザーストリップ。

お値段驚きの17万円!!!!

フェラーリ様の20万オーバーには僅かに及びませんが、信じられないくらいの超高額プライス。

フェラーリ様はまぁ、「スクーデリア・フェラーリ」へのお布施が含まれるので仕方ないですが、

ボクスターでこの価格は・・・どうなのよ?

こんなんじゃ若い方が気軽に乗れません!

 

で、張り終わったで~と思ったら・・・・

 

傷があるーーーーーーーーーー!

途中まで無かったのに・・・

 

何でやと思ったら、格納部リッドの溶接部分にバリが出ていまして、

幌を開けたときにそこが当たっていました。

 

よく見たら外した古い幌も同じ位置に傷がありました。

良かった、私は悪くない(笑)

かと言って、オーナーさんも悪くない。

悪いのはポルシェだ!

というわけで、オーナーさんには最低限の費用を負担していただき、再交換と相成りました。

 

バリはルーターで削り取り・・・

 

フェルトテープを貼って保護。

 

そして無事出来上がり!

二日間で同じ車の幌を2回交換するというのは精神的にちょっとしんどいですが、

満足していただけたので良かったです。

 

お次はこちら、この特徴的なサイドラインは・・・・そう、アルピナちゃんです。

 

こちらのラインはどうもシールが貼ってあるだけみたいな感じで剥がれそうで怖いので、

まずは粘着力の弱いマスキングテープで全て覆います。

 

で、それから保護フィルムを貼ります。

これでフィルムを剥がすときにラインがはがれる心配はありません。

 

 

特徴的なリアの三角部分。

基本的にはただ被せてあるだけ。

 

リアガラス周りはかなり複雑な動きをする構造になっています。

 

で、とりあえずざっと張って閉じてみたら・・・・

なんじゃこのシワはーーー!

 

こんなんで納車できるかっ!

普通ならここで「社外品はダメっすね~」とさじを投げたいところですが、

自分で輸入している手前そうはいきません。

というわけで見えない部分でどうにかこうにか調整していきます。

 

で、無事調整完了。

我ながらよく調整できたなぁと悦に浸ること少々。

自分で輸入してなかったらジャイアントスイングでさじ投げまくりですね。

 

とんがり部分の周辺など細かい部分を見ると、

純正と比べ社外品ゆえの詰めの甘さを少々感じますが、

それでも金額的に見て、またドレスアップの効果も含めて、いい感じに出来たのではないかと思います。

 

 

 う~ん、堂々たる佇まい。

ちなみに新車価格、驚きの約2400万円也。

とにかく目立つフェラーリやランボルギーニではなく、BMWベースの車にこの金額を出せるというのは、

真のリッチマン気質が溢れまくっているなぁという感じがします。

 

こちらは比較的珍しいグリーンのZ3。

納車前、太陽の熱で幌を伸ばしている最中です。

 

このとき、ボンネットの表面温度、75度。

さすが濃い色は熱いですねぇ。

卵が完全に固まる温度が70度だそうですので、なんとか目玉焼きも焼くことが出来る状態。

 

こちらはガンメタのS2000。

明るめの色だと、やはりだいぶ温度が低くなります。

 

 

そして幌はどうかというと・・・・

なんと驚きの80度越え!!

ボンネットよりもさらにアッツアツになっております。

さすが黒幌、熱いヤツですねぇ。

何でこんなに熱いかというと、写真を見て分かるとおり、

反射のあるボンネットと比べて、幌は圧倒的に黒い!

光を反射しないということは・・・・そう、それだけ光が熱エネルギーに変換されているのであります。

こんなですから、真夏の炎天下に置いておいたら幌なんてあっというまに伸びてしまいます。

いやぁ~、これだけのエネルギーを宇宙全体に向けて放出している太陽ってやっぱりすごいですねぇ。

はるか1億5000万キロ離れた地球のごく一部でこれですもん。

 

ちなみに、触ってみて熱く感じるのはボンネットのほうです。

これは熱伝達率とか熱容量とか色々な要素が関係してくるためで、

詳しくはgoogle先生に聞いてみてください。

 

こちらは青いZ3に青い幌。

Z3は他にももっとたくさんやっていますが、載せているのは一部のみとなります。

かなり熟練の域に達してきたと思っておりますので、安心してお任せください。

 

ちなみに奥にいるピンクミラは修理中のA4の代車です。

最近は、我が家の車はしょっちゅう入院。

ローンで新車買ったのと同じかそれ以上のお金が毎月飛んでいきます。

新車だったら、当面壊れる心配もないし、何年か乗っても下取り付くし・・・どうなのよ?

まぁ、細かいことは考えないようにしておきましょう。

 

 

こちらはNBに熱線アリのワンピースブリック。

熱線有りの在庫を置いてみたら、結構売れますね。

まぁNBは元々熱線が付いているしそりゃそうか。

ただし、最近入荷が遅れておりましていつも在庫切れ。

ご迷惑をおかけします。

それと、ブリックは在庫限りで終了となります。

ご検討中の方はお急ぎくださいませ。

 

こちらはNAロードスターに熱線有りのワンピースバーガンディ。

オーナーさんも彼氏さんもとても素敵な方でした。

いやぁ、癒されます。

癒されたので、またお仕事頑張りましょう!

 

それでは、また。

2016年05月29日

こんばんは。

最近ちょっと忙しいです。

基本的に依頼を断ることは少なく、ほぼ全てお受けしているのですが、

忙しいけど、どうにも無理というほどでもない、実にちょうどいい塩梅に仕事が入るものです。

 

まずこちらは、トヨタ・ソラーラのリヤボウ。

ボルトがおっそろしいほど強力に固着しておりまして、

数時間格闘して何とか外しました。(休憩含む)

 

トルクスのT45という大き目の工具がねじれてしまうほどの固さ。

ねじ山が崩れたらおしまいなので、ハラハラしながら作業しました。

 

で、外したボルト。

錆と、あとなんだか知りませんが、ガッチガチに固着して山も崩れてしまっております。

 

そこで登場、タップ&ダイスセットーーーーーーーーーーー!

以前から購入してあったのですが、今回満を持しての初登場。

さぁ、意外とお高いこちらのタップ&ダイスくん、期待通りの活躍を見せてくれるでしょうか。

 

まずはボルトのほうをグリグリと修正。

ちょっと回しては戻し、ちょっと回しては戻し、、、、でねじ山を切りなおしていきます。

やってみて分かりましたが、ねじ山を削るというよりも、

曲がったりつぶれたりしてしまったねじ山を正しい位置に押し戻していくような感じですね。

 

どや!

超ピッカピカ、新品同様?に蘇りました。

鉄は粘りがあるので、潰れてしまった山も割と綺麗に元に戻りますね。

 

リヤボウ側もグリグリ。

こちらはアルミ製で脆いので、あんまり綺麗に戻りません。

最近の幌骨組はマグネシウム合金製が増えてきておりますが、

あれなんかもちっとも粘りがないので、良くありませんね。

やっぱり鉄のほうが信頼性が高いです。

 

よし、無事スルスルと入るようになりました。

 

 

一方こちらはサンバイザー。

 

開くと・・・・

ハズレ!

(何がだ?)

 

 

さらに開くと・・・・

!!?

 

なんだかよく分かりませんがニヤニヤしてしまう絶妙なセンス。笑

 

 

で、無事完成。

さずがアメリカ市場向けだけあってサイズも余裕たっぷりで、

後席の足元も広く、非常に快適そうな室内空間に仕上がっております。

 

こちらはボルボのC70。

落ち着いたたたずまいのC70ですが、幌は少々派手目なボルドーが一番人気。

ボルドーか黒かベージュがほとんどですね、

 

こちらはBMW・3シリーズ(E30)カブリオレ。

全てのパーツがシリコンコーキングでガッチガチに固めてありまして、

もう固いの何の、ちっとも取れやしない。

もうちょっと後先考えてやって欲しいものです。。。

 

で、コーキングと言えばガラスの接着。

ガラス外しと言えば、そう!ステンレスワイヤーだ!

グーリグーリと、少しずつですが、確実に進んでいきます。

さすが信頼のステンレスワイヤーちゃん。

 

途中一度破断したりもしましたが、なんとか無事取り外し完了。

 

無事完成。

ブラックの幌を、タンに張替え。

赤にタンもなかなかお洒落でいいですね。

少し古い車だと特にいい感じだと思います。

 

丸目4灯に逆スラントノーズ。

いかにもBMWって感じでいいですねぇ。

なお、こちらのオーナーさん、趣味でBMWを8台所有されているそうで、

古いのを見つけては買ってきて、自分で直して楽しんでいるんだそうです。

こちらも元のATを自分でMTに乗せ替えてしまったんだそうな。

いいですねぇ、本当に、純粋に車いじりを楽しんでいる感じ。

 

幌はオーナーさんの持ち込みでしたが、

数年間小さい箱に押し込められていたせいかシワが強く残ってしまっており、

引っ張っても熱してもちっとも元に戻りません。

やはり長期保管はあまり良くないのですね。

同様に、ハードトップ使用で幌は畳んだまま、というのも良くありません。

畳んでしまってあるから痛まない~というのは勘違い。

使っていないのに、どんどん劣化してしまいますよ。

同じ劣化するなら、ガンガン使い倒して劣化させましょう。

 

こちらは何でしょう。

マセラティ・グランスポーツ スパイダーです。

 

あっちもこっちもリベットで留まっています。

リベットのメリットって・・・・あんまりない気がするのですが。

外すの面倒だし、調整も効かないし。

でもなぜか、幌業界においてはやたらとリベットが重用されているのです。

最近の車はだいぶ減ってきておりますが。

穴さえ空けておけばネジ山を切らなくても留められるので、

まぁ、要するに作る側の都合でしょうかね。

 

ケーブルの取り回しが複雑なので、分からなくならないように写真で記録していきます。

で、無事幌を外したら・・・・ここで一旦終了。

外した幌をアメリカの工場に送って、部品を再利用した上で新しい幌を作ってもらいます。

というわけで、車は屋根のない状態で一旦オーナーさんにご返却。

ガレージをお持ちだからなせる業ですね。

うちでは保管しておくスペースがないもので、どうもすみません。

幌の到着まで今しばらくお待ちください。

 

こちらはNCロードスター。

リヤまわりの鉄板がかなり錆びております。

まぁ、ここの超高張力鋼板だかなんだかは塗装がされていないので、

元々錆やすいのではありますが。

 

原因はこの変形したレインレール。

初期の継ぎ接ぎタイプなので、新しいタイプのものに交換させていただきました。

オーナーさん、急な出費になってしまってすみません。

 

左側の排水口が完全に詰まっていました。

こちらは掃除で対応。

 

レインレールと排水口からの雨漏りにより、カーペット下の吸音材も濡れていました。

カーペット自体は裏地が防水になっているので、なかなか気付きにくいんですよね。

座席後ろのカーペットを強く押すとジワっと水が出てきますので、たまにチェックしてみてください。

 

ちょっと分かりにくいですが、ホコリの状態でも雨漏りが判断できます。

雨漏りがない場合は均一に積もりますが、水が流れたところは筋状の跡が残ります。

 

出来上がり。

黒のボディにホットチョコレート。

主張しすぎない、ちょうどいい感じに仕上がりました。

 

こちらもNC。

ブレイズエディションだったかな?

赤紫?のボディにブラウンの幌を組み合わせました。

 

非常に品良くまとまっていると思います。

気に入っていただけたようで良かったです。

 

以上、長くなりましたが、終わり。

それではまた。

2016年05月19日

こんにちは。

 

まずはマスタングの御紹介。

純正の黒いビニル幌をStayfastのバーガンディに張替え。

マスタングくらい個性の強い車だと、派手めなカラーのほうがよく似合うように思います。

 

この型のマスタングはなんとかギリギリ日帰りで終わらせることが可能です。

 

こちらは純正クロス生地のNBロードスター。

あちこち磨り減って、だいぶくたびれてきております。

 

リアガラス周りも分解が進んでしまっています。

純正のビニル生地では発生しないタイプの劣化ですね。

ただ、ビニル生地でよく見られるエッジ部分の割れは発生していません。

それぞれ一長一短といったところでしょうか。

 

で、Stayfast生地のタン、ワンピースタイプに張替え。

やはりワインレッドのボディにタンカラーの幌はよく似合いますね。

 

こちらはS2000の幌交換。

黄色のボディに赤い内装、青い幌と、非常にカラフルな一台になっております。

でもスポーツカーですから、少々派手でも大丈夫!

 

今回はドア上部のモールも交換。

 

磨いても汚れが落ちないな~と思ったら、

汚れの上からクリアが吹いてあり、完全に中に閉じ込められておりました。

その他はすごく綺麗に塗装してあるのに、惜しい。

 

こちらは新しいモール。

白いクリップがモールにくっついているのですが、このまま付けてもちゃんと入りません。

 

このようにクリップだけ外して先にボディ側に付けておいたほうがハメやすいように思います。

じゃあこれで簡単に入るかというと、そうでもない。

他にも色々コツがありまして、構造をよく確かめながらかなり慎重に作業しないと、

微妙に浮いた感じになってしまうと思います。

 

「なんか浮いてる気がする・・・まぁこんなもんかな」

という感じだったら、それはきちんと入っていない可能性が高いです。

 

見えにくいですが、左右の排水口が完全に詰まっていたので掃除しておきました。

 

はい、という感じで出来上がり。

ドアモールとリアのモールを交換したのでだいぶスッキリしました。

 

こちらはBMW・Z3のリアシーリングフレーム。

相変わらず、バッキバキに割れまくっています。

最近色々観察して原因が分かってきたのですが、

どうも新車製造時にすでに割れていた可能性が高いと思われます。

どういう理屈で割れるかはまたそのうち気が向いたら解説いたしましょう。

 

一方こちらは珍しく完全無傷で収穫できたシーリングフレーム。

割れてなければ雨漏りもしていないかと思いきや・・・

 

ブチル部分を超えて水が浸入した形跡が・・・・

ボルトよりも下に来てしまったらもうアウトです。

 

こっちもかなり派手に漏れております。

止水用のブチルとパッキンが施工時にずれてしまい、元から機能していないのが原因と思われます。

劣化して漏れたのではなく、最初からダメ。

しかし完全に隠れてしまう部分なのでメーカー側は全く気付いてない。

 

Z3のリア周りは他の車種では見られない妙な納まりになっておりまして、

残念ながら構造的な欠陥であると考えて差し支えないと思います。

数多く施工させていただき、確信いたしました。

 

というわけで、欠陥を解消すべく工夫しながら施工させていただいております。

それも数年経ってみてどうなるか分かりませんが、

とりあえず現時点で最良と思える方法を選択してまいりたいと思います。

 

それでは、また。

2016年05月01日

こんばんは。

ここ最近すっかりポカポカ陽気で、作業が気持ちいい季節です。

 

さて、まずはこちらから。

なんでしょう、まぁ普通のNAロードスターですね。

奥にはオレンジのZ33、幌はバーガンディ。

オレンジ・・・・オレンジ・・・

 

 

助手席にはオレンジの折りたたみ自転車が・・・

なにやら不穏な雰囲気・・・・

 

もしやっ!!!

 

 

そう!オレンジ幌だ!!

幌だけ露出が明らかにおかしい。

あまりの突飛なカラーリングに、カメラの画像処理プログラムが戸惑っていることが伺えます。

「データベース ニ ジレイ ガ アリマセン ガガガ・・・・ボカーン!」みたいな感じ。

いやぁ、作業中はずいぶんと目がチカチカしました。

 

でも、ボディが無彩色のシルバーなので、見慣れてきたら意外といい感じです。

ボディカラーでオレンジなんてザラですからね。

最近はアクアなど、結構原色バリバリな感じのオレンジも増えておりますし。

そう、既成概念を覆すのだ!

 

ほら、結構悪くないでしょう?

あなたも真似したくなってきましたか?

でも残念、こちらの生地はもう廃番になってしまったので、

基本的に今後世に出回ることはありません。

 

というわけで、唯一無二の個性的カラーとして、

勇気あるオーナーさんには存分に楽しんでいただきたく思います。

 

 

こちらはS2000。

無事作業が完了したあとのお写真ですが、作業中、色々なことがありました。

 

まず、クリップ、ビス類の欠品がかなり多い。

また、内装部品も過去にかなり無理矢理着脱したようで、破損、変形が散見されます。

あっちもこっちもクリップが付いていなくて、

レインレールの両サイドを留めているクリップもどうせ無いんだろうなぁ、

と思いつつ作業をしていたら・・・・

 

ない!ない!!どこにもない!!

 

レインレールがなーーーーーーーーーーい!!!!!

 

いやぁ、こんな事態は初めてです。

事前にオーナーさんから「トランクが水没する」とは聞いていたのですが、

レインレールが無くては水没どころか、ナイアガラの滝状態でございます。

さすがにこれはダメでしょう。

純正状態だとレインレールは幌に固定されておりますので、

古い幌と一緒に捨ててしまったのでしょうか?

そうだとしても、あれ、何かおかしいぞ、と気付いて欲しいところです。

 

まぁ過去のことはもう仕方が無いとして、これからどうすりゃいいのか?

日帰り予定なのに困ったなぁ~と思いつつ千葉のホンダパーツに問い合わせてみると、

1点のみレインレールの在庫があるとのこと、助かりました。

急遽八街市の部販へ車を飛ばし、なんとか作業を無事終えることが出来ました。

めでたしめでたし。

 

 

こちらはBMW・Z3の幌交換。

Z3の純正幌はなぜか横方向に大きく縮む傾向にありまして、

このようにサイドケーブルがむき出しになるほど縮んでしまっているケースがほとんどです。

こうなるともうサイドからの雨漏りは避けられません。

 

作業中。

Z3のシートはほとんど前に倒せず、

しかも車外に取り出すにはヤケに重たいという困りモノなのですが、

レールのボルト4本を外して前に移動すると、このように広い作業スペースを確保することが出来ます。

ちなみに、奥にも同じカラーのZ3がもう一台。

幌も同じカラーです。

 

リアシーリングフレームはバッキバキに割れていたので防水テープで補修。

見た目はアレですが、機能上はバッチリなのでご心配なく。

バッキバキのまま使い回したら・・・もちろん、確実に雨漏りします。

この車両も雨漏りの形跡が複数ありました。

 

ボディ側のブチルも全て除去。

写真だと少々汚く見えますが・・・。

 

ちなみに、Z3の幌後部は雨漏りに対する信頼性が低く、

現に雨漏りの痕跡が見られる車両が非常に多いのですが、

なぜか、車内が水浸しになるとかそういうトラブルはあまり聞いたことがありません。

もしかして、漏れたとしてもいい感じにどこかを通って、外に排水される構造になっているのでしょうか。

参考までに、トランクが水没という症状の場合は、

ハイマウントストップランプのシーリングが怪しいと睨んでおります、最近は。

 

で、出来上がり。

黒の幌をGermanA5のボルドーに張り替えました。

GermanA5生地は車種によってはやたらと高いのですが、

Z3に使用する場合には、なぜか比較的リーズナブルな価格で提供してくれます。

Germanだけに、ドイツ車限定縛りみたいなのがあるのでしょうか?(といってもZ3はアメリカ製)

メーカーの価格設定は全体的に今ひとつ謎です。

単純な幌がやけに高かったり、逆に複雑で大きな幌が安かったり・・・・

 

前期の型はお尻がスッキリしてていいですね。

後期型だと、リアフェンダーの上部辺りがグォッと盛り上がっています。

マイナーチェンジでわざわざ鉄板部分までいじってくるとは、なかなか気合が入っております。

 

以上、終わり。

 

ちなみにゴールデンウィークはいたりいなかったり。

 

それでは、また。

2016年04月24日

こんばんは。

先週は非常に忙しかった・・・その分ネタもいっぱい溜まりました。

 

まずこちらはアルファロメオ・スパイダー。

幌が縮んでしまっているのか何なのか、どう頑張っても閉めることが出来ない状態です。

 

それを解消しようとしたのか、後端部に布を継ぎ足した形跡があります。

それでもやっぱり閉まりませんが。

 

フロントウェザーストリップはリテーナーが錆びまくりで再利用は不可能。

たいてい錆びているので、部品はストックしてあります。

新品交換にて対応させていただきました。

 

幌を全部剥がして骨組だけにしたら何とか閉まりましたが、

骨組が大きくねじれていて左右で全然寸法が違います。

このように補修した形跡が何箇所かありました。

きっと過去に何かがあったのでしょう。

 

ここのボルトもオリジナルとは違います。

 

こちらは右側の写真。

窓ガラスと骨組の隙間にご注目。

上に行くほど隙間が狭くなっていて、一番狭い部分では数ミリ程度のクリアランスです。

 

こちらは左側。

右側とは逆で、上に行くほど隙間が広がっております。

広いところで3cmくらいはあるかもしれません。

出来る限り骨組の調整を試みましたが、もはや調整出来る限度を超えていたので、

そのまま現物合わせで張っていきます。

 

で、出来上がり。

見た目上はきちんと仕上がりました。

 

ガラスの隙間も・・・

右側。

 

左側。

概ね、左右で違和感がないように張れました。

が、しかし、中から見ると左右で骨組の位置が全然違います。

このような古い車種の場合、骨組の位置をある程度無視して調整することが出来るのです。

元から車体も幌もガラスもあまり精度が出ていませんから、

いい意味で「誤魔化しの効く」構造になっているのかもしれません。

それでもまぁ、いい感じに誤魔化すにはある程度経験が必要になってくると思います。

 

こちらはS2000のレインレール装着部分。

雨漏りをコーキングで無理矢理直そうとした感じ?

除去を試みましたがかなり強力にくっついており、

無理に取ろうとすると塗装を痛めてしまいますので、最低限の除去で済ませました。

 

レインレール側もガッツリでちっとも取れません。

もちろん、このあときちんと止水処理をやり直しまして、

雨漏りは無い状態になっております。

 

こちらはMR-Sの骨組。

錆でガッツリ折れてます。

これは始めて見るケースですね。

 

内部は中空になっています。

 

この棒がちょうど中に入りそう。

正体は、S2000前期の幌にくっついている、グラスファイバーの棒です。

グラスファイバーなので適度な弾力と強度があり、補修にはもってこいです。

 

中に突っ込んで接着剤で固めて・・・・

 

テープでぐるぐる巻きにして応急処置完了。

時間がないので錆の処置まではしておりませんが、

雨漏りが錆発生の原因だと思いますので、幌交換後はもうあまり悪化することはないと思います。

もしダメでしたら、部品交換をしてくださいませ。

私に出来るのはここまでです。

というかこの折れたバー、あってもなくてもあまり変わらないような、

実に微妙なポジションなんですよね。

 

こちらはボルボC70のヘッドライナー交換。

幌も張り替えましたので、ついでに交換する分には比較的楽に出来ます。

それでもまぁ、調整に結構時間がかかりますが。

 

C70のリアシートは、左右に照明が付いていたり・・・

 

パワーウィンドウのスイッチが付いていたり、

後ろに座る人のこともきちんと考えた設計になっております。

他の4人乗りオープンでは、スペースこそそこそこ確保されていても、

こういった装備は省略されていることがほとんどです。

北欧らしい、快適な空間デザインといったところでしょうか。

 

こちらはサイドに貼ってあるラベル。

何が書いてあるのかなと思ったら・・・

 

エアバッグは消耗品なので、2013年までに交換してね、的なことが書いてありました。

実際わざわざ交換する人もなかなかいないかもしれませんが、

見過ごされがちなエアバッグの使用期限をきちんと明示している辺り、

さすが安全性を重視するボルボらしいなという感じです。

 

 

BMW・3シリーズカブリオレ(E36)は、

赤のボディにグリーンの幌の組み合わせ。

ちょっと派手じゃないかと思いましたが、張って見ると意外とそうでもないですね。

これから色々レストアするようですので、もしかしたらボディカラーも変更されるのかもしれません。

 

 

こっちはNCのレインレール。

初期のタイプはこのような継ぎ接ぎがあるレインレールが使われています。

 

経年劣化で変形してしまい、一部は大きく剥がれてしまっています。

以前は色々補修してとりあえず再利用していたのですが、

さらにこの先数年後のことを考えるとあまり好ましくないように思いますので、

今後は全て新品交換対応とさせていただきます。

15,000円くらい部品代が別途かかりますが、何卒ご了承くださいませ。

 

こちらは改良型レインレールとの比較。

ご覧の通り、改良型は樹脂の一体成型となっており、信頼性が大きく向上しております。

というか、初期型はなぜこんな手作りチックな作りになっているのでしょう。

発売直前に欠陥に気付いて、間に合わせで補修した感じ?

 

こちらは店長のA4カブリオレ。

嫁さんが出先でオープンにしようとしたところ途中で動かなくなってしまったとのことで、

急遽救出に向かい、とりあえず手動で閉めて戻ってまいりました。

普通の人は手動で閉める方法すら分からないでしょうから、かなり焦るでしょう。

こういうトラブルがあると、余程の物好き以外はオープンカーを敬遠してしまいますよね。

電動幌の場合、車両の説明書に緊急時の開閉方法が書いてありますので、

オープンカー乗りの心得として、一度目を通しておくとよろしいかと思います。

 

で、原因を探ると、どうもフロントロックが正しく動いていない。

ただし、ウィーンという音はするので、モーターはきちんと回っている模様。

空回りしている感じ?

 

理由は結構単純でした。

モーターを固定しているボルトが緩んで、モーターのギアが噛み合っていませんでした。

 

この真ん中のくぼみにあるのがギアです。

ちなみに手動開閉時には、

この真ん中の軸を押し込んでギアの噛み合いを外してから回す、という動作になりますので、

専用のレバーハンドル以外では回すことが出来ません。

 

緩まないようにロックタイトで固定して完了。

無事動くようになりました。

部品交換の必要がなくてよかったです。

 

ちなみに、途中で止まってしまった原因としては、

フロントロックを解除し、幌が動き出したまではよかったのですが、

途中で「ロックの爪を再度ロック状態にする=爪を引っ込める」という動作がありまして、

この段階でギアが抜けてしまったため、爪が出たままになってしまい、

爪が出たままでは幌が格納できないので動作を停止した、とうことなのであります。

いやぁ、調べれば調べるほど複雑な動きをしますねぇ実に。

 

さて、こちらは長らく放置していたモール磨き。

お客さんから「あ、店長、まだ磨いてない!」と鋭いご指摘を頂きましたので、

岩のように重たい腰を上げて、えっちらほっちら磨きます。

ああ、自分の車は本当にめんどくさい。

ちっともやる気がしません。

医者の不養生 車屋バージョン。

 

磨く前。

鮫肌みたいに、実に汚い感じになっております。

 

で、磨き完了。

確かにモールはちゃんと綺麗になりましたが、

車両の印象が大きく変わるかというと、なんだか思ったほどではない・・・・・

なんだろう、頑張ったのにあまり達成感がない。

というか、まだサイドとリアは磨いていないので、達成感もへったくれもないのですが。

全部磨き終わるのはいつになるのか。

いや、いつになっても終わらないかも。

相変わらず磨いてないことに気付いた方は、厳しくご指摘ください。

ケツをひっぱたけばいくらか動くかもしれません。

 

それでは、また。

2016年04月17日

こんばんは。

 

今日はカラフルな面々が揃いました。

ちなみに、黄色ばっかりやたらと虫が寄ってきます。

赤は全然そんなことないですね。

 

 

で、この日の作業は黄色のS2000。

ある日突然破れていたそうで原因は不明ですが、

縫い合わせてもなお広く隙間が空いていることから、元々劣化でかなり縮んでいたことが伺えます。

破れようが破れまいがもう寿命を迎えていますから、張り替えてスッキリしましょう。

 

釣り糸だそうです。

粘着テープで済ませないあたりに、オーナーさんの愛情が伺えます。

ところで、外科医さんはなぜ一針ずつ縫うのでしょうかね?

素人考えだと、このように一気に連続して縫ってしまえば楽そうに思えますが。

本革巻ステアリングの職人さんが外科医になったらすごく上手そう。

あえて手術跡を残していくスタイル。

ステッチカラーも選択可能。

 

スクリーンも真っ黒け。

どうしたのかと思ったら、割れを直すために市販の粘着フィルムを貼ったんだそうです。

普通の幌用スクリーンは曇ったり割れたりはするものの、ここまで変色することはありませんので、

やはりそれなりに屋外用として強い対候性を持っているんだなぁと実感しました。

 

で、作業完了。

ちゃんとした写真は撮っていないのですが、ダークブルーの幌で張り替えました。

ちなみに奥の赤いBMW(E36)の幌はグリーンです。

やたらカラフルな車両が集結した1日でした。

 

それでは、また。

2016年04月15日

こんばんは。

 

まずはジャガー・XJSの御紹介。

這うように低く、そして長ーいスタイリングが特徴的。

いかにも英国紳士然としたデザインで、古きよきジャガーの趣が感じられます。

最近のジャガーは非常にスタイリッシュかつスポーティーに生まれ変わり、

商業的にはなかなか上手くいっているようですが、

ジャガーと言ったらやはりこういう伝統的なスタイルを想像される方も多いのではないでしょうか。

 

ロングノーズ・ショートデッキならぬ、ロングノーズ・ロングデッキ。

おかげでトランク容量はバッチリで、実用性も十分です。

なお、こちらのリアガラスはXKと同じく、ガラス用コーキングによる接着タイプ。

ちょっと・・・・面倒です。

 

それにしても、インド資本の入ったジャガー・ランドローバー、

それから中国資本の入ったボルボ、

買収当時は賛否両論ありましたけども、

さすが投資目的で買収するだけあって、彼らは非常に商売が上手いですね。

伝統なんか知ったこっちゃない、

売れる車は一にも二にも、まず近代的でカッコよくなければならない、

ということをよく分かってらっしゃる。

優れたデザインに伝統のブランドがくっつけば、そりゃもう売れるに決まってます。

そもそも、ボルボは角張ってないと・・・とか、ジャガーは丸目じゃないと・・・とか言ってる人は、

新車出したって買ってくれませんから。

かくいう私も、ちょっと前のアウディは・・・とか言いながら、古いのばっかり乗ってます。

ええ、そりゃ余裕で新車が買えるご身分ならば、また意見も変わってくるでしょうけども。

 

一方こちらは、伝統のデザインなんてなんのその、

わが道を突き進みまくることこそが伝統、とでも言わんばかりのアルファ・スパイダー。

XJSと並ぶとその独自性がより際立ちます。

 

 

幌はStayfastのブリック。

中古車業者さんの在庫車両ですが、

アルファ・スパイダーを頻繁に扱うこともあり幌交換手順を学びたいと言うことで、

今回研修?のような感じで一緒に作業させていただきました。

さすが現役の整備士さんだけあって、作業がはかどるはかどる。

翌日までずれ込む覚悟で望んだのですが、夕方前には終わってしまいました。

(普段は基本的に作業の見学はお断りさせていただいておりますので、何卒ご了承ください)

 

ちなみに、作業が終わってさぁ帰ろうかというとき、

アクセルオフ時にそのままストンとエンストしてしまうというトラブルが発生したのですが、

そこはさすが手馴れたもので、ちゃちゃっと原因を特定し応急処置をほどこし、

颯爽と帰っていかれました。

やはり手馴れている人の仕事は見ていて気持ちがいいですね~。

 

 

さぁ、ここからは幌屋からモール磨き屋に転身。

車両は、当店初のオープンカーでない車、BMW・3シリーズ(E90)。

というか、よく考えたらそれもすごい。

オープンカーだけ相手にしてて商売が成り立つなんて。

みなさんのおかげです。

 

 

ほ~ら、ばっちり錆びてますよ。

市販の金属研磨剤でちょっとやそっと磨いたところで、ちっとも落ちません。

 

でも、秘密の研磨剤の手にかかれば、あっという間に!簡単に!綺麗に、、、、ならない。

 

なんだか、ニュービートルの時とはだいぶ様子が違います。

車両の違いによるものか、あるいは劣化の度合いによるものか・・・。

 

ごめんなさいしてそのまま返そうかとも思いましたが、

諦めず試行錯誤しているうちに段々力加減が分かってきて、無事なんとか綺麗になりました。

 

 

ほれ、ピカピカじゃー。

 

アルミらしい、いぶし銀な感じが維持されているのがまたいいでしょう。

それにしても、ここの窓枠のデザイン、地味ながらもBMWの伝統ですよね。

キドニーグリルはもちろんのこと、内装デザインもたいてい一目でBMWと分かるものが採用されます。

ベンツなんかは、割と節操なくデザインテイストをコロコロ変えてきますけどね。

まぁ、どんなデザインでも、でっかいグリルにドーンと例のマークを付けとけば、大抵ベンツになります。

それこそがベンツのアイデンティティ。

 

 

手磨きなので、こういう立体的な部分もお手の物。

 

 

が、しかし、ミラーの付け根など、物理的に指が入らないような部分はやや磨きが甘くなります。

まぁミラーを外せば磨けるかもしれませんが、

そこまでやるとさすがに手間がかかりすぎるので、どうかご理解いただければと思います。

 

で、何台かやってみて、手間と材料費を考えて出してみた基本料金がこちら。

 

窓下のみ(ニュービートルなど)・・・18,000円

窓上下(セダン系)・・・27,000円

窓上下(ワゴン系)・・・32,000円

窓上下+ルーフレール付  42,000円

 

その他、SUVなど大きな車や、

A4カブリオレのようなAピラーにもモールがあるような車、

サビがひどい車など、詳細はその都度見積もりさせていただきます。

簡単なものなら半日仕事、手間がかかると1日仕事といった感じでしょうか。

 

現状幌の仕事で精一杯であまり余裕も無いので、

とりあえず当面は空いた時間にじっくり作業させていただければと思います。

興味がありましたら、ぜひご相談くださいませ。

 

それでは、また。

2016年04月10日

こんばんは。

今回は以前張り替えさせていただいた幌の調整です。

 

こちらは張った直後に撮った写真です。

時は西暦2014年12月。

 

いつもの通り、張った直後は超パンパンです。

「閉められなくなっちゃうといけないので、しばらく開けないでくださいね」と伝えるほど。

 

それから1年と4ヶ月・・・

なぜか、超ダルンダルンに弛んでしまいました。

特に前半部分が顕著で、走行時に風でばたつくほどの弛み具合です。

ちなみに生地はStayfastよりも分厚いTwillfastRPCです。

2009年に張った私のロードスター(Stayfast)では気になるほどの弛みは出ておりません。

今回一緒に来られた同じくStayfastのオーナーさんもたるみは大丈夫。

TwillfastRPCは吸音性能が売りでややフンワリ気味なので伸びやすいのか?

しかし、他の方からは特にこういった報告は入っておりません。

まぁ、原因は分からないけど、ちゃちゃっと調整しちゃいましょう。

 

後部は弛んでいませんしそもそも調整が難しいので、前端部を詰めることで調整していきます。

 

端部のプラスチックプレートがあると調整しにくいので取り去ってしまいます。

 

前端部を引っ張って巻き込み、Wクリップで仮止めしながら調整していきます。

ちなみに巻き込んだ部分は両面テープで貼りつけてあります。

2014年に作業したときも両面テープを使用しましたが、

今回剥がそうとしたところ、ものすっごく強力に貼りついていて、

両面テープの高い接着強度を体感することができました。

最初貼り付けたときはそうでもないのですが、あとからガンガン強度が出てくるんですよね。

なかなか侮れませんよ、両面テープ。

 

はい、だいたい1cm弱くらいですかね、詰めることにしました。

 

はみ出た部分はカット。

 

ロックも緩めに設定してあったので、調整します。

ロック爪の真ん中にある六角ボルト?部分をくるくる回すことで調整が出来ます。

これはなかなか、よく出来た調整機構ですよ。

NA/NBロードスターとMR-Sに採用されています。

 

はい、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、シワがなくなり綺麗になりました。

あんまり張りすぎてまた伸びてもいけないので、ほどほどのところで抑えています。

 

それと、骨の位置も後ろ過ぎるので調整。

幌前後の継ぎ目よりも後ろに来てしまっているのがわかりますでしょうか?

もちろん、2014年の作業時にはベストな位置に設定してあったのですが・・・。

 

リヤのストラップは調整式になっているので簡単に調整できます。

この機構は当店オリジナル、と思っていたのですが、

仲間の幌屋さんの情報によると、最近は結構他もやっているとか。

まぁ、いいものはみんなで広めていきましょう。

 

デメリットは・・・ロードスターの場合、外側にバックルのシルエットがほんのり浮き出ます。

しかし、今回ほどではないにしてもやはり幌布は非常によく伸びますので、

調整が可能だということのメリットは大きいと思います。

 

はい、わかりにくいですが、少し前に動かしました。

幌の縫い目にちょうど重なるように調整したのですが、

布に調整前のクセがついてしまっているので、ガラス上部が少々膨らんでしまっています。

まぁ、そのうち戻るでしょう、たぶん。

 

というわけで、無事調整完了。

この程度のことはちゃちゃっと対応出来ますので、たるみが気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

なお、今回はお仲間と3台で来られましたので、

まだ張替えがお済でないオーナーさんに、

謝恩セール(という名の在庫処分)特別限定カラーの幌をご案内させていただきました。

 

それがこれだ!

鮮やかな蛍光オレンジが人目を引きまくるスペシャルカラー。

道行く人々の誰もが振り向き、後ろ指を差されること間違いなし。

ビビッド&エキセントリックなカラーで強烈な個性を演出してみませんか?

 

オープンで走るのはなんとなく気恥ずかしくて・・・というシャイボーイ(ガール)にもオススメ。

なぜなら、閉じているほうがよっぽど目立つので、これはもう、開けずにはいられない。

もちろん、閉じて走れば、人目を気にしない鋼のメンタルを身につける鍛錬にもなります。

 

というわけで、基本的には受け狙い的なカラーになるかと思いますが、

もしかしたら我々色彩庶民が考え及びもしないような素晴らしいコーディネートで

華麗に着こなしてくれる猛者が全国に一人や二人いるかもしれません。

今ならまだ軽井沢ミーティングにも間に合います。

我こそは、と思う方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ネタにしたいので、当店での取り付け限定です。

通常価格工賃込み111,400円のところ、スペシャルプライス77,777円でのご案内。

(ちなみに、ほんのちょこっと輸送時の擦れがありますのでアウトレット扱いとなります)

たくさんのオファー、お待ちしております。

 

勇者が現れ、募集は終了いたしました。

結果をお楽しみに。

 

それでは、また。

2016年04月07日

こんばんは。

 

まずはアウディTTロードスターの御紹介。

 

レインレール部分が脱落してしまっています。

本来は矢印の内側に貼り付けてあるのですが、

接着力が弱いので経年劣化で落ちてしまっていることが多いです。

 

接着剤や両面テープで付けてもどうせまた落ちてしまうので、

リベットを打ってガッチリ固定しておきました。

 

それと、幌を閉めた状態でもソフトトップ警告灯が点灯しっぱなしなので、原因を探ります。

 

ここのプレートが幌のロックを感知するセンサーになっています。

 

ロックの爪の先っぽが先ほどのスイッチを押すことで、幌が完全に閉まったと判断されます。

 

どうも押し具合が少し足りないようなので、プレートにプラ板を貼り付けて感度を調整。

 

無事消えました。

 

で、完成。

生地はTwillfast IIのブラウン。

 

こちらの車両は一度全塗装してあるそうで、大変きれいな状態でした。

こんなに綺麗になるなら、うちのロードスターもいつか塗ってもらおうか。

ちなみに奥に写っているのは通りすがりの我が家のA4。

 

こちらは毎度おなじみMR-Sの排水口詰まり。

私が水を注いだわけではなく、最初から溜まっていました。

つまり、時間が経ってもほとんど流れない状態。

 

今回詰まっていたのは、幌から剥がれ落ちたマジックテープ。

その他、葉っぱやレシートなどが詰まっていることが多いですね。

手を突っ込めば排水口に届きますので、たまには掃除してあげましょう。

 

今回はホワイトのボディにブリックの幌の組み合わせ。

さわやかでいい感じです。

 

こちらはとあるロードスターの内装を外したところ。

走行中に喫煙をすると、このように大量の灰が内装の奥まで入り込みます。

まぁ、それはなんとなくわかるのですが・・・

 

今回はなぜか吸殻まで。

いったいどうやって入り込んだのか、皆目検討もつきません。

ちなみに、彼が乗っているのは燃料ポンプのフタの上です。

火の用心。

 

それでは、また。

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