店長日記

319

こんばんは、どうもご無沙汰しております。

日記じゃなくて月記です、相変わらず。

 

はい、というわけで、まずはこちら。

マーチカブリオレですね。

今まで全然やっていなかったのですが、今年に入ってからはもう3台目です。

やはり実績が出来ると依頼も入ってきますね。

 

TwillfastIIだか、RPCだか、どっちだったか記憶があいまいですが、

適度な光沢感のある非常に美しい仕上がりになりました。

もう作業もすっかり慣れまして、お手の物です。

 

こちらは、マーチベースの、光岡・ビュートのカブリオレです。

ちょうどボディカラーも同じでしょうかね?

バンパーとテールランプが専用品に交換されております。

 

ちなみにうちの母親も2代目ビュートを新車で買って一時期乗っていたのですが、

田舎なので目立ちすぎる、どこに行っても監視されている気分、

とのことで、すぐに売り払ってしまいました。

そんな感じのコミュニティですから、

もし私なんかが実家に戻ったら、

高橋さんとこのバカ息子がまたなんだか派手なオープンカー乗り回してるわ!

と、後ろ指刺されること間違いなしです。

 

サラリーマンの時もそうだったのですよ、

なんか高橋君はオープンカーに乗ってる、外車に乗ってる、と言われるのが嫌で嫌で。

いやぁ、中古なんで安いんですよ、過走行なんですよ、といちいち言い訳してましたね。

今はだれに何を言われようとお構いなし、好きな車に乗れて非常に快適です。

 

はい、話がそれましたが、お次もまた日産。

なんと珍しい、シルビア(S13)のコンバーチブルでございます。

私も実車は初めて見ましたね。

果たして日本にあと何台残っているのやら。

 

こちらの車両は日本国内専売車両でアメリカには輸出されていないのですが、

アメリカの幌メーカーが日本向けにわざわざ作ってくれています。

しかもフィッティングもなかなか良好。

感謝感謝ですね。

 

ちなみにオーナーさんは、新車からずーっと乗られております。

今でも人気の高いS13なのでエンジンや足回りの部品は豊富にあるのですが、

幌やその他ウェザーストリップ類はやはりもう供給されていないようで、

これからどう維持していくか、頭の痛いところです。

とはいえ、比較的大物の幌の供給が確保できましたので、

とりあえずは一安心といったところです。

 

続いてこちらはホンダ・ビートです。

リアスクリーンをガラスに変更しています。

生地はStayfastのタン。

シワが入りやすいと言われるビートの幌ですが、

なかなか綺麗に張れたのではないかと思います。

 

こちらはロードスターのVRリミテッド・コンビネーションBです。

最初そうとは知らずに購入したオーナーさん、買ってから限定車であったことに気付かれまして、

幌もオリジナルに近いものに戻したい、ということで、グリーンの幌を選択。

純正と比べると少々青みがかったくすんだ感じの色になりますが、

なかなか渋くていいのではないかと思います。

前はグリーンも何種類かあったのですが、今はこの一色のみになってしまいました。

それにしてもボディがピッカピカですね。

カメラを構える私やゴミ袋までバッチリ映り込んでしまいまして、いやはやお恥ずかしい限りです。

 

続いてこちらはNCロードスター、ROBBINS社製の製品です。

色はStayfastのダークブルー。

非常に爽やかでいい感じですね。

 

こちらもROBBINS社製で色はボルドー。

ボディカラーがシャンパンゴールドっぽい感じになっておりまして、

とてもよく似合っていると思います。

 

ROBBINS社製のNC幌は、ガラスの納まりが非常にすっきりしております。

その他のディテールも含め非常に気に入ったので、

NC用の幌は今後ROBBINS社製に切り替えていきたいと思います。

NA、NB、NC、MR-SはROBBINS社製、

S2000、フェアレディZあたりはE-Z ON 社製で進めてまいります。

 

えー、で、こちらもROBBINS社製ですね。

MINI(R57)のコンバーチブルで、生地はTwillfastIIのブラウンです。

元々のホットチョコレートと比べると暗くなりましたが、

とても落ち着いた感じに仕上がっていると思います。

 

幌交換動機はリアガラスの剥離、作っているのは毎度おなじみ、、、

カルマン社でございます。

この年式でも相変わらず懲りないカルマン社。

もう、ガラス剥離の悲鳴は十分すぎるほど届いているはずの年式なのに。

わざと一定年数経過後に剥がれるようにしているとしか思えないクオリティ。

カルマンタイマーと名付けたいと思います。

アダマンタイマイみたいですね。

 

 

こっちも純正はカルマン製の1シリーズカブリオレ。

GermanA5のブラックシルバー、BMWが言うところのアンソラジットです。

 

 

幌交換時は、せっかくなので純正色とは違うカラーに・・・という方が多いのですが、

BMWの場合はどうしてもこの特徴的なアンソラジットカラーを再び選択したくなってしまいますね。

 

そして、見よ、この箱を。

そこはかとなく漂う、高貴な雰囲気、これはもしや・・・

 

そう、フェラーリ様の純正部品なのでございました。

フェラーリ本体が買えなくなって、こうして純正部品は割と気軽に買うことが出来るのです!

まぁ、もちろん私のではありませんが、

箱だけでもなんだかいいものをゲットしたような気にさせてくれるフェラーリ様。

ありがたやありがたや。

あれですね、ブランド物の紙袋をぶら下げている、あの感じ。

 

そんで、こちらは建築中の新事務所。

建物のほうはほぼ完成してまいりました。

黄色が好きなので庇の鉄骨は黄色で塗ってもらっております。

このあと外構を仕上げて、今月中に終わるかなぁ、どうだろう。

 

中は、屋根の一部をポリカーボネート板にしてもらったのですがね、

シャッターを全部閉めているというのにものすごい明るさです。

昼間は全く照明不要ですね。

冬はきっとぽかぽかでしょう。

夏は干からびた店長が発見されるかもしれません。

 

南無。

どうもこんばんは。

温かくなってきたせいか、幌交換依頼がだいぶ増えてまいりました。

色々作業させて頂きましたので、いくつか紹介いたします。

 

まずこちらは911カブリオレ(997型)

 

開閉不良であちこち傷んでいたので交換させていただきました。

 

同じ997でも、後期になると幌の細かい部分がちょこちょこと変更されています。

一番大きいのが、幌布の挟まりを防ぐこのバーでしょうかね。

が、しかし、このバーも想定した通りには機能しなかったようで、結局穴が開いてしまっておりました。

最近の幌は複雑すぎるのですよ、ホント。

 

こちらは986ボクスター。

開閉動作中に高負荷がかかるとギア飛びを起こしてしまうので点検。

駆動部カバーの固定ネジが全て緩んで浮いており、ギアがほとんどかみ合っていませんでした。

逆にこれでよく今まで動いていたなぁと感心します。

 

ネジをすべて締め直し、緩まないようにロックタイトで固定しておきました。

 

こちらはNAロードスター。

Twillgrainというビニル生地なのですが、

パッと見クロス生地??と思うほど質感が高く、

しかもビニルとは思えないほど柔軟性があり、とても素晴らしい生地でした。

今度からビニル生地はこれを推していきましょう。

在庫も置いてますのでお気軽にご相談ください。

 

こちらはStayfastのダークベージュ。

タン系よりも彩度が低く、落ち着いた印象です。

 

こちらは新しく導入したROBBINS社製のワンピース幌。

初めての取り付けでしたが、フィッティングはとても良好でした。

これならDIYでも比較的容易に取付できるかもしれません。

ただし、ROBBINS社製の幌は、どれもだいたい張りが非常に強めですね。

慣れていないと、生地が伸びるまでは閉めることすらままならないかもしれません。

 

従来のE-Z ON AUTO TOPS社製と比較しますと、

幌上部の左右に継ぎ目(デッキシーム)がなく、端から端まで一枚の生地ですっきりと仕上がっております。

 

継ぎ目があるとですね、どうしてもその部分に擦れが集中しまして、

 

こういう傷み方をするわけですね。

ですので、一枚の布で出来ているほうが耐久性が高い、かもしれません。

今後の経過を見守ってまいりましょう。

 

何より私が気に入ったのは、このガラスの納まり。

幌布にガラスをすぽっと嵌め込んだような納まりになっており、

布とガラスがほぼフラットになっているのです。

この納まりはCLKカブリオレなどにも採用されておりまして、

幌ガラスの固定方法としては、最も上質な納まりだと思っております。

 

こちらもROBBINS社製、車種はMR-Sです。

ロードスターと同じく、フィッティングはなかなか良好なようです。

ただ、E-Z ON社製と比べるとだいぶ高いんですよねぇ。

もっと安けりゃこっちに変更してもいいのですが、もう少し検討して参りたいと思います。

 

こちらはZ33用のROBBINS社製幌。

こちらもフィッティングは良好ですが、少々張りが強すぎて、伸びるまで時間がかかりそうです。

これは、E-Z ON社製でいいかなぁ、価格も安いし。

 

こちらはE-Z ON社製。

少々調整にコツがいりますが、ちゃんと手間をかければきれいに張れます。

 

続いてフィアットグループ。

こちらはバルケッタ。

グリーンの幌がとてもよく似合っております。

 

こちらはアルファのスパイダー。

オーナーさんは同車種を2台お持ちで、こちらは普段使い用なんだそうです。

いいですね、やはり車はガンガン乗らないと。

 

このアルファにはよくある症状ですが、フロントウェザーストリップのリテーナーがボロボロに錆びてしまっておりました。

 

たまたま在庫を一つ持っていたので新品交換。

 

こちらは先日紹介したベントレー。

 

ポテンショメーターとマイクロスイッチを交換して無事動くようになったので、納車させていただきました。

 

このポテンショメーターとやらがどんな動きをしているのか気になったので分解していきます。

まぁ、単純に言えば、角度検出センサーなわけですが・・・

 

内部には何やら電子部品が入っておりまして、

 

取り出して、

 

さらに分解。

どうも、スイッチ的な検出ではなく、回転によって抵抗値を変化させ、

そこに流れる電圧の変化を測定して角度を検出する、といった装置のようでした。

スイッチ式と違って細かい角度の検出が可能ですが、

その分トラブルが発生しやすいのかなという印象です。

おかしな電圧を測定するとコンピュータがエラーと判断して動作を停止してしまいます。

 

★追伸★

結局その後も度々エラーで止まったりして原因不明です。

今まで何台か見てきましたが、この車種を完全に動作させるのは今のところ困難です。

 

 

こちらはとあるZ3のリアシーリングフレームという部品。

 

過去に例を見ないほどバッキバキに割れてしまっております。

素材自体の劣化もあるのですが、、、

 

誰かが雨漏りをその場しのぎで直すためにコーキングを打ってしまっていたのです。

ですから幌とガッチリくっ付いてしまい、外す段階でバッキバキに割れてしまいました。

しかも、ここまでやっても雨漏りは直っていなかったという・・・。

 

こんな状態ではありましたが、コーキングを除去して割れた部品をかき集めて全てつなぎなおし、

止水処理もバッチリやり直して、きちんと雨漏りしない状態に仕上げさせていただきました。

ここの部品は幌とボディの間に挟まっているだけですので、

割れていたとしてもちゃんと隙間なく補修してあれば特に問題はないのです。

新品に交換してもいいのですが、結構高いし納期もだいぶかかりますので、

再生できる限りはこのように今回のように再生して使用させていただきます。

というか、こんなに割れまくりなことは、通常ほとんどありません。

 

以上です。

それでは、また。

こんばんは。

こまめに日記を書こうと毎度思いつつ、

今回もまとめて大型更新です。

 

えー、まずはこちら、ベントレー・コンチネンタルGTCでおなじみの、ちぎれてしまうケーブル。

絶対に切れないように、金属ワイヤーで作ったろか、という発想に至ったのであります。

というわけでこちらは試作第一号。

 

これをですね、このように、リベット、スペーサー、ワッシャーを組み合わせてですね、

 

このように留めるわけです。

が、試作第一号は頭がデカすぎて骨組みに干渉し、あえなく撃沈。

 

試作二号機はコンパクトヘッドに変更。

今度は干渉しなくなりましたが、

ケーブルが切れなくなった代わりにリベットが根本からブチ折れるというまさかの結果に。

どんだけ無理な力が掛かっているのでしょう。

ナイロンのベルトなんかで耐えられるわけがありません。

 

で、結局はですね、ゴムバンドの補助がないといけないわけです。

純正状態では、この幅広ベルトの先にゴムバンドが付いていて、それで骨組の動きを補助しております。

このゴムバンドが伸びてしまっていて機能しておりませんので、

補助のゴムバンドを追加します。

 

で、一応出来上がり。

が、しかし、結局開閉の途中で止まってしまいます。

ゴムバンドの部分は乗り越えるのですが、

そのあとの段階で、どこも引っかかっていないのにピタッと止まってしまいます。

どうもセンサーが悪いようですので、センサーを注文して現在入荷待ちです。

ディーラーさんで注文すると恐ろしく高いのですが、

イギリスから直輸入すると意外と、というかすごく安いです。

系列会社のアウディなんかと変わらないような金額で入荷します。

その代わり、時間がかかりますが。

 

悪名高きフェラーリ様だって、海外から入れたらびっくりするほど安い。

たとえばこのエンジンフードのガラス、割ってしまったら恐ろしいですね、

果たしていくらするのでしょう・・・・

なんと、たったの26,000円です。

純正で、ですよ。

もちろん、送料は別途かかりますが、それにしても安い。

軽の窓ガラス5万円です、と言われても、ほう、そうか~という感じなのに、

フェラーリのガラスが26,000円とか、スーパーバーゲンプライスですよね。

 

こちらはS2000。

珍しいグレーの幌、GermanA5のオリオングレーです。

付ける前はちょっと明るすぎないかなと思いましたが、付けてみるとなかなかいい感じですね。

 

こっちは黄色のボクスターにブラック。

派手な色にはあえてブラック!

ビシっと締まります。

 

こちらもブラック。

 

こちらはメルセデスベンツのR129。

今回もGermanA5で生地が固いためとても大変でした。

 

リアスクリーン上部の小さいゴムモールみたいなのも奇麗に剥がせたので移植しておきました。

何の意味があるのかよく分かりませんが、スポイラー的なものなのでしょうかねぇ。

車両によっては接着剤でガッチリくっついてしまっていてきれいに剥がせない場合もありますが、

綺麗に剥がせれば今回のように移植することが可能です。

 

こちらはシトロエンC3プルリエル。

なんていうんですか、こういうの。

えーと、なんでしょう。

 

可動部のスライドパーツが折れてきちんと閉まらなくなってしまったので交換します。

 

こちらは開閉のためのケーブル。

左はこんな感じですが・・・

 

右はこんな感じ。

この2本の長さは同期していて常に一緒でないといけないのですが、

過負荷でコマ飛びをおこしてずれてしまっています。

 

このギアと、相手側のケーブルがですね、もうすっかり摩耗してしまっていて、

少し負荷がかかるとすぐにコマ飛びして左右がずれてしまいます。

というわけで、とりあえず閉めることは出来るようになりましたが、

完全に開閉できるようにするためには、

こちらのギア、ケーブル、その他諸々、相当な費用がかかりそうです。

とりあえずちゃんと閉まって雨は凌げるようになりましたので、一旦納車させていただきました。

 

こちらはBMW・Z3。

純正品の持ち込みで交換させていただきました。

リアスクリーンの養生はさすが純正。

安心して作業できますね。

フィッティングも純正品なら一発でバッチリ!!!

と思いましたが・・・

 

意外とシワが入ります。

 

こことかも。

ということで、微調整してシワをのばしていきます。

 

こちらの車両は前期型なので、ブチル地獄との格闘です。

後期の場合はブチルの量が少なく粘度も低めで、だいぶ簡単に除去することが出来ます。

前期だけ工賃値上げしようか・・・

2時間くらい余計にかかる印象です。

 

こちらはなんだ。

ウィング車ででっかいのが届きました。

 

中身は幌です。

 

そう、ROBBINS社製幌の取り扱いを始めました。

フィッティングを確認しながら、一部車両はROBBINS社製へ置き換えてまいりたいと思います。

とりあえず第一弾として、NA/NBロードスター用幌は順次ROBBINS社製へ切り替え中。

サイトのほうから注文可能ですので是非ご検討ください。

別に、全てROBBINS社製がいいということではありません。

価格とクオリティを考慮しながら、それぞれの車種ごとにどのメーカーがいいか決めていきます。

 

こっちは新店舗の進捗状況。

4台の車両をシャッター付きガレージの中に収納することが可能です。

今日なんかは、フェラーリにロールスロイス、ベントレーにポルシェと高級車だらけでしたので、

やはりきちんとお預かりできる体制は必要不可欠化と思われます。

 

で、こちらはお預かり中のロールスロイス。

ちょっと開けてみたら・・・腐ってる。

 

元は木製のフレームがあったはずなのですがね、

雨漏りにより完全に腐って土に還ってしまっております。

というわけで、これではどうにも作業が進められないので、

木製フレームを追加注文し、そちらの入荷待ちです。

クッション材を包む布も半分腐ってしまっているし、どうしよう・・・

この先どうなるのやら、かなり、不安です。

 

というか、今回は長すぎました。

それでは、また。

なるべくこまめに更新します。

こんにちは。

ここ数日でだいぶ花粉が舞ってまいりました。

ちょっと温かくなってきたかと思うとすぐこれです。

 

さて、今回はまずはこちら。

当店初交換となるZ34フェアレディZ・ロードスターです。

 

あれ、この色はどこかで見たような・・・・

どこからどう見ても少し前に廃番になったダークルビーと同じなのですが、

一応こちらはダークチェリーという新色になります。

ボルドーはちょっと明るすぎて・・・・という方には朗報ですね。

ぜひご検討くださいませ。

 

Z34は幌の後部の高さがかなり抑えられているのが特徴的です。

よりクーペのルーフラインに近いスタイルを目指したのでしょう。

 

Z33だと、このように後部が割と急な角度でストンと落ちています。

 

Z33は東洋シート製の幌システムで動力は全て電気モーターでしたが、

Z34からはCTS社製の油圧式に変更されております。

CTSといえば、フェラーリやポルシェなどの幌システムでおなじみの企業です。

やたら凝った動きを採用する技術力の高いメーカーですが、その分開閉トラブルが多いのが玉にキズ。

こちらのZ34も例にもれず、途中で引っかかってしまってちゃんと開きません。

原因は、メーカーは変わっても結局Z33と同じで、ゴムバンドの伸び。

追加のゴムバンドで補強させていただきちゃんと開くようになりましたが、

また近いうちに伸びてしまうだろうと思われます。

定期的なゴムバンド交換が必要ですね。

 

こちらはベントレーコンチネンタルGTC。

こちらも開閉不良で以前ゴムバンドで対策させて頂いておりましたが、

またゴムバンドが伸びてきてしまったので再調整させていただきました。

元の設計に問題がある以上、このように定期的に交換していくしかないのが現状です。

 

こちらはメルセデス・ベンツのSL(R129)です。

 

サイドケーブルが切れてしまっておりましたので・・・

 

あらたに制作し、付け替えておきました。

 

生地はGermanA5のボルドーです。

純正と同じGerman Classicですと生地が伸びやすくだいぶ張りやすいのですが、

GermanA5の場合は厚みがありなかなか伸びないのでかなり苦労いたしました。

なんとか全力で引っ張って仕上げたものの、

少々不具合がありましたので、また後日調整させていただく予定です。

オーナーさん、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。

 

ちなみに、こちらの幌システムもCTS社製です。

例にもれず、幌後部が非常に凝った動きをいたします。

この車種は油圧シリンダーからのオイル漏れが比較的多いようですが、

まぁ年式を考えると仕方のないところですね。

また、リアスクリーンをかなりズリズリと擦りながら格納していくので、

幌屋からすると少々ヒヤヒヤいたします。

あぁ・・・せっかく張ったのにスクリーンにキズが・・・と。

しかも動きがバタン!バタン!とやたらと早いので、

あぁ・・・もうちょっと・・・ゆっくり・・・とこれまたヒヤヒヤします。

 

こちらは初登場のマーチカブリオレ。

 

マーチらしさを存分に発揮した丸っこいシルエットがかわいいですね。

このころのマーチはコンパクトカーの代名詞とも言えるほどの人気車種でしたが、

今ではすっかり影の薄い存在となってしまいました。

まぁ、トヨタのヴィッツもそうですが、

技術革新で新しい車種が次から次へ出てくるので、致し方ないところではありますね。

 

生地はStayfastのブラックです。

初めての施工でしたが、フィッティングはなかなか良好でした。

後ろがタッカー止めなので、少々調整は必要でしたが。

 

ちなみに、これは施工側の話しですが、

幌先端部を施工するのに、骨組を一度外さないといけないという、非常に珍しい構造となっておりました。

別に大したことではないのですが、今のところ私の中で確認されているのは世界中でマーチだけです。

この幌システムはどこ製なのでしょう。

車両制作は高田工業らしいですが、

幌のほうに関しては、ここだ!という特徴もなく、どこのものかよく分かりません。

 

こちらはボクスター。

紺のボディにTwillfastRPCのブルーです。

 

こちらも同じようなボディカラーですが、

ブラウンの幌もよく似合っておりますね。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回の日記は幌は全然関係ありません。

適当に読み飛ばしてください。

 

はい、まずはこちら。

オープンカー?じゃないですね。

ご要望の多かった代車ですが、このたびこちらの車をお貸しできるようになりました。

シトロエンのC4です。

私、このお尻のデザイン大好きなんですよ。

やけに素晴らしいデザインだなぁと思っていたら、

2006年のワールドカーデザイン オブ ザ イヤー受賞車でございました。

過走行気味のを安く買ってきたんですけどね、すっかり気に入ってしまいました。

気に入ってしまうと人に貸したくなくなってしまうのですが・・・

ちゃんと貸します、ご安心ください。

どうか大切に乗ってやってくださいまし。

 

で、こちらのC4、いくらシトロエンと言えども、

ゴルフやらなんやら群雄割拠のCセグメント市場に乗り込むにあたり、

いつまでも変態じみた機構ばかり採用しているわけにもいかなかったのか、

少々個性的なデザイン以外は至極まともな仕様のお車に仕上がっております。

 

シトロエンの代名詞、ハイドラクティブサスペンションもなく普通のバネサスですし、

エンジンだってBMWと共同開発の1.6リッターエンジンです。(MINIと一緒)

 

それでも、どこかしらちゃんとひねくれているのがシトロエン流。

微妙にニヤニヤ(イライラ?)させてくれます。

 

はい、まずは運転席を見てみましょう。

センターパッドに対して、ステアリングのスポークがなんか変な方向を向いていますね。

はい、これはセンターフィックスステアリングと申しまして、

エアバッグを含むセンターパッドは全く回転せず、

ステアリング部分だけがくるくる回る、という、凝った仕組みになっております。

これにより、まずエアバッグが理想的なカタチで展開されるというメリットがあるそうです。

 

あと、各種スイッチ類の位置が変わらないので、操作しやすい、とのことなのですが、

これはどちらかというと逆に操作しにくいですね、ハッキリいって。

直線を走っていてもステアリングは常に小刻みに動かしていますので、

ステアリングを握る手に対してスイッチの位置が安定せず非常に操作しにくいです。

それでも、人と違うことがやりたかった、という姿勢は評価したいと思います。

 

で、普通に座って見ているとですね、ハザードスイッチがどこにも見当たらないのです。

ナビ(これでも一応純正)を外しても、見当たらない。

 

実は、ステアリングの影に隠れております。

 

普通に座って見ると、矢印の裏あたりですね。

ステアリング、ウィンカーレバー、カーナビと3重の鉄壁ガードで隠されておりまして、

わざわざどこだどこだと探さないと見つかりません。

初見殺しです、これは。

ちなみに、左ハンドルでもハザードスイッチの位置は一緒ですので、

その場合は普通に見えると思われます。

右ハンドル化しても、スイッチ位置までは変更しなかったわけですね。

 

続いて、ボンネットオープナーはどこにあるのか?

普通は運転席足元辺りにあるものですが、どこをどう見てもまったく見当たりません。

 

じゃあ助手席側か?

イタフラ車あたりでは、右ハンドル化してもボンネットオープナーの位置までは移動せず、

結構左にそのまんまくっ付いている、ということがよくあります。

が、いくら探しても見当たらない。

グローブボックスの中にもないし、イスの横にもない。

マニュアルを見るのもしゃくなので必死に探します。

 

で、この発煙筒をどかしてみると・・・

 

あったーーーーーー!

ご丁寧にわざわざ裏に隠してありました。

なぜわざわざ隠すような付け方をするのか、

そこに意図があるのかどうかは不明ですが、

少なくともユニバーサルデザイン魂はこれっぽっちも感じません。

でも、やっと発見した時の達成感は格別です。

 

で、やっとこさボンネットを開けたものの、今度はボンネットを支えるバーが見当たらない。

(ちなみにボンネットのロックを解除するレバーは普通の位置にありました)

右側にもないし・・・

 

左側にもない。

 

と思ったら、そっちかい!

私はこっちに付いているのは初めて見ましたが、

これってメーカーによっては普通なのでしょうかね。

 

で、バーを引っ掛けるとこもちょっと分かりにくい。

でも、こういう変なとこを発見するたびにニヤニヤし、

なんとなく面白いものを手に入れたような気分にさせてしまう、

そういう車なのです、シトロエンは。

まぁ、そのように捉える人間は少数派かもしれませんが。

 

そして、極めつけ、というほどでもないのですが、

ここの蓋を開けると・・・

 

うん、灰皿ですね。

オッケー、どう見ても未使用です。

で、これを引っこ抜いてみたら・・・

 

なんと、裏からOBD(車両診断)コネクターが!

普通はだいたい運転席足元の上にあるんですけどね。

でも、逆にここだと場所さえ知っていれば、

いちいち運転席の足元覗き込まないでも簡単に接続できますので、

しょっちゅう繋いでいじくりたい人には好都合かもしれません。

繋ぎっぱなしで車両モニタを付けたい場合などには全くもって不向きですが。

 

はい、というわけで、我こそは代車が必要だ、というかたはどうぞ乗ってやってくださいまし。

ハザード位置だけは先に確認しておきましょうね。

 

はい、続いてこちら。

突然ですが、今度、店舗を移転します。

現在は自宅でやっていて、ずっと手狭だったのですがね。

借りるにしてもいい値段がするのですよ、事業用物件は。

ましてや車関係だと敷地内に車両がたくさん置けないといけませんからね。

そうなると月に20万、30万の家賃はアタリマエー。

おう、こりゃいいな、という物件は40万近かったりして。

 

というわけで、いいや、買っちゃえ、という結論に至ったわけです。

買っちゃえったって、もちろん現金では買えません。

自分で自分を追い込んだのです。

尻に火が付かないとやる気が出ない男なので。

尻からアフターバーナーが出そうですが、頑張りたいと思います。

まぁ、ダメならダメで、人に貸すなり売るなりしたらいいわけですので、

気楽にいきたいと思います。

 

自分で事務所を建てることになってからですね、

道を走っていていつも思うのであります。

あ~、あそこのなんてことない事務所ビルも、頑張って建てたんだなー!

みんなすげぇなー!頑張ってるなー、と。

街外れにポツンとある古びた鉄工所だって、実に立派なものです。

自分で建てて、きちんと何十年も回してきたわけですよ。

 

はい、というわけで、3月末くらいには完成するかなぁ、といった感じです。

場所は今のところから車で5分くらいです。

京葉道路沿いかつ国道16号線沿い、かつ県道沿いでして、

京葉道路 松ヶ丘インターを降りて1~2分です。

すぐ近くに大きい公園があったり、県立博物館があったり、

まぁそこで1日中暇が潰せるとは思えませんが、

代車もありますので、今までよりもだいぶ暇つぶしがしやすくなるのではないかとおもいます。

 

それでは、また。

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

はい、まず最初は昨年末に紹介させていただいた124スパイダー。

このように仕上がりましたのでございます。

生地はStayfastのボルドーです。

 

前回も言いましたが、このシルエットで4人乗りですからね、すごくないですか?

 

しかも、実質荷物置き場のようななんちゃってリヤシートではなく、

一応子供ならそれなりに座れなくもない、そこそこちゃんとしたリヤシート付なのです。

まぁ、実際4人乗るかといわれたらまず乗らないでしょうけども、

それでもこのスタイルに4シーターを詰め込もうとした企画デザイン力には、

敬意を表したいと思うわけでございます。

 

こちらはソラーラ。

私の苦手なASC社製の幌システムです。

 

例にもれずシワの調整に苦労しましたが、

それでもリアウィンドウと幌本体が一体になっているタイプので、

別体タイプの物と比べれば、かなり調整はしやすかったですね。

 

続きましてエリーゼネタ。

こちらは、エリーゼの純正車検証入れです。

 

革製なのか何なのか知りませんが、表皮が剥げてボロッボロになっております。

私、これを初めて見た時、水没車か???と思いましたね。

でも、これで正常なのです。

調べてみるとたくさん出てきます、このネタは。

 

中身だってご覧の通り。

別に特別厳しい環境下に置かれていたわけでもないのに、約10年でこのありさま。

ロータスらしいと言えばロータスらしいのですが、

こんなにも耐久性のない素材を作っているメーカー側もすごいなぁと思います。

 

で、これはマニュアルの冒頭部です。

安全について書かれておりますね。

 

まず、パッシブセーフティ。

パッシブ、受動的、つまり、起こってしまった事故を受けとめるためのセーフティ。

 

①衝突エネルギーを吸収するフロント部複合衝撃吸収構造。

はい、この部分のことですね。

アルミやら樹脂やらを組み合わせた構造となっておりまして、

これが実際結構な強度を持っており、車体の軽さの割には意外と頑丈らしいです。

 

続いて、

②乗員室を囲む強固なシャシーサイドフレーム。

③ルーフ環材に組み込まれたシートベルト取付フレーム。

④コラプシブル(伸縮構造)ステアリングコラム。

これらはまぁ、実際たいしたことではないのですが、

剛性の高いシャシーがもたらす産物として、乗員をしっかり保護しますよーということですね。

実際エリーゼは、この状態にタイヤだけつければちゃんと走ることが出来ます。

これが、ゴーカート的とも言われるハンドリングの根幹なわけです。

まんま、カートと同じ構造ですからね。

 

続いて、アクティブセーフティ。

アクティブ、能動的、つまり、積極的に事故を回避して安全を確保しよう、という仕組みですね。

 

①強力なアンチロック4輪ディスクブレーキ。

 

はい、要するにABSが付いてるわけですね。

ブレーキはなによりの衝突回避手段なわけですから、ごもっともです。

ちなみにブレーキは前がAP RACING製の対向2ポット、

リヤはブレンボ製のフローティング式シングルピストンです。

なんでしょう、この寄せ集め感。

しかし、きっとこの組み合わせがベストだったのでしょう、と思いたい。

なお、キャリパーは違いますが、ディスクは前後共通です。

 

続いて、

②進路変更の時に小さなステアリング舵角で機敏に反応するクイックなステアリング。

③最適化されたハンドリングによる高いロードホールディング性能。

④迅速で安全に追い越すことが出来る加速性能。

 

これらは、、、わざわざ書くにはどうなんだ?

社内会議で、おい、なんか、アクティブセーフティ、書くことないか?意見出せよ!

という感じで強引に書き連ねたような雰囲気がしないでもないですが、

しかし、確かに乗っているとなるほどなぁと納得する部分ではあります。

本当にヤバくなってから作動する姿勢制御装置やブレーキアシストなんかと比べると、

迫る危機に対して、即座に、思った通りに反応するステアリングやアクセルレスポンス!

障害物を避ける、逃げる、そして止まる!

最終的にはドライバーの腕次第ですが、

車両側には危機を回避できるだけのアクティブな性能が備わっているのです。

 

というように、ロータス車はマニュアルに書かれていることもそれっぽいですし、

車検証入れすらも、いかにもロータスらしい、ということでありました。

 

ちなみに、同じ英国車であるTVRのマニュアル冒頭には、

「このマニュアルに書いてあることが正しいとは限りませんし、間違っていたとしても一切責任は負いません」

って書いてあるらしいですよ。

すごいですね、この言い切る姿勢、潔さ。

乗る側だって、「そんなこと言われなくてもわかってらぁ!」

ってくらいじゃないと、TVRなんてとても乗ってられませんからね。

趣味の世界はかくあるべき。

オープンカーというジャンルも、それに近いものがあるのではないかと思います。

 

それでは、また。

こんばんは。

今年も残りわずかとなってまいりました。

年内はあと、ソラーラ1台と、NCロードスター1台、Z3を1台やって終了の予定です。

 

はい、まずはこちら、986ボクスター。

張り替えようと思い幌を開けたものの、開いたきり閉まらいない。

オーナーさんに電話で確認してみると、少し前からたまに症状がでるようになってきて、

今ではほとんど開いたきり、閉まらなくなってしまったのだそうです。

 

まずはスイッチの不良を探ってみましょう。

閉める側のスイッチの接触が悪いだけかもしれません。

ちなみに、ピンクのが幌開閉用配線のカプラーです。

 

これをですね、機能的に同じ動きをする、ロック施錠/解除ボタンのほうにつないでみます。

が、しかし、やなり開くほうには動くものの、閉まるほうが反応しない。

というわけで、スイッチの不良ではないことが確認できました。

 

動いたり動かなかったりする、

という症状からして、電気的な故障だと思いますので、

こちらのリレーが原因かもしれません。

 

フフフ、実はちゃっかり在庫を持ってるんですよ、、、

と思ったら、初期型と中期以降ではリレーの型番が違いました。

ピンの数も違うので全く互換性はありません。

というわけで、とりあえず幌だけ張り替えさせていただき、

リレーは別途手配させていただくこととなりました。

たぶんこれで直ると思うんですけどねぇ・・・

 

 

こちらも986ボクスター。

今時分は日が暮れるのが早いので、いい写真が撮れませんね。

 

と思ったら、オーナーさんが素晴らしい夜の写真を撮って送ってくださいました。

ちゃんとメリークリスマスの文字まで入っておりますね。

さすが横浜、千葉と違ってオシャレ感が溢れ出ております。

 

ちなみに、幌の生地は、確かGerman Classicのダークタンだったと思います。

ダークなのでノーマルのタンよりは濃い目ですが、それでもあんまり濃くはないですね。

 

こちらはNCロードスター。

マツダ純正のロールケージが組まれております。

うわぁ、これどうすんだ、ちゃんと内装外せるのかなぁ。

 

が、しかし、そこはさすがマツダ純正。

ロールケージをバラさなくても、ギリギリ内装部品が着脱できるだけの隙間が確保されております。

こんなのバラせと言われたらすごい手間ですからね、良かったです。

 

ちなみにこれは、純正ロールバーが付いている部分のカバー。

 

外すとこんな感じ。

これもマツダ純正なのでしょうかね?

わざわざ金型起こしてプラスチックでキャップを作るのは大変なので、

布製のカバーで対処したようです。

なんだか手作り感があってかわいいですね。

 

こちらはフィアット・バルケッタ。

Stayfastのダークブラウンの幌に張り替え。

 

こちらもフィアット。

バルケッタよりだいぶ先輩です。

分かりますかね?124スパイダーでございます。

 

124スパイダーの幌は面白いんです。

リヤクォーターに三角のガラス窓が付いているんですけどね、

 

幌を空けると、これが内側に入り込んで、、、

 

このように、骨組みに連動して車体内にすっぽり格納されてしまうのです。

仕組みはすごく単純なのに素晴らしいアイディア。

このガラスのおかげで斜め後ろの視界も良好です。

イタリア人がここまで気が利くなんて、、、しかも古い車なのに。

見直しました!

 

そして、こちらは車内。

外から見ると2シーターオープンのようなフォルムなのに、

なんと、意外としっかりした後部座席が確保されているのです。

といってもまぁ、大人が乗るには少々厳しいですが。

それでも荷物置き場として有効ですし、いざという時に4人が合法的に乗れるというのは非常に大きいです。

 

ただし、幌を空けると後部座席は潰れてしまいます。

ロードスターやMR-Sなどの幌格納スペースを見ていると、

なんか後ろにも頑張れば座れそうだなーと感じていたのですが、

それを実現してしまったのがこの車なわけですね。

 

ほら、例えばこのNCロードスターなんかでも、ロールバーがなければ子供ぐらい座れそうです。

 

はい、そしてこちら、初の油圧修理、サーブ9-3カブリオレ。

油圧ホースの破断により開閉不能となってしまっておりましたが、

ご覧のように無事開閉することが出来るようになりました。

 

どうせ交換するなら、全部まとめて変えちゃったほうがいいでしょ!

とケーブル10本セットを手配していたのですが・・・

とんでもない!ついでに、で軽く全部交換できるような簡単な作業ではありませんでした。

まぁ、ホースを外す、つなぐ、っていうのはそれほど難しくないんですけどね。

車内の狭いところをホースがクネクネと這っているので、

まず内装をばらすのが大変ですし、ホースを通すのも大変。

というわけで、今回は日帰り作業ということもありましたし、

破断したホース1本のみ交換させていただきました。

 

ちまみにこちらが破断したホース。

破断というか、カプラーのカシメ部分がすっぽ抜けてしまった状態ですね。

 

さて、ホース交換後はオイルを補充しなくてはなりません。

なんのオイルを使うかといいますと、はい、パワステフルードです。

パワステフルードで代用しているのではなくて、パワステフルードを入れるのが正しいのです。

どちらも油圧ポンプを用いた動力装置ですからね、仕組みは一緒、だからオイルも一緒なわけです。

ちなみにベントレーなんかでも、純正指定で、パワステフルードを入れろ、と書いてあります。

ですので、どうぞ安心してパワステフルードを補充してください。

責任は負いませんが。

 

で、補充後は、オイルが流路全体にいきわたるまでエッチラホッチラやります。

流路には空気も入り込んでいますからね、それを出さないといけません。

やり方は、内緒。

企業秘密。

商売なので。

 

 

はい、それでは、また。

こんばんは。

師走ですね。

走りましょう。

 

 

こちらはNBロードスター。

自然崩壊としては、今までで一番劣化が進んだ状態かもしれません。

ビニル幌の劣化を知るうえで、非常に有益な資料となりますね、これは。

 

上部は裂けて硬化し、

 

サイドはバリバリに割れて、ビンディングもめくれ上がり、

 

ガラス周りのビンディングもベロンベロンです。

すなわち、ビニル幌の劣化とは、縮む、割れる、硬化する。

 

で、仕上がりは・・・すいません、撮り忘れました。

 

 

こちらはNCロードスターのサイドにある突起部。

ここはカバーがかかっていてなかなか確認しにくいのですが、

 

ほら、こんなにも緩んでしまっています。

本来は隙間は全くないのですよ。

6~7mmくらい浮いてしまっている感じでしょうか。

幌が妙にガタガタする、という方はカバーを外して確認してみましょう。

 

こちらはNAロードスター。

最終型でも20年前ですから、塗装もだいぶ劣化してきているはず。

特にマツダの赤は塗膜が弱いので、ここにそのまま保護フィルムを貼ったら危ない!

 

というわけで、考えました。

まずは塗装養生用のフィルムで覆います。

 

で、その上から保護フィルムを貼ります。

 

で、毛布を乗せて完成。

こちらの車両は骨組みごとの交換だったので、特に気を使わないとなりません。

一人で骨組みを脱着するというのは非常にリスキーですので。

 

こちらも完成写真はありません。

最近ちっとも撮ってないですね。

ネタになるかどうかしか頭になく、実にいけません。

 

こちらはベントレー・コンチネンタルGTCの幌開閉調整。

なんだか隣にも同じようなのが・・・・

 

なんと珍しい、コンチネンタルGTCが2台!

しかも同じカラー。

そしてどちらも開閉機構の調整です。

前期と後期なので、顔がちょっとだけ違いますね。

 

ちなみに左側のほう(こっちから見て)は、電動トランクの修理も承りました。

幌とは関係ありませんが、なんとか直せそうだったので。

ただいまイギリス本国より部品を取り寄せ中です。

日本国内の定価よりも相当安く調達可能です。

今回は関係ありませんが、エアサス本体なんて3分の1の値段ですよ、純正なのに。

必要なところをケチるのはどうかと思いますが、

同じものを仕入れるのならば、知恵を絞って無駄のないようにしたいものです。

同じ修理をするにしたって、価格が半分で済めば必然的に満足度も上がりますからね。

続きまして、こちらは何でしょう?

ロードスターやS2000など、レインレールが付くタイプの車両の幌交換作業時に、

幌後部を仮押さえしておくための特殊工具(SST)です。

あっちを入れるとこっちが抜け、こっちを入れるとあっちが抜け、

とてもやっかいなのです、ここの作業は。

しかし、この工具をボルトのネジ山に差し込んで仮押さえして・・・

そのまま押さえプレートを取り付けて、ナットを仮締めしたら、工具は下から引き抜く。

これで作業がグッと楽になる、という素晴らしいアイテムなのであります。

 

特に引っこ抜けやすい、サイドのベルトがつく部分でも非常に重宝します。

だいたい、センターと両サイドのベルト部分、3か所を押さえればバッチリですね。

 

こんなマニアックな工具、どこで売ってると思いますか?

はい、残念ながら売っていません。

なんと、当店のお客さんがわざわざ自作して送って下さったのです。

しかも大量に。

3個あればとりあえずOKですので、私の幌屋人生が終了するまで持ちそうです。

素晴らしいものをどうもありがとうございました。

大切に使わせていただきます。

 

はい、続きましてエリーゼネタ。

スロープに乗せて後部を持ち上げます。

何を企んでいるかというと、ただのオイル交換です。

 

エリーゼの車体下部は、このように完全にパネルで覆われております。

3つ並んだNACAダクトがカッコイイ。

エンジンはそのNACAダクトの上にありますので、

その部分のアンダーパネルを取り外さないとドレンボルトにアクセスできません。

というわけで、床下に潜り込んで合計13本のボルトをえっちらほっちら外していきます。

で、ボルトを全部外すと、ガン!と顔の上にパネルが落っこちてきますので受け止めましょう。

砂利も降ってくるので保護メガネが必須ですね。

 

で、ドレンボルトを外してドボーっと排出していきます。

今回はオイルフィルタも交換したので、補充すべきオイル容量は全部で4.3Lになります。

が、しかし、市販のオイル缶は4.0Lですね。

0.3Lたりません。

が、そのためにわざわざ1L缶をもう一つ買い足すのもなんだかもったいない。

というかめんどくさい。

20Lのペール缶を買えば解決しますが、

わざわざ量を計るのが面倒だし、多すぎて使い切るまでに劣化してしまいそう。

そこで、と言ってもただの横着目的ですが、4.0Lだけ補充したらどうなるのか、検証してみました。

 

 

はい、というわけで、4L缶を全部ぶち込んで、3分間エンジンを回し、

オイルがパンに落っこちてくるまでしばらく待ってから水平な状態で測定した結果が、コレだ!

ちょっと見にくいですが、HiとLowの間を10分割するならば、7くらいの位置まで来ております。

Lowより上であれば機械的には全く問題ありませんので、

個人的には、4.0Lだけの補充でも全く問題ない!という結論に達しました。

 

デメリットがあるとすれば、オイルが消費され、Lowより下回るまでの時間がいくらか早くなるくらいです。

オイルが減るなんてのはアウディで慣れっこですので、こまめにチェックして、減ったら足せばいいのです。

そもそも、だいたい3000kmくらいでまた交換する予定ですので、

トヨタ製エンジンの1ZZ-FEであれば、恐らく次回交換時までに規定量を下回ることはないでしょう。

というわけで、エリーゼの1ZZ-FEエンジンのオイルは、4L入れれば十分!(※個人的見解)

 

そして、やってみて分かったのですが、

自分でオイル交換しても、手間ばかり食ってちっとも割に合いません!

が、しかし!とっても楽しい!!

また早く次のオイル交換がしたくでウズウズしております。

よって無駄にオイルも消費します。

経済的には何もいいことはありません。

でも楽しい!!

 

 

はい、引き続きエリーゼネタ。

エリーゼのエンジンは、ミドシップレイアウトらしく、かなり車体中央寄りにあるので、

エンジンの後ろにはちゃっかりトランクが確保されているのです。

エンジンフードとトランクフードが共用なのはさすがエリーゼというべきか。

 

開口部こそ狭いものの、内部は意外と広い。

左側にはバッテリーが鎮座しております。

 

右側を覗くと、タイヤハウスとテールランプが見えます。

一応カーペットで覆われてはいますが、カーペットの向こうはもうFRP製のボディシェルが直です。

エリーゼはアルミで作ったフレームにFRP製のシェルをポコッと被せただけの構造ですので、

シェルの内側がそのまま全部トランク空間となっており、

コンパクトで走り重視の車体の割には、意外なほどしっかりとしたトランクルームが確保されているのであります。

 

ですので、日常の買い物はもとより、

二人で旅行に行って少々お土産を買ってきても、十分トランクに収めることが出来ます。

そうです、意外なほど日常使いできる車だったのです、エリーゼは!

 

というわけで、みなさん、オープン2シーターを検討されるのであれば、

ぜひエリーゼも候補に入れてみてください。

エンジンも信頼のトヨタ製で、ちっとも壊れません。(ローバーのK型エンジンはわかりません)

つまらないところはちょこちょこ壊れますが、そこはまぁご愛敬。

壊れないエリーゼなんて拍子抜けですし。

 

 

 それでは、また。

どうもこんばんは。

11月初旬はなんだかちっとも寒くないな~と思っていましたが、

後半に入ってからだいぶ冬が近づいてきたような感じですね。

風邪には気を付けましょう。

 

 

さて、まずはこちらから。

ゴルフIのカブリオです。

生地はGerman Classicのブラック。

 

こちらの車両は骨組みの錆もほとんどなく、状態良好でした。

 

元の幌はビニル製で、どなたかが張り替えた形跡がありました。

こちらは、車両の左側ですが・・・

 

ウェザーストリップリテーナーには「右側」の文字が。

 

こっちは右ですが、

 

ちょっと見にくいものの、「左側」の文字が。

わざわざ几帳面に書いておいて、なぜ付け間違うのか・・・?

と思いきや、位置は間違っていないのです、書いてある文字が間違っているという状態。

 

私が思うに、これを書いた人の中では座席に座って右か左かではなく、

車両正面に立って、自分から見て右・左という、

かなりユニークな思考の持ち主だったのではないかと。

なんで?だってこっちから見たら右じゃん、という不毛な言い争いが生まれそうですが、

こういう人は案外天才的な発想の持ち主だったりするので侮れません。

ただ、このリテーナーに嵌まるウェザーストリップは左右逆についておりました。

その時は車両の後ろ側に立っていたのかもしれませんね。

 

こちらはC70のヘッドライナー。

幌交換と一緒に室内側も張り替えました。

このヘッドライナー、おっそろしいほど張りが強く、縫い目がちぎれるんじゃないかと心配になりました。

外側と内側の同時交換だと作業直後の張りがいつもの倍ありそうな感じで、閉めるのも一苦労。

落ち着いてくれば大丈夫だと思うのですが。

 

 

続いてBMW・3シリーズカブリオレ(E46)を2台続けて。

まずこちらは全塗装上がりの後期型。

全塗装上がりは布が擦れただけでも目立ってしまうので、神経を使いますね。

ですので仕上げ磨き前に持ってきていただいたほうが、こちらとしては助かります。

 

幌はTwillfastRPCのボルドーに交換。

ボディカラーは微妙にブラウンがかっているような感じで、よく似合っていると思います。

ちなみに見慣れないこの場所は当店裏側の駐車場です。

 

続いてこちらはグリーンの前期型E46。

 

幌はTwillfastRPCのブラウンに張り替え。

 

そしてヘッドライナーも。

初期型の場合はヘッドライナーの前端部を留めているビスとプレートが丸見えなのですが、

今回は後期型と同じように、室内から見えないよう裏側から固定しました。

ちょうど後期→前期の順で作業したので良かったです。

ああ後期はこうなっているんだな、というのがわかっていたので。

 

こちらはサーブ 9-3カブリオレ。

恐らく日本で一番きれいなモンテカルロイエローの9-3ではないかと思います。

何を言う!オレののほうが綺麗だ!という方は、ぜひ教えてください。

そして、飽きたら譲ってください。

 

こちらの車両、噂では以前店長が短期的に所有していたとかいないとか。

どうも、「サーブに乗っていた」という車歴が欲しかった模様で、

ちょっとだけ所有して満喫したあと、右から左へ流したそうです。

おかげで、「いやぁ、サーブの低圧ターボはいいよ、出足がとても軽いんだよ」

などと語れるようになれました。

 

この車両がいかに素晴らしい状態か力説してお譲りしたところ、

現オーナーさんもすっかり気に入ってしまったようで、

わざわざ自宅から離れたところに屋根付き駐車場を借りて、自転車でそこまで通っているそうです。

さらに10万以上かけてガラスコーティングまでして下さいました。

そのコーティング屋さんがまた面白い方で、

せっかく綺麗に磨き上げたのに、エンブレムが褪せてて気に入らない!ということで、

自腹で新品エンブレムを取り寄せて交換してくれたのだそうです。

いいですねぇ、自分の仕事にこだわりを持つが故の、この行動。

そんな方ですから当然評判もよく、埼玉近辺ではトップクラスの評価なんだそうです。

近ければぜひお世話になりたかったですね。

 

で、今回はなぜカムバックしてきたかと申しますと、

この辺りから作動油が漏れだして、開閉機構が不動になってしまったのです。

年式的にぼちぼち漏れるんじゃないかと思っていたら、バッチリ漏れました。

実は前から油圧系統の修理をやってみたかったのです。

幌屋としては、是非マスターしなくてはならない作業ですからね。

 

 

さーて、どこから漏れたのかな油圧ちゃん、と探ってみると・・・

ホースがカプラーからもろに抜けてました。

なんと分かりやすい。

こういう壊れ方ってあるのですね。

一目瞭然で良かったです。

 

というわけで、このホースを交換すれば修理は完了!のはず。

9-3の場合、幌全体を動かすシリンダーが左右2本、幌後部を動かすシリンダーも左右2本、

そして幌格納庫のフタを動かすシリンダーが1本で、合計5本の油圧シリンダーが使われております。

で、そのシリンダーにそれぞれ、作動油の出入り口が2個ずつありますので、

合計10本の油圧ホースが使われているのです。

このホースは10本全部購入してもそこまで高くはありません。

また、行程的にみると、1本替えるのも10本替えるのも、サーブに限って言えばそこまで手間は増えません。

基本的には引っこ抜いて、また差し込むだけですので。

内張を外したり、エア抜きをしたりするほうが手間です。

今回一本だけ替えたとしても、近いうちに必ず他のホースもだめになるでしょうし。

 

・・・というような営業トークをかましまして、無事全部交換させてもらうことにいたしました。

すみません、どちらかというと、私がやってみたかったという感じで。

というわけで、早速部品を発注し、入荷を待ちます。

いざ、新たなる領域へ。

 

 

それでは、また。

ご無沙汰しております。

店長日記はだいたいいつも、ご無沙汰しております。

 

こちらはゴルフIVのカブリオレ。

幌は持込品です。

この手のリアフレームを引っ張り出す構造の場合は、養生がとても重要。

フィルムを貼って、毛布をかぶせて、さらにスポンジ状のマットを載せています。

このマットは非常にいいですね、

毛布ほどの柔軟性はありませんが、

耐貫通性と、隙間確保の面では非常に有効です。

 

フレームの先っぽはエッジが効いているのでこちらもタオルでぐるぐる巻きに。

左右どっちかを作業していると反対側への意識がおろそかになりがちですが、

ここまで防御しておけば少々のことではへっちゃらです。

 

こちらはアウディTT。

TTの場合はうしろのストッパーを外すのに少しだけ引っ張り出す必要があります。

このストッパーさえなければ、だいぶ楽なんですけどねぇ。

ちなみに写真の黒い布テープは厚みと粘りがあり、なかなか防御力が高いのですが、

ボディに直接貼るには少々粘着力が強すぎるので、養生テープを貼った上から2重に貼っています。

残念ながらゴルフもアウディも、完成写真は撮り忘れました。

 

こちらは、なんだっけ、ベントレーコンチネンタルGTCです。

ケーブルの取り回しが複雑なので、記録用に撮った写真です。

特に面白みはありません。

 

こちらもまた完成写真は撮り忘れました。

せっかく初めてコンチネンタルGTCの張替をしたのに・・・

 

こちらは幌メーカー提供の参考写真。

 

さて、GTCの幌を制作するには現車の純正幌を外してまず幌メーカーに送らないといけません。

なぜなら、ガラスや各種アタッチメントを純正幌から移植する必要があるからです。

そうなると預かりが非常に長くなってしまいます。

早くても2~3週間はかかります。

大変ですね。

こちらとしても置く場所がないので大変です。

 

が、現在当店ではGTCの純正中古幌を手元に1つ確保しております。

ということはどういうことかと言いますと、

現車の幌を外して送らなくても、在庫の中古幌を送って幌を作成してもらえるので、

預かり期間が短くて済む、ということなのであります。

交換作業は2~3日あれば終わります。

これならば、だいぶ楽ですね。

また、純正のガラスを再利用するので、バッチリベントレーのロゴも入っております。

せっかくの高級車ですからね、そのほうがより価値があると言えるでしょう。

 

ちなみに、交換時に外した純正幌は、またどこかの誰かの幌に再利用されます。

まわるまわるよ、幌はまわる。

 

なお、費用は・・・残念ながら、ということもないのですが50万円くらいかかります。

特別複雑なわけでもないのですが、数の出ない高級車ですから仕方ないですね。

メーカーもボランティアではありませんから、開発費をきちんと回収しなければなりません。

それでも純正に比べたらだいぶリーズナブルですし。

 

構造的には同じカルマン社製のアウディA4とかなり似ています。

弱点までそのまま同じで、ガラスは剥がれるし、前後の接合部も剥がれるし。

高級車といえどもそのあたりは容赦ありません。

こないだ見たA5カブリオレもやはりバッチリガラスが剥がれておりました。

伝統は着実に受け継がれております。

 

で、こちらはうちのアウディA4のフロントロックモーター。

段々動きが悪くなってきて、ついにまったく動かなくなってしまったので交換です。

触るとかなりの熱を持っており、恐らく内部でショートしているのではないかと思われます。

部品代で3万ちょっとかかりましたが、モーター単体で出るのでまだいいですね。

交換後は当然動くようになりましたし、以前よりもかなり高速に、そして力強く動くようになりました。

 

こちらは古いほうのモーター。

欧州車ではおなじみのValeo社製ですね。

 

で、こっちが新品の純正モーター。

なんと、日本メーカーの日本電産製に代わっております。

すごい!欧州市場においてValeoを押しのけて純正採用されるなんて!

と思ったら、Valeoのモーター部門を日本電産が買収したのだそうです。

買収額は220億円とのことですから、Valeoの規模からしたらかなりの小規模事業。

きっとお荷物部門だったのかもしれませんね。

 

はい、続いてこちらは987ボクスター。

いたずらで幌に何か薬品をかけられてしまったそうで、

某染色スプレーで着色を試みたものの、

ちっとも奇麗に染まらないし本数はやたらと必要だし、にっちもさっちもいかない!

ということで張り替えをご依頼いただきました。

 

また、幌を開けたきり閉まらない、ということでそちらも点検。

幌を動かすロッドのボールジョイント部が左右両方とも割れていたので交換しました。

こちらの部品はたくさん在庫を置いておりますのですぐに交換対応が可能です。

お気軽にご相談ください。

 

参考までに、これをハメるときの注意点ですが、

ギューッと押し込んで、なんとなく入ったかな?という時点ではまだきちんと嵌まっていません。

きちんと入った場合、必ず大きな「パコン!!」という音がします。

このジョイントがある部分はスペースが狭いこともあり、手で押し込もうにも上手く力が掛けられません。

工具をテコのように上手く使ってどうにかこうにか押し込みましょう。

こんなの無理だ!と思うほど硬いかもしれませんが、

パコン!と嵌まったときの快感は筆舌に尽くしがたいものがあります。

 

 

で、出来上がり。

久しぶりに撮りました、完成写真。

 

奥は張り替えたボクスター。

手前は十数年使い古したZ3。

同じボルドーですが、やはりだいぶ色褪せておりますね。

 

 

こちらは別のボクスター。

やはり同じジョイント部分にトラブル。

こちらの場合プラスチック部品は割れておりませんでしたが、

写真のボール部分が右側だけ脱落して行方不明。

 

あれ~、こまったな、どこか隙間に落ちてしまったのかなぁ、と探していると、

奥のほうに何か光るものを発見。

キミ、光るものがあるね。

 

というわけで、無事ボール部分とナットを回収。

良かったです、変な隙間に落っこちてなくて。

でも、片方のヒンジが紛失していても、もう片方だけで開閉機構はちゃんと動作しておりました。

幌の動作は以前紹介したワイヤーで動かしているんですけどね。

片側が壊れて、残りのもう一方に全荷重が集中してもちゃんと動くなんて、

なかなかガッツがあるなぁと思いました。

ただ、ずっと放置するといずれワイヤー破損につながると思いますので、

定期的に点検して、早めの対策を心がけましょう。

 

こちらは2年前に張り替えさせていただいたS2000のたるみ修正。(修正後)

雨に濡れて、非常にしっとりとしたいい感じの質感になっております。

個人的には水玉コロコロよりもこっちのほうが好きです。

あまり開閉はされていないようで、擦れも全く見当たらず非常にきれいな状態でした。

 

こちらはマスタング。

タンの幌に交換いたしました。

フォードは残念ながら日本市場から撤退してしまったので、もう正規輸入車は買えません。

せっかく新型マスタングもいい感じのデザインに仕上がっているのに。。

 

シボレーはまだ細々と頑張っておりますので、

みなさん、新型カマロのコンバーチブル、買ってあげましょう。

すごくカッコいいですよ。

最近のアメ車はデザインも洒落ていますし、故障も減っているようです。

でも、高すぎです!

カマロ・コンバーチブルは税込6,026,400円のワングレードのみ。

いったいどれだけの人がこんなの買えるというのか。

米国では32,900ドルからです。

そのまま日本に持ってきて399万スタートくらいならまだ買おうかと思えるのに。

多少オプション付けたって500万あれば買えるでしょう。

それが、はい、車両本体600万円です!っ言われたら・・・・

売る気があるとは到底思えません。

シボレーはプレミアムブランドでもなかろうに。

まぁ、並行車を買うという手もありますが、

やはり正規輸入を任されたものとして、

もうちょっと頑張ってくれればいいのになぁと思います。

ほんとに。

 

それでは、また。

こんばんは。

今回はエリーゼ乗りの方のための情報発信が主体です。

興味のない方は適当に読み飛ばしてくださいませ。

 

まずですね、このたび、タイヤ交換をいたしました。

交換前のタイヤは、前オーナーさんが車検用に付けていた間に合わせのアジアンタイヤ。

前オーナーさんは普段は別のホイール&タイヤを使用しておりましたので、

この純正ホイールには車検用の最低限のタイヤが付いていたわけです。

 

さて、まずは前輪。

エリーゼの前輪は、175/55R16という、

一般的にはまず流通していない、実質エリーゼ専用サイズのタイヤとなっております。

このサイズは、謎のアジアンタイヤはさておき、

まともなスポーツタイヤとしては、ヨコハマのADVAN NEOVA AD07以外選択肢がありません。

 

ここを見てください。

LTS2の表記。

このLTSはLOTUSの意味。

つまり、ロータス専用にヨコハマタイヤが開発した、正真正銘の専用タイヤなのです。

ちなみに以前は単純にLTSだけでしたので、LTS2へと進化している模様です。

 

175/55というサイズはピュアスポーツカーとしてはかなり細いほうですが、

ロータスがわざわざこの中途半端なサイズを特注してまで純正指定したわけですから、

まずはこのタイヤでロータスが目指したハンドリングとやらを見せてもらおうかと思います。

 

 

続きまして後輪。

 

後輪は225/45R17という、ごく一般的に流通しているサイズです。

後輪についてもロータス純正指定のNEOVA AD07 LTSがあるにはあるのですが、

前輪と同じく専用タイヤのため非常に割高です。

どのくらいかというと1本で1万円以上高いです。

 

というわけで、後輪はNEOVA AD07の後継、AD08Rをチョイスしました。

こちらはロータス純正指定ではなく汎用品となりますが、

より新しい世代のタイヤとなっておりますので、グリップはより強化されている、はず。

ま、いずれにしても私はエリーゼの後輪を滑らすほど飛ばすことはまずありませんので、

ハンドリングにあまり影響しない後輪については安いほうで済ませました。

 

で、インプレッションですが、

公道最強レベルのスポーツタイヤなのに、メチャクチャ乗り心地がいいです!

エンジンが少々やかましいせいもあるかと思いますが、ノイズも全く気になりません。

元が安価なアジアンタイヤでしたので、より輝いて見えるのかもしれませんが。

 

グリップは・・・滑らすほど飛ばさないのでよく分かりません。

が、175というサイズのせいかハンドリングは非常に軽快で、

ほう、これがロータスの目指したハンドリングか!と納得できます。

サーキットに行かれるような方は前輪を205などに変更する場合が多いようですが、

街乗りだけでしたら175のほうが楽しめるのではないかと思います。

 

続いてマフラー。

最初は純正マフラーでいいかなと思っていたのですが、

純正はスポーティのスの字もない、あまりに静かなマフラーだったので、

以前お客さんのS2000に付いていて印象の良かったSACLAMに変更しました。

音質はガラガラと乾いた音と低音が混じった、ややバイクに近いような感じです。

 

面白いのは、マフラーを換えてから、

何故かアクセルオフでアフターファイアのような音が出るようになりました。

高回転まで回してからシフトチェンジすると、ポンッ!っと破裂音がします。

 

また、ギアを入れたままアクセルオフで転がっているときも、ポコッ…ポコポコッ…と音がします。

これが本当に火が出ているアフターファイアなのか、

それとも似たような音がしているだけなのかよくわかりませんが、

いかにもスポーツカーらしい音が出るようになりました。

 

ただ、住宅街では少々うるさいような気がしますので、

そろーりそろーり、静かに走るようにしています。

回さなければそこまで煩くはない、はず。

一応車検も通るレベルですので。

 

 

続きまして、箱の話。

ある日、軽バンの荷台いっぱいに乗っかった、この3個の箱が届きました。

これだけで荷台を完全占拠。

実質チャーター便状態です。

 

中身は・・・

毎度おなじみ、NCロードスター用レインレール。

 

平面的なサイズもデカすぎるし・・・

 

厚みに至っては3倍はあろうかというレベル。

商品保護のため?かと思いきや、特に緩衝材もなく、そのままポイッと突っ込んであるだけです。

おかげで箱の中でガッタガタです。

 

ネット注文でまとめ買いしたんですけどね、送料は無料なのですよ。

なのに、配達のおじさんがこれだけを荷台に積んで持ってきてくれたのが申し訳なくて・・・

おじさんはちゃんと適切な運賃をもらっているのだろうか?

個数・サイズにかかわらず、一山の荷物をあてがわれて、

はい、これ全部今日中に届けといてね!って感じの契約なのでしょうか?

もしそうであるならば、この空き箱のように軽い荷物を、

まとめて1か所に届けるってのは楽でいいかもしれませんが。

 

一方こちらはS2000の純正幌。

サイズ的な無駄もなく、また商品保護の観点から見ても完璧な梱包で、実に素晴らしい。

 

箱の中でずれないように、端部はご丁寧に紐で縛って固定してあります。

マツダも見習わないと!と言いたいところですが、

こちらのS2000純正幌を作っているのはマツダと関係の深い東洋シートです。

というわけで、梱包をどうするかは各部品サプライヤーの判断次第なのでしょう。

なにかと厳しい状況に置かれている昨今の運送業界ですから、

なるべく無駄のない梱包サイズにしてくれるといいなと思います。

 

Amazonなんかは、一時期の無駄にデカい梱包がだいぶ減ってきた気がします。

センサーが勝手にサイズを測って、最適な箱サイズを人間に指示するらしいですね。

端末に全部指示がでて、A列の棚のB段にある商品を持ってきてCサイズの箱に入れろ、という感じで。

この仕事は広ーーーーーい倉庫を1日中歩き回るなかなかタフな仕事らしいですが、

お給料はかなりいいそうですよ。

しかし、効率重視のAmazonのことですから、じきにロボットに置き換わるでしょう。

判断自体はもうすでにAIに置き換わっておりますので。

 

果たして近い将来、どれだけの仕事がロボット・AI に置き換わるのか。

幌交換は・・・・さすがにまさかロボットが幌を張るとは思えませんが。

技術的に可能だったとしても、幌張りロボットなんて複雑なもの作っても割に合わないでしょうし。

というわけで、私が引退するまでなんとか仕事があればいいんですけどね。

他のことも色々考えないといけない時が来るでしょう。

 

それでは、また。

どうもこんばんは。

一時期調子よく連続で更新してみたものの、やはり長続きしませんでした。

 

というわけで、一か月遅れのミーティング報告。

 

8月20日の朝9時半、集合場所の鹿野山九十九谷展望公園駐車場へ到着。

誰もおらん!

やはり、日記のみの適当過ぎる告知が災いしたのか。

しかも霧だらけで何も見えやしない。

眺望が売りなのに、これじゃ来ても意味がないですね。

 

段々霧が晴れてきたものの・・・・まだ景色を楽しむレベルではありません。

 

あまりに背景がシンプルなため、写真を撮るとちょっとそれっぽく見えます。

 

そうこうしているうちに、なんとか眺望を楽しめるレベルに霧が晴れてくれました。

ちなみにこの公園のある鹿野山は標高379m。

県内最高峰の愛宕山でも408mしかない日本一まっ平な県、千葉県においては、

これでも2番目の標高を誇る高山なのであります。

というわけで、眼下に見えている山々は、

長野あたりから見たら、もはや山というか丘レベルですね。

 

で、霧が晴れたころ、なんやかんやで私を含め5台の車が集まり、

なんとかミーティングの体裁を保つことが出来ました。

 

なんのイベントもない旨を事前告知させていただいたせいか、

オーナーさん、それぞれ自由におしゃべりして楽しんでくださっております。

そう、これこそ私の目指したゆるゆる具合。

ゆるい方達が集まって下さり、感無量です。

 

戦隊モノっぽく。

左から順に、

・ポルシェ911カレラ2 (964)

・BMW・328iカブリオレ (E36)

・ユーノス・ロードスター(NA)

・ロータス・エリーゼ

・BMW・Z4 35is

だったかな、たぶん。

なかなか個性豊かな面々が集まりました。

ちなみに路面のグルグル回ったような跡は我々ではありませんよ。

ゆるゆるミーティング参加者はそういう粗暴な真似は致しません。

何故なら、ゆるいから。

 

このあとは全員で食事に行きまして、解散となりました。

拘束時間もほどほどで、なかなかいい感じのゆるゆる具合でありました。

次回はアクアラインを渡って神奈川方面で開催予定です。

神奈川は結構お客さんが多いんですよ。

また詳細が決まりましたら告知させていただきます。

たぶん、10月末くらいの予定です。

 

こちらは同じカラーリングのS2000とエリーゼ。

黄色大好きなんですよね、特に黄色と黒の組み合わせはたまりません。

 

地面が斜めになっているせいもありますが、S2000と比べてもかなりペッチャンコです。

ちなみにエリーゼやフェラーリ、ランボルギーニのようなペッチャンコ系の車のヘッドライトが縦長なのは、

ヘッドライトレンズの最低高さが法律で定められているからという理由もあります。

高さを稼ぐために、どうしても後方へ引き延ばさざるを得ないわけですね。

また、高い位置にあるヘッドライトを少しでも下に見せようと、下にも伸びる。

結果、縦長になる。

 

 

先ほどの集合写真のヘッドライト位置を直線で結んでみました。

こうしてみると、カエルのように目が飛び出した印象のポルシェも、決して高くはありません。

リアエンジンでノーズが低いため、どうしても目だけが飛び出した印象になるのですね。

 

エリーゼは縦長のライトの一番上がロービームになっており、

その下にハイビームと、別体でウィンカーを付けて、全体の印象を下げる工夫をしているようです。

 

ロードスターの場合、リトラクタブルヘッドライトが展開すると、

規定の下限よりもだいぶ上な印象になりそうです。

だから目玉がぴょこんと飛び出した妙にカワイイ感じになるのかもしれませんね。

 

 

はい次、

こちらのS2000は、妙に幌がツヤツヤだと思いませんか?

 

なぜなら生地が最高級のGermanA5だからです。

だいぶ高くなってしまいますが、やはり緻密なディテールでいいですねぇ。

 

こちらはバルケッタ。

青って結構幌の組み合わせが難しいです。

車の雰囲気にもよりますが、ブルーやブラック、タン系が無難でしょうか。

 

こちらは青に黄色に黄緑に。

黄緑のMR-Sはすごくアマガエルっぽくて好きです。

アマガエル好きなんですよ。

 

このZ3二台はたたまたま同じ色です。

後ろのZ3は黒幌に交換済、前はこの後ダークブルーに交換しました。

 

こちらはだいぶお預かりが長引いてしまっていた280SL。

最初の幌が、どれだけ頑張っても、どう考えても、物理的に無理だろう、

というくらい寸足らずで、別メーカー製の幌にて再取付させていただきました。

結果は、非常にあっさり取付完了。

オーナーさんにも大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

 

じゃあ、もしかして、あれも?

ということで、いつも苦労しまくりのR129も同じメーカー製のものに変更。

これまたビックリするくらい、一発でバッチリ決まりました。

今までの苦労は何だったんだ・・・

しかしまぁ、全て自分の未熟さのせいだ!と悩んでいたことが、

幌のせいだったことが判明いたしましたので、非常にすっきり致しました。

 

念のため言っておきますが、

こっちのメーカーは良くて、こっちのメーカーは全部ダメ!ということはありません。

車でもそうですね、同じメーカーでも、名車もあれば、珍車もあります。

現在3社の仕入れ先を確保しておりますので、

車種ごとに最適な幌をご案内できるようにして参りたいと思います。

値段のバランスもありますしね、上記R129の幌はすごく高いのです...。

 

こちらはポルシェ911(997型)カブリオレ。

生地はTwillfastIIのブラウン。

大変上品に仕上がりました。

 

こちらはフォルクスワーゲン祭り。

 

こちらのビートルはボルドー。

 

こちらは確かGermanA5のスペースグレー。

若干紫がかったようなグレーです。

 

こちらのゴルフはえーと、確かGermanClassicのブラウンでしたかね。

 

全塗装中のためバンパーが外されており、非常にかわいらしいスタイリングになっております。

このころの車はバンパーを外していてもちゃんとデザインが成り立ちますね。

バンパーがあくまでボディとは別の衝撃吸収部品であることがよく分かります。

 

ちなみにこちらのゴルフのオーナーさんのもう一台の愛車が、これだ!

一応、ビートルです!

 

が、もはや何が何だか、非常にぶっ飛んだスタイリングとなっております。

アメリカで制作されたカスタムカーなんですって。

さすが、自由でいいですね~。

 

ワイパーなんて、これ役に立つのか?ってくらい小さいです。

これがぴょこぴょこ動いているところを想像すると微笑ましいですね。

 

内装もしっかり作りこまれています。

ドアの隙間から外が見えるのはご愛敬。

もう、そんなことはどうでもいいくらいのインパクトと存在価値があります、この車両には。

 

はい、というわけで、これにて終了。

ありがとうございました。

こんにちは。

 

今回はまずこちらから。

BMW・6シリーズカブリオレ(E64)の最高峰、M6です。

長すぎてこの位置からだと全体が写せませんでした。

エンジンはなんとなーくV8かなと思っていたら、V型10気筒、4,999cc、507psでした。

そういえば標準でも645iや650iだとV8ですもんね。

うーん、さすがMモデル、モンスター級エンジンです。

 

で、オーナーさんがどうにも気に入らなかったこちらの幌、

元はおそらくバサルトグレーのはずなのですが、

なぜか微妙に緑がかったような色になってしまっております。

スポーティなM6なのに、この微妙な苔むしたような色では確かに少々残念な感じです。

ちなみに濃くなっている部分は単に濡れているだけです。

作業前にざっとボディだけ洗車したので。

 

で、こちらを内装と同じボルドーの幌に張り替えるのですが、

相変わらず一発ではちっとも奇麗に張れません。

DIYなんかでやったら間違いなく死にます、この車種だけは手を出さないようにしましょう。

もちろん、純正品ならばもっと簡単なのでしょうけど、幌単体で40万円以上しますし、

そもそも黒かグレーしか選択肢がありません。

 

少しずつ調整していきます。

だいぶ伸びてまいりました。

 

この後ろの部分は本来幌の端っこのプレートを骨組みの溝に突っ込んで終わりなのですが、

ビックリするくらい、全く、これっぽっちも合いません。

というわけでプレートは取り去って、張り具合を見ながら微調整していきます。

 

はい、どうにかこうにか出来上がりました。

やはりせっかくのM6ですから、このくらいスポーティーなほうが似合いますね。

 

一応、この社外品の幌が持つポテンシャルは最大限引き出せたのではないかと思います。

布全体としてはまぁ悪くないんですけどね、端部の固定部分が合っていないのかなという印象です。

というわけで、自分のところでの取付以外、幌単体での販売は出来ません。

こんなもん張れるか!とクレーム間違いなしです。

先日も、別の代理店さんのところで購入した同じ幌の取付サポートで、

仲間の幌屋さんのところへ手伝いに行ってきました。

プロの幌屋さんでも、この車種、というかこの幌に慣れていないと非常に難しいと思います。

 

 

続きましてこちらはBMW・MINIコンバーチブル(R52型)です。

幌を開けた時、先端がロールバーと干渉してしまい・・・・

 

生地がすり減って穴が開いてしまったので直せませんか?とのご相談です。

 

本来はこのように少し隙間が空いていなければなりません。

 

原因を探っていくと、レールに沿ってスライドする矢印部分の隙間が妙に広いことに気づきました。

ここの隙間が広いせいで幌を畳んだ時に先端部が少々前のめりになってしまい干渉しているようです。

よく観察してみると、レール周辺に黒い樹脂の破片がいくつか付着していました。

これはきっと、元々何かあったはず・・・

 

新品部品を調べてみると、思った通りレールを走る部分に樹脂の部品がくっ付いています。

この樹脂が完全に朽ちて無くなってしまったせいで、適正な位置から少しずれてしまっていたようです。

なんでこんな重要な擦動部に樹脂なんか使うんでしょうかね?

テフロンか何かで出来ていて、いい感じの滑り具合を発揮してくれる予定だったのでしょうか。

 

幸い、この部分は左右セットのリペアキットがでておりまして、

それに交換することでこの症状は改善できそうです。

というわけで、部品が入り次第また対応させていただくことになりました。

 

最近はこういった可動部の修理依頼がだいぶ増えてきました。

毎日毎日慣れた車種の幌だけ張り替えていたほうが仕事としては簡単ですが、

こういったトラブルの解決は新しい発見があるのでとても勉強になります。

 

困り果てて問い合わせた先で、

「あーはいはい、あの症状ですねー、直せますよー」

って簡単に言われると嬉しいですからね。

そういうお店を目指していきたいと思います。

 

それでは、また。

こんばんは。

さて、前回の続きです。

 

可動部の不具合で中古部品を手配していたボクスター、

思いのほか早く部品が届きましたので早速取付開始です。

まずケーブルの端部にドリルを接続して、ギアの位置調整。

 

矢印部分の切り欠きが合うように調整してから車体に取り付けます。

が、やってみて分かりましたが、ここの部分の調整はすごくシビアで、

結局車体に取り付けて幌の動き具合を見ながらでないと左右はきっちり合いません。

というわけで、あくまで目安程度と考えましょう。

 

ところで、こちらの部品・・・・

 

よく見ると・・・・・

 

なんと、ポルシェの部品なのになぜかBMWのロゴマークが。

これは一体どういうことでしょう。

わざわざBMWに依頼しなければならないほど特殊な部品でもないでしょうに。

というかBMWはそもそも部品サプライヤーでもないですし、

他社のために部品を作るなんてことがあるんでしょうか。

全くもって謎です。

 

で、部品交換も無事済みまして、機械的にはばっちり動くようになりました。

 

が、開閉スイッチを押してもうんともすんとも言わない。

以前は一応モーターだけは回っていたのですが、それも動かなくなってしまいました。

電気系統は特にいじってないのになぜ?

 

で、とりあえずテスターを当ててみます。

特にエラーは出ていない模様。

 

ちなみに、ボクスターの幌開閉作動の3大要件、

サイドブレーキON、フロントロックOFF、車速信号ゼロ、も全て満たしております。

サイドブレーキは引けば警告灯が付きますし、

フロントロックを解除すればガラスが下がるのでセンサーも正常。

車速信号もまぁ、たぶん大丈夫でしょう。

 

その他あっちこっちいじってみるもののサッパリ原因が分からず。

 

で、暑いし疲れたのでいったん休憩して再度チャレンジしてみたら・・・

特に何をしたわけでもないのに何事もなかったかのように正常に動き出しました。

 

おお!やった!

 

と思ったのもつかの間、またちょっとしたら動かなくなり、

翌朝にはまた何故か動くようになり、そして今現在は再び動かない状況です。

こういう気まぐれな症状は、コンピュータ的な故障でしょうね、きっと。

 

というわけで、電気系統をチェックしてみましょう。

こちらは運転席の足元。

リレーがたくさん並んでいる中にある黒くて一番大きいのが幌の開閉を制御しているリレーです。

 

 

引っこ抜いて中を見てみると、ICチップも載っていますし、リレーというかコンピュータですね、これは。

 

で、このあたり、水に濡れたような跡と、うっすら白い錆のようなものも見受けられます。

恐らくこいつが原因と考えて間違いないでしょう。

同じような症状でここを交換したら直ったという情報もありましたので。

 

というわけで今度はこちらのコンピュータを手配。

電子部品の中古は怪しいですしあまり安く出ていないので、

こちらは新品に交換したいと思います。

またしばらく待ちぼうけです。

ですが、ボクスターの幌は駆動部・電気部ともだいぶ詳しくなれて良かったです。

トラブルの時ほど成長のチャンス。

 

 

続きましてこちらは、以前交換させていただいたE36のカブリオレ。

ちょっとしたトラブルがあり幌が開かなくなってしまったとのことで修理のご依頼です。

 

今回はこちらの部品を交換しました。

フロントのロック機構ASSYです。

ボクスターと同じくこちらもアメリカより中古部品を取り寄せ。

日本だと車両自体も少ないですし、中古部品は全くといっていいほど出回っていないのですが、

アメリカだとよりどりみどり、かなりの量が流通しております。

やはり向こうはオープンカーの本場だなぁと感じます。

 

不動の原因はこちら、モーターから動力を伝えるケーブルがネジ切れてしまっております。

ちなみにこちらは右側のケーブル。

 

左側もケーブルがほつれかかっております。

 

というわけでこちらの部品を交換して、半年ぶりにオープンにすることが出来ました。

オーナーさんも大喜び!

ちなみに今年は修理費として既に100万円近くかかっているそうです。

チューンナップやドレスアップじゃないですよ、単純に故障の修理です。

パワーアップするわけでもなく、かっこよくなるわけでもなく、

ただ大切な愛車を維持するために100万円!!

すごいですねぇ~、漢ですねぇ。

こういう人、大好き。

長いお付き合いになりそうです。

 

 

 

で、以前ちょっとお話した私のおもちゃ車、

何を購入したかというと、

 

これだ!

 

ロータス・エリーゼです。

見た目もおもちゃ。

動きもおもちゃ。

まさに男のおもちゃ車なのであります。

 

ちなみにおもちゃといっても会社の車ですので、今後日帰り交換用の代車で使う予定です。

まだ 準備が整わないのでしばらく先になりそうですが。

要望の多かった代車の提供や駅への送迎など、

少しずつ体制を整えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ちなみにグレードは一番素の「エリーゼS」です。

トヨタ製の1ZZ-FEエンジンを搭載しております。

MR-Sのエンジンとほぼそのまんま一緒ですね。

MR-Sはすごく乗りやすくて好きなのですよ、低回転からトルクフルですし、クラッチミートの感触も良好。

エリーゼはそのトヨタ的な乗りやすさがそのまま受け継がれておりまして、

スパルタンな見た目に反して、非常に乗りやすい車なのです。

 

さぁ、手に入れたこのおもちゃでドライブを楽しみたい!

 

というわけで、

8月20日(日)に、勝手にゆるゆるミーティング開催を予定しております。

 

場所は鹿野山九十九谷展望公園駐車場です。

住所は千葉県君津市鹿野山東天峪119-1です。 

きわめて大雑把に言えば、マザー牧場の比較的近くです。

 

集合時間は特に決まっておりません。

誰か来ようと、誰も来まいと、恐らく私は朝からそこにおります。

そして、お昼ごろになって気が向いたら、みんなでご飯でも食べに行くかもしれません。

いや、行かないかもしれません。

 

申し込み不要、来るも自由、帰るも自由。

オープンカーだろうが普通車だろうがバイクだろうが、なんでもOK。

ただ、そこに行くと、私がエリーゼに乗って待ち構えているらしい、ただそれだけです。

何のイベントもありません。

乗りたい方はどうぞエリーゼに乗ってみてくださいませ。

 

が、しかし、「私行きます!」と事前にご連絡いただけると、

なにかバーベキューとかイベントを用意する可能性も考えられます。

興味のある方はぜひ、ご連絡くださいませ。

誰が来るとも分からぬまま待ちぼうけるよりは、精神衛生上好ましいと思われます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

※注意事項

・一般の方の迷惑となるような行為はご遠慮ください。(騒音・危険運転など)

・店長は人の顔を覚えられないので、以前お会いした方でも気付かない可能性が大です。ご容赦ください。

こんばんは。

最近日記の更新頻度が下がり、

結果として1回分のボリュームも増え過ぎてしまい自分で読み返していてもかったるいので、

こまめにネタを吐き出してまいりたいと思います。

いつまで続くか分かりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

というわけで、まずはこちら。

E30のカブリオレです。

が、よく見るとアルピナなのですね。

車名はなぜかB6 2.8となっております。

3シリーズだったらB3じゃないのかと思いますが、この頃は今とは命名規則が違ったようです。

 

このころの年代のやや珍しい輸入車を預かっていると、

外国人の業者さんが「コレ、売ッテクレマセンカ?」と寄ってきます。

何でも、ドバイのほうに持って行くと高く売れるんだそうです。

向こうのお金持ちは、お金を払いさえすれば買える新車には飽きてしまったのか、

最近は希少性の高い旧車にも目を付けているようです。

ハコスカとかS30のZとかも、みんなあっちに持っていくんですって。

どうりで最近旧車相場が爆上げしているわけですね。

 

で、洗車をしていると、なんだこれ?

運転席側のワイパーだけ何故かブレードが2本ついてます。

まぁ単純に、より視界をすっきりって感じなのでしょうか?

E30はみんなこうだったのかなぁ、今まで全然気づきませんでした。

それともアルピナだけの特別装備?

 

続いてこちら。

986ボクスターの一番初期の型です。

オーナーさん、今はフェラーリを新車で買えるほどの成功を収めたそうですが、

まだお金持ちではなかった20年前にローンで購入したこちらの車に非常に愛着をお持ちで、

ぜひ奇麗に直してもらいたい、とのことでご依頼頂きました。

 

お任せください、バッチリ奇麗に仕上げて差し上げましょう!と作業を始めるも・・・

電動幌がうんともすんとも言いません。

正確には一応モーターが動いてはいるのですが、幌はピクリとも動きません。

幌が開かないことには交換も出来ないので、いきなり困り果てました。

 

車内から幌格納部を除いてみると、とりあえずモーターが目視できます。

 

動力伝達用のケーブルを引っこ抜いてみました。

これで手で動かせるかな....?

が、ちっとも動きません。

 

可動部のヒンジも外してみます。

が、やっぱり動きません。

 

結局裏側から固定してあるナットを手探りで外して、格納庫の蓋を外しました。

 

はい、これでスペースも確保されて、じっくりと原因が究明できます。

全く不動の状態でもこうやって作業できるようにちゃんと考えられているのですね。

 

モーターはちゃんと回っているので、次にこちらの駆動部を点検してみます。

 

全部分解して点検してみましたが、中身は全く問題ないようです。

なんだかアンティキティラ島の機械みたいです。

 

噂によく聞くケーブルもほつれなど特に見当たらず、全く問題ないようです。

まぁ、こんな細いケーブルで幌と格納リッドの両方を駆動しようってのも少々無理がある気がしますが。

 

じゃあ何が悪いの?と色々探っていくと・・・・

ケーブルのモーター側のほうから、ケーブルが全く出てきていないのが問題だと分かりました。

 

本来はこちらの写真のように、アウターチューブからケーブルの先っぽが飛び出しているのが正常です。

そうでないとモーターの回転軸まで届きませんので。

 

が、なんでこうなってしまったのか、いくら探っても原因がさっぱり分かりません。

オーナーさんが言うには以前は普通に動いていて、

ある時から全く動かなくなり、その後は何も修理はしていないんだそうです。

ケーブルが縮んでしまったか、アウターチューブが伸びてしまったか、

そうでないとこのような状態にはなり得ないのですが、それもちょっと考えにくいですよねぇ。

誰かが中途半端に間違った部品交換をしてそのまま放置したっていうのなら分かるのですが。

 

ま、考えてもどうにもならなそうなので、とにかく部品を替えないといけません。

本来はケーブルだけ交換可能なのですが、

なぜか今回は駆動部側のケーブルが完全に固着していて全く外れません。

そのため、駆動部丸ごとの交換になり部品代だけで軽く十数万円はしてしまいますので、

アメリカから中古品を取り寄せることにしました。

 

こらは商品写真ですが、この几帳面な感じ、とても信頼できそうです。

アメリカにも几帳面な人がいたんだ!(当たり前)

モーターやらリンクやらその他の部品も一通りセットになっているので、

補修用部品確保の意味でもちょうどいいです。

 

というわけで、とりあえずこちらの部品が入荷するまで待ちぼうけです。

しかし、今回駆動部を全てバラバラにして原因を探ったので、

ボクスターの開閉機構を詳細に把握することが出来ました。

これでボクスターに関しては、幌の張り替えも駆動部の修理もバッチリ対応出来ます。

不動でお悩みの方、お気軽にご相談ください。

国内ではなかなか出回っていない中古部品も手配可能ですので、リーズナブルに修理可能です。

 

 

さて、明日はお休みをいただきまして、店長の新しいおもちゃ車を取りに行ってきます。

結構究極な感じの遊び車ですので、今から楽しみです。

まぁ、スーパーセブンとか、アリエル・アトムとかほどではありませんけどね。

ちなみに、もちろんオープンカーです。

それにしてもオープンカーが増える増える。これで4台目です。

まぁ幌屋の店長としては、模範的なオープンカーライフを歩まないといけないので、

これもまた致し方ないところです!

 

何を手に入れたのかはまた次回。

 

それでは、また。

どうも、ご無沙汰しております。

 

今月は、

神はどうしてこんなにも私に試練をお与えになるのか!!

というくらいあっちもこっちもトラブル続きですっかり気分が滅入っていたのですが、

終わってみれば(終わってないけど)あんなに落ち込んでいたのが嘘のよう、もうすっかり元気です。

ずいぶんと打たれ強くなったものです。

 

そもそもトラブルの原因なんて、だいたい自分にありますからね。

改めるべきところは改め、今後に生かして歩んで参りたいと思います。

 

それと、気分が滅入っているときって、

ちょうどいい具合に神様みたいな人があらわれて、

ちゃんとフォローしてくれるんですよ。

なんと有難いことか。

何かの因果があるとしか思えない。

歳と共に偶然とは思えない出来事を色々経験し、段々と信心深くなって参ります。

たぶんもう何年かしたらお店に神棚が付くかもしれませんよ。

 

さて、仕事のほうはというと、おかげさまで大変忙しくさせて頂いております。

毎日毎日幌交換、汗もたくさんかいて、なかなか健康的です。

というわけで、ネタになりそうなところを片っ端から紹介させていただきたいと思います。

 

まずこちらはZ33ロードスター。

幌はStayfastのブラウンです。

 

事前にオーナーさんより、幌の蓋が最後まで閉まらない、と聞いておりまして、

あ~!そんなの簡単っすよ!ゴムバンド伸びてるだけですから!と軽く返事をしたものの・・・

違うのです、いつもと原因が違う。

 

うわ、困ったなぁ、今日中に仕上げないといけないのに・・・・・・と思い色々調べたところ、

 

原因がみつかりました。

ここです、蓋にあるこのバーが車体側のロック金具に嵌まるのですが・・・

 

ここですね。

ここのゴムカバーの滑りが悪く、引っかかってしまっておりました。

というわけでシリコンスプレーをシューッとして解決。

また一つ賢くなりました。

 

こちらはとあるNBロードスターのレインレール。

NB後期なので改良済みのレインレールが付いているはずなのですが、

バラしてみると何故か初期型の古いタイプの物が付いていて、

ご覧のようにすっかり割れてしまっておりました。

 

そのためこのように雨漏りもバッチリ発生しておりました。

どうも、幌とレインレールを丸ごとNB初期の中古品に載せ替えていたようですね。

年数が経ってくるとこういうハイブリッドな状態の車両が増えてきまして、

車体番号からの事前予測が難しくなってまいりますね。

当店ではレインレールはいつでも在庫を置いておりますので、臨機応変に対応可能です。

 

あとよくあるのがこれ。

パワーウィンドウの上死点が上がり過ぎてしまっている症状。

 

このガラス下部にあるストッパーで上死点を決めているのですが、

窓を閉めるたびにここがガコンと当たって衝撃を受けるので、段々ずれてきてしまうのです。

というわけで、ネジを緩めて再調整。

 

最大限下げてここまでですね。

前側のゴム部分と同じくらいの高さになっているのがだいたい正常な位置です。

 

なんで上がっているといけないかというと、

幌を張り替えた時には、縮んだ純正幌よりもかなり横方向のかぶりが大きくなってくるので、

ガラスが上がった状態だとドア開閉時に幌と干渉してしまうのです。

こちらは調整後ですので、ギリギリなんとか干渉を防げている状態です。

内張りを外すのが少々面倒ですが、調整自体は簡単ですので、気になる人は調整してみましょう。

 

こちらはNCロードスターのサイドケーブル。

右が正常、左が開閉時に引っかかって曲がってしまった状態です。

ずいぶんと派手に曲がっておりますね。

 

これは以前紹介させていただいた別の車両。

同じ症状なので見てくれないか、とのことで修正をご依頼いただきました。

 

で、万力やらペンチやらハンマーやらを駆使してトンテンカンと修正。

まぁ、だいたい左右対称になったでしょうか。

 

うん、いい感じでしょう。

そんなに大掛かりな作業ではないのですが、このケーブルを外すのに結構手間がかかります。

もちろんこの後は、無事ちゃんと開閉できるようになりました。

 ちなみにこちらのケーブル、社外品幌への張り替えの場合は再利用いたしますので修正が必須です。

純正幌の場合は新しい幌にケーブルが組み込まれているのですけどね。

 

こちらはNCロードスターの張り替え。

いつもと何が違うかというと、今回はビニル生地での張り替えなのです。

たまたまメーカーが間違って送ってきてしまいまして、

アメリカに返送するのも送料がかかるので引き取ってくれないか、

とのことで特別価格で譲っていただきました。

というわけで、あと2個ありますので、安く済ませたい方はご相談ください。

工賃込98,800円にて交換させていただきます。

 

ビニル生地の表面の模様って、よく見るとほら、同じ模様の繰り返しなのです。

元の型があって、それを並べて模様を作っているのがよくわかりますね。

 

こっちはNBロードスター。

黒いホイール、最近結構好きです。

流行りもあるのでしょうか、NDなんて元から黒ですもんね。

 

こちらの車両の話しのネタは何かというと、、、

 

排水口にプラスチックのカバーが付いているのです。

しかもどう見ても純正クオリティーのシロモノ。

後で誰かが付けたようなパチモンとは明らかに異なるクオリティ。

NBロードスターは今まで100台を軽く超える台数を見てきておりますが、こんなのは初めて見ました。

 

ペロンとめくるとその下にはいつもの排水口が隠れています。

う~ん、なんなんでしょうこれは、ゴミ除け?

NCもそうなんですけど、年式によって排水口のパターンが色々細かく進化しているんですよね。

もしかしたら、NBのごくごく最終に近い型だけこの蓋が追加された、とかあるのかもしれません。

次にお目にかかれるのはいつの日か。

 

こちらはMR-Sですが、なんかちょっと違う、というか結構違う。

前後フェンダーがものすごく拡幅されているのです。

まるでGTマシンのようなこちらは、その名もモノクラフト・GT300。

その名の通り、GTマシンをイメージして制作されたモデルなのです。

当時オートバックスが企画販売していただけあって、デザインも品質も非常にクオリティが高いですね。

 

幌はTwillfastRCPのブラック。

Stayfastよりも厚みがあるので、骨組の凸凹も浮き出にくく、高級感が増します。

 

さぁ、どうでもいい小ネタばかり、どんどんいきましょう。

 

こちらはS2000の純正シート。

ヘッドレストの向こうから何やら二つ目が覗いております。

ピクサーのアニメでこんなロボットいたような。

 

何だろうなと思ったら、純正のスピーカーが内蔵されておりました。

こちらも初めて見ました。

色々なオプションがあったのですねぇ。

 

次はもはや車ネタですらない、豆乳麦芽コーヒー!

これ、とっても美味しいのですよ、カロリー高めなのがちょいと気になりますが。

 

で、飲み終わった後これをたたむと・・・

たたんでくれてありがとう(はぁと)

とメッセージが現れるという。

実に遊びごころのあるデザインなのであります。

こういうクスっとくるの好きです。

 

で、また車に戻ってこちらはR107型の450SLです。

黄土色?のボディにブルーの幌がよく似合っております。

いつもと違うメーカーの幌を取り付けしたのですが、なかなかいい感じでしたね。

同じ幌メーカー製でも車種によってそれぞれフィッティングの良し悪しがありますので、

車種ごとにより良いメーカー製のものを採用して参りたいと思います。

 

最後はこちら、アウディA4カブリオレ。

もう生地が廃盤になったはずのホットチョコレートに張り替え。

そう!ってこともないのですが、当店のA4に付いていた幌です。

模様替えで1年使っただけで張り替えてしまったので、中古ですがまだまだ奇麗な状態です。

A4の幌は非常に設計がよく、何度も何度も開閉を繰り返しても、

きちんと動作している限りはほとんど幌が傷まないのですよ。

実によく考えられた幌です。

カルマン社バンザイ!ガラスは落ちるけど・・・

 

はい、それではまた、ごきげんよう。

どうもご無沙汰しております。

5月はオープンカー好適期のためか、非常に忙しくしておりました。

さすがに休みなくずっと仕事をしていると、あまりよくないですね。

あーもうやりたくない、と思ってしまったらいい仕事が出来ません。

ということで月末は何日か連続でお休みをいただきたいと思います。

旅に出ます。

 

 

探さないで下さい。

 

 

 

はい、ということで、まずはZ33のご紹介。

幌はStayfastのボルドーですね。

交換前のヒアリングで、

「室内に金属粉が落ちているので、原因を探ってみてください」

とお聞きしていたので調べてみると・・・

 

ありました、ここですね。

リアのスライドするところの部品が曲がっていて、レールにガリガリと接触しておりました。

というわけで、曲がりを直して接触しないように調整。

無事解決しました。

言われなければ気付かなかったかもしれませんので、

もし気になる部分があれば事前にお伝えくださいませ。

 

こちらは同じくボルドーですが、高級生地のTwillfastRPCです。

Stayfastと比べるとかなり厚みがあり張力も強いですので、

伸びるまで開閉はしばらく控えたほうがよさそうです。

 

こちらはNCロードスター。

サイドの部分が破損して飛び出てしまっています。

車種を問わず、幌は開閉時に引っかかることがよくあるのですが、

その状態で無理に開閉するとこのように破損してしまいます。

引っかかりを感じた場合は原因をよく探って、無理な開閉はしないようにしましょう。

 

引っかかった影響で、サイドケーブル端部のプレートも曲がってしまっておりました。

ちょうどストックしていた正常なケーブルがあったのでそちらに交換。

とっておいてよかったです。

 

こちらはNBロードスターのドアウェザーストリップ。

新品部品を取り寄せて交換しましたが、ゴムに少し傷?というか跡がありました。

よく見ると凹んでいるんじゃなくて、出っ張っているのですね。

ということは、製造時の金型に凹みが出来てしまっているということです。

たぶん何回部品をとっても同じような跡が出るのではないでしょうか。

登場から年数がたって、金型もかなり痛みが進行しているのかもしれませんね。

それでもまぁ、部品が出るだけありがたいのですが。

 

こちらはBMW・Z3。

イエローにグリーン幌の組み合わせ。

このカラーリングはロータス・エランなんかでも定番ですね。

クラシカルなカフェレーサー風の雰囲気がでてよろしいのではないかと思います。

 

こちらはBMW・3シリーズカブリオレ(E30)

こちらのオーナーさん、なんと新車からお乗りなのです。

1988年式なので、今年で29年目!

この車で新車時からワンオーナーの車両はもう日本に一台もないのではないでしょうか?

今更ほかの車に乗り換えるのもなんですから、これからもずっと乗り続けていただければと思います。

 

 

こちらはニュービートル。

わかりにくいですがダークブルーの幌に交換。

この水色はきれいでいい色ですね。

 

 

そしてこちらもきれいな水色、

 ベントレー・コンチネンタルGTC!

 

幌を開けるとき途中で止まってしまうとのことでご相談。

ディーラーさんではシステム全交換で300万円!!(新記録)と言われたそうですが、

経験的にきっと大した問題ではないだろうということで、点検させていただきました。

 

で、すぐに問題個所を発見。

はい、ここのストラップ固定部がちぎれております。

これのせいで骨組みの引っ張りが足りず、途中で止まってしまっておりました。

色々見てみてわかったのですが、

かなり無理な角度で引っ張っていて、相当な力がかかっているようです。

ですので、なるべくスムーズに引っ張られるよう、補助のゴムバンドを追加しておきました。

とりあえずきちんと動くようになりましたが、またダメになるかもしれないのでしばらくは様子見ですね。

 

ちなみに幌のシステムはカルマン社製。

カルマン社らしく、生地剥離の症状が出始めておりました。

あと数年でダメになると思われますので、その時は全交換ですね。

費用は50万程度かかってしまいますが、それでも純正300万よりはだいぶマシです。

 

それにしても、本当に素晴らしい内装。

これだけ広範囲に木目をあしらっていながら全くしつこく感じさせないセンスに脱帽。

思わずうっとりしてしまいます。

これと比べたら、うちのアウディなんてもうボロボロでゴミ箱みたいです。

 

ありとあらゆる部分が革張りで、プラスチックむき出しなんてのはどこにも見当たりません。

オーナーさんはまだ結構若い方なのですが、これがまた好青年なのですよ。

この車に乗ってて好青年とか、もう無敵ですね。

きっと素晴らしい倫理教育を受けて育ったのでしょう。

 

 

で、少ししたらまたベントレーが・・・

なんかすごいのが来た!

サングラスをかけた男性が降りてきて、うわっ、なにか悪いことしたっけ・・・?と思っていたら、

以前に996の張り替えをさせて頂いたオーナーさんでした。

色々な車にお乗りで、私が見たがっていたのを覚えていて、ドライブついでに寄って下さいました。

 

先ほどのGTCと同じく、非常に素晴らしい内装。

最近は大型液晶で済ませるインテリアが主流ですが、

やはりこういうメーターがたくさん並んだ内装のほうが圧倒的に高級感がありますね。

 

スイッチ類も、とにかくやたらと豪華。

あらゆる部分において、お金のかけ方が半端ではありません。

それもそのはず、新車価格4000万オーバーだそうで、もう何がなんだか・・・

とんでもない車があったものです。

 

ちなみにオーナーさん、点検で入庫したGTCの話をしたら、

「ああ、私も同じ色持ってますよ~」って、

なんか軽く言っていましたが、ミニカーじゃないんだから・・・。

何なんでしょうこの方たちの住む世界は。

 

はい、というわけで、成功してる方たちはやはり心にも余裕があるなぁとしみじみ感じたのでありました。

少しでも近づけたらと思いますが、見えない壁があって進めません!

 

それでは、また。

ご無沙汰しております。

 

今回はまずこちら。

Z32ロードスター。

普段はどこに隠れているのか、公道で出会ったことは一度もない希少車種。

 

生地はStayfastのタンです。

葉っぱの影が幌に落ちて、すごくキラキラした素敵な光景だったのですが、

私にはその魅力を写し撮る能力がなく、ただごちゃごちゃ見にくいだけですね。

 

こちらはZ4ロードスター。

普段はあまり依頼がない車種なのですが、この時はたまたま2台重なり、こちらはその1台。

もう一台も写真を撮ったのですが間違えて消してしまいました。。。

 

Z4の幌は畳み方が素直で、ほとんど傷まないんですよね。

そして、ガラス脱落もしない。

というわけで、交換依頼もほとんど来ない、というわけなのであります。

今回の2台も幌は全く傷んでおりませんでしたが、ドレスアップ目的の色替えでご依頼いただきました。

 

ところで、トランクリッドについているこの逆ハの字、何かな~?と思って探ってみると、、、

 

このウィンドディフレクターを外した時に、

 

ここにカチャンと嵌め込むという、そういうものだったのであります。

たいして嵩張らないしその辺にポイッと置いとけばいいじゃん、と思ってしまいますが、

わざわざ台座を設置するなんてなかなか気が利いておりますね。

スクリーン部分がネットで出来ているので、物が当たって破れないように、という配慮でしょうか。

 

こちらはニュービートル。

元は確かグレーの幌でしたが、ダークブルーの幌で張り替え。

今回遠方から来られたオーナーさん、

当店に来られる道中で冷却水漏れによるオーバーヒートしてしまい、

キャリアカーで搬入、キャリアカーでお引き取りという、非常にバタバタした一日となってしまいました。

今は冷却水漏れも直ってバッチリ快調とのことですので、

楽しいオープンカーライフを送っていただければ幸いです。

 

こちらはNBロードスター。

トランクに水がたまるとのことで、そちらもあわせてチェック。

 

初期型のNBだったのでレインレールが古いタイプで割れが発生していました。

で、写真の穴から水が浸入し、、、

 

スペアタイヤの前方から漏れてくる、と。

 

こんな感じですね。

今回は初めてここの部分からの浸水ルートが確認されました。

今後、気を付けてチェックしてまいりたいと思います。

 

こちらは当店のA4カブリオレ。

リヤ周りをバラしまくって何をしているかというと、、、

 

パワーウィンドウの樹脂部品が割れて動かなくなってしまったので、そちらの修理です。

純正部品で修理となるとレギュレーターASSYでしか部品が出ないので数万円コースですが、

今回海外でこの部分だけ社外品が出ているのを発見しましたのでそちらで対応。

数万円コースが3,000円で直り、我ご満悦。

こういういかにも割れそうな樹脂部品は大抵社外の補修部品が出ておりますので、

みなさまも高額なASSY交換をする前に、ぜひ一度、探してみてください。

 

今回換えたのは、矢印の部分の部品。

ケーブルの両端を接続し、さらにガラスへ動力を伝えるという重要な部品です。

こんな重要で力がかかる部品、頑丈な金属で作ればいいのに、と思うのですが、

先日とある自動車メーカーの方にお話を伺ったところによると、

自動車の開発というのは本当に1円単位で予算を切り詰めまくっていて、

数十円、ましてや数百円単位での原価アップだなんていうのは、とんでもないことなんだそうです。

 

はえー、なるほど、それを知ると、ここの内装部品が安っぽい、とか簡単に言えなくなりますね。

というわけで、各社とも同じプラでも表面のシボで高級感を出したり、塗装でごまかしたり、

あの手この手で原価を抑えつつ高級感を出そうと苦労しているわけですね。

その結果が例のベタベタ塗装だったりもするわけですが。

 

で、ワイ、お金あるでー!という人には、これでもかというくらい金属を使い、革を張り、木目を施し、

それはそれは素晴らしい高級車が出来上がるわけであります。

そういう仕事はやはり作る側も楽しいでしょうね、クラフトマンシップ全開に違いありません。

 

当店はゴールデンウィーク中もほぼずっと仕事です。

明けてからもずっと。

大変ありがたいことです。

時はまさにオープンカー絶頂シーズンなので、頑張りたいと思います。

 

それでは、また。

こんばんは。

ここのところ日中はだいぶ暖かい日が多くなってまいりました。

 

さて、まずはBMW・1シリーズ カブリオレ(E88)のご紹介。

 

このコンパクトな車体で後輪駆動という、実に希少な存在です。

このクラスは通常前輪駆動一択ですので、BMWの後輪行動に対する情熱が感じられます。

FFはMINIブランドにお任せ!

と思っていたら2シリーズアクティブツアラーを出してきましたが。

 

ところで、黒のようなグレーのような、この幌はいったい何色なのでしょう?

拡大してみると・・・・

非常に目がチカチカしますが、黒い繊維に交じって、透明の釣り糸のような繊維が混じっています。

 

で、遠目に見るとシルバーっぽく見えるという、そんな生地です。

その名も、GermanA5・ブラックシルバー。

BMWの純正生地にも採用されておりまして、

その場合は「アンソラジット」という、何やらオシャレ感溢れる名前が与えられております。

自動車メーカーはこういう名付けがうまいですね。

 

通常のグレー系は一番暗いバサルトグレーでもこの濃さですから、

濃いグレーをお求めの方には一番いい選択肢かもしれませんね。

ただし、非常にプレミアムな生地なのでとっても高いですが。

 

あと、こういう2色の糸を織り合わせたような生地は、

劣化してきたときに少々見ためがみすぼらしくなりやすいという弱点があります。

元々光沢が強いので、シワが非常に目立ちやすいのです。

というわけで、あまり開けない方向けと言えるかもしれません。

 

ちなみに、交換動機は毎度おなじみ、ガラス脱落。

作っているのはもちろん・・・・

毎度おなじみ、カルマン社。

2000年代初頭のA4カブリオレ、ニュービートルから始まり、

2008年デビューの1シリーズでも相変わらず改善されていない困ったちゃんです。

この調子でいくと、マイナーチェンジ版とも言える2シリーズ カブリオレでも、

遅かれ早かれ同じ症状が現れそうです。

 

このガラス脱落以外は本当に素晴らしい幌なんですけどもねー。

A4カブリオレよりもさらに洗練された構造になっておりまして、

前端部の固定方法なんて、「そうきたか!」って感じで面白かったです。

 

こちらはCピラー後ろのリアガラス熱線用の配線。

どこかに挟まれたのか、被覆が破れ、銅線が思いっきり露出してしまっております。

 

しかも2本とも。

これでもショートしていなかったのは、恐らくオーナーさんが熱線を全く使っていなかったからでしょう。

こんなの、幌交換時でないと全然気づきませんね。

 

というわけで、絶縁テープで補修。

再発しないといいのですが。

 

そんでもって、こちらの骨組にある引っかき傷のような線、

なにかと思いよく見てみたら、溶接跡でした。

 

私の知る限り、ほとんどの車では鉄板同士の溶接は丸いスポット溶接が使われておりますが、

最近はこういう線状のスポット(?)溶接があるんですねー。

こっちのほうが単純に溶接長さが増える分、強度も高いのだろうと思われます。

色々新しい技術が開発されているのを実感しました。

 

 

車が変わって、こちらはゴルフのカブリオレ。

グレーの中でも比較的明るめなGermanA5・チタングレーです。

濃いボディカラーには明るめのほうがよく似合います。

ボディも幌も両方濃いとか両方明るいとかよりも、

やはりこのように対比させたほうがスタイリッシュに仕上がりやすいと思います。

 

こちらは、とあるZ3のイスの下。

小銭やライターが落ちているというのはしょっちゅうですが、今回は量が桁違い!

財布の中身を丸ごとぶちまけた感じですね。

ぶちまけたのはオーナーさんじゃないらしいので、前のオーナーさんからの贈り物でしょう。

 

こういう場合、当たり前ですが必ず全てオーナーさんにお渡しするようにしております。

「オレの魂はこんな金じゃ買えないぜ!!!」と心の中で勝手にストーリーを作りながら。

例え1億円でも絶対にネコババしない自信があります。

イスの下に1億円があったらそれはそれで面白いですけども。

 

それでは、また。

おはようございます。

今回は珍しく朝から更新。

 

こちらは前回紹介させていただいた987ボクスター。

まだきれいなブラウンの幌をボルドーに張り替えました、とご紹介させていただいたところ、

すぐに、「外した幌を譲ってくれませんか?」と問い合わせをいただきました。

新車時からずっとブラウンの幌にしたくて、いつも当店の日記をご覧頂いていたのだそうです。

そしたら偶然にもずっとあこがれていたブラウンの純正幌が出てきた、と。

なんとまぁタイムリーなことがあるものです。

 

というわけで、純正のブラックから純正のブラウンに張り替え。

内装がタンカラーなので相性もバッチリ。

オーナーさんは新車で購入されましたが、在庫車の中から選んだため黒の幌しかなかったのだそうです。

ポルシェは様々なオプションを全部自分で選んでフルオーダーできるのですが、

そうするとどうしても時間がかかってしまうんですよね。

 

多少の折れジワなどはありますが、まだまだ奇麗です。

純正なのでフィッティングももちろんバッチリ。

 

旧オーナーさんはいらない古い幌が売れてラッキー、

新オーナーさんもずっと憧れていた純正ブラウン幌が安く手に入ってラッキー、

そして私も2台分の幌交換費用が頂けてラッキー、

という、Win-Winならぬ、Win-Win-Winの関係となったのであります。

う~ん、経済が回っているのをヒシヒシと感じます。

 

さらに新オーナーさん、「外した黒い幌はもういらないので店長さんに差し上げます」とのことで、

図らずも、まだまだ奇麗な純正ブラック幌をゲットしてしまいました。

なんだかもう、わらしべ長者みたいですね。

 

というわけで純正ブラック幌、好意で頂いたものを転売するのも下衆な感じですので、

工賃だけいただければ取付させていただきます。

987ボクスターで幌が傷んで気になっている、という方、ぜひご検討ください。

 

ちなみにこちらは幌サイドの引っ張り具合を調整するゴムストラップ。

ゴムに最初から切れ込みが入っておりまして、引っ張り具合を簡単に調整できるようになっているのです。

なかなか手の込んだ作りですね。

 

 

続きましてこちら、996のカブリオレ。

スクリーンが傷んでいたので、純正と同じ黒の幌で張り替え。

黄色ボディでホイールが黒ですし、やっぱり幌も黒がいいでしょうね。

 

前から見ると、あれ?997顔になっております。

996の幌交換のつもりでいたのに、待っていたら997が来たのでビックリ!

ヤベ!発注間違えた!!!と思ったら、997のヘッドライトを移植してあるのだそうです。

といっても形状的にヘッドライト移植だけでは済まないので、

フェンダーもバンパーも専用品に交換(加工?)してあります。

なかなか手の込んだカスタマイズですね。

996の涙目ヘッドライトが気になる方にはお勧めかもしれません。

それなりに費用はかかりそうですが。

 

こちらはサイドケーブルを固定しているリベットが折れてしまっておりました。

かなり太く、そうそう折れそうにはない感じなのですが、この症状はたまに見かけます。

常に引っ張りのストレスがかかっている部分ですので、長期的にはこのように折れてしまうようです。

若干の白錆も見受けられましたので、そちらの影響もあるかもしれません。

 

というわけで再度リベットで固定。

普段よく使う4.0mm径のものより大きい4.8mmのタイプを使用します。

 

こちらは骨の位置を正しい方向に導くためのガイド。

本来は硬質ゴムのカバーが付いているのですが割れてなくなってしまっています。

これもたまにある症状で、これが無くなると途中で引っかかってバキンと異音がしたり、

骨組が正しい位置に納まらず、写真右側の骨のように傷が入ってしまったりします。

この部分は左右1セットで部品が出ますので、オーナーさんには交換をお勧めさせていただきました。

さすがのポルシェでもそこまでは高くなく、数千円で手に入りそうです。

 

こちらはプジョー306カブリオレ。

同車種は今まで何度か交換させていただいていたのですが、

紹介させていただくのは初めてかもしれません。

 

こちらは電動開閉が今一つちゃんと動かないため、各部を点検していきます。

 

といっても調整できるところはほとんどなく、

写真部分のイモネジを回して幌後部の突っ張り具合を調整します。

多少コツはいりますが、とりあえず最初から最後まで電動で開閉できるようになりました。

そのほか、ヘッドライナーのサイドプレートも割れてダメになってしまっていたので、

部品を探してまた後日調整予定です。

 

こちらは最近中古で入手されたというボルボのC70。

元の幌は純正のブルーでしたが、なぜかペンキ?で白く塗られていました。

塗装にヒビが入り少々悲惨な状態でしたが、幌交換で外装はすっきりさっぱり。

 

幌交換をしていると普段は見えない部分にも手を入れていくわけですが、

こちらの車両は過去の保管状況がかなり良好であった様子がうかがえました。

あとは内装に手を入れれば、かなりいい車に仕上がりそうです。

タイヤも比較的新しいミシュランを履いておりますし。

 

タイヤにお金をかけてある車は、そのほかの部分もしっかりメンテしてある可能性が高いように思います。

何故かというと、いいタイヤを履いている輸入車は、

基本的にディーラーさんに言われるがままに整備していた可能性が高く、

その他の部分もディーラーさんに言われるがまま、メンテしていた可能性が高いと考えられるからです。

輸入車であれば、ミシュラン、コンチネンタル、ピレリ(p-zero系)、

ブリヂストン(ポテンザ・レグノ系)のきちんと溝があるものを履いていると、個人的にポイント高しです。

かくいう私は、安めのタイヤばかり履いていますけど。

 

こちらはNAロードスター。

白っぽく見えるボディですが、よく見ると淡い水色になっております。

 

それに合わせてブルーのフィルムを貼りました。

サイドミラーもブルーミラーに変更されておりまして、統一感がよりいっそう高まりました。

 

こちらはシボレー・カマロ。

分かってはいましたが、もう、本当に本当に大変で・・・・・

付けては外し、付けては外しを5回ほど繰り返し、やっとこさ仕上がりました。

一応取り付け位置のマーキングがしてあるのですが、結局3cm近くずれていましたね。

なんなんでしょう、この誤差の大きさっぷりは。

 

カマロ、セリカ、ソラーラ、サーブ900など、私の苦手な車の幌開発はみんなASC社。

前にも言った気がしなくもありませんが、

ASC社というのはAmerican Specialty Carsというアメリカの架装会社でして、

既存の車の屋根をぶった切ってオープンカーに改造することを得意とするメーカーなのですが、

その成り立ちのせいか、非常にワンオフチックなつくりの幌構造となっておりまして、

現車に合わせて如何様にでも調整できる反面、明確な基準がなく、

どこに合わせたらいいのやらさっぱりわからん、という実に幌屋泣かせな幌なのであります。

もう、本当に、勘弁してください、、、という感じです。

こんなの一発でバッチリ決められる人がいたら、ぜひ見てみたいものです。

マーキングと全然違うなんて、どうしようもない気がするのですが・・・・

しかも同じ車種でも毎回ズレ具合が異なるという。

他の幌屋さんもかなり泣かされているようです。

 

それでは、、また。